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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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(1/2から続く)

 

2020281253分に毎日新聞からは、風化したのは凝灰岩だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

中谷氏は現場調査終了後、「斜面を覆う凝灰岩が強く風化していた。これにより崩落が起きたとみられる」と述べた。

風化現象は、気温の変動や強風にさらされることなどで進みやすい。

 

中谷氏は、「なぜここが、このタイミングで崩落したかは絞り込めていない」と話した。

 

中谷氏によると、現場は草が生え、その下は薄い土壌と凝灰岩で覆われていた。

凝灰岩は亀裂が入るなどして、もろくなっていたという。

 

風化が進んで不安定になる恐れがあり、中谷氏は県に対し、斜面の表面を覆うなど対策を講じるよう助言したと説明した。

 

https://mainichi.jp/articles/20200208/k00/00m/040/066000c 

 

 

272228分に産経新聞からは、露出した凝灰岩は手で崩せるほど風化していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

中谷室長によると、現場は凝灰岩の上を厚さ30センチほどの土壌が覆い、植物が生えた斜面。

土砂が崩れて露出した凝灰岩を調べると、手で触ると崩せるほどの「強い風化」だったという。

 

調査には神奈川県や逗子市の職員計12人が参加。

メジャーで崩落幅を計測し、土砂の水分含有状況も調べた。

 

https://www.sankei.com/affairs/news/200207/afr2002070025-n1.html 

 

 

 

(2020年2月14日 修正1 ;追記)

 

213日付で日経クロステックからは、擁壁の水抜きパイプは乾燥していた、マンション建設以前は企業の社員寮だったが造成記録は見当たらないなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

・・・・・

 

現地を調査した国交省国土技術政策総合研究所の中谷洋明・土砂災害研究室長は、「擁壁に設置されていた水抜きパイプは乾燥していた。斜面崩壊の要因が水によるとは考えにくい」と説明する。

 

実際、現場から最も近い辻堂の観測所では、21日から0.5mm以上の降水は記録されていない。

 

京都大学防災研究所斜面災害研究センター長の釜井俊孝教授は、土砂崩落が発生したメカニズムについて、「この斜面は池子層(240万~400万年前)から成っており、比較的若い深海の堆積物が急速に隆起した丘陵だ。固結度が低いため、風化部分はもろくなり、崩れやすかったのではないか」と推測する。

 

土地造成の履歴について、神奈川県横須賀土木事務所まちづくり・建築指導課の佐藤氏は、「時期が古過ぎて記録が残っていない」と話す。

 

マンション完成は047月だが、それ以前は企業の社員寮が建っていた。

「社員寮の建築確認は1969年に下りているが、宅地造成の記録が見当たらない。切り土や盛り土については分からない」(佐藤氏)

 

・・・・・

 

https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00142/00645/ 

 

 

213220分に神奈川新聞からは、市は管理組合との合意を待たず応急工事に着手するという下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

同市の桐ケ谷覚市長は13日、市が事故現場斜面の応急工事に着手する方針を明らかにした。

 

事故発生以来、通行止めが続く市道を再開し、多くの市民が通勤・通学などで利用する生活道路の安全を確保するためで、費用負担などは今後、所有者のマンション管理組合と交渉する。

 

桐ケ谷市長は、「私有地の対策は所有者が行うべきだが、手をこまねいてはいられない。速やかに工事し、安全を図りたい」としている。

市は、管理組合が合意形成して工事に着手するには時間を要すると見込み、先行して応急工事を行うことを決めた。

 

工法は今後検討するが、7日に現地調査した国土交通省の専門家の助言を踏まえ、モルタルの吹き付けや防護柵設置などを検討している。

 

今月中にも設計に着手したい考え。

費用は数千万円を見込むという。

 

https://www.kanaloco.jp/article/entry-270239.html

 

 

 

(2020年3月4日 修正2 ;追記)

 

20203350分に神奈川新聞からは、最終報告が公表されたという下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

現地調査を行った国土交通省国土技術政策総合研究所は2日、「崩落箇所は表土が両脇の斜面より薄く、風化防止の作用が不十分だった」などとする最終報告を公表した。

 

事故現場では同日、市の応急復旧工事が始まった。

 

同研究所によると、崩落斜面の表土厚は20~30センチほど。

70センチ以上あった周囲と比べて薄いため、地表付近が乾燥、風化しやすい状況だったとみられる。

2月5日の事故直前にまとまった雨はなく、「水による流動・崩壊ではない」と指摘。

「崩落の直接的な引き金は不明」としつつ、「地表面の低温、凍結、強風の複合的な作用で風化が促進された」などと結論付けた。

この日始まった市の応急工事では、崩落部分にモルタルを吹き付け、通行止めが続いている斜面下の市道の防護柵を設置する。

工期は4月10日までの予定で、市は完了後に市道の歩行者の通行を再開したい考えだ。

本格工事の着工時期などは未定という。

 

https://www.kanaloco.jp/article/entry-286905.html

 

 

 

(2020年5月7日 修正3 ;追記)

 

2020561713分にNHK神奈川から、逗子市が類似斜面を調査した結果、4割で崩落危険があった、県が調査した県道沿いは崩落の前兆はなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

逗子市は、主要な市道が走っている41の土砂災害警戒区域を対象に、同じような斜面がないか調査しました。


その結果、およそ4割にあたる17の区域で斜面にひび割れや部分的に崩れたあとなどが確認され、風化が進めば将来的に崩落につながるおそれがあることがわかったということです。


逗子市は、現段階では差し迫った危険性はないとしていますが、市と国の所有地については来年4月以降にモルタルの吹きつけなどの対策工事を行い、私有地については所有者に対し対策などについて市に相談するよう求めるということです。


一方、神奈川県は事故後のことし3月、県道沿いの斜面820か所を緊急点検しましたが、甚大な被害が発生するような崩落の前兆はなかったということです。

 

https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20200506/1050010133.html

 

 

 

 (ブログ者コメント)

以下は、映像の2コマ。











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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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