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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20178141948分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

登山中に死亡した人の死因や状況などを分析した研究結果がまとまり、救助隊の到着時に生存していた人の割合は、わずか2.5%だったことがわかった。

 

分析にあたった医師は、滑落による外傷など致命的なケースが目立つ一方で、登山者自身の適切な対応により生存の可能性を高める余地もあるとしている。


分析を行ったのは、登山者のけがや病気を専門とする「山岳医」の国内での草分けで、札幌市にある北海道大野記念病院に勤務する大城和恵医師。


大城医師は、平成27年までの5年間に登山中の死者が多かった10の道と県で、警察の協力を得て、御嶽山の噴火を除いたあわせて553人の死因や死亡した状況などを分析した。


このうち、死因は滑落などによる外傷が最も多く45.4%、次いで低体温症が15.2%、心臓発作が13.2%と雪崩や脳卒中などよりも多く、これらが「登山中の3大死因」だった。


また、救助隊の到着時に生存していた人の割合は、わずか2.5%だったことがわかった。


外傷や心臓発作は致命的なケースが目立ち、事前の対策が重要となる一方、低体温症は時間をかけて症状が悪化するため、登山者自身が体調の変化に早く気づき適切な対応をとることで、生存の可能性を高める余地もあるとしている。


こうした研究は国内ではこれまで例がなく、大城医師は「山は救急医療から隔絶された厳しい場所なので、登山者は自分を守る力を身につけてほしい」と話している。

 

【道内で遭難事故相次ぐ】

道警本部によると、ことし7月末までに道内の山で起きた遭難事故は90件で、昭和38年以降、過去最悪の事故の数となった去年の同じ時期を上回るペースで推移している。


道警本部では、増える山岳遭難に備えるため、今年度から捜索や救助に当たる専門の部署を設置した。
月に1回のペースで訓練を行って専門的な技能を磨くほか、遭難防止に向けた啓発活動なども担当するという。

道警本部では、気象条件や自分の体力に合った安全な計画を立てるよう、呼びかけている。

 

出典

救助隊到着時の生存は2.5%

http://www.nhk.or.jp/sapporo-news/20170814/3024431.html 

 

 

 

 

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20178141030分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

1時間に50ミリ以上の大雨が降る頻度が、1970~80年代に比べ3割程度増加していることが、気象庁の統計で明らかになった。

地球温暖化との関連が指摘されており、短時間で一気に降る大雨は災害を引き起こす危険性がある。

 

気象庁の統計では、降水量が1時間に50ミリ以上だった回数は、アメダス1000地点あたり、76~85年の10年間は年110~230回で、平均すると173.8回だった。

2007~16年は年169~282回、平均は232.1回と、33.5%増加していた。

 

アメダスは、70年代後半から本格的に全国で運用が始まった自動観測所。

統計が始まった76年の約800地点から現在は約1300地点に増加しているため、気象庁は1000地点当たりに換算してまとめている。

 

気象庁は、1時間に50ミリ以上80ミリ未満を「非常に激しい雨」、80ミリ以上を「猛烈な雨」としている。

滝のように降り、傘が役に立たなかったり、水しぶきで視界が悪くなったりする雨の強さだ。

土砂災害のリスクが高まり、都市部ではマンホールから水があふれる浸水害が発生しやすくなる。

 

温暖化と大雨の関係は完全には解明されていないが、平均気温が上がると、飽和水蒸気量という、大気が蓄えることができる水分の量が多くなる。

雨が降る回数は少なくなるが、ひとたび雨になると、その大量の水分が地表に落ちることになり大雨になりやすいとする学説もあるという。

 

7月5、6日の九州北部の豪雨では、福岡県朝倉市のアメダスで、1時間に129.5ミリという、7月としては全国で歴代4位の記録的な雨を観測した。


気象庁の橋田長官は記者会見で、「雨の降り方が局地化、集中化、激甚化している。新たなステージだと捉えて対応していく必要がある」と、現在は難しい短時間で降る大雨の予測精度の改善など、対応を進めていく考えを示した。

 

 

【ことば】アメダス

 

気象庁が運用している各種気象データの自動観測所。

1974年11月に運用が始まり、現在は全国に約1300地点ある。

場所によって観測項目が増減するが、降水量、風向・風速、気温、日照時間の4要素を観測しているものが最も多い。

過去のものを含む観測データは、気象庁のホームページで公開されている。

 

(共同)

 

出典

『大雨 1時間50ミリは3割増 年平均230回超に』

https://mainichi.jp/articles/20170814/k00/00e/040/167000c 

 

 

 

 

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20178141027分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

大規模地震などに伴うコンビナート災害で人が近づけない場所の消火活動が課題となる中、総務省消防庁は「消防ロボット」の研究開発を進めている。

 

臨海部にコンビナートを抱える三重県四日市市消防本部も研究を後押しするために、今秋、ロボットの実用化に向けた評価試験をコンビナート事業所で実施する。

 

コンビナート災害では、ガスタンクの爆発など、危険な事故もある。

近くで消火活動をすると人命にかかわる場合があるため、消防庁は2014年度からロボットを活用した消防システムを研究し、試作機を開発してきた。

 

市消防本部には既に、コンビナート災害に即応する大型放水砲車なども配備されており、試作機が配備車両と連携して現場で機能するかどうかを検証する。

 

試作機は、

▽実際に放水するロボット(放水射程=70m、放水量=毎分4000ℓ)

▽300m離れた地点までホースを延長するロボット

▽上空から火災の状況を監視するロボット

▽地上で偵察するロボット

の計4台。

 

市消防本部は9月まで試作機の操作を訓練し、10月上旬に昭和四日市石油四日市製油所のタンクヤードで評価試験を行う予定。

 

消防庁は試験結果を踏まえ、試作機を改良して18年度にロボットを完成させ、19年度に四日市市などに配備する方針だ。

 

出典

『消防ロボット コンビナートで評価試験へ 三重・四日市』

https://mainichi.jp/articles/20170814/k00/00e/040/141000c 

 

 

 

 

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2016821日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。

第1報は下記参照。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/6196/

 

 

(2017年8月20日 修正1 ;追記)

 

20178131843分に朝日新聞から、転落原因はこれまで報じられてきたことと違うかも・・・という、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、第1報ともどもタイトルも修正した)

 

東京都港区の東京メトロ銀座線青山一丁目駅のホームから、盲導犬を連れた会社員のSさん(当時55)が転落し、亡くなった事故から1年になる。

 

妻の直美さん(53)は、「家族にとって主人の死は深い悲しみだが、社会が変わる礎になってほしい」と話した。

 

・・・・・

 

事故後、東京メトロから妻の直美さんに「説明したい」と連絡があり、同社の会議室に行くと問いかけられた。「映像をご覧になりますか」

 

直美さんはしばらく考えた。見たくない気持ちと、何があったか知りたい気持ちと。

通常、映像の開示はしておらず、特別な対応になるという。

「お願いします」と告げた。

 

パソコンの画面で説明を受けながら、普段と当日の動きを順番に見せてもらった。

Sさんは普段、ホームに電車が到着すると、左手を前に出して車両を探しながら前進し、電車に触れて乗り込んでいた。

 

ところが事故の日は、向かい側のホームに電車が入って来た直後、いつもの動作で車両を探しながら線路の方に向かって歩き出し――。

 

