2014年9月22日付で読売新聞北海道版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午後4時55分頃、札幌市中央区の百貨店「札幌三越本館」の地下1階食品売り場の倉庫内から出火した。
火は数分後に警備員の男性が消火器で消し止めたが、コンセント周辺が黒く焦げ、近くにあった従業員の制服が入った紙袋が燃えた。けが人はなかった。
警察は、漏電の可能性があるとみて、出火原因を調べている。
消防によると、客と従業員約1160人が店外へ避難し、消防車と救急車計18台が出動。現場は一時騒然となった。
警報を聞き、10階から逃げてきたという会社員(52)は、「『避難してください』というアナウンスを聞いて階段の避難経路から逃げた。訓練かと思った」と驚いていた。
地下の厨房にいたという従業員男性(34)は、「避難訓練をしているので、客の誘導など落ちついて対処できた」と話していた。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/news/20140922-OYTNT50027.html?from=ycont_top_txt
(ブログ者コメント)
同じような電気火災は、3日前に釜石市役所で起きたばかりだ(本ブログ掲載済)。
ことほどさように、コンセントにたまったホコリやタコ足配線などによる電気火災は、頻繁に起きている。
本ブログでは、以前、コンセント火災は、おそらくは東京で、2007年に82件発生したという情報を提供した。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/304/
また、2012年10月に朝日新聞からは、東京では電気配線関係の火災は毎年500件前後発生し、火災原因の約1割を占めていると報道されていた。
(当該記事は消えているのでURL添付省略)
原因ははっきりしているのに管理の目が行き届かないために起きる・・・。
これらは、そういった事故の代表的な事例の一つだ。
(2014年10月4日 修正1 ;追記)
2014年9月22日付で毎日新聞北海道版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午後5時ごろ、札幌市のデパート「札幌三越」地下1階の倉庫から火が出ているのを警備員が発見し、119番した。
従業員がすぐに消し止めてけが人はいなかったが、店内は日曜日で混雑しており、客や従業員計1000人が外に避難したほか、消防車や救急車計17台も出動し騒然とした。
警察によると、倉庫内にある食材保管用の冷蔵庫のコンセントに従業員の制服が入った紙袋が接触しており、ショートし発火したらしい。
出典URL
http://mainichi.jp/area/hokkaido/news/20140922ddr041040003000c.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。