事故が起きる原因や防止策などについて、最新の事故事例などを題材として考えています。
ブログ内検索
キーワードに合致した記事を検索できます
アーカイブ
記事掲載日表示カレンダー
最新記事
(05/17)
(05/17)
(05/17)
(05/17)
(05/16)
(05/16)
(05/15)
(05/15)
(05/14)
(05/14)
(05/14)
(05/13)
(05/13)
(05/13)
(05/12)
(05/12)
(05/12)
(05/11)
(05/11)
(05/11)
最古記事
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/10)
(04/10)
(04/10)
(04/10)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
2012年5月3日付で朝日新聞堺泉州版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2日午後3時20分ごろ、高石市の大阪ガス泉北製造所第二工場から、「潜水作業中の作業員を引き上げて搬送した」と、警察に通報があった。
警察によると、死亡したのは男性潜水士(50)とみられるという。
男性は死亡し、警察が原因を調べている。
工場は、天然ガスを燃料とする発電所で、作業員は海水を取水する直径3m、長さ約100mのパイプの中を点検していた。パイプは水深5mほどの位置にあった。
作業を始めて約40分後、作業員に空気を送るホースが動かなくなり、応答もなくなったため、引き上げて搬送したが、病院で死亡が確認されたという。
パイプは2本あり、1人ずつが中に入って作業し、地上には別の5人がいた。
警察は、作業方法が適切だったかも調べる。
2日午後3時20分ごろ、高石市の大阪ガス泉北製造所第二工場から、「潜水作業中の作業員を引き上げて搬送した」と、警察に通報があった。
警察によると、死亡したのは男性潜水士(50)とみられるという。
男性は死亡し、警察が原因を調べている。
工場は、天然ガスを燃料とする発電所で、作業員は海水を取水する直径3m、長さ約100mのパイプの中を点検していた。パイプは水深5mほどの位置にあった。
作業を始めて約40分後、作業員に空気を送るホースが動かなくなり、応答もなくなったため、引き上げて搬送したが、病院で死亡が確認されたという。
パイプは2本あり、1人ずつが中に入って作業し、地上には別の5人がいた。
警察は、作業方法が適切だったかも調べる。
PR
2012年3月17日20時11分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。また、3月18日19時31分にmsn産経ニュース大分から、3月18日23時59分に毎日新聞から、3月19日21時30分にNHK大分から、同主旨の記事がネット配信されていた。
17日午前9時50分ごろ、大分県津久見市の保戸島沖で海に潜ってブイ撤去工事の作業をしていた潜水士3人が意識不明になり、その後、全員の死亡が確認された。
3人の空気ボンベ(12~14ℓ)の残量はいずれもゼロで、海保が原因を調べている。
海保によると、亡くなったのは潜水業Sさん(45)と会社員YOさん(31)、会社員YUさん(37)。
18日に司法解剖した結果、YOさんは急性窒息死、他の2人は肺に水が入っていて水死だった。 タンクの空気がなくなり、口からマスクを外した可能性がある。
現場一帯は、音でおびき寄せた魚を餌付けして育てる「海洋牧場」で、大分県がブイなどを管理している。3人は老朽化した音響給餌ブイの撤去作業の最中だった。
海保によると、作業船で現場に着いた3人は17日午前9時30分ごろ、ブイとチェーンで結ばれているコンクリートブロック(75トン)を撤去するため、空気ボンベを背負って海に入った。
水深57mの海底付近に下り、SさんとYUさんはクレーンから下ろしたワイヤとブロックをつなぐ作業にあたり、YOさんは有線電話で海上との連絡係を担ったという。
9時47分ごろ、YOさんから作業船に「1個目の(金具)取り付け完了」「ワイヤを沈めて」と連絡があり、この時点で作業は順調だった。だが数秒後に作業ストップの指示があり、約3分後にSさん、その5分後にはYUさんが浮上。ともにあおむけで意識がなかった。YOさんは約1時間後、海中に沈んでいるのが見つかった。
県によると、3人の前に別の1人が潜った際、海底は穏やかで視界も良かったという。
水深5~6m地点には、急浮上した際に起こる減圧障害を防止するための空気タンクが3人分用意してあったが、使われた形跡はなかった。
YOさんとYUさんが勤めていた測量会社によると、水深57mでの作業はYOさんとSさんは何度も経験していたが、YUさんは初めてだったという。
工事を発注した大分県などによると、空気の残量が少なくなった場合は、作業を中断し別の潜水士と交代することになっており、死亡した3人を含めて潜水士は計10人確保していたという。
潜水士のとりまとめ役だった男性(61)は取材に対し、「ボンベは各自が準備し、全部で25本あった。残りが4分の1になったら浮上するよう指示していた」と話した。
また19日には、工事を行っていた業者の責任者などが、県庁で会見をした。
海中での作業について現場で具体的な指示を出していた潜水士のIさんが「およそ60mの深さで作業が出来るのは20分がぎりぎりくらいだ」と述べ、「ボンベの空気圧が一定にまで減れば作業を中断して浮上することを決めて3人に指示を出した」と述べ、作業手順や安全管理に問題はなかったという認識を示した。
