忍者ブログ
                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
 ブログ内検索 Site Search 
キーワードに合致した記事を検索できます(複数キーワード検索可)
 最新記事 Latest Articles 
(05/17)
(05/16)
(05/16)
(05/16)
(05/15)
(05/15)
(05/14)
(05/14)
(05/13)
(05/13)
(05/12)
(05/11)
(05/10)
(05/10)
(05/09)
(05/08)
(05/07)
(05/07)
(05/06)
(05/06)
(05/05)
(05/05)
(05/04)
(05/04)
(05/03)
 最古記事 Oldest Article 
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/10)
(04/10)
(04/10)
(04/10)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
[11652]  [11650]  [11649]  [11648]  [11647]  [11646]  [11645]  [11651]  [11644]  [11643]  [11639

2021511211分にYAHOOニュース(現代ビジネス)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

気温が上がってきて、野外活動に絶好のシーズンがやってきた。

しかし、キャンプや野営を行っていると、様々なトラブルに出会うことがある。

その一つが毒虫による被害だ。

ハチやアブ、蚊などに襲われるのは日常的なものだが、温暖化に伴い、これまで気にする必要がなかった猛毒の昆虫も生息域を拡大している。

登山やキャンプ、バーベキューなど、野外活動時の対処方法や準備などをお伝えしたい。

 

【ハチの毒で毎年約20人が死んでいる】

年間で約20人ほどの死者が発生しているハチによる死亡事故。

春から秋にかけて長期間にわたって全国で被害が発生している。  

中でも攻撃性の高いスズメバチによる被害が数多く報告され、ハチの毒に対してアレルギーを持っている人や、以前に刺された経験のある人は「アナフィラキシーショック」と呼ばれる急性の全身アレルギー症状を起こすことがあり、血圧低下や呼吸困難、心停止などが発生し、刺されてから10数分で死に至るケースもある。  

これはスズメバチやアシナガバチの他、ミツバチなどに刺されることによっても発生する。

中でもスズメバチは攻撃性が高く、巣に近づいたり、手で払ったりすることで対象に反撃を始める。

かまわずに速やかにその場を離れることが大切だ。

 

【口で吸ってはいけない】

筆者は機会があって、蜂の習性を十分理解した上で、防護服や薬剤など万全の体勢で、山小屋や別荘、自宅の庭にできたハチの巣の撤去を複数回行っている。

そのためハチ、特にスズメバチの攻撃性は非常に高く、危険であることを身をもって知っている。  

ただし一般の方は、自宅に巣を作られた場合は自分で撤去しようとせず、コストはかかるものの、自治体(無料の場合もある)か、業者に依頼するほうが得策である。  

万が一、ハチに刺されてしまった時の応急処置は、まず流水で刺された箇所を洗い流し、周辺を抑えて毒液を絞り出すようにすること(市販のポイズンリムーバーがあれば使用)

この際、口で吸うような事をしてはいけない。
毒物を吸収する可能性があるからだ。  

そのあとは抗ヒスタミン剤の入った薬を塗り、患部を濡れタオルなどで冷やしながら安静にする。

目まいや動悸など、別の症状が現れたら、迷わず病院へと向かうことだ。  

山や高原ではハチの被害を避けるため、基本的に長袖長ズボンを着用するように心がけたい。

さらに、ハチは黒い動く物体を攻撃する傾向があるため、黒い衣装を着ないこと、必ず帽子を被ることが大切だ。  

キャンプや屋外でのバーベキュー時、化粧水や香水など匂いをするものを付けないように指示しておくことも必要だ。  

アウトドアでは、その他にも様々な虫が人を襲ってくる。

アブ、ブユ、蚊などの吸血性の虫を避けるために虫よけスプレー(対象の虫を必ず確認)が効果的なので、屋外活動には常備しておきたい。  

ちなみに筆者は、自作の虫よけスプレーを持参していく。
ミント(ハッカ油)、無水エタノール、精製水などを混ぜたものを定期的に衣服に吹きかけることで十分に効果を発揮する。  
香りで気分転換にもなるので、他の虫よけ効果のあるアロマオイル(レモングラス、ゼラニウム、シトロネラ)などと組み合わせるのも良いだろう。

 

【マダニがもたらす深刻な病気】

日本全国に広く分布している吸血する「マダニ」。

野草や葉の先端付近に付いていて、動物が近づくのを待ち構えていることが多い。  

ハチや蚊などと違って、噛まれているときに痛みや痒みがあまり発生しないため、気づかないことが多く、食いついている姿を見て慌てるケースも多い。  

マダニやツツガムシは「SFTS(重症熱性血小板減少症候群)」、日本紅斑熱、ライム病、ツツガムシ病などを発生させる、様々な致死性のあるウイルスを媒介していることで知られている。  

