2015年6月13日21時57分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6月13日21時39分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
13日午前11時15分ごろ、香川県丸亀市の遊園地「ニューレオマワールド」で、客の松山市の女性(42)がジェットコースター「レディーバードコースター」から降車後、「腰が痛い」と訴えた。
女性は、左肋骨を骨折する重傷。
警察によると、女性は2人乗りの車体右側に1人で乗っていた際、急カーブで体を打ち付けられた可能性があるという。
体を固定する安全バーは装着していた。
女性は搬送時、「カーブの際に座席で腰を打った」などと話していたという。
警察は、乗車中に揺さぶられて体を打ち付けた可能性があるとみて、業務上過失傷害の疑いで調べる。
警察によると、5月18日にも、同じコースターに1人で乗車した善通寺市の小学1年の女児(6)が左鎖骨を折る事故があった。
警察やニューレオマワールドの運営会社「レオマユニティー」によると、コースターは全長約280m。最高時速は35kmで、走行中に上下左右に揺れるのが特徴。テントウ虫の形をした車体は2人乗りで、腹の前にバーを下ろして体を固定する構造になっている。
1991年の開園当初からあり、法定点検は年1回。2月の点検では異常はなかったという。
同遊園地では昨年11月、剪定作業をしていたパート従業員の男性が水上ジェットコースター「ビバーチェ」と接触したとみられる重体事故が発生。
今年2月には、「ビバーチェ」の点検をしていた男性社員が乗り場と車体の間に左足を挟み、指の骨を折る事故があった。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20150614k0000m040044000c.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150613-OYT1T50111.html?from=ycont_top_txt
6月16日8時56分に読売新聞からは、3年前にも同様の事故があったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2012年にも、同じコースターで吹田市の女性(73)が腰をけがしていたことが分かった。
この女性によると、12年12月に1人でコースターに乗車。
カーブで腰を痛めて自力で立てなくなり、帰宅後も約1か月寝たきりだったという。
取材に対し、女性は「遊園地は楽しい思い出を作る場所。安全第一に考えてほしい」と話した。
同園は、3歳未満のコースター乗車を禁じていたが、12年の事故を機に「60歳以上」も禁止するなど安全策を強化。
今回の事故で、「車両を改良することも検討している」という。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150616-OYT1T50016.html
(2015年8月9日 修正1 ;追記)
2015年8月6日18時41分にNHK高松から、再発防止策をとって運転を再開するという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月6日18時39分に西日本放送からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
ことし5月と6月に相次いで乗客が骨折する事故が起きた、丸亀市のレジャー施設にあるジェットコースターが、再発防止策をとった上で8日から運行を再開することになった。
丸亀市のレジャー施設、「NEWレオマワールド」のジェットコースター「レディーバードコースター」では、ことし5月に6歳の女の子が骨折する事故が起きたほか、6月にも42歳の女性がカーブの際に座席で体を強く打って肋骨を折る事故があり、県が運行停止を求める行政指導を行っていた。
県などによると、2人乗りの座席に1人で座った場合、安全バーと座席との間にすき間ができるため、体が十分に固定されず、急カーブの際に体が横滑りしやすい状態だったことが事故につながったとみられるという。
このためレオマワールドでは、横滑りを抑えるため、新たにシートベルトを設けたほか、座席の表面の素材も滑りにくいものに変え、さらに、座席の側面に衝撃を吸収するクッションも設置するなど対策を行った。
県も、きょうまでにこうした対策を確認し、ジェットコースターの運行の再開を認めることにした。
このジェットコースターは、8日から運行が再開される。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/8033958721.html?t=1438894702046
https://www.rnc.co.jp/news/index.asp?mode=1&nwnbr=2015080604
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。