また、死亡した3人のボンベは空になっていたが、ボンベはいずれも潜水士が準備し,潜る前に十分な空気が入っていたことを確認していたということで、Iさんは事故の原因については「全くわからない」と答えた。
出典URL
http://www.asahi.com/national/update/0317/SEB201203170011.html
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120318/oit12031820230001-n1.htm
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20120319k0000m040067000c.html
(ブログ者コメント)
3人のうち1人の空気ボンベが空になるならあり得ることだが、複数、それも3人のボンベがほぼ同時に空になるとは・・・。
関係者は想像だにできなかっただろう。
ブログ者には、タイムキーパーがいて、その人が時間を間違えた程度のことしか思い浮かばない。
(2012年3月26日 修正1 ;追記)
2012年3月20日付で朝日新聞西部版(聞蔵)から、当時のやや詳しい状況が、下記趣旨でネット配信されていた。
意識不明の状態で海面に浮かんだ2人の浮力調整装置の空気袋が大きく膨らんでいたことがわかった。
急浮上を避け、空気を抜きながら使うのが一般的で、海保は、海底付近でトラブルが起きてボンベの空気がなくなり、意識不明になって浮上した可能性が高いとみている。
深い水深から空気調整せず一気に浮上したため、水圧が減って袋の空気が膨張したとみられるという。
指示係のYOさんが、普段は携帯しているダイビングコンピュータを持っていなかったこともわかった。
これは安全な浮上速度や体内窒素量を知らせる機器で、携帯は法的義務ではないが、各自で持つのが基本という。
海保は事故との関連を調べる方針。
17日午前9時50分ごろ、大分県津久見市の保戸島沖で海に潜ってブイ撤去工事の作業をしていた潜水士3人が意識不明になり、その後、全員の死亡が確認された。
3人の空気ボンベ(12~14ℓ)の残量はいずれもゼロで、海保が原因を調べている。
海保によると、亡くなったのは潜水業Sさん(45)と会社員YOさん(31)、会社員YUさん(37)。
18日に司法解剖した結果、YOさんは急性窒息死、他の2人は肺に水が入っていて水死だった。 タンクの空気がなくなり、口からマスクを外した可能性がある。
現場一帯は、音でおびき寄せた魚を餌付けして育てる「海洋牧場」で、大分県がブイなどを管理している。3人は老朽化した音響給餌ブイの撤去作業の最中だった。
海保によると、作業船で現場に着いた3人は17日午前9時30分ごろ、ブイとチェーンで結ばれているコンクリートブロック(75トン)を撤去するため、空気ボンベを背負って海に入った。
水深57mの海底付近に下り、SさんとYUさんはクレーンから下ろしたワイヤとブロックをつなぐ作業にあたり、YOさんは有線電話で海上との連絡係を担ったという。
9時47分ごろ、YOさんから作業船に「1個目の(金具)取り付け完了」「ワイヤを沈めて」と連絡があり、この時点で作業は順調だった。だが数秒後に作業ストップの指示があり、約3分後にSさん、その5分後にはYUさんが浮上。ともにあおむけで意識がなかった。YOさんは約1時間後、海中に沈んでいるのが見つかった。
県によると、3人の前に別の1人が潜った際、海底は穏やかで視界も良かったという。
水深5~6m地点には、急浮上した際に起こる減圧障害を防止するための空気タンクが3人分用意してあったが、使われた形跡はなかった。
YOさんとYUさんが勤めていた測量会社によると、水深57mでの作業はYOさんとSさんは何度も経験していたが、YUさんは初めてだったという。
工事を発注した大分県などによると、空気の残量が少なくなった場合は、作業を中断し別の潜水士と交代することになっており、死亡した3人を含めて潜水士は計10人確保していたという。
潜水士のとりまとめ役だった男性(61)は取材に対し、「ボンベは各自が準備し、全部で25本あった。残りが4分の1になったら浮上するよう指示していた」と話した。
また19日には、工事を行っていた業者の責任者などが、県庁で会見をした。
海中での作業について現場で具体的な指示を出していた潜水士のIさんが「およそ60mの深さで作業が出来るのは20分がぎりぎりくらいだ」と述べ、「ボンベの空気圧が一定にまで減れば作業を中断して浮上することを決めて3人に指示を出した」と述べ、作業手順や安全管理に問題はなかったという認識を示した。
また、死亡した3人のボンベは空になっていたが、ボンベはいずれも潜水士が準備し,潜る前に十分な空気が入っていたことを確認していたということで、Iさんは事故の原因については「全くわからない」と答えた。
出典URL
http://www.asahi.com/national/update/0317/SEB201203170011.html
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120318/oit12031820230001-n1.htm
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20120319k0000m040067000c.html
(ブログ者コメント)
3人のうち1人の空気ボンベが空になるならあり得ることだが、複数、それも3人のボンベがほぼ同時に空になるとは・・・。
関係者は想像だにできなかっただろう。
