







2019年7月28日22時30分に中日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午後6時45分ごろ、名古屋市天白区の豊田工業大の実験室から出火。
約1時間10分後に鎮火したが、初期消火の際、20代の大学院生の男性2人が腕などにやけどの重軽傷を負い、実験器具などの一部を焼いた。
警察や同大によると、実験室では男性1人がマグネシウムを加熱して強度を高める実験をしていた。
約40cm四方の電気炉内でマグネシウムを熱していたところ発火したため、消火器を噴射。
高温のマグネシウムが破裂して飛び散った。
同大は、マグネシウムを通常より加熱しすぎたとみている。
同大の榊学長は、「学生にけがをさせてしまい、申し訳ない。再発防止のため、ルール強化と教育を徹底する」と話した。
https://www.chunichi.co.jp/s/article/2019072890223059.html
7月29日1時4分に日本経済新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午後6時45分ごろ、名古屋市天白区久方の豊田工業大で「実験中に火災になった」と119番があった。
警察によると、実験室でマグネシウムから出火し、いずれも23歳で同市昭和区と愛知県扶桑町の男子学生計2人が重軽傷を負った。
いずれも意識はあるという。
警察は、実験の手順を誤ったとみて、詳しい経緯を調べている。
現場は工学部の実験室で、6階建ての建物の3階部分。
重傷の学生は顔や左の腕、脚に、軽傷の学生は首や腹にやけどをそれぞれ負い、実験器具や棚の一部を焼いた。
約1時間10分後に鎮火した。
2人は燃焼実験中、高温になりすぎたため、消火器で消し止めようとしたが、燃え方が激しくなったという。
重傷の学生は、「実験の条件を間違えた」と話しているという。
同大は市営地下鉄「相生山駅」から北東約800mにある。
1981年にトヨタ自動車による寄付金で設立された私立大。
〔共同〕
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47891570Y9A720C1CZ8000/
7月28日22時35分にYAHOOニュース(東海テレビ)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
消防車18台が出て、火はおよそ1時間後に消し止められたが、マグネシウムが入っていた器具と実験室の棚などが燃え、消火器で火を消そうとした20代の男子学生2人のうち、1人が顔など上半身に、もう1人が下半身に火傷を負った。
いずれも意識はあるという。
警察によると、マグネシウムを燃やす実験中、普段より激しく燃えたため学生が消火器で火を消そうとしたところ爆発し、火が燃え広がったという。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190728-00023571-tokaiv-soci
キーワード;粉塵爆発?
2019年7月30日5時22分にNHK長崎から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日、佐世保市消防局が119番通報を受けた際、救急車のカギが所定の置き場所になかったため、最寄りの救急隊が出かけられず、出動に遅れが出ていたことがわかった。
同局によると、28日午後5時24分、佐世保市内にある老人福祉施設の職員から、「80代の入所者の女性の意識と呼吸がない」と119番通報があった。
これを受けて、中央消防署の最寄りの出張所に救急車と消防車の出動指令が出された。
しかし、救急車のカギが所定の場所になかったため出動できず、改めて本署の救急車を出動させたため、先に現場に到着していた消防車に比べて7分遅れて到着したという。
消防車が現場に駆けつけた時には、女性は心肺停止の状態で、消防隊が救命措置を行ったが、病院に搬送後に死亡が確認されたという。
同局によると、救急車のカギは置き場所が決まっているが、この日は、隊員が前の出動で使った道具を消毒する際に、消毒室にカギを置いたことを忘れていたという。
また、通常は3人の救急隊員それぞれに1本のカギを渡しているが、この日は代用車を使っていたため、カギが1本しかなかったという。
同局は、女性が死亡したことと救急車が遅れたこととの関連について、今後、調査するとともに、代用車を使う場合でも3人の救急隊員全員にカギを渡すことにしている。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20190730/5030004693.htmlhttps://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20190730/5030004693.html https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20190730/5030004693.html
2019年7月28日17時30分にNHK富山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
後を絶たない用水路の転落死亡事故を防ごうと、住民などがみずから地域の危険箇所を回り安全対策を考えるワークショップが富山市で開かれた。
富山県は、用水路の転落死亡事故の件数が全国最悪レベルになっている。
県は、自分が住んでいる地域の用水路の危険性を住民などにみずから考えてもらおうと、28日に富山市でワークショップを開き、地域の自治振興会や土地改良区、長寿会などからおよそ40人が参加した。
