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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20171031959分にNHK山口から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

酒を飲んだあと、体内で吸収されたアルコールを分解するのにかかる時間に個人差はあるものの、わずかな量でも数時間以上はかかることから、運転する場合は前の日の飲酒の量を控えるなど注意が必要だ。


警察庁によると、体重60kgの男性の場合、ビール中ジョッキ1杯、500mℓ飲んだ場合、アルコールを分解するのにおよそ4時間かかる。
また、日本酒1合、チューハイ1缶、ワイングラス2杯でも、同じ時間がかかる。


アルコールが残ったまま運転すると、いわゆる酒の強さにかかわらず、安全運転に必要な注意力や判断力が低下し、ハンドルやブレーキの操作が遅れるなど、事故の危険性が極めて高くなる。


飲酒運転をして検挙された人は、酒を飲んでからある程度時間が経過して、大丈夫だと思ってしまったり、翌朝、二日酔いの状態で車を運転したりするケースが多いという。


警察庁では、「翌日に車を運転する場合、それを考慮した飲酒時間や量を心がけることが重要で、夜遅くまで飲酒した場合には、翌朝には体内にアルコールが残っている可能性があるので、車の運転は控えてほしい」と呼びかけている。

 

出典

少量飲酒でも残るアルコールに注意

http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/4064415263.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

アルコールが体内から消える時間については、以下のような記事もあった。

ブログ者は日本酒1合で1時間と覚えていたのだが、それは昔の知見、あるいはガセネタだったようだ。

 

・・・・

 

前の晩に深酒をし、翌朝、酒気帯び運転をして事故を起こし、逮捕されたケースがあります。

お酒を飲んだ後、酔いがさめるまでには、一定の時間がかかります。

 

体重約60kgの成人男性で、1単位(ビール中びん1本、日本酒1合、焼酎0.6合)のアルコールが体内から消えるまでに、約3~4時間かかります。

 

2単位では約6~7時間、3単位では約9~10時間、4単位では約12~13時間かかります。

(これはあくまで目安です。体格、体質、性別で異なります)

 

例えば、深夜までお酒を飲んでいて、3~4単位のアルコールが体内に残っている場合、アルコールが身体から抜けるまでには約9~13時間かかると考えられ、翌日の午前中はお酒が抜けていないことになります。

 

飲酒した量だけ、代謝には時間がかかるのです。

 

・・・・

 

出典

『お酒と健康 飲酒運転防止 ;(公益社団法人)アルコール健康医学協会』

http://arukenkyo.or.jp/health/prevention/index.html 

 

 

 

(2017年10月13日 修正1 ;追記)

 

20171011日付で毎日新聞福島版から、飲酒翌日の早朝に検挙された事例が、下記趣旨でネット配信されていた。

 

二本松市教委は9日、市立小学校の50代の男性教諭が道交法違反(酒気帯び運転)容疑で二本松署に検挙されたと発表した。

教諭は10日から自宅待機しており、県教委が近く処分する方針。

 

市教委によると、教諭は7日午前4時50分ごろ、市内の市道で乗用車を運転していてパトカーに止められ、呼気からアルコール分が検出された。

 

教諭は6日夜に自宅で発泡酒と酎ハイ計4杯を飲んで就寝し、市内の公園で日の出を見たりスマートフォン向けゲームアプリ「ポケモンGO(ゴー)」をしたりするため運転したと説明しているという。

「酒が抜けたつもりだった」と話しているという。

 

出典

『酒気帯び運転 二本松市立小教諭が疑い 前夜飲み「抜けたと」 /福島』

https://mainichi.jp/articles/20171011/ddl/k07/040/038000c 

 

 

1011845分に福島民友からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

市教委によると、男性教諭は6日午後6時20分ごろから同市の自宅で発泡酒や缶酎ハイ計2ℓを飲酒し、同10時ごろに就寝。

 

7日午前4時30分にワゴン車を運転し、同市の市道でパトロール中の二本松署員に呼び止められた。

規定以上のアルコールが検出され、反則切符を切られた。

 

男性教諭は、市教委の聴き取りに「子どもたちの信頼を裏切る行為をしてしまった。酒が残っている認識はなかった」と話しているという。

 

出典

酒気帯び運転疑いで50代男性教諭摘発 前日に2リットル飲酒

http://www.minyu-net.com/news/news/FM20171011-211029.php

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

飲んだのは、おそらくはロング缶4本。

4単位の摂取だと、消失までの目安は12~13時間ゆえ、10時就寝4時半起床だったとしても、アルコールは体内にかなり残っていた勘定になる。

 

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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