ブログ者には、タイムキーパーがいて、その人が時間を間違えた程度のことしか思い浮かばない。
(2012年3月26日 修正1 ;追記)
2012年3月20日付で朝日新聞西部版(聞蔵)から、当時のやや詳しい状況が、下記趣旨でネット配信されていた。
意識不明の状態で海面に浮かんだ2人の浮力調整装置の空気袋が大きく膨らんでいたことがわかった。
急浮上を避け、空気を抜きながら使うのが一般的で、海保は、海底付近でトラブルが起きてボンベの空気がなくなり、意識不明になって浮上した可能性が高いとみている。
深い水深から空気調整せず一気に浮上したため、水圧が減って袋の空気が膨張したとみられるという。
指示係のYOさんが、普段は携帯しているダイビングコンピュータを持っていなかったこともわかった。
これは安全な浮上速度や体内窒素量を知らせる機器で、携帯は法的義務ではないが、各自で持つのが基本という。
海保は事故との関連を調べる方針。
2012年2月8日3時26分に朝日新聞から写真や図付きで、また同日14時20分にNHK岡山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午後0時半ごろ、倉敷市のJX日鉱日石エネルギー水島製油所から「海底トンネルの掘削作業中に水が噴き出した」と119番通報があった。
トンネル内に海水が流入し、作業にあたっていた6人のうち1人は自力で脱出し軽傷だが、5人が行方不明となった。
警察は、作業工程に何らかの落ち度があった疑いもあるとみて、業務上過失致傷容疑も視野に入れ捜査する方針。
行方不明になった5人は、工事下請けの弘新建設の従業員3人と、弘栄建技の従業員2人。
JX社や元請けの大手ゼネコン鹿島によると、海底トンネルは、製油所内の「B工場」(旧ジャパンエナジー)と水島港をはさんで対岸にある「A工場」(旧新日本石油精製)を結ぶもので、2010年8月から建設作業が始まった。
B工場側で直径約11mの縦穴を約30mの深さまで掘り、そこから直径4.5mの横穴を対岸に向けて、シールド工法で掘り進んでいた。
海底の最も深いところから、トンネル上部までの距離は5m程度だった。
事故は、縦穴から140mほど掘り進んだところで起きた。
6人のうち3人が大型掘削機周辺で作業にあたり、残りは掘った土を車で縦穴まで運ぶ作業などをしていたという。
流入した海水は一気にトンネル内に満ち、縦穴の入り口付近まで上昇した。
JX社と鹿島は「落盤や重機によるトラブルで浸水した可能性もあるが、現時点ではどこからなぜ水が入ってきたのか、わからない」としている。
事故当時、偶然縦穴の底にいて脱出した弘新建設の従業員(61)は、「『危ない、逃げろ』という声を聞いて縦穴の階段を上がった」と話しているという。
警察はダイバー6人で救出活動にあたらせたが、水面の油などに阻まれて捜索が困難と判断し、7日夕にいったん打ち切った。
海底トンネルは、製油所の一体的で効率的な運営を目指す狙いがあり、完成後の総延長は約790m。石油やガスを送るパイプラインを中に通す予定だった。
約10年前には北側に別のトンネルが完成し、パイプラインを通じて石油やガスの原料を送っている。
8日午前、鹿島建設は会見で、海上保安本部の調査で見つかった海底の不自然なくぼみについて、「工事を始める前の調査では確認されておらず、事故で地盤が陥没したためできたのではないか」と述べ、事故によってくぼみができたという見方を示した。
また、「事故の直前の7日午後0時17分に、行方不明になっている作業員から地上にある事務所に携帯電話で『工事現場の電気系統になんらかのトラブルがあり、すぐに来て欲しい』という内容の電話があったことを明らかにした。
その上で、「電気系統のトラブルによってすぐに事故につながるとは考えにくいが、関連を調べたい」と話した。
〈シールド工法〉
海底トンネルのほか、地下鉄や下水道、地下道路など、トンネル工事の際に採用される一般的な工法。
円筒形の大型重機の先にドリルをつけてモグラのように横穴を掘り進めていく。
同時に、掘った後のトンネルの壁をリング状のコンクリートで固めていく。
その際、壁とコンクリートの間には隙間ができるため、水漏れが発生しないようにゴム状の素材を埋める。
出典URL
http://www.asahi.com/national/update/0207/OSK201202070060.html
http://www.nhk.or.jp/lnews/okayama/4025861691.html
また、2月9日付の毎日新聞東京版から、シールド工法の安全性について、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
この事故で、鹿島が、掘削工事で海水が異常に出水した際の避難対策を施していないことが分かった。
鹿島は「シールド工法ではこれまで崩落はなく、事故を想定していなかった。出水時に対応した設計もしていなかった」と説明している。
鹿島によると、トンネルを掘りながらコンクリートの壁を造るシールド工法は、掘削先端部が土と接して密閉状態となる。
このため、壁面に水がにじむことはあっても、大量の出水は考えられないとしている。
シールド工法は東京湾や伊勢湾、英仏間のドーバー海峡などの海底トンネルでも採用され、問題は起きていないと説明している。
今回事故が起きたトンネル構内には、ガスや酸素濃度の検知器が設置されていたが、出水時用の緊急警報装置はなかった。
異常時には発見者が同僚に声をかけて避難するか、構内の休憩所など2カ所と地上をつなぐ電話で知らせることになっていた。
構内は、足場用の板を敷いた安全通路と手すりなどを利用して移動。唯一の避難経路となる縦穴には、通常の移動で使うエレベーターとは別に非常用のらせん階段が設けられていた。