「音が反響し、自分側の電車が来たと勘違いしたのかもしれない」と直美さんは考えている。

ワッフル号はホーム上に残されていた。

 

・・・・・

 

出典

盲導犬連れホーム転落「音反響、逆と勘違いも」 妻語る

http://digital.asahi.com/articles/ASK895WJXK89UTIL05V.html?rm=597

 

 

 

 

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2017812830分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

エスカレーターに車いすやベビーカーを直接乗り入れたことが原因となった事故で、平成27年までの5年間に東京都内で計40人が救急搬送されていたことが11日、東京消防庁への取材で分かった。

 

7月には高松市でエスカレーターから車いすが転落、巻き込まれた女性が死亡する事故が起きており、改めて、こうした使用方法の危険性が浮き彫りになった。

 

同庁によると、23~27年にエスカレーターの事故で救急搬送された人は6724人。

このうち、車いすが乗り入れたことで10人が、ベビーカーが乗り入れたことで30人が、それぞれ救急搬送された。

 

車いすが横転する事故や、ベビーカーのバランスが崩れて男児が放り出される事故があったほか、下りのエスカレーターにショッピングカートを乗せ、そのまま転落したケースもあった。

 

国交省によると、車いすやベビーカーでのエスカレーター利用は、法令上、規制されていないという。

製造メーカーなどでつくる「日本エレベーター協会」は、ベビーカー、カート、車いすなどを乗せるのはやめるように利用者に呼びかけている。

 

 

頻発するエスカレーター上での車いすやベビーカーによる事故。

利用者らが「つい乗ってしまう」背景には、十分なバリアフリー意識が社会に浸透しておらず、エレベーターなどの設備が不足している現状もあるとみられている。

専門家は、こうした行為の危険性に警鐘を鳴らすとともに、周囲の人たちの配慮も必要だと指摘する。

 

高松市で死亡事故が起きたのは7月10日。

家具インテリア店の上りエスカレーターに、車いすの妻(79)と付き添いの夫(81)が乗っていた際、バランスを崩し転落。後方にいた女性(76)が巻き込まれて死亡した。

夫は「エスカレーターがそこにあったのでつい乗ってしまった」などと説明したという。

 

商業施設や百貨店、駅では、車いすやベビーカーでのエスカレーター利用を原則禁止しているところが多いが、利用者は後を絶たない。

 

「車いすでエスカレーターに乗ってしまったことがある。絶対やってはいけなかったと反省している」

車いす利用者で、障害者の自立を支援するNPO法人「車椅子の会サイレントフット」(相模原市)の佐藤会長(52)は、こう打ち明ける。

 

国交省によると、1日平均3000人以上が利用する3542駅のうち、エレベーターやスロープを設置している駅は3045駅(27年度末時点)。

2000m2以上の施設や店舗のバリアフリー化は、同年度末までに56%にとどまる。

 

佐藤会長は、「エレベーターの位置などを下調べをしても、混雑で使えないことは少なくない。目的地までたどり着くのは大変」と明かす。

 

日本大学の八藤後(やとうご)猛教授(福祉まちづくり・安全工学)は、バリアフリーに関する法律が整備される以前はエレベーターのない場所が多く、階段かエスカレーターを使うしか選択肢がなかったとした上で、「特に中高年の人たちは、車いすでエスカレーターを使うことにそこまで抵抗感がないのでは」と分析する。

 

一方で八藤後教授は、「車いすやベビーカーでエスカレーターを利用する危険性を広く知ってほしい」と強調。
「エレベーター利用を促すアナウンスをすることは効果的だ」と話している。

 

出典

『車いす・ベビーカー・買い物カート 都内でエスカレーター事故多発、5年間で40件 原則禁止でも「つい利用」』

http://www.sankei.com/affairs/news/170812/afr1708120003-n1.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

高松市の事故は本ブログでも紹介スミ。

 

 

 

 

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2017813191分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

12日午後11時半ごろ、清水町のJR根室線の十勝清水駅で、帯広方面に向かっていた「特急スーパーとかち」が所定の位置よりおよそ70m手前で停止し、一番後ろの6両目の車両がホームを外れた状態で車掌がドアを開けるミスがあった。


けが人はいなかったが、車掌らは6両目に乗っていて、駅で降りられなかった客から指摘を受けてミスに気付いたという。


JR北海道によると、この列車は繁忙期のため通常より1両多い6両編成で運行していて、運転士が誤って5両編成の時の停止位置に止め、車掌もよく確認せずにドアを開けたという。


JR北海道は、「運転士や車掌には、停止位置を確実に確認することを徹底するよう、改めて指導したい」と話している。

 

出典

ホーム外で特急のドア開ける

http://www.nhk.or.jp/sapporo-news/20170813/3014081.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

ホームがあるものとばかり思い込んだ乗客が足を踏み出して転落する・・・そんな事態になっていてもおかしくなかったかもしれない。

 

 

 

 

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2017813日付で大分合同新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

8122129分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

12日午後3時半ごろ、別府市東山の遊園地「城島高原パーク」で木製ジェットコースター「ジュピター」の点検中に、作業員2人が試運転中のコースターにはねられ、約2m下の地面に転落した。

 

メンテナンスを委託された会社の作業員Oさん(男性、44歳)が全身を打ち、死亡した。

同施設の社員Kさん(男性、45歳)=は重傷。

入園者にけがはなかった。


警察などによると、2人は出発地点から約150mのコース上で、走ってきた無人のコースターにはねられた。

 

城島高原パークによると、ジュピターは、この日、通常通り運行。

盆の帰省客らでにぎわい、待ち時間が長くなったため、車両を1編成(4人乗り、6両)から2編成に増やそうと、運行を続けながら、試運転も始めた。

 

コースターの出発地点にいる運行担当者とは無線で連絡を取り合っていたが、パークは双方の意思疎通が十分でなかった可能性があると説明している。


パークのウェブサイトなどによると、1992年に導入された「日本初の木製コースター」で、木製ならではの振動が楽しめ、6万本のマツ材で組んだ全長1.6kmのコースを1周3分で走る、同施設の目玉のアトラクション。

新車両を含め、計3台を交代で運用していた。

 

2人をはねたのは7月に導入した新車両だった。

これまで事故は起きておらず、運転を当面休止する。


同施設では98年、当時の城島後楽園ゆうえんちで遊具のゴンドラのワイヤが外れ、2人が重軽傷を負う事故が起きている。


同施設は13日、通常通り営業する。

 

出典

『「ジュピター」点検中 はねられ2人死傷 城島高原パーク』

http://www.oita-press.co.jp/1010000000/2017/08/13/JD0056044591 

ジェットコースターにはねられ作業員2人死傷 大分

http://www.asahi.com/articles/ASK8D5TLHK8DTIPE01M.html

 

 

8122254分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

社長によると、順番待ちが1時間近くに延びてきたため、2編成目を動かすことにした。

午後3時、1編成を運行しながら、2編成目の試運転とコースの点検を始めた。

 

はねられた2人は最初の試運転時、レール近くの安全な場所から、車両が傾斜を登るための「巻き上げチェーン」を目視で点検した。

その後、2人から車両を操作する運行担当者側に「2回目を走らせよう」と無線連絡があった。

 

負傷した男性の話では、2回目の試運転時に、出発地点から約150m先のレール脇でレールをのぞき込んでいたところ、はねられたという。

 