はじめに、農業土木の専門家が、会場の公民館の横にある幅80cm、水深16cmの用水路で足を滑らせて転落したという想定で、人型の模型を使った実験を行った。
用水路に入れられた模型は、流れを自分の体でせき止め、止まった場所では水位が40cmまで上昇し、顔の部分にかかっていた。
専門家は、流れが速いと水位が上がるスピードも速く、死亡事故につながる可能性が高くなることを説明した。
そして、住民が実際に地域の用水路の危険箇所を見て回り、どこにどのような安全対策を行うのが最も効果的かを話し合った。
県は、8月にも同様のワークショップを開くことにしていて、地域で用水路事故の危険箇所についての情報を共有し、安全対策を行うことで事故防止につなげたいとしている。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20190728/3060002364.html
(ブログ者コメント)
以下は主だった場面。
2019年7月29日18時40分にYAHOOニュース(新潟テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
佐渡市で草刈りをしていた50歳の男性が、ハチに刺されて死亡した。
男性は作業中に2度刺され、死因はショック死とみられている。
死亡したのは、佐渡市から委託を受けた建設会社の50歳の男性作業員。
市によると、男性は28日午前8時ごろ、道路脇で草刈り中に左腕をハチに刺された。
男性は市販の薬を塗り、作業を続けていたが、およそ3時間後に900m離れた所で、今度は右手の指先をハチに刺された。
再び塗り薬で処置したが、直後に咳や嘔吐の症状が出て容態が急変。
すぐに病院に搬送されたが、死亡した。
死因は、アナフィラキシーと呼ばれる、アレルギー反応に伴うショック死だった。
2度目に刺された場所の周辺には、アシナガバチが飛んでいたという。
新潟市保健所によると、この時期は巣を刺激しなければハチのほうから襲ってくることはなく、草刈りなどの前には巣がないかどうか確認が必要だという。
また、刺された場合には傷口を水で流し、すぐに救急車を呼んでほしいと呼びかけている。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190729-00010002-niigatatvv-l15
7月29日20時55分に新潟日報からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
作業時、男性は薄手の長袖と長ズボン姿で、手袋を着用していた。
現場の市道脇には、高さ1mほどの草木が生い茂っていた。
一緒にいた作業員は、「2回目に刺されたのはアシナガバチではないか」と話しているという。
草刈りを発注した市建設課の佐々木係長(46)は、「ハチに刺されたらすぐに病院で治療するなど、作業員の安全を最優先するように各事業所に呼び掛ける」と話した。
https://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20190729485776.html
7月29日23時44分に毎日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
死因は、ハチに複数回刺されたことによるアレルギー性の「アナフィラキシーショック」とみられる。
新潟市保健所によると、ハチ毒が体内に入ると、抗体の作用で意識障害や呼吸器不全などの症状が引き起こされることがあるという。
同保健所は、「ハチ刺されの際は、30分以内に急激な症状が出ることもある。自分で処置せず、速やかに医療機関の診察を受けてほしい」と注意を呼びかけている。
https://mainichi.jp/articles/20190729/k00/00m/040/163000c
7月30日11時10分に新潟日報からは、下記趣旨の解説記事がネット配信されていた。
急激なアレルギー反応が出ることもあるハチ刺されについて、専門家は「7~9月に受診するケースが多い」と、注意を呼び掛けている。
厚労省の人口動態調査によると、全国でスズメバチに刺されるなどして死亡したのは、2017年が13人、16年が19人。
近年では、年間10~20人程度の犠牲者が出ている。
佐渡市の男性は2回目にハチに刺された後、急激なアレルギー症状が出た。
アレルギーに詳しいさくら皮膚科医院(新潟市中央区)の西條院長によると、1回目に刺されて広範囲に腫れが広がるような場合は、再度刺された場合にアナフィラキシー(全身性のアレルギー症状)を起こすことが多い。
ただ、大量の毒が侵入すれば1回目でもアナフィラキシーが起き得るほか、1回目が軽い局所症状でも、2回目や3回目以降に全身症状に至るケースもあるという。
西條院長は、「刺されて1、2時間は様子を見て、かゆければ冷やす。腫れがひどい場合は受診してほしい」と強調。
30分以内に発汗や吐き気など刺された場所以外に異常を感じたら、急いで受診するよう訴える。
西條院長によると、特にスズメバチやアシナガバチは殺傷力が強い。
ハチに刺されないためには、肌を露出せず、明るい色の服を着ることやヘアスプレーなどのにおいに注意することも必要だ。
新潟市消防局も、「息苦しさなど体に異常を感じたら、すみやかに119番通報をしてほしい」と強調している。
https://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20190730485851.html
(ブログ者コメント)
ハチに2回刺されるとヤバイことになると聞いた覚えがあったので調べ直してみたところ、、以下の解説記事が見つかった。
(日本皮膚科学会 皮膚科Q&A)
Q8 ハチに刺されるとどうなりますか?