しかし、大量に出水した場合の避難先となる気密性の高い避難所や、酸素ボンベは設置していなかったという。
労安法に基づく規則は、トンネル出入り口から100m以上掘削した場合、出水や落盤などの異常を知らせる警報装置の設置を義務づけている。
倉敷労基署は「法に抵触している可能性もある。だが事実確認ができておらず、今後詳しく調べたい」としている。
一方、早稲田大の小泉淳教授(地下構造物)は「安全性が高いシールド工法では、出水の警報装置を設置することはほとんどない」とし、「設置したとしても、今回のように急激に水があふれ出たら逃げ場がなくなるのではないか」としている。
出典URL
http://mainichi.jp/select/jiken/archive/news/2012/02/09/20120209ddm041040050000c.html
一方、2月9日2時28分にmsn産経ニュースからは、考えられる事故原因2点に関する下記趣旨の記事がネット配信されていた。
「シールド工法」は軟弱な地盤でも安全性が高く、日本の技術は世界で最高水準といわれる。
一般的にトンネル壁面の崩落は考えられないとされるが、設計段階のデータを入手した専門家は、「壁面の厚みが通常より薄い」と指摘、圧力に耐えられず崩落した可能性もあるとしている。
同工法は大型掘削機「シールドマシン」で穴を掘り進めると同時に、進んだ分だけトンネルの壁面に「セグメント」と呼ばれる円弧状のブロックを組み立てて強度を保つ。掘削した土砂は、掘削機の排土口からベルトコンベヤーで外に搬出される。
シールド工事に詳しい早稲田大学の小泉淳教授によると、セグメントは通常、トンネルの直径に対し5~7%の厚みを持たせて、周囲の圧力からトンネルを守る。
だが、このトンネルの設計段階の資料では、直径約4.8mに対し、セグメントの厚さは約16cmで、約3.3%しかなかったという。
また、小泉教授は、事故の状況から1分間に小学校のプール1杯分の海水が流れ込んだと試算。
直径約60cmの掘削機の排土口からこれほどの海水が流入することはなく、「セグメントが圧力に耐えられず、トンネル自体が崩れた可能性は否定できない」と指摘する。
一方、海底のくぼみの位置から、トンネル先端の掘削現場から海水が流入したとも見方もある。
海洋土木会社の関係者は「一般的にはセグメントの強度からトンネルの崩落は考えにくい。掘削機の故障など何らかの理由で先端側から海水と土砂が一気にトンネルに流れ込み、くぼみができたのではないか」と話す。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120209/dst12020902280001-n1.htm
また、2月10日3時7分に朝日新聞からは、トンネル先端の掘削現場から海水が流入した可能性に関する下記趣旨の記事が、図解付きでネット配信されていた。
事故直前に、現場責任者が工事元請けの鹿島側に「漏電」などと電気系統のトラブルを訴えていたことがわかった。
掘削機への通電が止まった場合、地盤の圧力で掘削機が破壊されるおそれがあり、警察は事故原因につながる可能性もあるとみて調べている。
捜査関係者によると、事故前の7日正午ごろ、海底トンネル内にいた作業員が、地上にいた現場責任者(61)を呼びに来て、2人はすぐに現場に降りていったという。
その後、午後0時17分ごろ、現場責任者から鹿島の担当者に携帯電話で連絡があった。
現場責任者は担当者に「漏電」「ブレーカー」などという言葉を使って、電気系統のトラブルをうかがわせたが、通話状態が悪く、十分に聞き取れなかったという。
現場責任者は「現場に来てほしい」と要請したため、この担当者は自転車で駆けつけたが、すでに海水がトンネルの縦穴から噴き出した後だったという。
出典URL
http://www.asahi.com/national/update/0210/OSK201202090222.html
(ブログ者コメント)
□福島原発事故に続き、また安全神話の一つが崩壊した感がある。
□12日朝の時点で、「漏電があったかどうかは不明」とか、「掘削機の状況をデータ解析中だが、事故発生40分前に掘削機を停止していた」といった情報も報道されている。
□今回の事故は鉄砲水的現象だったように思われ、とすれば、いくら避難場所など事故の拡大防止策をとっていたとしても、無駄だっただろう。
今回の事故原因を明らかにし、その教訓を活かして未然防止に徹する。それしか対策はないだろう。
7日午後0時半ごろ、倉敷市のJX日鉱日石エネルギー水島製油所から「海底トンネルの掘削作業中に水が噴き出した」と119番通報があった。
トンネル内に海水が流入し、作業にあたっていた6人のうち1人は自力で脱出し軽傷だが、5人が行方不明となった。
警察は、作業工程に何らかの落ち度があった疑いもあるとみて、業務上過失致傷容疑も視野に入れ捜査する方針。
行方不明になった5人は、工事下請けの弘新建設の従業員3人と、弘栄建技の従業員2人。
JX社や元請けの大手ゼネコン鹿島によると、海底トンネルは、製油所内の「B工場」(旧ジャパンエナジー)と水島港をはさんで対岸にある「A工場」(旧新日本石油精製)を結ぶもので、2010年8月から建設作業が始まった。
B工場側で直径約11mの縦穴を約30mの深さまで掘り、そこから直径4.5mの横穴を対岸に向けて、シールド工法で掘り進んでいた。
海底の最も深いところから、トンネル上部までの距離は5m程度だった。
事故は、縦穴から140mほど掘り進んだところで起きた。
6人のうち3人が大型掘削機周辺で作業にあたり、残りは掘った土を車で縦穴まで運ぶ作業などをしていたという。
