2020年2月3日19時47分にFNN PRIME(関西テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午後、滋賀県守山市で上下水道工事中に男性が生き埋めになり、病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。
午後2時頃、滋賀県守山市石田町の上下水道工事の現場で「人が埋まった」と作業員から消防に通報がありました。
警察によると、滋賀県草津市の配管業の岡井谷さん(男性、38歳)が水道管を埋める作業をしていたところ、深さ約3mの穴の横壁が崩れ生き埋めになったということです。
岡井谷さんは約2時間後に助け出され、病院に運ばれましたが、まもなく死亡が確認されました。
現場にいた作業員は「作業中に土砂が崩れる音がして、振り返ると岡井谷さんが埋もれていた」と話しているということです。
警察は、なぜ土砂が崩れたのか、事故当時の状況を詳しく調べています。
https://www.fnn.jp/posts/2020020319471709KTV
2月4日0時9分に毎日新聞からは、壁が崩れやすく救出は困難を極めたなど、同趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午後2時ごろ、滋賀県守山市の宅地造成の工事現場で、同県草津市の配管業、岡井谷さん(38)が崩れてきた土砂の下敷きになって生き埋めになり、約2時間後に搬送先の病院で死亡が確認された。
同県警守山署が死因や事故の原因などを調べている。
同署などによると、岡井谷さんは上下水道の配管整備のため、長さ約8メートル、幅約1・1メートル、深さ約3・5メートルの溝の中で作業をしていたところ、溝の壁が崩れて全身が埋まったとみられる。
溝内で作業していた別の男性は無事だった。
他の作業員や駆け付けた消防隊員などで救出作業に当たったが、壁が崩れやすく困難を極め、救出を終えるまで約1時間40分かかったという。
https://mainichi.jp/articles/20200203/k00/00m/040/287000c
(ブログ者コメント)
以下は、関西テレビ映像の2コマ。
(2020年10月4日 修正1 :追記)
2020年10月2日20時12分にYAHOOニュース(京都新聞)からは、土留めを設けていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
滋賀県守山市で2月に下水道工事をしていた男性作業員が土砂に埋まり死亡した事故で、大津労働基準監督署は2日、掘削面の土砂崩壊防止策をしていなかったとして、労働安全衛生法違反の疑いで甲賀市水口町の水道施設工事業「Y工業」の男性経営者(42)を書類送検した。
書類送検容疑は、2月3日、守山市石田町の下水道管設置工事で、深さ約3・5メートルまで掘削した溝に崩壊を防ぐ土留めを設けなかった疑い。
同監督署によると、作業員は溝の中にいて崩れた土砂に埋まったという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e63e4046c2db566100f7ac3356c2de89fab8cb57
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。