志賀社長は、「操作者は、2人がレールそばにいることを知らなかった、と話している」と説明。

「人がいれば走らせないことが望ましいが、日頃から走らせることもあったと聞いている。故障やシステムエラーではなく、人為ミスによる事故と推測している」と話した。

 

【ジェットコースターで起きた主な死亡事故】

1990年9月

 東京都秋川市(当時)の「東京サマーランド」で点検中の男性作業員が車両に挟まれ死亡

1997年12月

 三重県磯部町(同)の「志摩スペイン村」で補修作業中の男性が車両にはねられ死亡

2004年8月

 福島県郡山市の「郡山カルチャーパーク」で、男性作業員が車両から投げ出され死亡

2007年5月

 大阪府吹田市の「エキスポランド」で車両が脱線し、乗客の女性が死亡、19人が重軽傷

2011年1月

 東京都文京区の「東京ドームシティアトラクションズ」で乗客の男性が車両から転落し死亡

2012年9月

 郡山カルチャーパークで男性作業員が車両にひかれ死亡

 

出典

「レールのぞき込んだら…」 コースター2人死傷で会見

http://www.asahi.com/articles/ASK8D66Z1K8DTIPE01Y.html

 

 

8122135分に毎日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

同パークは、「車両は大きな音を立てて動くので、接近に気がつかないとは考えにくい。原因を究明し、再発防止に努めたい」と話している。

 

出典

『遊園地事故 コースター点検中2人死傷 大分・別府』

https://mainichi.jp/articles/20170813/k00/00m/040/054000c

 

 

8141150分に産経新聞westからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

運営会社「城島高原オペレーションズ」によると、レールの点検者と、運転室でコースターを操作する担当者は、無線で連絡を取り合いながら作業する。

 

事故現場は、乗り場近くの運転室から見えないコース上だった。

今回の試運転で、レールの点検は当初予定されていなかったが、2人は運転室へ無線連絡をせずに点検を始めたという。

 

警察は、死傷した2人とコースターを操作した職員らとの意思疎通が不十分だった可能性があるとみて、業務上過失致死傷の疑いで経緯を調べる。

 

出典

『「点検中と知らず試運転」 大分の2人死傷コースター事故』

http://www.sankei.com/west/news/170814/wst1708140033-n1.html 

 

 

            (2/2へ続く)

 

 

 

 

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(1/2から続く)

 

 

814740分に読売新聞からは、事故時のやや詳しい状況が下記趣旨でネット配信されていた。

 

園などによると、オペレーターは出発地点の操作室におり、約150m離れた事故現場は見えなかった。

 

2人はオペレーターと無線連絡して1回目の試運転を行い、事故直前に「2回目を走らせよう」と連絡。

 

その後、Oさんが「レールに気になるところがある」とレールをのぞき込んだところ、走ってきた車両にはねられた。

車両は時速40~50km出ていたとみられる。

 

出典

『レール上にいないと思った」コースター事故』

http://www.yomiuri.co.jp/national/20170814-OYT1T50004.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

朝日新聞に掲載されている2012年の郡山事例は本ブログでも過去に紹介している。

 

201298日 郡山市の遊園地でジェットコースター点検中、発車したコースターに轢かれて死亡

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/2248/

 

 

 

 

(2017年10月8日 修正1 ;追記)

 

2017107日付で大分合同新聞からは、事故の背景や安全対策などに関し、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

106189分に大分からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

運営会社は6日、作業員2人の死傷事故を受けて、志賀社長ら役員3人を減給処分にした。

処分は1日付。

それぞれ減給10~20%(2カ月)とした。

 

警察は、業務上過失致死傷の疑いで調べているが、目撃証言は乏しく、捜査は長期化する見通し。

運営会社は原因の背景について、作業員は長年の経験で安全意識が薄れていた、情報伝達や命令系統に不備があった、と分析した。

 

安全対策は下記など。

新たに点検整備作業マニュアルを作り、車両を走らせる際に作業員が線路に立ち入ることを禁じた

▽コースターの走路9カ所に監視カメラを設置し、操作室からの死角をなくして、運行側が線路の状況を見て安全を確認できるようにした


会社では、こうした再発防止策を講じたことを踏まえ、今月11日から運行を再開することにした。

会社は、「二度と事故が起きないよう細心の注意を払い、運営していく」と話している。

出典

『役員3人減給処分 ジュピター死亡事故』

http://www.oita-press.co.jp/1010000000/2017/10/07/JD0056217734

事故の木製コースター運行再開へ

http://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/5074587141.html

 

 

以下は、運行会社からの106日付のプレスリリース。

 

『「ジュピター」の事故原因と再発防止について』

http://www.kijimakogen-park.jp/topics/docs/jupiter_release171011.pdf

 

 

 

(2018年3月24日 修正2 ;追記)

 

20183231618分にNHK大分から、日常的に運転を停止しないで点検していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

大分労基署は、ジェットコースターの運転を停止させるなど、危険防止に必要な措置を取っていなかったとして23日、遊園地の運営会社と54歳の当時の支配人を労安法違反の疑いで書類送検した。


同署の調べによると、「城島高原パーク」では、事故前にもジェットコースターの運転を停止しないままで点検作業を日常的に行っていたという。


「城島高原パーク」では、事故のあとジェットコースターの運行を一時、休止していたが、去年10月からは運行が再開されている。

 

出典

コースター事故で書類送検

https://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/20180323/5070000148.html 

 

 

 

(2019年1月18日 修正3 ;追記)

 

20191171926分に大分放送から、危険性を認識しながら改善しなかった当時の支配人などが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察は、当時、施設の支配人を勤めていた男性が、作業の危険性を認識しながらも指導・改善を行わなかったことや、アトラクションの運行管理者の男性が、作業者が退避したかどうか確認せずにコースターを発進させたことが事故につながったと判断。

 

また死傷者2人についても、安全のためにコースターの運行中の作業を中断するといった注意義務を怠ったとして、あわせて4人を大分地検に書類送検した。

 

出典

『ジュピター死亡事故で4人を書類送検』

http://www.e-obs.com/news/detail.php?id=01170043889&day=20190117 

 

 

 

 

 

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2017812238分に山陽新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

12日午後1時半ごろ、倉敷市下津井吹上の遊園地・鷲羽山ハイランドで、ジェットコースター「ウルトラツイスター」に乗っていた千葉県市川市、会社員男性(38)の安全バーが走行中に外れた。

男性は体が座席からずれ、施設の一部に背中が接触してやけどの軽傷を負った。


警察や同遊園地によると、ウルトラツイスターは全長約390mで定員6人。

男性は車両最後列の右側に座っていた。

 

終着地点の約10m手前で肩や腹を押さえていた安全バーが根元の固定部分から外れて上半身が横向きとなり、レール沿いの何らかの施設で背中を擦ったとみられる。

他の乗客4人にけがはなかった。

警察は、業務上過失傷害の疑いも視野に、事故の原因を調べている。


同遊園地の説明では、事故のあった車両は、いずれも法定の全体点検と車軸点検を、それぞれ7月中旬と8月上旬に行っていた。

毎日の営業前に目視や打音による点検も実施しているが、12日朝には異常は見つからなかったという。


事故を受け、同遊園地では5種類あるジェットコースターの運転を全て中止。

ウルトラツイスターを除く4種類は、安全が確認でき次第、13日以降に順次運転を再開する。

ウルトラツイスターの再開時期は未定。


同遊園地は、「楽しみに来られた方々に大変申し訳ない。二度とアクシデントを起こさないよう原因究明をしっかり行い、再発防止に努める」としている。

 

