2020年11月16日9時53分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
京都市伏見区の京都アニメーション第1スタジオで発生した放火殺人事件を受け、市消防局は事業所向けに火災時の避難行動を解説する動画を作成した。
避難をイメージしやすくするのが狙いで、研修や訓練などにも生かす。
市消防局は「動画を活用し、少しでも火災の被害をなくしていきたい」としている。
動画は約14分間の「総集編」などで、市消防局が事件を受けて3月にまとめた「火災から命を守る避難の指針」を基に作成した。
架空の事業所を舞台にし、消防局の職員らが社員として出演。
煙を吸わないよう姿勢を低くして移動したり、2階のベランダの手すりにぶら下がって地上に下りたりする方法を実演している。
予防部予防課の山之内・文化財係長は、「火災時は瞬時の判断が求められる。避難のポイントを分かりやすく伝え、シミュレーションできるように作成した」と語る。
9日には市消防活動総合センター(南区)で動画を活用した研修や訓練があり、南区内の44事業所の防火管理者など70人が参加。
動画の上映後、消防隊員の訓練用の施設で実際に木を燃やし、煙が充満した部屋から姿勢を低くして避難した。
服に着火した際に床を転がって火を消したり、煙の侵入を防ぐためテープで扉に目張りをしたりなど、動画に登場した対策を体験。
参加した50代男性は「煙の怖さを実感した。会社に戻って社員と共有したい」と話した。
動画は市消防局のホームページ(https://www.city.kyoto.lg.jp/shobo/page/0000271405.html)で閲覧できる。
https://mainichi.jp/articles/20201116/k00/00m/040/030000c
(ブログ者コメント)
以下は、動画の3コマ。
セリフは棒読みではなく、なかなか緊迫感あり。
「職員らが出演」とあることから、セリフのある出演者は俳優の卵かな?と思ったほどだ。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。