A ハチに刺されると、まず激しい痛みが出現し、赤く腫れます。
これはハチ毒の刺激作用によるもので、初めて刺された場合、通常は1日以内に症状は治まります。
しかし、2回目以降はハチ毒に対するアレルギー反応が加わるため、刺された直後からジンマシンを生じたり、刺されて1~2日で強い発赤、腫れを生じたりします。
この反応には個人差が大きいですが、ひどい場合は刺されて30分~1時間で意識消失や血圧低下などを生じて、死に至ることがあります。
これはアナフィラキシーショックと呼ばれる症状で、ハチ刺されによる死亡事故は、この特殊なアレルギー反応によるものです。
https://www.dermatol.or.jp/qa/qa16/q08.html
以下は、今回事故現場の新潟テレビ映像。
2019年7月28日付で中国新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午前2時55分ごろ、広島市中区西十日市町の牛丼チェーン店「なか卯」広島西十日市店から、「従業員2人の体調が悪くなった」と119番があった。
47歳と34歳の女性従業員2人が市内の病院に搬送され、一酸化炭素中毒と診断された。
ともに、一時は意識がもうろうとした状態だったが、回復に向かっているという。
警察などによると、店は24時間営業。
2人は調理をしていたが、体調が悪くなったため「店を閉めたい」と同店店長に連絡した。
店長から連絡を受けた近くの店舗の男性従業員が店に駆け付けると、2人がぐったりしていたという。
当時、店に客はいなかった。
警察の調査では、通常24時間稼働している店内の換気扇が動いていなかった。
警察は、換気が不十分だったことが一酸化炭素中毒の原因とみて調べている。
2019年7月29日7時0分に神戸新聞から下記趣旨の記事が、橋の写真付きでネット配信されていた。
兵庫県上郡町で27日夜にあった「第40回かみごおり川まつり」の花火大会で、打ち上げを担当した業者ら11人が、増水した千種川の中州に一時、取り残された。
川に渡した仮設の橋が水没したためで、上郡消防署員が救助し、けが人はなかった。
町などによると、花火は午後7時半から8時半すぎにかけて、同町上郡、上郡橋南側の中州(長さ約300m、幅約100m)から打ち上げられた。
終了後、業者らが引き揚げようとしたが増水で橋を渡れず、午後9時に同消防署に救助要請。
消防隊員は作業員らを橋の手すりにつかまらせ、数人ずつ川岸へ誘導した。
この日、花火会場近くの千種川の水位は降雨の影響で、午後8時の1.02mから、同9時には1.66mに急上昇した。
上郡町の担当者は、「橋の水没は想定していなかった。今後は、上流の降雨状況も含め、判断したい」と話した。
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201907/0012558575.shtml
(ブログ者コメント)
掲載写真によれば、足場用の鉄パイプで作った枠に足場板を3枚横に並べた、長さ数10m程度の橋だった。
2019年7月28日0時11分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午後8時25分ごろ、兵庫県姫路市飾磨区細江の姫路港で開かれていた「姫路みなと祭海上花火大会」で、海上の台船で打ち上げ作業をしていた男性(34)に破片が刺さった。
男性は病院に搬送され、重傷のもよう。
大会は、この事故でフィナーレを中止した。
海保などによると、打ち上げ前の花火が暴発したとみられる。
台船(長さ約60m、幅約20m)には、当時、打ち上げ作業の関係者約25人が乗っていた。
ほかにけが人はなかった。
花火は午後7時半に始まり、人出は約8万人(主催者発表)。
約1時間15分で大会史上最多の約6000発を上げる計画だったが、締めくくりに予定されていた連続打ち上げなどを取りやめた。
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201907/0012555732.shtml
7月28日23時15分に神戸新聞からは、下記趣旨の続報記事がネット配信されていた。
男性に刺さった破片はステンレス製の発射筒の一部とみられることが28日、海保の調べで分かった。
海保は、業務上過失傷害の疑いも視野に、事故原因を調べている。
同大会は市や飾磨港振興会などでつくる「姫路みなと祭協賛会」の主催。
打ち上げは、煙火(えんか)製造業「S煙火製造所」(同市)に委託して行われた。
海保などによると、事故当時、海上の台船(長さ約60m、幅約22m)で20人が作業に当たり、花火玉を入れた発射筒4995本を設置。
うち1本の円筒(直径約15cm、高さ約60cm)が暴発したとみられる。
男性は臀部に破片の直撃を受け、直腸を損傷する重傷を負ったが、命に別条はないもよう。
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201907/0012558577.shtml
2019年7月28日付で信濃毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午後7時ごろ、飯田市上郷飯沼の上郷小学校グラウンドで開かれた「しもなん夏祭り」で、打ち上げ花火が観客がいるエリアに飛び込み、破裂した。
警察によると、いずれも市内在住で、ともに10歳の小学生男児2人と中学生の男子生徒(12)が脚にやけどをするなどの軽いけがをした。
警察は、現場の状況などから、花火業者が遠隔操作で点火した際、筒が横に倒れたとみて、原因を調べている。
警察によると、祭りは下黒田南まちづくり委員会主催で、住民ら約300人が花火を見に来ていた。
観客がいるエリアはロープで仕切られ、打ち上げ場所から約30m離れていた。
警察は、打ち上げ方法などに問題がなかったか、花火師や主催者に事情を聴いている。
