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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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202151402分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

ヘディングに関するリスクを避けるため、日本サッカー協会は、頭部への負担を考慮しながら正しいヘディングの技術を身につけてもらおうと、若い年代の練習方法をまとめたガイドラインを作成しました。

プロサッカー選手が一般の人にくらべて認知症などで死亡するリスクが3倍以上高いとする海外の研究結果などを受けて、イングランドやスコットランドのサッカー協会は、若い年代の一部でヘディングの練習を禁止しているということです。

これを受けて日本サッカー協会は、医学の専門家などを交えて検討した結果、ヘディングの反復が認知機能に及ぼす影響の検証は難しいなどとして、現時点では禁止はしないことになりました。

そのうえで、頭部への負担を考慮しながら正しいヘディングの技術を身につけてもらうため、幼児期から中学生までの練習方法を記載した指導者向けのガイドラインを作成しました。

ガイドラインでは、中学生まで5つの段階に分かれていて、

▼小学1年生と2年生では、落ちてくる風船をキャッチしたり額に当てたりして、遊び感覚で空間を移動するボールに体を合わせる経験を積むのが望ましいとしています。

3年生から4年生になると、2人同時にジャンプして空中のボールを手で取り合う動きなどを取り入れます。

▼サッカーボールを使ってのヘディングの練習が導入されるのは5年生から6年生で、1週間に10回程度、高さを変えてジャンプでのヘディングを行うなどとしています。

日本サッカー協会の反町技術委員長は、「現場の指導者としてどうすべきか、ちゅうちょするところもあると思うので、現時点のガイドラインを示した。禁止するのではなく、正しくおそれながら、より適切な方法でヘディングの習得を目指す。今後、新たな情報が出てくればアップデートしていきたい」と話していました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210514/k10013029721000.html

 

514日付で毎日新聞東京版からは、プロのサッカー選手が神経変性疾患で死亡するリスクは一般の3倍以上という調査結果もあるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

日本サッカー協会は13日、15歳以下を対象に年齢に応じたヘディングの練習方法を示したガイドラインを策定した。

頭部への衝撃が脳しんとうや認知障害につながる恐れから、若年世代で禁止する国もあるが、日本協会は「正しい技術の習得が将来に向けて必要。脳へのダメージが少ない強度と方法で段階的に習得する。リスクを避けるため、禁止するのではなく『正しく恐れる』」とした。

ガイドラインでは、未就学の幼児については風船や新聞紙を丸めたボールを額に乗せて慣れる練習を例示し、小学1、2年生には、軽量のゴムボールを10回連続で額に当てるなど遊び感覚の練習を推奨。

小学3、4年生は8人制の試合でヘディングの機会があるため、2人同時にジャンプして空中のボールを手で取り合う運動を取り入れる。

小学5、6年生からは小ぶりのサッカーボールによる反復練習を徐々に導入。

中学生では体幹や首回りを強化し、正しい姿勢でのヘディングを身につける、と定めた。

ヘディングを巡っては、英グラスゴー大が2019年、プロサッカー選手が神経変性疾患で死亡するリスクが一般の3倍以上になるとの調査結果を公表した。

20年秋には元イングランド代表FWボビー・チャールトン氏が認知症になったと家族が公表し、選手時代のプレーとの因果関係が疑われた。

イングランド協会が昨年発表したガイドラインは、11歳以下のヘディング練習を原則禁じる一方、試合では禁止していない。

日本協会は医師、研究者らと試合や練習でのヘディングの頻度などを年代別に調べ、代表経験者や指導者への聞き取り調査も実施して内容を決めた。

https://mainichi.jp/articles/20210514/ddm/041/050/029000c

 

513210分に朝日新聞からは、2018年度の学校でのヘディング事故件数などが、下記趣旨でネット配信されていた。

ヘディングの事故は学校でどのように起きているのか。

国立研究開発法人、産業技術総合研究所の北村光司・主任研究員は、日本スポーツ振興センターの2018年度の学校事故をめぐる災害共済給付制度のデータを分析した。

サッカー全体の事故は小学校5千件、中学31千件、高校(高専を含む)38千件。

そのうちヘディングの事故は小学校42件、中学756件、高校1824件で、9割近くが部活動中のケガだった。

頭や首の重症率はサッカー全体が120%だったのに対し、ヘディングに絞ると1056%にのぼる。
「頭や首の重い傷害が発生しやすい」という。

ヘディング時の頭や首の重症事故を状況別に見ると、競り合いで「相手の身体」と衝突するケースが58%を占めた。

「ボール」との衝突で生じる痛みや不調は22%。転倒して「地面」にぶつけたのは17%だった。

ボールとの衝突によるケガは、頸椎(けいつい)捻挫が71%を占める。

地面は脳振盪が44%で頸椎捻挫が24%

それに対し、「相手の身体」との衝突は、脳振盪42%、頸椎捻挫25%に加え、硬膜外血腫や硬膜下血腫、脳出血、脳挫傷の割合が高かった。

北村氏によると、海外の研究では、16歳以下の選手のフリーキックの軌道を元に、守備的なヘディングをした際の衝撃力を測った実験データがある。

それによると、ボールが1回当たった時の衝撃は非常に小さかったが、ヘディングを繰り返すことで、どのように脳損傷などを負うかについては、実験ではまだ分かっていないという。

「近年、ヘディングの繰り返しのリスクに注目が集まっているが、そもそも、頭を使うヘディングがリスクの高いプレーであることを理解する必要がある」

https://www.asahi.com/articles/ASP5F5QKCP5COIPE031.html  

 

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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