2020年11月19日18時0分に新潟日報から、下記趣旨の記事が写真と映像付きでネット配信されていた。
石油採掘の井戸跡が多数残る新潟市秋葉区の秋葉丘陵で18日、秋葉消防署などが転落事故に備えた救助訓練を行った。
実際の油井戸を使った訓練は8年ぶり。
参加者は大型の三脚を使って井戸に入り、実践的な救出作業を体験した。
秋葉区では明治から1996年まで、石油の商業採掘が行われた。
区の調査では、埋め戻されていない油井戸が300カ所以上点在し、中には深さ200メートルに達するものもあるとされる。
遊歩道から外れて歩く人や、山菜採りの人などが誤って転落する恐れがある。
ロープや看板などの対策を取っているが、落ち葉や倒木で隠れ、落とし穴のようになった場所もある。
同署は2012年まで、こうした井戸を使った救助訓練を行っていたが、井戸が腐食するなどしたため中止。
その後、訓練を経験していない署員も増えたことから、新たに、適した井戸を探して実施した。
訓練には同署のほか、同市消防局特別高度救助隊と西蒲消防署の計23人が参加した。
参加者は、直径2メートル、深さ5メートルの井戸内の酸素濃度や有毒ガスの有無を確認した後、穴の上に三脚を設置。
転落者に見立てた人形に「もうちょっとですよ」と声を掛けながら、1人がロープを使って降下し、救出した。
現場到着までの道中の安全策も確認した。
秋葉消防署の岡・地域防災課長(56)は、「救助の際は使う資機材も多く、他の隊との連携が不可欠。道中は天気が悪ければ、昼間でもライトが必要だといった問題も確認できた」と話した。
※ブログ者注;以下は映像の2コマ。1コマ目は声掛けしている様子。
https://www.niigata-nippo.co.jp/news/local/20201119582274.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
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