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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2011年11月23日15時6分に朝日新聞から、同日11時28分にmsn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

23日午前2時50分ごろ、名古屋市の三井化学名古屋工場から、シクロヘキサンが流出したと119番通報があった。

シクロヘキサンはプラスチックの原料を洗浄するために使う有機溶剤で引火性もあり、消防車16台が出動。消防と作業員らで同6時半までに約900kgを回収した。
出火や工場外への流出はなかった。中毒症状を起こした人やけが人もいなかった。

警察によると、作業員2人がシクロヘキサンと別の化学物質を遠心分離器にかけ、集積回路の溝を作るのに用いる粉状の物質を精製していた。
工場によると、溶剤は遠心分離機に入れて使用した後に、その下にある容器にたまる構造だが、容量オーバーで分離機に逆流した。

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2011年11月22日2時14分にmsn産経ニュース栃木から、また日付は不明だがCRT栃木放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

県は21日、下野市の石油卸売業者の敷地の地下水から、地下水の水質環境基準と水道水質基準(共に1ℓ当たり0.01mg)を超える0.77mgのベンゼンを検出したと発表した。

敷地外の周辺の20の井戸ではベンゼンは検出されず、住民の健康被害などの報告もないというが、県では、念のため地元の自治会を通じ、周辺の住民に対し、なるべく水道水を飲むようにし、もし井戸水を飲む場合は水質分析したうえで飲むように指導などを行っているという。

県によると、この業者から県に10月19日、自主調査で敷地の地下水から基準を超えるベンゼンを検出したと報告があり、県と市が地下水を調査していた。

この事業所では、7月に消防の定期点検で埋設配管からガソリンが漏れ出しているのが分かり、地下に浸透したとみられる。
事業所は現在、配管は使用していない。

今後、地下水の汚染状況を継続的に監視するため、汚染された井戸と周辺の井戸について定期的な調査を実施するという。


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(ブログ者コメント)

消防の定期点検では、帳簿類や現場の消防法遵守状況などが確認されるが、地下水水質までは調べない筈。
消防は、どのようにして、埋設配管からの漏れを見つけたのだろう?
地面に油のシミでもできていたのだろうか?
しかし、それならば、事業者側が先に見つけている筈だが?


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2011年11月16日18時27分に、NHK沖縄から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

ことし8月、中城村のメッキ加工会社の工場の配管から塩酸が海に流れ出た問題で、配管のつなぎ目が固定されていなかったため、この部分が破損し、塩酸が漏れ出したことがわかった。
当時、漏れた塩酸が海に流出するのを防ぐ措置もとられておらず、会社は再発防止に努めるとしている。

この問題は、ことし8月、中城村のメッキ加工会社「OG社」の工場で、鋼材のサビを落とすのに使われた塩酸を廃液タンクに移す作業中に、割れた配管の一部から数100ℓの塩酸が海に流れ出たもの。

会社が原因について調べたところ、割れていたのは配管のつなぎ目で、この部分が固定されていなかったことから余分な負荷がかかり、破損したと見られることが新たにわかった。
また、この配管は「仮設」であったため、漏れた塩酸が敷地の外に流出しないようコンクリート製の溝の中を通す措置もとられておらず、つなぎ目から漏れた塩酸がそのまま海に流れ出てしまったという。

さらに、工場では当時、使用後の塩酸を流す配管の定期点検が一切行われておらず、会社は、今回の流出を受けて配管の総点検を行い、同様の問題があった箇所に対策を講じるとともに、毎月点検を行うよう管理体制を改めたという。
沖縄ガルバはNHKの取材に対し「配管に問題があったのを見過ごしてしまった。施設の改善や再発防止に努めたい」としている。


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2011年10月26日12時9分にmsn産経ニュース埼玉から、27日付で毎日新聞埼玉版から、27日付で朝日新聞埼玉東部版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。また、26日付で同社ホームページにプレスリリースが掲載されていた。

越谷市は26日、同市の日本軽金属越谷分工場から排水路(約3.7km、幅4m、水深40cm)に硫酸アルミニウム約150kgが流出したと発表した。
排水路では魚約300匹が死んでいるのが見つかったが、硫酸アルミニウムに毒性はなく、人体への健康被害はないという。

市などによると、今月14日、工場内にある硫酸アルミニウムの入った貯蔵タンク(FRP製)に直径約1cmの穴が開いているのが見つかったため、14日から18日まで補修作業を行った。
その作業中、誤って約150kgが敷地内の地下水に混入し、地下水をポンプで汲み上げて雨水排水溝に排出する際に、漏れた硫酸アルミニウムが流出したらしい。