https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20190728/KT190727FTI090029000.php
7月28日10時44分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
小型の打ち上げ花火が横方向に飛んで破裂し、破片が当たった見物の小中学生3人(10~12歳)がすねなどに軽いやけどを負った。
救急車が呼ばれたが、搬送はされなかった。
警察によると、20数個の小型花火が残り数発になったとき、打ち上げる装置自体が倒れたとみられる。
花火が始まって10分ほどで事故が起こり、その後の打ち上げは中止された。
https://www.asahi.com/articles/ASM7X2J29M7XUOOB002.html
7月29日付で信濃毎日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大会主催員会の委員長・古田さん(男性、70歳)によると、倒れたのは30本ほどの小型打ち上げ花火の束。
輸入品で、3、4発打ち上がった後に倒れた。
事故当時は雨が降っていたが、風はほとんどなかったという。
古田さんは、「事故が起きたことについては申し開きできない」。
打ち上げを担当したA煙火工業(飯田市)の社長は、「原因が明らかになるのを待ち、同じことが起きないように対策を検討したい」と話している。
https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20190729/KT190728FTI090009000.php
2019年7月28日10時8分に山形新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午後0時45分ごろ、JR羽越本線の遊佐駅で、下り普通列車の男性運転士(37)が体の震えや手足のしびれなど、体調不良を訴え、列車の運転を一時見合わせた。
運転士は軽度の熱中症とみられ、救急搬送された。
県内は厳しい暑さとなり、各消防本部によると、同日午後6時までに、この運転士を含め19人が運ばれた。
JR東日本秋田支社や消防によると、列車は午後0時半ごろ酒田駅を出発した秋田駅行きで、運転士は遊佐駅に到着した際、車掌に体調不良を伝えたという。
代わりの運転士が到着するまで、列車は同駅で運転を見合わせ、50分後に再開した。
乗客約30人に影響が出た。
このほか、県内で救急搬送された18人のうち、自転車に乗っていて動けなくなった山形市の80代男性や、玄関で倒れていた上山市の女性(89)ら3人が中等症の疑い。
野球の試合中に頭痛と吐き気を訴えた男児(10)ら14人が軽症とみられる。
今後も暑い日が続くため、関係機関は熱中症への注意を呼び掛けている。
https://www.yamagata-np.jp/news/201907/28/kj_2019072800573.php
(ブログ者コメント)
列車運転中の運転士が熱中症になった事例は、本ブログでも過去に何件か紹介スミ。
その中には、運転席に送風機があり、客車の冷風が流れ込むようになっている普通列車でも熱中症になった事例がある。
2015年8月13日掲載
2015年8月5日 奈良県大和高田市のJR和歌山線高田駅で運転士が体調不良を訴えたため救急搬送、4日の特急くろしお運転士と同様、熱中症か? 送風機など対策はとっていたが・・・
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/5115/
2019年7月27日16時8分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午前11時半ごろ、滋賀県彦根市の琵琶湖の松原水泳場で開催されていた「鳥人間コンテスト2019」の会場で、「男性3人が低体温症で動けなくなった」と大会関係者から119番があった。
消防によると、いずれも出場チームの大学生で、うち2人は病院に搬送されたが、命に別条はない。
警察によると、台風6号の影響で午前10時半に大会の中断が決まり、男性らは撤収作業をしていた。
長時間風雨にさらされたのが原因とみられる。
鳥人間コンテストは、自作人力飛行機による飛行距離や飛行時間を競う大会で、今年で42回目。
読売テレビによると、28日まで2日間の日程だったが、27日の競技を途中で中断。
28日は実施する予定という。
https://www.sankei.com/affairs/news/190727/afr1907270017-n1.html
2019年7月26日21時12分にNHK石川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月5日、志賀町にある北陸電力志賀原子力発電所で、外部から電源が断たれた際に発電所の電源を確保する高圧電源車の前輪付近が焼ける火事があった。
北陸電力が調査したところ、点検作業でエンジン付近のバッテリーを引き出したところ、電源ケーブルが外れて金属の配管に接触してショートし、配管に取り付けられていたプラスチック製の部品が燃えたことが分かった。
また、バッテリーの電源ケーブルには延長ケーブルを接続するはずだったが、車両メーカーのミスで取り付けられていなかったという。
北陸電力は、車両メーカーに対して必要な補修を行うよう求めるとともに、メーカーや点検に当たる職員などが情報共有を徹底するなどとする再発防止策をまとめた。
北陸電力は、「地元の皆さまをはじめ、関係の方々にはご心配・ご迷惑をおかけしお詫び申し上げます。今後は対策を確実に実施し、再発防止に努めてまいります」とするコメントを出した。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/20190726/3020002320.html
※事故発生当時の報道は下記参照。
(2019年7月6日付 毎日新聞石川版)
