本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2014年5月3日付で毎日新聞山口版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
また、5月3日付で朝日新聞下関版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
下関市は2日、市リサイクルプラザ啓発棟(同市古屋町)の地下1階駐車場で1日、市クリーン推進課の50代男性職員がごみ収集車を車庫に入れる際、荷台部分が泡消火設備の配管に接触し、泡消火剤約3300ℓが放出されたと発表した。
一部は付近の河川に流出したが、2日午前までにほぼ回収した。
市によると、泡消火剤には化学物質PFOSが含まれている可能性があるが、毒性は低く、住民や環境への影響は、ほぼないという。
PFOSは有機フッ素化合物の一種。金属メッキ工程や電子部品製造などさまざまな用途で使われている。
しかし、環境中で分解されにくく、国際的な規制が進んでいる。
男性職員は車両を洗車した後、荷台部分を下げるのを忘れて車庫に進入し、約3mの高さにつるされた配管に荷台が接触して、12ケ所の放出口などから泡消火剤が放出されたという。
泡消火剤の一部は側溝から近くの明見田川に流出したため、市はバキューム車などで回収作業にあたった。
「安全作業の手引き」では、車庫入れなどの際には別の職員が誘導するよう定めていたが、男性職員は1人で車庫入れしていた。
市環境部の砂原部長は、「環境を率先して守るべき環境部が汚染物質を流出させたことは大いに反省している。施設管理のあり方や服務規律を見直したい」と陳謝した。
出典URL
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20140503ddlk35040440000c.html
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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