硫酸アルミニウムは水質浄化に使われる凝集剤で、無色透明で無毒性。大量の水と混ざると水酸化アルミニウムが発生し白濁するといい、これが魚のエラに付着して呼吸できなくなり、多数の魚が死んだとみられる。
市は工場側に再発防止を指導した。


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(ブログ者コメント)

上記記事は、以下の4つの情報源の記事をまとめたものだが、何を「地下水」と呼んでいるのか、報道だけでは分らなかった。
漏れた硫酸アルミニウムが入りこんだというからには、ピットのような場所に溜められた地下水だろうか?
それにしては、雨水排水溝に排出したという意味がわからないし・・・。
委細不明だ。


①18日まで補修作業を行った。その作業の過程で、硫酸アルミニウムが混ざった地下水が水路に排出された。 (msn産経ニュース)

②補修作業中にタンクからもれた硫酸アルミニウム約150kgを誤ってポンプで同雨水幹線へ排水した。 (毎日新聞)

③修理した際、誤って約150kgが地下水に混入したという。市は地下水から流れた硫酸アルミニウムが、雨水幹線に伝わったとみている。 (朝日新聞)

④敷地内の地下水をポンプにより汲み上げ、雨水排水溝に排出する際、その地下水に製品である硫酸アルミニウムが混入したものと推定されます。 (日本軽金属)


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2011年10月27日18時58分と28日21時7分にNHK富山から、また28日付で読売新聞富山版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

27日午後3時20分頃、高岡市のコンクリート製造会社「高岡レディコン」の工場から希硫酸が地久子川に流出したと、国交省富山河川国道事務所に連絡があった。
午後8時半現在、流出は止まっており、川を管理する県と同事務所の水質検査で、水素イオン指数(pH)は中性の7で正常な範囲という。

同事務所などによると、流出したのはセメントの製造過程で出るアルカリ性の排水を中和させる希硫酸約1100ℓ。
同日午前10時頃、工場長の男性が希硫酸を大型タンクから200ℓの小型タンクに移すためバルブを開栓。その作業と並行して別の作業を行ったが、バルブを閉め忘れたため、希硫酸が小型タンクからあふれ出し、排水溝を伝って地久子川に流出した。
バルブは、午後2時頃になって閉めた模様。

同川はアユ漁が盛んな庄川左岸に一部が流れ込んでいることから、同社が庄川沿岸漁業協同組合連合会に連絡し、漁連が同事務所に通報した。
同川は飲料水として使われておらず、流出現場近くの別の会社が冷却水として取水しているだけという。
工場長の男性は27日、報道陣に「忙しくて単純な作業を忘れてしまった。多大な迷惑をかけ申し訳ない」と謝罪した。

また、同事務所が28日、現地調査を行ったところ、アユなど26匹の魚が死んでいるのが確認された。
同事務所は、28日、当該工場が所属する生コンクリート工業組合に再発防止策を検討するよう要請した。


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(NHKの記事は、1日か2日でアクセスできなくなりますので、御承知おきください)



(ブログ者コメント)

恥ずかしながら、ブログ者も数十年前に似たような経験をしたことがある。
それは、配管詰まりを貫通させようとスチームで圧力をかけていた時のことだ。
スチーム導入バルブを開けて作業を始めたが、いつ貫通するか分からない。しばらく現場で待機したが、なかなか貫通しないので、貫通するまで別の作業をしようと現場を離れた、その間に貫通してしまい、詰まっていた物などがそこら中に飛び散るのを許してしまった。

作業の効率化を考えると、どうしても並行作業したくなるものだが、バルブを開けたまま別の作業を・・ということは極力やらないほうがよい。




(2011年11月10日 修正1 ;追記)

2011年11月5日13時7分に、NHK富山から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

工場は、事故後、操業を停止していたが、県が提出を求めていた、再発防止策について報告する「事故発生届」を提出し、4日から操業を再開した。

県などによると、再発防止策としてタンクの周りに囲いを設けたり、バルブの閉め忘れにすぐに気づくよう、バルブの開閉を示すA4サイズの赤と青の札をタンクに付けたりする対策が取られたという。


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2011年10月21日付で、朝日新聞三田版(聞蔵)から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