出典

鷲羽山ハイランドで男性けが ジェットコースター 安全バー外れる

http://www.sanyonews.jp/article/579623/1/ 

 

 

8122031分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察によると、コースターは85°の急勾配を走る乗り物。

 

ゴール手前で後ろ向きに走行中に男性の体を押さえていた安全バーが根元から外れ、姿勢を崩した男性が施設の一部と接触してやけどをしたとみられる。

 

バーと車両の接続部分のボルトがとれて反対側に負荷がかかって折れ、ゴール付近の足場に落下したらしい。

 

大きな音を聞いた係員が緊急停止ボタンを押して走行を止めた。

 

出典

コースターの安全バー外れ1人やけど 岡山の遊園地

http://www.asahi.com/articles/ASK8D6GVNK8DPPZB00H.html 

 

 

 

(2018年3月10日 修正1 ;追記)

 

2018392258分に山陽新聞から、バーは腐食などで破断した、維持補修会社は前年の点検で腐食を見落としていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

岡山県警は9日、業務上過失傷害の疑いで、遊園地の維持補修会社の役員男性(63)と、遊園地運営会社の役員男性(43)を書類送検した。


送検容疑は、昨年8月12日午後1時40分ごろ、「ウルトラツイスター」の走行中、座席の鉄製安全バーが根元付近から破断し、車両外に投げ出された千葉県市川市、会社員男性(39)の背中や頭などに約1カ月のけがを負わせた疑い。

いずれも容疑を認めている。


県警によると、鑑定の結果、安全バーの破断はさびによる腐食などが原因と分かった。

 

維持補修会社の男性は昨年7月下旬に行った法定点検(年1回)での確認が不十分で破断の恐れを見落とし、運営会社の男性は点検について適切な指示をしなかったとされる。


事故を受け、同コースターの運転は中止されている。

 

出典

コースター点検業者ら書類送検 鷲羽山ハイランド事故で岡山県警

http://www.sanyonews.jp/article/680992 

 

 

391640分に産経新聞westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

県警によると、事故前の昨年7月に定期点検が実施されていたが、点検に関する指示や確認作業が不十分だったため、事故を防げなかったとしている。

 

コースターを鑑定した結果、事故原因は雨水による腐食や経年劣化などだと判明した。

 

出典

『遊園地事故で役員ら書類送検 「点検不十分」 岡山』

http://www.sankei.com/west/news/180309/wst1803090065-n1.html 

 

 

 

 

 

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20178111822分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

購入した食品に異物が入っていたという苦情が、昨秋までの約3年間で全国の保健所に約1万4千件あり、このうち4519件は業者の製造過程で混入したとみられることが、厚生労働省研究班の調査でわかった。

健康被害は236件で確認された。

厚労省は、食品販売業者の異物混入対策を強化する方針という。

 

研究班(代表=砂川・国立感染症研究所感染症疫学センター第二室長)は昨年12月、保健所を設置する142自治体(当時)に調査票を送付。

2014年4月~16年11月に対応した食品の異物混入事例を尋ね、127自治体(89%)から回答があった。

 

調査によると、工場や飲食店、小売店の食品製造過程で、異物混入が判明したか、可能性が高いものの件数は計4519件。

異物はゴキブリやハエといった虫が最も多く、金属やビニール、人の毛もあった。

飲食店の料理や弁当など調理済み食品が最も多く、菓子類、米飯やカット野菜などの農産加工品と続いた。

 

口の中を切ったり、歯がかけたりなどの健康被害は236件。

金属や動物の骨、プラスチック片などが原因の約9割を占めた。

 

硬い異物が混入した事例のうち、混入工程がわかった約1000件を調べると、調理済み食品や菓子類、飲料は、製造過程で調理器具の一部が入る事例が多かった。

 

調査した国立医薬品食品衛生研究所安全情報部の窪田・第二室長によると、年度ごとの苦情件数や異物の割合はほぼ同じ。

「食品業者は、異物混入が起きている現実を認識し、『うちは大丈夫か』と注意してほしい。異物を発見した消費者は保健所に相談して」と話す。

 

食品衛生法は、健康被害の恐れがある異物が混入した食品の販売を禁じており、食品製造の現場では、食品の一部を抜き取る自主検査が主流という。

 

より効果的な対策につなげようと厚労省は、異物混入や食中毒菌による汚染などのリスクを予測し、従来より厳しくチェックする国際基準「HACCP(ハサップ)」に基づく衛生管理を食品業者に義務づける方針だ。

 

厳格にした後は、製造工程で異物混入のリスクを予測し、適した対策をとる。

金属片が混入するリスクがある場合は金属探知機で調べることが、具体例としてあがっている。

 

厚労省は、ハサップに基づく管理を義務づける食品衛生法改正案を、来年の通常国会に提出することをめざしている。

 

出典

『食品への異物混入、最多はゴキブリ・ハエ… 厚労省調査』

http://www.asahi.com/articles/ASK7M5J35K7MULBJ00S.html 

 

 

 

 

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20178385分に佐賀新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

2日午後2時20分ごろ、小城市小城町晴気の国道203号で、唐津署の護送車と大型トレーラーが正面衝突し、護送されていた容疑者の男が意識不明の重体になった。

護送車の男性署員3人も負傷し、トレーラーの男性運転手もけがをした。

小城署は、どちらかの車両が中央線をはみ出したとみて、原因を調べている。

 

小城署などによると、意識不明になったのは、親族を刺すなどした疑いで6月1日に逮捕された唐津市の男(66)=殺人未遂容疑で送検済み。

勾留先の唐津署から佐賀市の佐賀地検に護送中だった。

 

男は護送車の最後列中央に座り、両脇にいた唐津署留置管理課の巡査部長(46)が頭を打ち重傷、巡査長(31)も負傷。

運転していた同課の一般職員(47)は、太ももの骨を折るなど重傷。

 

小城署によると、現場は片側1車線で緩いカーブの坂道。

護送車が坂道の下り方向、トレーラーが上り方向の車線を走行していた。

トレーラーは神埼市で荷を下ろし、多久市の会社に戻る途中だったという。

 

地元の住民によると、見通しは悪く、事故が多い場所という。

近所の男性(65)は、「下りの車はスピードを出すので、いつも気を付けて運転している」と話し、「これほどの事故は初めて。護送車はフロントガラスがめちゃくちゃに壊れていた」と驚いていた。

 

佐賀県警の牧瀬監察課長は、「交通事故防止対策に取り組んでいる中、職員が交通事故を起こしたことは誠に遺憾で、被害者と県民の皆様に深くおわび申し上げます。事故原因については捜査中で、結果を踏まえて適切に対応したい」とコメントを出した。

 

出典

護送車が事故、容疑者重体 小城の国道

http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/451794 

 

 

20178111017分に佐賀新聞からは、シートベルトが2点式だったことが死亡につながった可能性があるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

事故を受け、護送車の仕様や移送方法が課題に浮上している。

 

容疑者が座っていた最後列中央のシートベルトは、肩がけの3点式ではなく、腰を左右2点で締める旧来タイプ。

これで固定され、手錠と腰縄を着けた状態で上半身を強く揺さぶられ、首の骨を折った可能性がある。

 