流入した海水は一気にトンネル内に満ち、縦穴の入り口付近まで上昇した。
JX社と鹿島は「落盤や重機によるトラブルで浸水した可能性もあるが、現時点ではどこからなぜ水が入ってきたのか、わからない」としている。
事故当時、偶然縦穴の底にいて脱出した弘新建設の従業員(61)は、「『危ない、逃げろ』という声を聞いて縦穴の階段を上がった」と話しているという。
警察はダイバー6人で救出活動にあたらせたが、水面の油などに阻まれて捜索が困難と判断し、7日夕にいったん打ち切った。
海底トンネルは、製油所の一体的で効率的な運営を目指す狙いがあり、完成後の総延長は約790m。石油やガスを送るパイプラインを中に通す予定だった。
約10年前には北側に別のトンネルが完成し、パイプラインを通じて石油やガスの原料を送っている。
8日午前、鹿島建設は会見で、海上保安本部の調査で見つかった海底の不自然なくぼみについて、「工事を始める前の調査では確認されておらず、事故で地盤が陥没したためできたのではないか」と述べ、事故によってくぼみができたという見方を示した。
また、「事故の直前の7日午後0時17分に、行方不明になっている作業員から地上にある事務所に携帯電話で『工事現場の電気系統になんらかのトラブルがあり、すぐに来て欲しい』という内容の電話があったことを明らかにした。
その上で、「電気系統のトラブルによってすぐに事故につながるとは考えにくいが、関連を調べたい」と話した。
〈シールド工法〉
海底トンネルのほか、地下鉄や下水道、地下道路など、トンネル工事の際に採用される一般的な工法。
円筒形の大型重機の先にドリルをつけてモグラのように横穴を掘り進めていく。
同時に、掘った後のトンネルの壁をリング状のコンクリートで固めていく。
その際、壁とコンクリートの間には隙間ができるため、水漏れが発生しないようにゴム状の素材を埋める。
出典URL
http://www.asahi.com/national/update/0207/OSK201202070060.html
http://www.nhk.or.jp/lnews/okayama/4025861691.html
また、2月9日付の毎日新聞東京版から、シールド工法の安全性について、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
この事故で、鹿島が、掘削工事で海水が異常に出水した際の避難対策を施していないことが分かった。
鹿島は「シールド工法ではこれまで崩落はなく、事故を想定していなかった。出水時に対応した設計もしていなかった」と説明している。
鹿島によると、トンネルを掘りながらコンクリートの壁を造るシールド工法は、掘削先端部が土と接して密閉状態となる。
このため、壁面に水がにじむことはあっても、大量の出水は考えられないとしている。
シールド工法は東京湾や伊勢湾、英仏間のドーバー海峡などの海底トンネルでも採用され、問題は起きていないと説明している。
今回事故が起きたトンネル構内には、ガスや酸素濃度の検知器が設置されていたが、出水時用の緊急警報装置はなかった。
異常時には発見者が同僚に声をかけて避難するか、構内の休憩所など2カ所と地上をつなぐ電話で知らせることになっていた。
構内は、足場用の板を敷いた安全通路と手すりなどを利用して移動。唯一の避難経路となる縦穴には、通常の移動で使うエレベーターとは別に非常用のらせん階段が設けられていた。
しかし、大量に出水した場合の避難先となる気密性の高い避難所や、酸素ボンベは設置していなかったという。
労安法に基づく規則は、トンネル出入り口から100m以上掘削した場合、出水や落盤などの異常を知らせる警報装置の設置を義務づけている。
倉敷労基署は「法に抵触している可能性もある。だが事実確認ができておらず、今後詳しく調べたい」としている。
一方、早稲田大の小泉淳教授(地下構造物)は「安全性が高いシールド工法では、出水の警報装置を設置することはほとんどない」とし、「設置したとしても、今回のように急激に水があふれ出たら逃げ場がなくなるのではないか」としている。
出典URL
http://mainichi.jp/select/jiken/archive/news/2012/02/09/20120209ddm041040050000c.html
一方、2月9日2時28分にmsn産経ニュースからは、考えられる事故原因2点に関する下記趣旨の記事がネット配信されていた。
「シールド工法」は軟弱な地盤でも安全性が高く、日本の技術は世界で最高水準といわれる。
一般的にトンネル壁面の崩落は考えられないとされるが、設計段階のデータを入手した専門家は、「壁面の厚みが通常より薄い」と指摘、圧力に耐えられず崩落した可能性もあるとしている。
同工法は大型掘削機「シールドマシン」で穴を掘り進めると同時に、進んだ分だけトンネルの壁面に「セグメント」と呼ばれる円弧状のブロックを組み立てて強度を保つ。掘削した土砂は、掘削機の排土口からベルトコンベヤーで外に搬出される。
シールド工事に詳しい早稲田大学の小泉淳教授によると、セグメントは通常、トンネルの直径に対し5~7%の厚みを持たせて、周囲の圧力からトンネルを守る。
だが、このトンネルの設計段階の資料では、直径約4.8mに対し、セグメントの厚さは約16cmで、約3.3%しかなかったという。
また、小泉教授は、事故の状況から1分間に小学校のプール1杯分の海水が流れ込んだと試算。
直径約60cmの掘削機の排土口からこれほどの海水が流入することはなく、「セグメントが圧力に耐えられず、トンネル自体が崩れた可能性は否定できない」と指摘する。
