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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2021512628分にNHK首都圏から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

スマートフォンなどの画面から出る「ブルーライト」を抑えるメガネを子どもがかけることについて、眼科の学会などは先月、発育に悪影響を与えかねないとして慎重な対応を求めましたが、これを受け、東京・渋谷区で検討されていた小中学生に寄贈する計画が中止されたことが分かりました。

ブルーライトはデジタル端末の画面などから出る波長が短い青い光で、この光を抑えるとするメガネが多く販売されています。

このメガネを子どもがかけることについて、眼科の専門医で作る学会などは先月、太陽光を十分浴びないと近視が進行するリスクが高まるなどとして「推奨する根拠はなく、発育に悪影響を与えかねない」とする意見書を出し、慎重な対応を求めました。

このメガネを販売している専門店チェーン、「JINS」の運営会社は、ことし3月、東京・渋谷区立の小中学校のすべての児童生徒に無償で配ると発表していましたが、意見書を受けて渋谷区教育委員会と対応を協議し、関係者によりますと計画は中止されたということです。

「JINS」の運営会社はNHKの取材に対し、「答えられることはない」とコメントしています。

また、教育委員会の担当者は、「意見書を踏まえて判断した」としています。

意見書を作成した東京都眼科医会の福下公子会長は、「ICT教育の推進で子どもの目の健康に関心が高まっているので、同様のことが起きないか、学校教育の現場を注視していきたい」と話していました。

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20210512/1000064242.html

 

(ブログ者コメント)

ブルーライトの悪影響が議論されているという情報は、本ブログでも過去に紹介スミ。

日本眼科医会などの意見書については、以下の解説記事参照。

2021421190分 FNN PRIME)

近ごろのメガネ店では、当たり前のように「ブルーライトカット」の商品がずらりと並んでいるが、日本眼科医会など6学会は414日に、「ブルーライトカット眼鏡」を子どもに使わせることを危惧する意見書を公開した。

そもそも、ブルーライトとは、太陽光や電球など目に見える光に含まれる青色成分のことで、スマホやパソコンの画面からも出ているという。

この光を「ブルーライトカット眼鏡」で抑えると、スマホなどの使用による睡眠障害や、眼精疲労の軽減、眼球への障害予防などの効果があると謳われているが、意見書は科学的観点から問題点を指摘している。 

まず、スマホなどの画面が発するブルーライトは、曇り空やガラス越しの自然光よりも少ないため、いたずらに恐れる必要はないという。

逆に、子どもにとって太陽光は心身の発育に好影響を与えるもので、十分に浴びない場合は、近視のリスクが高まるとしている。

さらにアメリカの科学誌に掲載された最新の研究では、ブルーライトカット眼鏡には眼精疲労を軽減する効果が全くないと報告されているそうだ。

ただ、ブルーライトと体内時計の関係があることは、いくつもの論文で指摘されており、夜遅くまでデジタル端末の強い光を浴びると、睡眠障害をきたす恐れがあるという。

しかし、就寝前ならともかく、日中にブルーライトカット眼鏡を使うメリットはないとしている。

これらの理由から意見書では、子どもにブルーライトカット眼鏡を推奨する根拠はなく、むしろ、かけさせることは発育に悪影響を与えかねないとまとめている。

なぜこのタイミングで意見書を出したのか?
そして、言及はなかったが、大人への悪影響はないのか?

日本眼科医会の担当者に聞いてみた。

 

【小中学校“デジタル授業”の本格化が背景】

――なぜ意見書を公開した?

政府のGIGAスクール構想により、20214月から、多くの小中学校でデジタル端末を用いた授業が本格化したことを踏まえ、文部科学省も子どもたちの目の健康に留意した文書やリーフレットを3月、4月と立て続けに発出しており、我々もまた、健やかな目の成長を願う立場から公開しました。

また、3月に米国眼科アカデミーからもブルーライトカットについての意見が出ました。

偏りのない情報を皆さんにお伝えすることで、子どもたちの健やかな成長に役立てていただくための情報提供として発出しました。

(編集部注:米国眼科アカデミーは35日付で公式サイトに「米国眼科アカデミーはブルーライトカット眼鏡を推奨しません。」と掲載)

――今までブルーライトカット眼鏡を使ってきた子供もやめたほうがいい?

現在お持ちのものを使用することが明らかな害になるという証明はされていませんので、お持ちのものをご使用いただくことは大きな問題にならないと思います。

一方で、ブルーライトカット眼鏡を使用すれば、子どもが長時間にわたってデジタル端末を見ても良いことにはなりません。  

——子どもがブルーライトカット眼鏡を就寝前に使うのもよくないのでしょうか?

今回の発出文書にもありますが、夜間のブルーライトカットは特に悪いことではないと思います。

また、ブルーライトカットの有無にかかわらず、先の文部科学省のリーフレットにもあるように、就寝1時間前からはデジタル端末を使用することは、控えるべきと考えています。

 

【大人は、見え方が向上することもあり、すべてにおいて不要ではない】

――ブルーライトカット眼鏡は大人への悪影響はない?

中年以降では、見え方が向上することもあり、すべてにおいて不要というわけではありません。

眩しさに関しては、デジタル端末の場合、画面の明るさ調整も効果的と考えます。

ブルーライトカットの有無よりも、度数や、利用する用途に合った本人に最適な眼鏡の使用をおすすめします。   

――パソコンやスマホを長時間見て目が疲れる人はどうしたらいい?

適切な度数の眼鏡を使用する、 画面を離してみる、 休憩を取る、 遠方を見る、 画面は低輝度にする、といった対応がお薦めです。 

今回、意見書が指摘しているのは成長期の子どもについてで、ブルーライトカット眼鏡が明らかな害になるわけではないとしながらも、学校の授業のデジタル化が本格化する中で、正しい知識を持って使用してほしいということだった。

https://www.fnn.jp/articles/-/172656

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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