事故の直接的な原因は護送車が中央線をはみ出したためだが、車両の更新を含めた運用の見直しも求められそうだ。

 

小城署によると、容疑者の死因は頸椎骨折で、上半身が前方に振られて後ろに戻った時か、前のシートなどに頭をぶつけた際に、首に負担がかかったとみている。

 

着用していたシートベルトは2点式だった。

国交省自動車局の担当者は、「肩掛けの3点式のシートベルトと違って上半身を拘束できず、前に傾くのを抑えられない」と指摘する。

 

護送車内で容疑者や被告が座る場所は、運転席から離れた最後列中央が慣例だ。

この位置のベルトを巡っては、2012年7月以降に製造する定員10人未満の乗用車の場合、3点式を設置するように車両の保安基準で義務付けられている。

これを受けて警察庁が13年度以降に購入した護送車は、最後列中央のベルトが3点式になっている。

 

県警の護送車は、本部と各署に計19台ある。

定員は全て10人以下で、3~4列シートのワゴン車だ。 

12年度以前に購入した車両が17台で大半を占め、これらの最後列中央のベルトは2点式とみられる。

最も古い車両で1997年度に購入、今回の事故車両は99年度に購入したもので、エアバッグもついていなかった。

 

警察庁会計課によると、警察車両の買い換えの目安となる平均使用年数は、パトカーで6年、護送車は13年。

護送車は、昼夜休みなく走り続けるパトカーより長持ちする分、古い車両の割合が多くなっている。

 

今回の事故では、護送車を運転していた職員が重傷で、容疑者の両脇に座っていた警察官も重軽傷を負った。

両脇の2人は衝突時、前方のシートに飛ばされている。


容疑者の逃走を防止するため、ベルトの着用義務が免除されており、こうした運用を継続するかも検証が求められそうだ。

 

護送車が中央線をはみ出した原因は依然として不明で、県警は、負傷した関係者の回復を待って事情を聴く。

監察課の中原次席は、安全運転の徹底を内部で呼び掛けているとした上で、「搭乗者の安全確保に向けたハード面の対策も検討する必要がある」と話している。

 

出典

旧式2点ベルト着用 小城市の護送車事故

http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/454196

 

 

8111448分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

県警によると、この護送車には運転席とは金網で仕切られた後部座席が3列あり、前の2列に2人ずつ、最後列には3人が座ることができる。

容疑者は最後列の真ん中に座り、2点式ベルトを着用。手錠、腰縄をしていた。

 

国交省によると、乗用車のベルトは12年7月から、後列真ん中を含め3点式の設置が義務づけられた。

腰のみを固定する2点式だと、衝撃があった際、前の席に頭をぶつけるおそれがあるのに対し、3点式は上半身の動きも抑えられるという。

 

県警によると、護送車やパトカーといった警察車両は国が一括調達する。

護送車はパトカーより年間の走行距離が少ないため、更新期間が長くなるという。

 

県警の護送車19台は、1998年から2015年の登録。

全席が3点式ベルトなのは2台だけで、後部座席がすべて2点式が11台、真ん中が2点式で左右が3点式が5台ある。

最後列が特殊な作りでベルトがない車両も1台あり、1列目の補助席を使って警察官が容疑者を挟んでいるという。

容疑者のベルトは2点式。

 

同省によると、ヘッドレストは後部座席には義務付けられておらず、県警の護送車のうち12台は、すべての後部座席に備わっていない。
2台は全席に備え、5台は左右だけで真ん中はない。

 

出典

護送車の死亡事故、ベルトは2点式 ヘッドレストもなし

http://www.asahi.com/articles/ASK8B55XJK8BTTHB00G.html 

 

 

 

 

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2017812014分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

8121045分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

11日午後4時半頃、東京都千代田区丸の内のビル工事現場で、いずれも内装工の男性作業員3人が転落したと、工事関係者から119番があった。

3人は病院に搬送されたが、全員死亡が確認された。

警察は業務上過失致死容疑を視野に、工事関係者から当時の状況について事情を聞いている。

 

警察幹部によると、工事現場では当時、5階のエレベーター設置用に吹き抜けとなっている部分で、内壁の基礎工事が行われていた。

 

50歳代の作業員が鉄製の床板を足場に作業していたところ、床板が突然外れ、床板とともに地下3階部分まで転落。

別の作業をしていた40歳代の2人も巻き込まれたという。

室内作業だったため、いずれも安全帯や命綱を付けていなかった可能性があるという。

 

東京消防庁によると、5階から地下3階までの落差は約25mだった。

 

現場はJR東京駅の西約300mにあるオフィス街の一角。

ビルは2015年11月に着工し、東京会館などの跡地に、地上30階地下4階の商業施設の建設が進められている。
完成は18年10月の予定。

 

出典

『ビル工事現場、3人転落死床板が突然外れる』

http://www.yomiuri.co.jp/national/20170811-OYT1T50067.html?from=ycont_top_txt

『転落死亡事故3人の身元判明 東京・丸の内の建設現場』

http://www.sankei.com/affairs/news/170812/afr1708120011-n1.html 

 

 

8112249分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察によると、50代の男性作業員は、5階部分で壁の基礎部分を造る作業中、エレベーターを通す縦穴の上に足場として置いていた1~2畳分くらいの鉄板とともに、約25m下の地下3階部分まで落下した。

 

40代の男性作業員2人は、この際に巻き込まれたとみられるという。

 

出典

ビル工事現場の5階から地下3階に転落、3人死亡 東京

http://www.asahi.com/articles/ASK8C63BJK8CUTIL00S.html 

 

 

814125分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

3人とともに落下した鉄板の足場に、耐重量を大幅に超える重さの作業車が載っていたことが、警視庁への取材でわかった。

同庁は、重量オーバーが事故原因の疑いがあるとみて調べている。

 

3人は当時、工事現場5階部分で作業にあたっていたとみられる。

エレベーターを設置予定の場所が縦約2.9m、横約2.7mの空洞になっていたが、この穴を塞ぐように鉄板を数枚並べて設置し、足場として使っていた。
耐重量は150kgほどだったという。

 

当時、この足場の上で、Tさんが重さ約630kgの高所作業車に乗って内装工事をし、Iさん、Kさんは近くで作業をしていたとみられる。

 

警察は、作業車の重みで足場が外れ、3人が約36.5m下の地下3階まで落下したとみている。

 

出典

足場に作業車、耐重量を超過か ビル工事現場転落死

http://www.asahi.com/articles/ASK8G324NK8GUTIL009.html 

 

 

 

 

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20178111858分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

11日午前10時ごろ、千葉県香取市佐原の小野川で、観光船の船頭が橋の桁と船の屋根の間に頭を挟まれた。

男性は病院に運ばれたが、間もなく死亡が確認された。

 

警察によると、死亡したのは同市に住む70代の男性。

男性は船の最前部に立ち、乗客約10人を乗せて操船中だった。

 

現場の橋はほかの橋よりも低い位置に架かっており、水面から高さ約1.2mに鉄製の橋桁があるという。

 

船頭は、屋根を傾斜させる作業を行って橋をくぐるが、橋の下で何らかの理由で立ち上がり、橋桁と船の屋根の間に頭を挟まれたという。

 