北陸電力は5日、志賀町の志賀原発敷地内で同日午前10時10分ごろ、非常時に使用する高圧電源車から出火したと発表した。
社員らがすぐに消火器で火を消し止め、同30分ごろに消防が鎮火を確認した。
火災によるけが人はなく、運転停止中の原発1、2号機への影響もないという。
北陸電力によると、定期点検を終えた高圧電源車を1号機に近い防災資機材倉庫付近で移動させようとしたところ、右側面下部から火が出たという。
同社が事故原因を調べている。
https://mainichi.jp/articles/20190706/ddl/k17/040/235000c?pid=14509
(2019年7月5日 チューリップテレビ)
高圧電源車とは、災害などで電源が確保できなくなったときに、電力を供給するためのもので、大きさは中型トラック程度。
5日は、年に1度の点検を行っていた。
北陸電力によると、電源車の前輪付近の2か所から火が出たという。
http://www.tulip-tv.co.jp/news/detail/index.html?TID_DT03=20190705182144
※事故原因に関する北陸電力からのニュースリリース(図解付)は、下記参照。
①車両メーカーが、リコール対応として当該高圧電源車のケーブルを敷設し直した際に、バッテリーの引き出しを考慮したケーブル余長を確保していなかった。
②電源装置メーカーが、至近の点検でバッテリーを引き出した際、電源ケーブルに張力が加わり、コネクタ部から金属部分が引き抜かれ、露出した。
③当該高圧電源車を運転しようとしたところ、エンジンが始動しなかったため、電源装置メーカーが、その状態確認として電源ケーブルを触手確認した際に、金属部分がエア配管に接触した。
これにより同配管に電流が流れて発熱し、同配管に取り付けられていた2箇所の振れ止めクリップ(樹脂製)より発火した。
http://www.rikuden.co.jp/press/attach/19072601.pdf
2019年7月26日19時48分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
関西エアポートは26日、関西国際空港にある浄化センターの汚水処理水の一部が、雨水専用排出口から大阪湾に放流される違法状態が、1994年の開港から約25年間続いていたと発表した。
放流された処理水はいずれも国の基準値を下回り、周辺海域の環境への影響はないという。
関西エアによると、消防用貯水池に処理水を活用。
藻の発生を防ぐため、1日10m3をあふれさせていたが、それが雨水専用排出口から放流されていた。
大阪府によると、処理水は水質測定後、府の許可を受けた専用排水口から放流することが法律で定められている。
このほか、10年、17年、18年の一定期間、汚水処理機能の不具合で、雨水専用排出口から国の基準を下回る汚水、計約3000m3分が流れ出た。
また、植栽や工事用水に処理水を許可なしに使用していたという。
違法行為を告発するメールが今年3月までに関西エアと府に送られて発覚。
府は今月5日付で、再発防止と早期是正を求める警告書を関西エアに出した。
関西エアは、今後、処理水排出のための適正な許可申請、貯水池の改修、緊急対応マニュアル改定などをして再発防止に努めるという。
https://mainichi.jp/articles/20190726/k00/00m/040/206000c
以下、は7月26日付の関西エア社プレスリリース。(部分)
1. 事実関係
(1)自主水質管理基準*2を超える中水*3の放流と、処理水*4及び
中水の地下浸透行為
以下の期間、浄化センターにおける汚水の処理不調により、自主水質管理基準を逸 脱する恐れが生じたことから、海域への放流を停止していたが、一定の項目に関し て自主水質管理基準を超過していた中水を、浄化センター前の修景池へ継続して給水していた。
それらの中水は、修景池の構造上、池の壁面から越流した後、雨水排水側溝に流れ、最終的に雨水専用排水口から海域へ放流した。
また、一部の処理水や中水を浄化センター敷地内の地面に散布し、浸透させた他、中水を植栽に散布し、浸透させていた。
さらに、隣接する給油センター内の消防水槽に中水を給水し、水槽から越流した水を周囲の芝生帯に浸透させた。
① 2010 年 5 月 12 日~ 6 月 14 日(34 日間)
② 2017 年 5 月 18 日~ 5 月 31 日(14 日間)
③ 2018 年 1 月 29 日~ 2 月 26 日(29 日間)
(2)放流の許可を受けていない雨水専用排出口からの処理水、
中水の放流行為
浄化センターで処理された処理水の一部について、自主水質管理基準を満たしていたものの、放流の許可を受けていない雨水専用排出口から放流した。
また、浄化セ ンター前の修景池へは繁茂対策として恒常的に 10m3 /日程度の中水の給水を行っており、池の壁面から越流した中水を雨水専用排出口より放流した。
(3)中水の用途外使用
法の許可申請上、中水は浄化センターから各建物等で使用(トイレ洗浄用)された後、浄化センターに下水として戻す、100%循環をするものとして許可申請、許可されていたが、植栽散水、工事用水等の使用は許可申請しておらず、用途外使用であった。
(4)上記行為に伴う汚濁負荷量の測定の不履行
処理水は放流前の監視槽で常時水質を測定し、汚濁負荷を把握する必要があるが、上記行為により、適切な汚濁負荷の把握を行わなかった。
http://www.kansai-airports.co.jp/news/2019/2739/J_190726_PressRelease_Purificationcenter.pdf
(ブログ者コメント)
告発せずとも、関西エア社の担当部署に違法状態だと連絡すれば、その時点で関西エア社は対応をとり、連絡した人は、よくぞ気が付いたと褒められそうに思うのだが・・・。
告発に至った裏に、何があったのだろうか?