一方、海底のくぼみの位置から、トンネル先端の掘削現場から海水が流入したとも見方もある。
海洋土木会社の関係者は「一般的にはセグメントの強度からトンネルの崩落は考えにくい。掘削機の故障など何らかの理由で先端側から海水と土砂が一気にトンネルに流れ込み、くぼみができたのではないか」と話す。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120209/dst12020902280001-n1.htm
また、2月10日3時7分に朝日新聞からは、トンネル先端の掘削現場から海水が流入した可能性に関する下記趣旨の記事が、図解付きでネット配信されていた。
事故直前に、現場責任者が工事元請けの鹿島側に「漏電」などと電気系統のトラブルを訴えていたことがわかった。
掘削機への通電が止まった場合、地盤の圧力で掘削機が破壊されるおそれがあり、警察は事故原因につながる可能性もあるとみて調べている。
捜査関係者によると、事故前の7日正午ごろ、海底トンネル内にいた作業員が、地上にいた現場責任者(61)を呼びに来て、2人はすぐに現場に降りていったという。
その後、午後0時17分ごろ、現場責任者から鹿島の担当者に携帯電話で連絡があった。
現場責任者は担当者に「漏電」「ブレーカー」などという言葉を使って、電気系統のトラブルをうかがわせたが、通話状態が悪く、十分に聞き取れなかったという。
現場責任者は「現場に来てほしい」と要請したため、この担当者は自転車で駆けつけたが、すでに海水がトンネルの縦穴から噴き出した後だったという。
出典URL
http://www.asahi.com/national/update/0210/OSK201202090222.html
(ブログ者コメント)
□福島原発事故に続き、また安全神話の一つが崩壊した感がある。
□12日朝の時点で、「漏電があったかどうかは不明」とか、「掘削機の状況をデータ解析中だが、事故発生40分前に掘削機を停止していた」といった情報も報道されている。
□今回の事故は鉄砲水的現象だったように思われ、とすれば、いくら避難場所など事故の拡大防止策をとっていたとしても、無駄だっただろう。
今回の事故原因を明らかにし、その教訓を活かして未然防止に徹する。それしか対策はないだろう。
2012年2月7日付の朝日新聞北海道版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午後2時15分ごろ、小樽市の色内埠頭で水質調査をしていた会社員の男性(33)の姿が見えないと、同僚から小樽海保に通報があった。
小樽海保などが捜索したところ、岸壁から5m沖の深さ約5.5mの海中に沈んでいるのが見つかり、死亡が確認された。海保は水死とみている。
男性は午前10時ごろから作業をしていたが、埠頭一帯は雪が積もっており、海保は作業中に足を滑らせて海に落ちた可能性もあるとみている。
(2012年2月29日 修正1 ;追記)
2012年2月7日付の北海道新聞紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
海保によると、この会社は港内の雪捨て場を管理しており、雪が融けて海水に影響を与えていないか、水質検査を行っている。
男性は午前10時ごろから一人で採水作業を行い、誤って海に落ちたとみられる。
6日午後2時15分ごろ、小樽市の色内埠頭で水質調査をしていた会社員の男性(33)の姿が見えないと、同僚から小樽海保に通報があった。
小樽海保などが捜索したところ、岸壁から5m沖の深さ約5.5mの海中に沈んでいるのが見つかり、死亡が確認された。海保は水死とみている。
男性は午前10時ごろから作業をしていたが、埠頭一帯は雪が積もっており、海保は作業中に足を滑らせて海に落ちた可能性もあるとみている。
(2012年2月29日 修正1 ;追記)
2012年2月7日付の北海道新聞紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
海保によると、この会社は港内の雪捨て場を管理しており、雪が融けて海水に影響を与えていないか、水質検査を行っている。
男性は午前10時ごろから一人で採水作業を行い、誤って海に落ちたとみられる。
2011年5月26日13時9分に、msn産経ニュース大分から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大分県の石場ダムで、平成21年5月、訓練中に死亡した県防災航空隊員の遺族が、安全配慮義務を怠ったとして、県に計約1億2800万円の損害賠償を求める訴訟を起こしていたことが、26日、分かった。
訴状によると、隊員(当時26)は、ダムでの水難救助訓練中に要救助者役として湖面で待機中に溺れて死亡した。
県は、水中という危険な環境で隊員に救命胴衣を着用させず、救助用ボートも準備しないなど、水難事故の発生を防ぐ安全管理や業務上の注意義務を怠ったとしている。
当時の現場責任者だった隊長は、21年12月、業務上過失致死罪で罰金50万円の略式命令が出され、納付している。
当時の現場責任者だった隊長は、21年12月、業務上過失致死罪で罰金50万円の略式命令が出され、納付している。
(ブログ者コメント)
□事故時の状況などは下記。
(2009年11月05日 10:25 大分合同新聞からのネット配信)
・訓練は9人で実施。
・被災者はダム湖から防災ヘリで吊り上げられ救助される役であり、一人でダム湖に入ったが、水没直前までの数分間、他の隊員は目を離していた。
・「浮力あり」とされたウエットスーツを着ていたが、救命胴衣は着けていなかった。