船は長さ約7mで、総延長約2.2kmを約30分かけてゆっくり遊覧する。

最後尾に船外機が付いており、船頭と船外機を操作する2人が乗務。

通常は屋根は付いていないが、雨のため屋根付き船を使用し、この日最初の運行だったという。

 

出典

『観光船の船頭が橋桁に頭挟まれ死亡 千葉・佐原』

http://www.sankei.com/affairs/news/170811/afr1708110014-n1.html

 

 

8112056分に読売新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

11日午前10時頃、千葉県香取市佐原イの小野川で、遊覧船(全長約7m)を操船していた70歳代の男性船頭が橋の下を通過する際、橋桁と船の屋根との間に頭を挟まれた。

男性は搬送先の病院で、外傷性脳挫傷で死亡が確認された。

 

警察の発表によると、男性はさおを持って船首に立ち、船尾で船外機を扱う船員と2人で運航していた。

橋の下をくぐる際、ふだんは橋桁にぶつからないよう頭を下げていたが、事故当時は船尾側を向いて頭を上げていたとみられる。

 

船の屋根は男性の首のあたりの高さにあり、この日の天候に対応して取り付けたものだった。

船には約10人の乗客がいたという。

 

遊覧船は江戸情緒を残す両岸の街並みを巡るもので、地元の観光・まちおこし会社「ぶれきめら」が運航している。

 

出典

『遊覧船の船頭、橋桁と船の屋根に頭を挟まれ死亡』

http://www.yomiuri.co.jp/national/20170811-OYT1T50081.html 

 

 

812日付で朝日新聞ちば首都圏版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

船が橋の下を通る際に一度かがんだが、橋を通り抜ける直前に頭を上げ、船の屋根と橋桁の間に頭を挟まれた。

 

 

8121034分に産経新聞からは、事故は関係者に大きな衝撃を与えたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

船頭の死亡事故が起きた千葉県香取・佐原地区の遊覧観光船。

歴史的な町並みを川から眺める名物として、観光客から人気は高かった。

 

ただ、激流下りとは異なり、小野川をゆっくりと進む船で起きた事故だけに、関係者の衝撃も大きい。


14日にはイベントも控える。

行楽客の多い夏休みに起きた事故に、今後の影響を懸念する声も聞かれた。

 

千葉県の観光入込調査報告書によると、「小野川沿い」へは52万人(平成27年)の観光客が訪れた。

昨年、佐原の山車行事がユネスコの無形文化遺産に登録され、外国人観光客も増えている。

観光船は、地面より下の位置を流れる川から町並みを眺めることができ、散策とは違った楽しみとなっていた。

 

船を運行する町おこし会社「ぶれきめら」の久保木社長(65)は取材に対し、「男性の遺族や、地域に迷惑をかけて申し訳ない」と陳謝した。

久保木社長によれば、死亡した男性は約2年前から船頭として働いていたという。

 

船の運行は12日以降、しばらく自粛し、再開時期は未定といい、「再開できるまで、一から考え直していきたい」と話した。

 

出典

『佐原船頭事故死 関係者「考えられぬ」 運行、当面は自粛』

http://www.sankei.com/affairs/news/170812/afr1708120010-n1.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

屋根がない状態の時、橋桁に頭をぶつけたヒヤリ事例などは、なかったのだろうか?

 

 

 

(2017年10月13日 修正1 ;追記)

 

20171012100分にgooニュース(千葉日報)から、観光船が再開されるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

「ぶれきめら」は11日、運行を17日に再開すると発表した。

国交省関東運輸局など関係機関の指導を受け、再開のめどが立った。


同社によると、事故後に同局などが現場検証に入り、ヒアリングを行った。

同局は安全管理規定の見直しを同社に求めたという。


要請を受け同社は、事故現場で他の橋よりも低い位置に架かっている「中橋」においては、

①橋桁と船上の距離が30cm以下の場合は運行しない

②5m手前で一時停止し、通過の際は最徐行する

などと規定を見直し。

今月5日に同局に受理された。

 

17日は午前9時半から安全祈願祭を行い、同10時から運行開始の予定。

 

出典

佐原の観光船17日再開へ 事業者が安全規定見直し

https://news.goo.ne.jp/article/chiba/region/chiba-20171012100652.html

 

 

 

 

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20178101727分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

サッカーゴールは中学生1人でも簡単に倒れることが、研究者らによる実験でわかった。

クロスバーにぶら下がって揺れることで、転倒する力が生じる。

ゴールの転倒事故防止に向け、「絶対にぶらさがらないで」と呼びかけている。

 

実験をしたのは産業技術総合研究所や弁護士らで作るグループ。

27日に早稲田大学(東京都新宿区)で開かれる、学校事故の防止をテーマにしたシンポジウムで実験結果を発表する。

 

実験では、アルミ製のサッカーゴール(約100kg)をロープで引っ張り、倒れるのに必要な力を繰り返し計測。

重りなどで固定されていない場合、最小約25kg重で倒れた。

 

一方、中学生の男女10人(体重38~55kg)がゴールに見立てた装置に1人ずつぶら下がり、振り子のように体を揺らして水平方向にかかる力も測定。

平均約29kg重になり、ゴールの転倒に必要な力を上回った。

 

このグループが日本スポーツ振興センターの2014年度の記録を分析すると、サッカーゴールの転倒による負傷事故は29件だった。

 

ゴールと地面に挟まれた場合の衝撃力は、頭蓋骨が骨折する値の約3.9~5.4倍になるという。

突風で倒れる可能性もあり、重りなどでゴールを固定する対策を求めている。

 

シンポジウムは27日午後1時半から。

サッカーゴール転倒のほか、組み体操やムカデ競走の事故から子どもを守る方法について、学校現場で生かせる対策を提言する。

 

出典

『ゴール転倒、ぶら下がり1人でも 頭蓋骨折5倍の衝撃』

http://www.asahi.com/articles/ASK8941R8K89UTFL00C.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

ぶら下ったりしてサッカーのゴールが倒れた事故は、本ブログでも過去に何件か紹介スミ。

 

 

 

 

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20178101035分にNHK福井から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

89205分にNHK福井からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

深夜から早朝の車の通行をスムーズにする「黄色の点滅信号」が運用された福井市の県道で歩行者がはねられる事故が2件相次いだことを受けて、9日夜からそれぞれの現場で点滅信号をやめるなど、運用が見直された。


「黄色の点滅信号」は、深夜から早朝の車の通行をスムーズにするもので、車はスピードを落とすなど、まわりの交通に注意して進むことができる。


しかし、ことし5月、福井市花堂南の県道で点滅信号にかわっていた深夜11時半ごろ、横断歩道を渡っていた72歳の男性が軽ワゴン車にはねられ死亡した。


さらに、7月30日の午前0時すぎ、点滅信号が運用された福井市江端町の県道の交差点でも、54歳の男性がはねられ大けがをした。


このため県警察本部は、歩行者の安全を守る必要があるとして、この2か所の信号の運用を9日夜から見直した。


死亡事故が起きた福井市花堂南の信号は、近くにある福井鉄道の「ベル前駅」の終電の時間に合わせて、点滅信号にかわる時間が午後9時から午前0時にかわり、時間が短縮された。


また、7月に事故が起きた福井市江端町の信号は、近くにコンビニエンスストアがあり、歩行者が比較的多いことから、点滅信号をやめて24時間、通常の信号が運用されることになった。