篠山市は、20日、同市小坂浄水場内の浄水用薬品の貯水槽から次亜塩素酸ソーダが川に流れ出し、小魚約10kgと取水池で飼育していた鯉2匹が死んだと発表した。

同市に19日午前9時すぎ、市民から小坂川に魚が浮いていると連絡があった。
調べたところ、薬品貯水槽の下部の排水管取り付け部分が腐食し、次亜塩素酸ソーダが排水路を通って同川に流れ込んだことがわかった。
約1cmの亀裂があり、約700ℓが流出したとみられる。

残液を別のタンクに移して流出を止め、排水路に中和剤を投入した。水道水への影響はないという。


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20117131232分にNHK福井から、122150分にmsn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
6月18日、定期検査中の敦賀原発1号機で、樹脂を使って冷却水の不純物を取り除く設備を運転員が点検したところ、樹脂を洗浄する際の硫酸などの廃液をためるタンクの配管につららのような物質が付着しているのを見つけた。
この物質を調べたところ、タンクの廃液と同じ成分が検出され、気化したのちに配管の内部で結晶化した廃液が配管を腐食させ、外に漏れ出して固まったものであることがわった。
廃液は、原子炉の冷却水に含まれる不純物を取り除いた後の液だが、放射性物質が配管の外に漏れ出すことはなかったという。
 
日本原電によると、腐食した配管は30年余り前に設置されたもので、設置後、平成22年7月の外観検査以外は腐食検査などをしていなかった。当初は厚みが8mmあったが、確認したところ、場所によっては、1.2mmほどの厚みまで減っていたという。
日本原電では、老朽化したすべての配管を交換するとともに、他の配管の厚みの点検も行い、再発防止に努めたいとしている。  
 
http://www.nhk.or.jp/lnews/fukui/3054148703.html
 (NHKの記事は、1日か2日でアクセスできなくなりますので、御承知おきください)
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2011521213分に、msn産経ニュース静岡から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
19日午後4時半ごろ、静岡市の清涼飲料水メーカー「M名水」の工場内の側溝から堰沢川に塩酸約1kℓが流出したと、静岡市が20日、発表した。20日現在、(周辺住民の?)体調不良は確認されていない。
市によると、塩酸タンクの上にいた作業員が誤って落とした工具が配管に当たり、タンクからはずれたとみられる。
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
タンクから何が外れたのだろうか?配管?しかし、落とした工具が当たったぐらいで配管が外れるとは、チト考え難い。
塩酸配管ゆえ材質はプラスチックだと思われるので、重い工具を落としたために配管が割れたとか接合部分が折れた、といったことではないだろうか?
この辺、別の報道がないか調べてみたが、見あたらなかった。
 

※本記事をアップしたその日の1653分に、読売新聞から「配管破損」と報道されていた。
 
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(2010年12月21日 旧ブログ掲載記事)
 
2010年12月22日12時00分に、山陽新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。 
 
21日午後10時半ごろ、倉敷市の中国電力水島発電所で、ヒドラジンが貯水タンク(200ℓ)の配管から漏れているのを巡回点検中の従業員が発見し、119番。従業員が処理し、けが人はなかった。
 同社によると、ヒドラジンは7ℓ程度漏れたとみられる。
消防などによると、ヒドラジン自体は、毒物劇物取締法に指定される毒劇物だが、今回は規制対象外の低濃度(30%)で、漏出時などの通報義務はないという。
 
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(2010年12月22日 旧ブログ掲載記事)
 
2010年12月21日13時00分にmsn産経ニュース大分から、同日15時32分にNHK大分から、また同日付でテレビ大分から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
大分県警は、21日、杵築市の「九州セミコンダクターKAW」の半導体製品工場で、20日午後7時20分ごろから数時間にわたり、濃度35%の塩酸約1500ℓが流出したと発表した。けが人はなく、工場敷地外の被害も確認されていない。
警察などによると、塩酸は工場駐車場にある円筒形タンク(直径約1.4m、高さ約1.5m)に貯蔵されていたが、蛇口ジョイント部の劣化により流出。高さ約60cmのコンクリート製防液堤の隙間から、およそ750ℓが外に漏れた。タンクと配管を接合する部分に亀裂が入っていたという。
従業員らが回収、中和作業に当たったが、水で薄まった塩酸の一部が排水溝に流れた可能性もあるという。
 



(
2011年1月14日 修正1; 追記)
 
