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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012年8月10日22時22分にNHK青森から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。また、日本原燃HPにも、本件に関するプレスリリースが図解付きで掲載されていた。
 
去年9月6日、六ヶ所村の再処理工場で使用済み核燃料の貯蔵プールに冷却水を送る配管の弁の点検中に水4000ℓが漏れたトラブルは、配管内の水を凍らせて弁をはずして点検した際、水を凍結させる道具を正しい方法で使用しなかったことが原因であるとわかった。
 
日本原燃によると、この配管の弁を点検する場合、弁の上流側と下流側の配管内の水を、「フリージングジャケット」と呼ばれる、中に液化炭酸ガスを入れるジャケットを巻き付けて凍らせ、水の流れを止めた上で、弁のふたを取り外すという。

今回は、そのジャケットを210mm巻きつける計画だったが、現場に円錐形のラバーブーツが設置されていたため巻きつけられず、そこで近傍の直管部に巻き付けたが、当該部分の長さは130mmしかなかった。
そのため、水を止める保持力が弱くなり、水が溶け出したと見られるという。

協力会社は、ジャケット内にドライアイスができれば凍結できると考え、130mm長さで凍結維持できることをデータの裏付けなく判断した。
一方、ラバーブーツは取り外し可能であり、その位置に計画どおりジャケットを設置することも可能だったが、その情報が協力会社に伝わっていなかった。

 
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/aomori/6084203301.html
http://www.jnfl.co.jp/press/pressj2012/pr120810-1.pdf
 
 
  
(ブログ者コメント)
 
□変更管理がうまくいかなかった事例だ。
 
□日本原燃プレスリリースには、以下のような記述もある。
・作業要領は協力会社が作成し、日本原燃が承認した。
・手順としては、弁の前後にジャケットを設置するという記載のみで、設置方法に係る具体的な記載はなかった。(協力会社のノウハウで実施してもらうので承認対象外)。
・本件にかかる数件の再発防止策を列挙。(転載省略)
 
□このような工事が定常作業として行われていたとは考え難い。
なぜ、このような緊急工事的作業が必要になったのか調べてみたが、報道にもプレスリリースにも、その辺の事情は記載されていなかった。
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魚田慎二
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男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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