それにしても、 貯水池から毎日10m3を違法放流していたことは、設備計画時あるいは建設時に気付かなければ、運転に入ってからでは気付く機会はグンと減ってしまう。、
今回の事例、人命にかかる見逃しでなくて、よかった。
2019年7月26日5時0分に下野新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
鼻の中の血管が何らかの原因により傷ついて出る鼻血。
ありがちな止血法として丸めたティッシュを鼻の穴に詰める人も多いが、「実は誤った止血法」と常見泰弘(つねみやすひろ)獨協医大耳鼻咽喉・頭頸(けい)部外科助教。
鼻血が出る仕組みや止血法などを聞いた。
8月7日は「鼻の日」。
よくある鼻血の原因は、ほじったり、いじったりすることだが、「大きなきっかけもなく、いきなり出ることもある」という。
鼻血の8割ほどは、鼻の入り口から1cmほどのところにあるキーゼルバッハ部位からの出血。
毛細血管が集中し、粘膜が薄いため、いじっただけで血管が破れたり、乾燥の刺激だけでも出血したりする。
ここからの出血は応急処置で止血できるが、丸めたティッシュを鼻に詰めるのは禁物。
鼻からティッシュを抜く時の刺激で、再び出血することがあるからだ。
正しいのは、鼻の膨らんでいる部分である小鼻を指でつまみ、15~20分押さえる方法。
指の腹を使って、キーゼルバッハ部位を広く押さえるのがポイントだ。
小鼻より上の目頭や、骨のある硬い部分をつまむのは誤り。
そして、上を向かず、うつむく。
上を向くと血液が喉に流れ、飲み込んで気持ち悪くなり、吐くことも。
もしも血液が喉に流れてきたら、吐き出す。
保冷剤などで冷やす必要はない。
大抵は、この応急処置で止血できるという。
だが、まれに腫瘍や血液疾患、キーゼルバッハ部位以外の血管からの出血が原因となっていることもある。
こうした場合には、小鼻を圧迫しても止血が難しい。
子どもでは、血小板減少性紫斑病(ITP)や白血病といった血液疾患の可能性が考えられるという。
ITPは、気付かないうちにあざができるほか、口の中からの出血も見られる。
心筋梗塞や脳梗塞、血栓症などの既往症があり、血液を固まりにくくする薬(抗凝固薬など)を内服している人は、止血しにくいので注意。
「鼻血が出るから」と勝手に薬をやめると心筋梗塞などの再発リスクが高くなるため、勝手に判断せず、鼻血が出て困っていることを医師に相談することが大切だ。
常見助教によると、よくある鼻出はキーゼルバッハ部位からの出血で、基本的には心配ないものだが、本県は鼻血で救急車を呼ぶ人が多いという。
圧迫で止血できた場合には緊急性はないため、心配な場合は、後日、診療時間内に受診すればいいという。
「鼻血でパニックにならないよう、しっかりと適切な止血法を覚えておいてほしい」と呼び掛けている。
出典
『鼻血が出たら ティッシュ詰めは禁物 15~20分、小鼻つまみ止血を』
https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/199700
(ブログ者コメント)
ご存知の方も多いと思うが、ご参考まで。
2019年7月26日21時22分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午後2時15分ごろ、新潟県燕市五千石の工事現場で交通誘導員の男性(53)が倒れていると、作業していたトラック運転手から119番通報があった。
男性は病院に運ばれたが死亡。
消防などによると、体温が40℃近くまで上がっており、熱中症とみられる。
国交省信濃川河川事務所によると、男性は分水路の拡幅工事が行われていた堤防の上の道路で、1人で交通誘導をしていた。
新潟地方気象台によると、午後2時ごろの燕市の気温は32.9℃だった。
出典
『熱中症疑いで男性死亡 新潟・燕市、工事誘導員』
https://www.sankei.com/affairs/news/190726/afr1907260036-n1.html
7月26日18時57分にNHK新潟からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午後2時すぎ、燕市五千石の信濃川から分岐している大河津分水路の拡幅工事の現場で、交通整理にあたっていた53歳の男性が倒れているのをトラックの運転手が見つけた。
男性は、ドクターヘリで新潟市内の病院に運ばれたが、およそ2時間半後に死亡が確認された。
消防によると、熱中症の疑いがあるという。
国交省によると、この場所で交通整理にあたっていたのは、死亡した男性の1人だけだったという。
国交省では、男性の勤務や熱中症への対策が十分だったのかなどについて、男性の会社から話を聞くことにしている。
出典
『熱中症か 交通誘導員の男性死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20190726/1030008757.html
(ブログ者コメント)
以下はNHK映像の1コマ。ここが作業現場らしい。
