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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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202011171652分にNHK信州から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

水害に強い住宅を開発しようと、長野市の住宅メーカーなどが、通常より強度を高めた建物を使って浸水時の水圧に耐えられるかどうか実証実験を行いました。

水害に強い住宅の開発は、去年の台風19号で、浸水で住宅が壊れる被害が出たことなどを受けて、長野市の住宅メーカーと信州大学工学部の研究室が去年12月から共同で進めています。


17日は、長野市の信州大学のキャンパス内に設置された実験用の建物を使い、浸水時の水圧に耐えられるかどうか、実験が行われました。


水圧は水が押し寄せてくる方向ではなく、水位によって決まるため、実験しやすいよう、建物の内側を住宅の外側の壁とみなし、中に水を注ぎ込みました。


建物には強度を高めた鉄筋コンクリートの壁と割れにくい窓ガラスなどが用いられていて、水圧が3トンに達するという3メートルの高さまで水を入れても、窓やドアの隙間からわずかに水が漏れ出たものの、壊れることはありませんでした。


地下室に使われる技術を応用したということで、今後は、川の決壊などで勢いよく流れてくる水や、長時間の浸水などへの対応を研究し、商品化を目指したいとしています。


実験を行った住宅メーカー「ミツヤジーホーム」の安江会長は、「住宅づくりを通して水害の被害を少なくすることに挑戦していきたい。浸水想定区域に水害に強い住宅を建てられれば、地域の活性化にもつながるのではないか」と話していました。

 







 

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20201117/1010015949.html

 

 

11171929分にYAHOOニュース(信越放送)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

去年の台風19号をはじめ、全国で水害が多発するなか、信州大学工学部の遠藤洋平助教と、長野市の住宅メーカー・ミツヤジーホームが、浸水に耐えられるよう作った建物の実験を行いました。

 

長野市の工学部のキャンパスには幅18メートル、奥行き27メートルの実験用の鉄筋コンクリートの建物が設置され、壁や窓、ドアに水圧をかけて水漏れがないかなど性能を確かめました。

 

窓には通常の倍程度の厚さがある防犯用の二重ガラスを使い、玄関のドアは枠の部分を補強してありますが、いずれも市販されているもので、施工の方法も工夫されています。

 

3メートルの浸水を想定した実験では、若干の水漏れはありましたが、最も深いところで3トンという強い水圧にも耐えることができました。

 

遠藤助教は、実際には氾濫して流れてくる水に対する特性と、すき間対策をどうするかの2点が今後の研究のポイントになると話しています。

 

一緒に実験を行ったミツヤジーホームでは、今回培ったノウハウを今後の住宅の設計にも取り入れていくことにしています。

 

※ブログ者注)以下は音声のみの情報がテロップ表示されていた画面。











 
 

https://news.yahoo.co.jp/articles/ea7bb20a6c6c7780623c0912de6ac800d428af34

 

 

 

(2021年10月28日 修正1 ;追記)

202110271645分にNHK首都圏からは、被災者の依頼で建設した耐浸水住宅が完成したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

おととしの台風19号の豪雨災害で浸水による住宅の被害が相次いだことから、長野市の住宅メーカーなどが、1階部分が水につかった場合でも壊れたり流されたりしないという住宅を完成させました。

住宅は、長野市の住宅メーカーと信州大学工学部の研究室が共同で開発したもので、台風19号で千曲川の堤防が決壊した長野市穂保に被災者の依頼を受けて建設しました。

住宅メーカーによりますと、この住宅は、川の水が流れてきても水圧に耐え、浸水しにくくするために、強度を高めた鉄筋コンクリート造の壁と割れにくい窓ガラスなどを用いているほか、浮力で流されるのを防ぐため、基礎の部分に重しを入れて、多数のくいで建物と固定しています。

それでも、流木や土砂で窓が壊れるなどして1階部分が水につかった場合、2階にあるキッチンやトイレなどの設備で生活できる設計にしているということです。

住宅の総工費は、通常よりも3割ほど高いということです。

住宅メーカーの安江会長は、「水位が下がって避難先から家に戻ってすぐに生活ができるように設計した。水害が相次ぐ中、住宅技術の力を結集して被害の軽減につなげたい」と話しています。



https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20211027/1000071930.html

 

 

  

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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