近くに住む70代の女性は、「点滅信号だと道路を渡るのが危険だと思っていたので、赤信号で車が止まると安心です」と話していた。

 

県警察本部交通規制課は、「福井市幾久町から今市町の間のフェニックス通りで夜間の車と歩行者の交通量などを調べた結果を踏まえて、歩行者の安全を守るために運用の見直しを行うことを決めた」と話している。


一方、調査を行った区間にあるほかの8か所の点滅信号については、今のまま運用を続けることにしている。

 

「黄色の点滅信号」をめぐっては、事故の危険性が高いとして、秋田県などでも運用を見直す動きが出ている。

 

出典

「黄色の点滅信号」運用を見直し

http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/3055922391.html 

黄色点滅信号見直しへ

http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/3055922511.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

以下は過去に掲載した関連記事。

 

2017721日掲載

2017713日報道 秋田県警は交差点の夜間早朝点滅信号が事故を助長している側面があるとして、危険性が高いとみられる20交差点で点滅運用を見直す、同様な動きは他県でも

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/7370/

 

 

 

(2018年6月1日 修正1 ;追記)

 

2018531日付で中日新聞福井版から、その後も12カ所で運用が見直されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

夜間に黄色点滅する信号について、県警が昨年10月以降、12カ所で、黄色点滅をやめたり実施時間を短縮するなど、運用を変更していたことが分かった。

 

12カ所のうち、越前町役場近くの「役場東」「西田中」、福井市の「今村」「主計中」では、交通量が多いなどとして、夜間も赤青黄3色による運用とした。

 

近くに大型スーパーができた福井市の「大願寺陸橋西詰」では、午後10時~午前6時だった実施時間帯を、午後11時~午前6時に短縮。

 

他にも、越前町の「朝日」「西田中西」「六番街」「西田中一丁目」「気比庄」、鯖江市の「北中山分遣所東」「北中山分遣所西」の各信号でも短縮された。

 

黄色点滅信号を巡っては、同市の県道(通称・フェニックス通り)で昨年5月に70代男性が死亡。

7月には50代男性が重体となるなど、歩行者がはねられる事故が連続して発生。

地元の老人会が、押しボタン式信号への変更を求める提案書を提出した。

 

一方で、黄色点滅が原因で事故が多発しているとする統計や調査はなく、県警は「黄色点滅の信号交差点で事故が多発している状況は、県内では現在ないと認識している」との立場。

 

福井市中心部のフェニックス通りの約7kmで、黄色点滅信号交差点の人身事故は過去5年で5件と、必ずしも多くはない。

 

黄色点滅には、通行量が少ない夜間に車の通行をスムーズにする利点があり、3色運用にしても、待ち切れない歩行者が信号無視をすれば、事故は増えかねない。

 

県警交通規制課は、平時から交通調査や要望を踏まえて「安全と円滑」を見極めながら信号の運用を調整しており、同課の担当者は、「交通実態は常に変わるので、適宜、対応していきたい」と話している。

 

出典

夜の黄色点滅縮小 昨秋以降、県内12カ所

http://www.chunichi.co.jp/kenmin-fukui/article/kenmin-news/CK2018053102000236.html 

 

 

5301528分にNHK福井からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

去年の5月と7月に、黄色の点滅信号が運用された福井市の県道で歩行者がはねられる事故が2件相次ぎ、警察は、いずれの現場でも運用を見直した。


県警察本部は、その後も検討を進めた結果、「歩行者の安全を守る必要がある」として、点滅信号の運用をやめたり運用時間を短縮したりして、あわせて12か所で見直しを進めたことがわかった。

 

このうち、越前町西田中にある国道417号線の「越前町役場東」の交差点では、午後9時から午前6時半まで「点滅信号」が運用されていたが、車のスピードが速く、安全に道路を横断できないという地域住民からの声が警察に寄せられた。
このため警察は、実際の交通量を調べたうえで、ことし3月から24時間、通常の信号を運用している。


また、福井市大願寺の国道416号線では、去年、スーパーがオープンし交通量が増えたとして、今月25日からスーパーの営業終了に合わせて、点滅信号の開始時間を午後10時から午後11時に遅らせた。


県警察本部交通規制課の池田次席は、「道路環境は刻々と変化していくので、地域住民の意見を受けとめ、今後も必要に応じて見直したい」と話している。

 

出典

黄色の点滅信号12か所で見直し

http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/3055000231.html 

 

 

 

 

 

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2017811138分にNHK鳥取から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

10日午後4時50分ごろ、鳥取市湖山町の鉄工所で会社員の男性(53)がクレーンから転落しているのを別の作業員が見つけ、消防に通報した。
男性は市内の病院に運ばれたが、およそ2時間後に死亡した。


警察によると、男性は壁に取り付けられた高さ8mのクレーンの上に乗って1人で清掃作業を行っていたという。


警察は、作業の安全管理などに問題がなかったか、事故の状況を詳しく調べることにしている。

 

出典

クレーンから落下し男性死亡

http://www3.nhk.or.jp/lnews/tottori/4045984101.html 

 

 

 

 

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20178111258分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

10日午前11時半頃、神奈川県鎌倉市大船と横浜市栄区の市境にある砂押川で「コイが大量に死んでいる」と、通行人から大船署などに通報があった。

 

同署員らが川の水質を調べたところ、水素イオン指数(pH)が急上昇しており、コイ約90匹が死んでいた。

 

横浜市の発表などによると、JR大船駅エリアで5月から実施している再開発事業の工事現場から、排水が川に流入したことが原因とみられる。

 

工事現場では、コンクリートの粉塵を抑えるため散水を続けていたが、川に向かって傾斜になっている場所から粉塵を含んだ水が、何らかの原因で川に流れていったという。

 

発覚直後、排水漏れを防ぐ土のうを積むなどしたところ、川の水質が元に戻った。

コンクリートが水に溶けて水素イオン指数が上昇したとみられる。

工事を請け負っていた大船駅北第2地区市街地再開発組合事務局は、「被害の拡大防止に努め、原因を究明したい」と述べた。

 

コイの突然の大量死に地元住民たちは動揺した。

川の近くに住む主婦(72)は買い物帰り、川の水が白く濁り苦しそうにはねるコイの姿を見かけて、異変に気付いたという。

すぐに鎌倉市役所に連絡し、また川に戻ったが、すでに大量のコイが死んでいたといい、「この川にはコイやカモといった生き物がいて、見ていて和んでいた。本当にかわいそう」と落胆していた。

 

出典

『排水流入か、川のコイ大量死pH急上昇』

http://www.yomiuri.co.jp/national/20170810-OYT1T50110.html 

 

 

81120分に神奈川新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

大船駅北第二地区市街地再開発組合は10日、JR大船駅笠間口近くの解体工事現場から粉じんを含む排水が砂押川に流入し、コイ約90匹が死んだと発表した。

 

同組合によると、流入は、同日午前11時半ごろに「コイが死んでいる」と連絡があって判明。

解体工事現場(横浜市栄区笠間2丁目)付近から柏尾川までの約500mにわたってコイが死んでいた。

死骸は同組合が回収した。 

 

工事現場では、粉じんを抑えるために水をまき、沈殿槽で汚泥と水を分離して処理していたが、まいた水の一部が何らかの理由で排水溝を通って隣接する砂押川に流れ込んだとみられる。

 

