2020年2月4日11時17分にNHK京都から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午前9時20分すぎ、京都市中京区の複合商業施設、「BiVi二条」の管理会社から「1階で爆発音がした」と消防に通報がありました。
警察と消防によりますと、施設の1階にある飲食店、「はなまるうどん」の調理場で殺虫剤のスプレー缶が破裂したということで、近くにいた従業員1人が軽いやけどをして病院に搬送されました。
スプレー缶の破裂で火の手が上がることはなかったということですが、複合商業施設を訪れていた人には屋外に避難するよう消防から指示が出され、あたりは一時騒然としました。
施設内にいたという50代の男性は、「映画を見ようと席に着いたら、係員から避難するよう言われました。念のためだと説明があったので、落ち着いて近くの公園に向かいました」と話していました。
また、施設の向かいのマンションに住む70代の男性は、「自宅から消防車が10台ほど見えてびっくりしました。従業員が施設の前に避難していましたが、煙は出ておらず、何が起きたのかはよくわかりませんでした」と話していました。
現場の複合商業施設はJRと地下鉄の二条駅に隣接していますが、列車の運行などに影響はなかったということです。
警察と消防は、飲食店の従業員から話を聞くなどして、破裂の原因を調べています。
【スプレー缶の破裂に注意】
総務省消防庁によりますと、殺虫剤やコンロの燃料などが入ったスプレー缶の破裂による火災は、平成25年から29年までの5年間に全国で546件発生し、半数近くが10月から1月にかけて起きているということです。
スプレー缶は、熱せられると中の空気が急激に膨張して破裂につながるということで、京都市消防局は、暖房器具やガスコンロなどの近くには置かないよう、注意を呼びかけています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/20200204/2010005646.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
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