SFTS2019年に過去最高の102例の感染報告があり、これまでの死亡率は50代以上に限られるが、27%と恐ろしく高い。

刺された後、1週間~2週間程度で発症し、発熱や下痢、腹痛、嘔吐、意識障害など、様々な症状が発生して死に至る。

日本列島の温暖化に伴い、これらのダニ類は生息地域を広げている。  

マダニは多くの野生生物に寄生することで繁殖しているのだが、犬や猫などのペットを屋外で遊ばせた後に付着していないか、注意して見てあげないといけない。

2020年にはマダニによって感染した動物()からヒトへの感染が報告されてニュースとなった。

過去には死亡例もある。

 

【ワセリンでマダニごと覆う】

マダニは吸血により3mm程度の体長が1cmにも膨張する。

そこで気が付いて、あわてて無理やり引き抜くことで、虫の体液が逆流。感染リスクが高まる。  

そのため、食いついた部分を身体に残さないように、ピンセットなどで丁寧に抜く必要がある。

ワセリンなどの軟膏で噛まれている部分を被覆して、窒息したマダニが自然に取れるのを待つ方法もある。

マダニに吸血された後、もしも熱が出ることがあれば、すぐに医療機関に駆け込むようにしたい。  

マダニは屋外活動で衣服などに付いてたものが家屋内に持ち込まれる時もある。

被害を防ぐには、草むらなどに入った後は付着していないか注意深く確認すること、草むらに直接座らずに敷物を使うこと、上着やタオルなどを地面に不用意に直接置かないこと、虫よけスプレーを活用すること、帰宅後は玄関外で十分に衣服に付着していないか確認し、すぐにシャワーを浴びて着替えをするなどを習慣付けておくことが必要だ。  

日本の平均気温の上昇により、これまで日本に存在しなかった神経毒を持つ外来種の毒蜘蛛(セアカゴケグモ)やアナフィラキシーショックを起こす毒素を持つ蟻(ヒアリ)なども生息範囲を広げていると報告されている。  

屋外で見知らぬ虫を見つけたら、うかつに近づかない、触れない、かまわないようにすることを心がけたい。

和田 隆昌(災害危機管理アドバイザー)

https://news.yahoo.co.jp/articles/f7181931969100ee58d6f222aa56dfa937f1c052 

 

(ブログ者コメント)

1ケ月ほど前のブログ者経験談。

そこそこ整備された森林公園内の、車も通る鋪装道路を散歩中、クマンバチに5分ほどつきまとわられた。

大きな羽音が聞こえ続けたり、2~3mほど前を横切られたりして、ヤバイ感は半端なかった。

刺激するとマズイだろうと思い、速度を変えず、ゆっくり歩いていくと、そのうち、いなくなったが、今、思えば、その時の服装は黒い帽子に黒いジャージの上下と、黒づくめだった。

 

 

 

読者通信欄
ネーム 必須
メールアドレス 必須

拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
 通信欄 
問合せなどあれば記事末尾の読者通信欄に名前(匿名可)とメルアドを記入し ①確認ボタンをクリック ②記入欄に用件記入   ③確認ボタンをクリック ④内容がOKであれば送信ボタンをクリック    してください。     ちなみに「ご送信ありがとうございました」との返信がありますが。それは通信欄会社からの自動メッセージですので、ご留意ください。
 カテゴリー Category 
 最新コメント Latest Comments 
[06/09 ※無記名]
[06/01 ※無記名]
[02/08 ※無記名]
[02/08 ※無記名]
[01/20 ※無記名]
[08/31 ガーゴイル]
[09/27 三浦]
[03/02 南方英則]
[11/20 山城守]
[07/20 記事内容について訂正をお願いします。]
[07/16 神戸ファン]
[04/21 Rawi]
[08/12 山田晴通]
[04/24 道産子]
[04/15 道産子]
[04/15 道産子]
[04/05 道産子]
[04/02 道産子]
[04/01 道産子]
[02/27 道産子]
[02/26 愛読者]
[01/10 愛読者]
[11/07 愛読者]
[10/12 愛読者]
[08/24 愛読者]
 ツイッターなどへの接続 
 製造業ブログランキングへの接続 
下記をクリックすれば、2種類の製造業ブログランキングにつながります
にほんブログ村 企業ブログ 製造業へ
にほんブログ村 人気ブログランキングへ
 最新トラックバック 
 バーコード 
 カウンター 
 アクセス解析 
 プロフィール Profile 
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

Template by ららららいふ / Material by 素材くん「無料WEB素材屋」

忍者ブログ [PR]