・県は、救助者役の様子を確認する安全監視員を置かず、万一の際のボートなども用意していなかった。
・この事故を受け、総務省から「要救助者」役は救命胴衣を着けること、などが関係団体に通知された。
□上記記事中、他県担当者の「ウエットスーツを着用したら人体は浮くと考えていた」というコメントが興味深い。
試みに、「ウエットスーツ+浮力」で検索すると、「脱力状態でプカプカ浮くぐらいの浮力がある」とか「使い古したスーツだと生地内の気泡がつぶれて浮力が減る」などの記事があった。
しかし、ウエットスーツは、本来、防寒とか怪我防止のために着用するもの。浮力はプラスαの効果であり、そこに盤石の信頼を置くことはできないのだろう。
安全確保のための道具を使う場合は、目的にマッチしたものを期限を守って使うこと・・・。そんなことを教えてくれた事例のような気がする。
2011年5月12日付で、読売新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午前9時40分頃、群馬県の「甘楽カントリークラブ」の人工池(水深1~2m)に、プレー客2人(58、63)が浮いているのを、一緒にプレーしていた人が発見。2人とも死亡が確認された。
警察は水死と断定。誤って池に落ちたとみて原因を調べている。
現場は当時、雨が降っていた。池の広さは縦約60m、横約40mで、水辺の護岸に敷かれたゴム製の防水シートには藻が付着し、滑りやすくなっていた。
現場は当時、雨が降っていた。池の広さは縦約60m、横約40mで、水辺の護岸に敷かれたゴム製の防水シートには藻が付着し、滑りやすくなっていた。
どちらかが池に足を突っ込んでボールを打とうとして滑って落ち、助けようとした人も溺れた可能性があるらしい。
ゴルフ場の池に転落して死亡する事故は、全国でも相次いでいる。
栃木市では06年8月、池に落ちた仲間を助けようとしてゴルフクラブを差し伸べた女性が、足を滑らせて水死した。
北見市では07年9月、池に落ちたボールを拾おうとしたとみられる男性が水死した。
社)日本ゴルフ場事業協会によると、池の深さに関する基準はない。芝の散水用や、近隣の農地への貯水池として利用されるなど、水深数m以上の池も少なくないという。
各ゴルフ場では、深い池の近くには、救助用に浮袋や長い棒を置いたり、看板や柵を設置したりするなど、対策をとっている。甘楽カントリークラブでも、今回の事故現場には、片岸にロープ付きの浮輪が二つと、両岸に竹製の棒(長さ3m)が1本ずつ置いてあった。
同協会は、「ボールが見えていると拾いに行きたくなる気持ちは分かるが、危険なので池の際には近付かないでほしい」と話している。
(ブログ者コメント)
□栃木と北見の事例は下記を参照。
※北見の事例については、別ブログに、「防水シートの水際には藻などが付着していた、落ちた男性のゴルフシューズにはスパイクピンがついていなかった」との書き込みもあった。
□ゴルフ場の池は、プレーに緊張感を持たせるために作られたものではなかろうか?それなら水深は50cmもあれば十分。ゴルフをやらないブログ者は、そのように考える。
それを、他の目的にも使おうとするから深さが必要になり、こういうことになるのだ。本来の目的と違うことにも使おうとして事故を起こす。そういった事例は、産業界でも、しばしば聞くところだ。
□池の中に入ったボールを水際で打つことができる、あるいは近づいて拾うことができる・・・。このような環境である限り、注意喚起などのソフト対応では限界がある。水深を浅くするとか池に入れなくするなどのハード対策をとらない限り、また、どこかのゴルフ場で同じような事故が起きるだろう。
(2011年5月15日 修正1; 追記)
朝日新聞「聞蔵」で、2000年以降、ゴルフ場の池でどの程度、死亡事故が発生しているか調べたところ、上記以外に4件あった。いずれも従業員の方だ。
この4件以外、建設中のゴルフ場の池で休憩中に泳いでいて水死したという事例もあったが、それはまた別の話しだ。
この4件以外、建設中のゴルフ場の池で休憩中に泳いでいて水死したという事例もあったが、それはまた別の話しだ。
2011年3月2日午後2時45分ごろ
恵那市の山岡カントリークラブの人工池(深さ2.6m)で、ウエットスーツを着てロストボールを回収していた作業員が水死
恵那市の山岡カントリークラブの人工池(深さ2.6m)で、ウエットスーツを着てロストボールを回収していた作業員が水死
2010年10月30日午後1時40分ごろ
美濃市のぎふゴルフ倶楽部で、従業員が池に転落死
美濃市のぎふゴルフ倶楽部で、従業員が池に転落死
2007年4月3日午前11時20分ごろ
津市のゴルフ場の池(深さ約2m)で、噴水設備内のパイプを水中に設置する準備をしていたパート従業員が溺死
津市のゴルフ場の池(深さ約2m)で、噴水設備内のパイプを水中に設置する準備をしていたパート従業員が溺死
2002年8月17日午前10時10分ごろ
松井田町の高梨子倶楽部で、草刈りしていたゴルフ場管理会社の社員が池に転落死
松井田町の高梨子倶楽部で、草刈りしていたゴルフ場管理会社の社員が池に転落死
(2011年1月12日 旧ブログ掲載記事)
2011年1月11日22時6分に中日新聞から、同日23時00分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午前9時半ごろ、豊橋市の橋桁工事現場で立て坑内の土砂が崩れ、水中で作業中のAさん(66)が埋まって身動きが取れなくなった。7時間後に救出されたが、救助しようとしたBさん(36)が溺れ、意識不明の重体。