2018年9月29日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正3として掲載します。
第1報は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/8869/
(2019年7月30日 修正3 ;追記)
2019年7月25日17時47分にNHK宮崎から、さらなる対策が決まったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故を減らすため、さらなる対策が決まった。
おととし、全国の交差点で最も事故が多かった宮崎市の江平五差路について、信号が見にくかった下り車線に、新たに補助信号機を設置することなどが決まった。
宮崎市中心部にある江平五差路は、片側3車線の国道10号線に3つの市道が交わる交差点で、日本損害保険協会の調査では、おととし1年間で20件の人身事故が起き、全国の交差点で最も多かったという。
このため、道路を管理する宮崎河川国道事務所や宮崎市、それに警察などが合同の会議を設け、対策を進めている。
ことし2月には注意を呼びかける看板を新たに設置しているが、25日開かれた会議で、さらなる対策が決まった。
交差点が広く、南方面に向かう車線では、信号が見にくかったことから、新しく補助信号機を設置することや、道路上にバラバラの位置に設置され見にくかった標識を集約したうえで、行き先の案内板の矢印と道路の車線を同じ色にして、運転手に分かりやすくすること、さらに、交差点手前にあるバス停と交差点まで距離が短く、バスは発車後すぐに車線変更を迫られるほか、後続の車にも影響がでかねないことから、バス停自体をおよそ100m、交差点から離して移設することなどが決まった。
対策会議では、これらの対策を来年度までにすべて終えたいとしている。
宮崎河川国道事務所によると、江平五差路では去年8月までの3年半の間で54件の人身事故があり、おととし1年間の事故の件数は、全国で最も多い20件に上った。
こうした事態を受けて国や宮崎市、それに警察などが合同の対策会議を設け、事故の分析を進めるとともに、順次、できる対策を進めてきた。
54件の事故のうち、42件が運転手の不注意によるもので最も多くを占めていたことから、ことし2月には「追突注意」や「脇見注意」の看板を設置したり、道路に「追突注意」と大きく表示したりした。
その結果、2月から6月までに交差点での運転者の不注意による人身事故の件数は去年の同じ時期より半減し、3件にとどまったということで、宮崎河川国道事務所では対策に一定の効果があったとしている。
出典
『江平五差路の事故防止対策決まる 2018.9.29に追記』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/20190725/5060003923.html
※以下は音声による情報と、その時に流された映像。
対策のポイントは「ドライバーへの分かりやすさ」だ。
交叉点に近づいてくると標識が次々と現れ、慣れない人には分かりにくくなっている。
道路上にバラバラに設置されていた標識。
これを1カ所にまとめ、見やすくする。
国道10号線の赤い矢印と道路3車線分の赤い色を同じ色にするなど、行先の案内板の色と車線を同じ色にする。
(上が従来、下が変更後)
2019年7月25日14時26分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ののちゃんのDO科学 「タマネギを切るとなぜ涙が出るの?」
青森県・田中さん(小6女子)からの質問
ののちゃん) この前、夕食の準備を手伝ってタマネギを切っていたら、涙がいっぱい出てきたよ。悲しくないのにどうしてかな?
藤原先生 ) それはね、タマネギを切った時にできた「プロパンチアールS―オキシド」という成分の仕業だね。気体になって目を刺激するから涙が出るのよ。催涙成分って呼ぶよ。タマネギは、カレーや肉じゃがなどに欠かせない野菜だよね。今日も全国で涙を流しながら料理をしている人がいるはずだわ。
のの) うぎゃあ、難しい名前だね。その物質はタマネギにもとから入っているの?
先生) タマネギの細胞には「プレンクソ」っていうアミノ酸と、「アリイナーゼ」「LFS」という酵素が含まれているの。タマネギを切ったり、つぶしたりして細胞が壊されると、これらの成分が順番に反応して、最終的にプロパンチアールS―オキシドができるのよ。
のの) 不思議だね。誰が見つけたの?
先生) カレーのルーなどを作っている「ハウス食品」の研究グループが「LFS」を発見して、涙が出るこうした仕組みを解き明かしたのよ。この成果が認められ、2013年に人々を笑わせ、考えさせる研究や業績に贈られる「イグ・ノーベル賞」を受賞したのよ。
のの) 料理の時、涙が出ないようにするにはどうすればいいのかな?
先生) 水中眼鏡やゴーグルをつけて切るのが有効ね。コンタクトレンズや眼鏡でもましになるわ。よく切れる包丁を使って、タマネギの細胞を壊さないように繊維に沿って切るのもおすすめよ。
のの) 切っても催涙成分が出ないようなタマネギって作れないの?