通報を受け、同組合は工事を停止、土のうで排水の流入を止めた。

同組合では、早期に原因を究明して対策を講じるとしている。

 

出典

川に排水流入、コイ90匹死ぬ JR大船駅近くの工事現場から

http://www.kanaloco.jp/article/270397 

 

 

8101849分にNHK神奈川からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

10日午前11時半ごろ、横浜市と鎌倉市の境を流れる砂押川で「コイが大量に死んでいる」と、通りかかった人から通報があった。


これをうけ、横浜市や鎌倉市の担当者が現場を訪れたところ、500mにわたっておよそ90匹のコイが死んでいるのが確認されたという。


周辺の水が濁っていたため、市が水質調査を行った結果、基準値を超えるアルカリ性が検出されたことから、上流の横浜市栄区のビルの解体工事現場から出る排水を調べたところ、さらに強いアルカリ性が確認された。


このため横浜市などでは、この排水が川に流れ込んだことが原因の可能性があるとみて、確認を進めるとともに、工事現場の排水溝をふさぐなどして対応を急いでいる。

 

出典

コイ大量死 解体工事排水原因か

http://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/1055959001.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

コンクリート成分の混じった高アルカリ性の排水が川に流れ込み魚が死んだ事例は、過去に何件か本ブログでも紹介している。

 

 

 

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2017811日付で朝日新聞宮崎全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

10日午前10時10分ごろ、小林市細野のMウッドペレットで製造ラインから出火。約1時間後に鎮火した。
けが人はいなかった。

 

ペレット原料となるチップを製造するための木材切削機主軸に絡みついた木粉が発火し、破砕ライン用集塵装置まで延焼したという。

 

 

 

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2017891444分にNHK青森から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

先月7日、六ヶ所村にある核燃料サイクル施設「ウラン濃縮工場」で、社員が点検のため非常用のディーゼル発電機の電源を入れたところ、発電機のスイッチなどがある制御盤から火が出て、中の部品と付近の配線の一部が焼けた。


火はすぐに消え、けが人やほかの建物への延焼はなく、放射性物質の漏えいもなかった。

この原因について、運営する日本原燃が調査を進めた結果、非常用発電機の制御盤の中にある部品が劣化していたため、スイッチを切ったあとも制御盤に電流が流れたままになっていたことがわかった。


この非常用発電機を製造したメーカーでは10年から15年程度で部品の交換を推奨しているということだが、日本原燃では28年間にもわたって発電機を交換していなかったという。


これについて日本原燃は、「毎月行っていた定期点検で正常に作動することは確認していたが、今回の事象を踏まえ、交換する時期や点検方法についての検討を進めていきたい」としている。

 

出典

出火原因は発電機の部品劣化

http://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/6085918581.html 

 

 

810日付で朝日新聞青森全県版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

経年劣化によって部品内の樹脂が固着して、コイルの通電状態が続いたことが火災原因という。

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

日本原燃のHPを確認したが、関連記事は掲載されていなかった。

制御盤の中の部品、それも通常使用している機器ではなく、非常時にしか使用しない機器の制御盤の部品となると、そこまで管理するのは難しいということだろうか?

 

 

 

(2017年11月2日 修正1 ;追記)

 

20171027日付で日本原燃のHPに、以下のプレスリリースが掲載されていた。

 

本日、原因および再発防止対策を取りまとめましたので、お知らせします。

 

原因

 

調査の結果、焼損していた電磁接触器以外のディーゼル発電機本体、制御電源(端子、電圧等)、操作の方法等に異常や問題は確認されませんでした。


電磁接触器については、引外しコイル付近および一部ケーブルの炭化を確認するとともにラッチ機構1部が正常に動作していないことを確認しました。


電磁接触器を分解調査した結果、ラッチ機構の引外し用のプランジャ2が固着していたこと、引外しコイルの焼損が著しいことが確認されました。

また、ラッチ機構を取外した状態では開閉動作に異常はなく、主接点を含め、内部の組立や部品の異常、異物のかみこみ等はありませんでした。


このことから、開放指令によって引外しコイルへ通電されたものの、ラッチ機構のプランジャが固着により動かず(ラッチ機構が正常に「OFF」出来ず)、引外しコイルが連続通電状態になって過熱焼損し、最終的に引外しコイル断線に至ったと判断しました。


ラッチ機構のプランジャが固着した原因として、異物の混入がなかったこと、これまでの長期間の使用(製造後28年)において異常がみられず、製品の構造や部品上欠陥ではなかったことから、長期間の使用によるプランジャの樹脂部品の劣化、スライド摩擦の増大により固着が生じたと考えられます。

  ※1ラッチ機構:接点を保持する機構のこと
  ※2プランジャ:電磁コイルの構成部品で、コイルの通電に
          よって動作する部品

 

再発防止対策

 

・ディーゼル発電機盤Aの電磁接触器と同型を使用しているディーゼル発電機B号機の発電機盤について、89日に新品と交換し、821日に保安規定に基づく施設定期自主検査により健全性を確認しました。

・今後、長期間使用している部品について、メーカ推奨期間を考慮した交換周期を定めるなど、事業者対応方針に基づき点検・交換計画を策定し、管理を行います。

 

出典

『ウラン濃縮工場 補助建屋(管理区域外)における火災の発生の原因と対策に
 ついて』

http://www.jnfl.co.jp/ja/release/press/2017/detail/20171027-1.html

 

 

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2017810日付で河北新報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

9日午後4時25分ごろ、宮城県石巻市南光町2丁目の日本製紙石巻工場で、作業中の男性が機械に巻き込まれたと119番があった。

男性は間もなく死亡が確認された。

警察によると、男性は10代後半。

警察は、作業事故の可能性が高いとみて、原因を調べている。


工場によると、男性は同社従業員ではなく、敷地内のボイラーを補修するため足場を組む作業中に転落し、ベルトコンベヤーに巻き込まれたとみられる。

ベルトコンベヤーは石炭の焼却灰の運搬用として使われている。

 

出典

作業中の男性機械に巻き込まれ死亡 日本製紙石巻工場

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201708/20170810_13032.html 

 

 

810日付で仙台放送からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

9日午後、宮城・石巻市の製紙工場で、壁の補修作業をしていた10代後半とみられる男性がベルトコンベヤーに巻き込まれて死亡する事故があった。
警察が身元の特定を急ぐ方針。

 

事故があったのは、石巻市南光町の日本製紙石巻工場。

9日午後4時半ごろ、「ベルトコンベヤーに人が挟まれている」と、工場の作業員が119番通報した。

 

救急隊が現場に駆けつけたところ、男性作業員が焼却灰を運搬するベルトコンベヤーに全身を巻き込まれた状態で見つかり、まもなく死亡が確認された。

 

当時、工場の壁の補修作業をしていた10代後半の別会社の男性社員と、現在連絡が取れていないことから、警察は、死亡したのはこの男性とみて、来週にもDNA鑑定を行って身元の特定を急ぐことにしている。

 

出典

ベルトコンベヤーに巻き込まれ死亡

http://ox-tv.jp/nc/p/search_list.aspx?t=share&d=20170810&no=8 

 

 

 

811日付で朝日新聞宮崎全版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察によると、焼却灰を運ぶコンベヤーの近くで「ドン」という異音が発生。 

機械内部を確認したところ、遺体が見つかったという。

 

 

 

 

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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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