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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2016127日付で大分合同新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

「無事でよかった」―。

 

佐伯市宇目で行方不明となり、6日午前、21時間ぶりに無事保護された女児(2)。

父親の会社員(28)は、「元気な状態で会えないのではないかと不安だった」と話し、最悪の事態が頭をよぎったという。

 

冷え込む山中で2歳児が一夜を過ごせたのは幸運が重なったとみられ、親族や捜索隊からは「驚いた」「よく頑張った」との声が聞かれた。


女児が見つかった場所は、行方不明となった曽祖父母方から南側に約2kmの山中。

高さ10m以上はある斜面の途中に、中腰でうずくまっていた。

大人でも手を使うほどの急斜面だった。

捜索隊によると、斜面の上から滑り落ちた可能性もある。


地面には、落ち葉がじゅうたんのように積み重なっていた。

市消防団宇目方面隊の市川隊長(58)は、「もし転落したとすれば、落ち葉がクッションとなったのではないか。林の中で過ごしたことで夜露から身を守ることができ、体温の低下を防いだかもしれない」と指摘した。


また、6日の天候も幸いしたとみられる。

大分地方気象台によると、宇目の最低気温は午前1時4分の6.7℃。

前日より1.2℃、平年より6.1℃高かった。

 

別の消防団男性(43)は、「この時季は霜が降りることもある。今朝はいつもより暖かかったのがよかったと思う」。

 

雨も降らなかったことから、警察犬は臭気をたどり、女児の見つかった方向へ進んだ。

その周囲を捜した父親の同僚が見つけた。


父親によると、市内の病院に運ばれた女児は診察を受け、足に低体温症とみられる腫れがあった。

唇や顔に擦り傷があるものの、病院から出されたスパゲティを食べるなど、元気という。

念のため、2~3日、入院する。


父親は、「無事に見つかったのは捜索に協力してくれた多くの人のおかげ。本当にありがとうございました」と頭を下げた。

 

出典

幸運重なった夜 女児無事保護

http://www.oita-press.co.jp/1010000000/2016/12/07/JD005526583

 

 

1271022分に西日本新聞から、12131850分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

佐伯市宇目の畑で行方が分からなくなり、約21時間後に無事発見、保護された女児(2)の捜索には、市民の姿も目立った。

 

6日午前0時に警察と消防が捜索を中断した後も、懐中電灯などの明かりを頼りに活動。

結果的に女児が発見されたのは、捜索隊が捜していたのとは別のエリア。

市民も加わった大がかりな捜索が小さな命を救った。

 

「暗闇の中に光るホタルのように見えた」。

菅地区の林業男性(70)は言う。

6日午前0時に警察などが捜索をいったん打ち切った後も捜索を続ける人々が手にするライトだったとみられる。

 

女児の両親や親族が続ける捜索に、佐伯市の会社員播磨さん(40)ら2人も加わった。

播磨さんは、両親と知り合いではない。

ただ、同じ2歳の娘を持つ親として「いてもたってもいられなくなり」、捜索に加わることにした。

 

仕事を終えて現地に着いたのが6日午前1時すぎ。

宇目出身の高校の先輩と共に、警察や消防の捜索が再開される早朝まで現地にとどまり、女児の無事を願った。

 

ボランティアは他にもいた。

日出町の尾畠さん(77)もその1人。

各地で、行方不明者の捜索に加わったことがあるという。

 

宇目地域の消防団員は総動員で、89人が捜索にあたった。

県警も50人以上を動員し、女児がいなくなった地区の集落内や周辺の川沿いなどを捜した。

 

5日の捜索では見つからず、6日朝からは、集落から周辺の山林にまでエリアを広げていった。

警察犬が女児が身につけていた物の匂いをたどると、南の山中へ向かっており、捜索隊もこれに続いた。

 

女児を見つけた平山さん(29)は機転を利かせ、「捜索隊があえて考えにくい場所を捜そう」と判断。

別行動で山に入り、石に何度もつまづきながら約1時間歩いた。

午前9時50分ごろ、急斜面でうずくまる女児を見つけ、「大丈夫」「良かったね」と声をかけると、女児は「おかあさん」と突然泣き出したという。

 

結果として、捜索範囲として想定した区域外で女児は発見された。

関係者によると、「目を離して5分の間」という意識があり、捜索範囲が比較的近場になってしまったことは否めないという。

「捜索方法について勉強したい」。

そんな声も消防関係者からは聞かれた。

 

平山さんには、佐伯市から感謝状が贈られた。

 

出典

佐伯2歳児発見 市民捜索 小さな命救う 未明もライト頼りに 「いてもたってもいられず」 [大分県]

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/oita/article/294101

『女児不明 「捜索隊が捜さない場所を」 父同僚、機転実る』

http://mainichi.jp/articles/20161213/k00/00e/040/200000c 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

何かを行う場合、想定が必要なこともある。

今回も、そのようなケースだったのかもしれない。

 

しかし、いかんせん、想定した内容が先入観にとらわれ過ぎてしまった・・・そんな事例だったのではないかと感じた。

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
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