先生) もうあるよ。ハウス食品が15年に商品化した「スマイルボール」よ。約10年かけて1万個ほどのタマネギを調べ上げて、酵素の「アリイナーゼ」がとても少ないタマネギを見つけたのよ。酵素が少ないから催涙成分ができる反応が進まないのよ。
のの) 地味な研究だけど、すごいね。
先生) 催涙成分は生で食べた時に辛みを感じさせる成分でもあるわ。それがないから、スマイルボールは辛くない。普通のタマネギも生の時から糖度は高いんだけど、辛さに隠されているんだって。
のの) 切っても涙が出ないし、生で丸かじりしても甘いってことか。食べてみたいね。
先生) 北海道の栗山町で年間100トンほど作られているそうよ。タマネギの生産量は全国で年間100万トンほどだから、その1万分の1程度ね。とても希少だから、なかなか口に入らないね。
(取材協力=ハウス食品グループ本社の広報・ⅠR部 前澤さん)
【ののちゃんのDO科学】
ののちゃんは朝日新聞に連載されている漫画の主人公で、小学3年生。
学級担任の藤原先生を相手に、身の回りの不思議を質問します。
聞いてほしい疑問はこちらへ。
science@asahi.com
出典
『タマネギを切るとなぜ涙が出る? 細胞の中での反応が…』
https://digital.asahi.com/articles/ASM7S457ZM7SUBQU003.html?rm=250
(ブログ者コメント)
涙を誘発する物質は硫化アリルだとばかり思っていたが、違っていたようだ。
調べてみると、ネット上には「プロパンチアールS―オキシド」だとの情報はあるものの、未だ、硫化アリルだという情報も氾濫している。
2019年7月27日19時18分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
鹿児島県伊佐市大口小木原の十曽池公園で、児童ら11人がキイロスズメバチに刺されていたことがわかった。
全員が病院に搬送され、手当てを受けた。
重傷者はおらず、いずれも命に別条はないという。
消防などによると、被害に遭ったのは、同県姶良市の教会が企画した1泊2日のキャンプで同公園を訪れていた50歳代の男女2人と小学2~6年の児童9人。
教会の男性牧師によると、24日午後3時20分頃、キャンプ参加者らが長さ約20mほどのつり橋を渡っていた際、重みで橋が揺れ、橋の下にあった巣から40~50匹ほどが襲ってきたという。
伊佐市は同日、ハチの巣を撤去し、通行禁止にした
出典
『つり橋の下にハチの巣、渡ると揺れて…数十匹襲撃』
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190727-OYT1T50269/
(ブログ者コメント)
過去にも、同じような事故が起きている。
2018年5月25日掲載
[昔] 2016年9月 長野県飯島町で吊り橋を歩行中にスズメバチに刺された女性に対し、巣の存在を知っていた町が設置した危険周知看板が見にくかったとして、町に損害賠償命令
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/8377/
2016年9月18日掲載
2016年9月11日 岐阜県飛騨市のマラソン大会でランナー115人が蜂に刺される、コースは去年と同じだが橋の下に巣ができていた、前日の試走では問題なし、大勢が橋を通ったことが原因
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/6292/
2019年7月24日7時0分にNHK埼玉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
23日午後10時すぎ、埼玉県吉川市上内川の県道を走っていた大型トレーラーから積み荷の鉄骨が崩れ落ち、反対車線を走っていた軽乗用車に衝突した。
警察によると、この事故で、軽乗用車を運転していた吉川市の会社員、鈴木さん(男性、51歳)が全身を強く打って病院に搬送されたが、その後、死亡した。
崩れ落ちた鉄骨は縦10m、横1mほどで、1本あたりの重さはおよそ2トンあり、あわせて5本が路上に落ちたという。
警察は、大型トレーラーを運転していた新潟県三条市の会社員、渡邊容疑者(男性、45歳)を、過失運転傷害の疑いで、その場で逮捕した。
現場は片側1車線の県道のゆるやかなカーブで、積み荷を固定していたワイヤーの一部が切れていたという。
警察は今後、容疑を過失運転致死に切り替え、積み荷を固定する方法に問題がなかったか、捜査を進めることにしている。
出典
『鉄骨が荷崩れ 対向車の男性死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/saitama/20190724/1100005992.html
7月24日12時20分にYAHOOニュース(テレビ埼玉)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、鉄骨を固定していたワイヤーの一部が切れていて、トレーラーに積まれていた鉄骨9本のうち、5本が路上に落ちていたという。
出典
『トレーラーから鉄骨落下 軽乗用車の男性死亡/埼玉県』
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190724-00010000-teletama-l11
2019年7月23日23時32分に京都新聞から、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。
近畿地方は23日午後、温かく湿った空気と上空の寒気の影響で大気の状態が不安定になり、局地的に雷雲が発達して大雨となった。
京都や滋賀でも浸水や冠水が相次ぎ、京都市左京区では道路がひび割れた。
京都市によると、午後3時からの1時間雨量は、京都市左京区鹿ケ谷で41.5ミリ、同区修学院で36ミリ、北区中川で34.5ミリ。
伏見区で商店1軒が床下浸水した。
京都地方気象台によると、京丹波町須知で1時間に20ミリの雨を観測した。
午後4時ごろ、京都市左京区東大路仁王門の交差点のアスファルトで、東西に6mと15mの2本のひび割れができた。
けが人やガス漏れはなかった。
市下水道部によると、急激に雨水が下水道管に流れ込み、噴き出た空気の圧力でアスファルトが割れたという。
道路の一部を規制して、復旧工事を行った。
滋賀県でも、大津市や甲賀市などで激しい雨になった。
県によると、午後4時50分までの1時間に、大津市大石富川で85ミリの猛烈な雨を観測した。
大津署などによると、同市のJR大津京駅近くの高架下道路が冠水するなど、市内2カ所で一時通行止めになった。
出典
『雨水の大量流入で下水管から空気噴出、道路にひび割れ 京都』
https://this.kiji.is/526376613047698529?c=39546741839462401
2019年7月22日14時43分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午前9時40分ごろ、兵庫県丹波市山南町谷川のHパルプ工業で作業中の重機から出火し、エンジン周辺を焼いた。
けが人はなかった。
警察によると、重機は「ホイールローダー」で、パルプをダンプカーに積み込んでいたところ、エンジンが停止。
運転手が再始動すると爆発音が鳴り、出火したという。
出典
『作業中の重機から出火 けが人なし 丹波』
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201907/0012538434.shtml


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。