警察などによると、立て坑は直径7m、水深10m。潜水服を着たAさんが水中に潜り、高圧洗浄機で坑内にこびりついた土砂を取る作業中、土砂が突然崩れた。
隣の工事現場で作業をしていたBさんが救助のために潜水服を着て坑内に入ったが、約20分後に地上との交信が途絶えたため、異変に気付いた別の作業員が命綱を引き上げ、救急隊が病院に搬送した。地上のホースから空気を送り込む潜水マスクが外れていたという。
水中に残されたAさんは潜水マスクを着けていたため呼吸ができ、地上と交信しながら救助を待った。工事関係者らが坑内の水や泥をポンプでくみ出し、消防や海保の潜水士らが救助に当たった。
警察などによると、立て坑は直径7m、水深10m。潜水服を着たAさんが水中に潜り、高圧洗浄機で坑内にこびりついた土砂を取る作業中、土砂が突然崩れた。
隣の工事現場で作業をしていたBさんが救助のために潜水服を着て坑内に入ったが、約20分後に地上との交信が途絶えたため、異変に気付いた別の作業員が命綱を引き上げ、救急隊が病院に搬送した。地上のホースから空気を送り込む潜水マスクが外れていたという。
水中に残されたAさんは潜水マスクを着けていたため呼吸ができ、地上と交信しながら救助を待った。工事関係者らが坑内の水や泥をポンプでくみ出し、消防や海保の潜水士らが救助に当たった。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011011190125348.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110111-OYT1T00887.htm
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110111-OYT1T00887.htm
(2011年2月6日 修正1; 追記)
2011年1月12日、20日の中日新聞紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
当時の水温は4℃。生き埋めになった人は潜水スーツに空気ホースと無銭付きマスクの装備。頭以外のほぼ全身が土砂に埋まりながら、無線で「腕の右側を掘削してほしい」などと指示を出していた。消防は、「泥水で視界はゼロ。水上から姿は全く見えなかった。水中での作業と粘土質の土砂で救助が難航した」と話した。
レスキュー隊などが待機する中、同僚作業員が交代で2人づつ潜り、土砂を少しづつ除去。ポンプなどで土砂を外に吸い上げる作業を繰り返した。発生から7時間後の午後4時20分ごろ、ようやく土砂から身体が抜けた。
関係者は、「真冬の作業は、保温に優れた潜水服を着ていても体力の消耗が激しく、1~2時間で休憩を入れるなどの対応が必要。今回は、よく助かったと思う」と話している。
一方、救助に向かって重体だった人は死亡した。
レスキュー隊などが待機する中、同僚作業員が交代で2人づつ潜り、土砂を少しづつ除去。ポンプなどで土砂を外に吸い上げる作業を繰り返した。発生から7時間後の午後4時20分ごろ、ようやく土砂から身体が抜けた。
関係者は、「真冬の作業は、保温に優れた潜水服を着ていても体力の消耗が激しく、1~2時間で休憩を入れるなどの対応が必要。今回は、よく助かったと思う」と話している。
一方、救助に向かって重体だった人は死亡した。
(2010年12月17日 旧ブログ掲載記事)
2010年12月16日19時11分に、msn産経ニュース沖縄版から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
那覇市の排水路「ガーブ川」で、平成21年8月19日、橋の耐震調査をしていた作業員が鉄砲水に流され、4人が死亡した事故で、警察は16日、業務上過失致死の疑いで、調査を請け負った間瀬コンサルタント(東京)の現場監督者で、死亡した男性(58)と、補助役だった那覇の下請け会社の作業員(37)の2人を書類送検した。
容疑は、耐震調査に際し、緊急避難用のロープを設置しないなど、十分な安全対策を怠ったという疑い。
当時、現場では6人が作業に従事。うち5人が流され、4人が死亡。補助役だった作業員は救助された。
容疑は、耐震調査に際し、緊急避難用のロープを設置しないなど、十分な安全対策を怠ったという疑い。
当時、現場では6人が作業に従事。うち5人が流され、4人が死亡。補助役だった作業員は救助された。
事故時の状況を報じる記事は下記。
責任問題に関する記事は下記。
カテゴリー
製造業ブログランキングへの接続
最新コメント
最新トラックバック
カウンター
アクセス解析
通信欄
プロフィール
HN:
魚田慎二
性別:
男性
職業:
労働安全コンサルタント
自己紹介:
千葉県市原市在住
石油化学系の会社に勤務し、製造現場で安全に関する実務に従事すること、約20年。
その間、安全活動の推進、安全基準の制定、事故原因究明と再発防止策の立案などを担当しました。
また、それらの業務を通じ、火災爆発防止、静電気、粉じん爆発、ヒューマンエラー防止などに関する様々な知識を得ました。
現在は退職後、労働安全コンサルタントとして、各種相談に応じるとともに、事故を減らすための教育啓蒙活動に取り組んでいます。
石油化学系の会社に勤務し、製造現場で安全に関する実務に従事すること、約20年。
その間、安全活動の推進、安全基準の制定、事故原因究明と再発防止策の立案などを担当しました。
また、それらの業務を通じ、火災爆発防止、静電気、粉じん爆発、ヒューマンエラー防止などに関する様々な知識を得ました。
現在は退職後、労働安全コンサルタントとして、各種相談に応じるとともに、事故を減らすための教育啓蒙活動に取り組んでいます。