2010年12月21日付の大分合同新聞紙面に、下記情報も掲載されていた。
 
工場内へとつながるパイプの接合部分の金具に亀裂が生じていた。
当時は操業中で、工場には従業員15人がいた。
従業員らが応急処置として土のうを積んだり、石灰などの中和剤をまき、750ℓを回収した。
消防への通報は9時45分ごろだった。
 
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(2010年9月26日 旧ブログ掲載記事)
 
2010年9月25日付の毎日新聞三重版(ネット;まいまいクラブ)に、以下の趣旨の記事が掲載されていた。
 
9月24日、石原産業は、酸化チタン工場の樹脂配管(直径8cm)が破断し、劇物のチタニル硫酸溶液が約38m3漏れ、一部が海上に流出したと発表した。市によると周辺への影響なし。
同社や市によると、23日午後11時ごろ、タンクから溶液を別のタンクに送る樹脂配管が破断し、溶液が排水溝に流れ込んだため、緊急避難用の貯水池(1000m3)に受け入れたが、他の排水とともに流れ込んだため容量を超え、一部が海に流出したという。
排水溝での水質検査結果、基準を一時上回っていたものの、24日午前1時半ごろには基準内に戻ったという。
同社は、破断した樹脂配管は10月からの定期修理で取り替える予定だったが、想定以上に老朽化が進んでいたと話している。

 
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(2010年9月21日 旧ブログ掲載記事)
 
先に速報した表記の事故に関し、より詳しい情報を入手したので、記事を全面的に改めた。
(2010年8月27日付の福島民友)
 
8月26日午後9時15分ごろ、太陽光発電用単結晶シリコンウエハー製造のエムセティック相馬工場内から白い煙が出ていると、同工場から110番通報があった。周辺へのガス漏れなし。同工場は、午後11時54分、ガス漏れは沈静化したと発表した。
 
 
(2010年8月28日付の福島民報)
 
ポリシリコンの原料を作る施設の、配管を接続するフランジ付近からガス漏れした可能性が高い。散水作業に当たった同社の従業員が頭痛などを訴えて治療を受けた。脱水症状とみられる。
 
 
(2010年8月28日付の福島民友)
 
事故を起こした第2プラントは7月から試験操業中で、塩化炉の原材料の流量は、フル稼働時の3割程度だった。同社は、昨年6月のガス漏れ事故を受け、第1プラントに塩化水素ガスの飛散を防ぎ、ガスを無害にするための散水設備を設置したが、第2プラントには未設置だった。
熱交換器の配管の継ぎ目から材料のトリクロロシアンなどが漏れ、大気に触れて塩化水素ガスが発生したとみられる。
 
 
(2010年9月8日 朝日新聞福島中会版(ネット;聞蔵)) 
県は、今回漏れたのは塩化水素ガスではなく、四塩化ケイ素と水素の混合ガスだったことや、住民に被害が出てないことから、行政処分ではなく、原因究明や改善対策など6項目についての行政指導にとどめた。
 
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2010922日 旧ブログ掲載記事)
 
2010年2月9日付の朝日新聞三重全県版(ネット;聞蔵)に、以下の趣旨の記事が掲載されていた。
 
石原産業四日市工場で、1月29日、プラントの配管の一部が破裂して塩素ガスなどが漏れた事故で、同工場は8日、報告書(第一報)を知事に提出した。
事故の原因は未確定。また、事故直後にケガ人なしと発表していたが、物品納入業者が吐き気などを訴え、病院で受診していたと訂正した。
 

一方、下記趣旨の報告書が、2010年6月9日付で、該社からプレスリリースされていた。
 
(事故原因)
食塩を電気分解する電解槽において、塩素ガスを発生させる陽極と水素ガスを発生させる陰極とを仕切っているイオン交換膜が破れたため、水素ガスが塩素ガス側に漏れ込んだ。
次工程の塩素乾燥塔において、乾燥用に使用している濃硫酸の液滴に溜まっていた静電気が放電して着火源となり、爆発を起こした。
結果、乾燥塔の損傷、樹脂製配管等の破裂が起こり、塩素を含むガスが流出した。
イオン交換膜の破れは、装置緊急停止などの影響で電解槽上部に短時間ながら塩素ガス溜まりが発生し、当該塩素ガスによって膜が損傷を受けたことによる。
 
(対策)
イオン交換膜が破れないようにするための対策など、ハード面、ソフト面の対応をとった由。

以下は、該社からのプレスリリース資料。
 
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HN:
魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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