2020年2月5日18時59分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午前11時ごろ、兵庫県尼崎市西高洲町の建築会社「K工業」の工場で、鉄製の貯水用タンクの溶接作業をしていた同社社員の男性(62)=西宮市=にタンクが直撃した。
男性は後頭部を強く打ち、約1時間半後に搬送先の病院で死亡が確認された。
尼崎南署によると、男性は数人の作業員と共に高さ約2メートル、幅約3メートル、奥行き約18メートルで重さ約10トンのタンクの溶接作業をしていた。
溶接箇所を変えようとタンクをワイヤでつり上げた際にバランスが崩れ、誤って男性の後頭部に当たったという。
同署は業務上過失致死の疑いもあるとみて、事故の原因を調べる。
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/202002/0013092193.shtml
(2020年6月19日 修正1 ;追記)
2020年6月18日16時45分に神戸新聞からは、最大重量を超えたタンクを吊り上げていたとして書類送検されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今年2月、兵庫県尼崎市西高洲町のタンク製造会社の工場内で、クレーンでつり上げたタンクがバランスを崩して男性従業員=当時(62)=が死亡した事故で、尼崎労働基準監督署は18日、労働安全衛生法違反容疑で同社と男性社長(43)を書類送検した。
送検容疑は最大重量を超えた荷物をクレーンでつり上げるなどした疑い。
同労基署によると男性社長は容疑を認めているという。
事故は、亡くなった男性を含む3人がタンクの溶接作業中、向きを変えようとクレーンでつり上げると、バランスを崩して揺れ、男性に激突したという。
使ったクレーンは2基で、つり上げられる最大重量は2トンと5トン。
タンクは重さは約10トン(縦2・8メートル、横12メートル、高さ2メートル)だったという。
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/202006/0013434203.shtml
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。