







2017年7月27日21時23分に毎日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午後1時25分ごろ、愛知県常滑市セントレアの中部空港駐機場で、フォークリフトから煙が出たと空港職員から119番があった。
自衛消防隊の消防車が出動して放水し、約20分後に鎮火。
市消防本部などによると、フォークリフト1台が焼けたが、けが人はなく、航空機の運航にも影響はなかった。
県警中部空港署などによると、焼けたフォークリフトは製造が古く、貨物機から降ろした荷物を動かしている最中にエンジン回転数が上がり、スイッチを切っても止まらなかったという。
シート下部のエンジンルームが最も焼けており、同署が整備状況など原因を調べている。
出典
『中部空港 駐機場でフォークリフト焼ける 20分後に鎮火』
https://mainichi.jp/articles/20170728/k00/00m/040/083000c
7月27日19時5分に中京テレビからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午後1時半ごろ、中部国際空港の駐機場でフォークリフトから煙が出ていると通報があった。
消防車が駆けつけて放水し、火はまもなく消し止められた。
けが人はいなかった。
現場は滑走路から離れた駐機場で、航空機の離発着に影響はないという。
作業員の話によると、フォークリフトを動かそうとしたところ、エンジンがかからず、キーを抜いたらエンジンが高回転して煙が出たといい、消防が原因を調べている。
出典
『駐機場のフォークリフトから煙 中部空港』
http://www.ctv.co.jp/newsctv/index_loc.html?id=280549
2017年7月27日17時21分にNHK千葉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午前11時ごろ、千葉県茂原市東郷の三井化学の市原工場茂原分工場の警備員から「工場で火災があった」と消防に通報があった。
消防車など19台が出て消火活動にあたり、火はおよそ4時間後にほぼ消し止められたが、コピー用のトナーの原料を製造する2階建てのプラントの一部が焼けた。
警察によると、この火事でプラントの中で作業をしていた40代から60代までの男性作業員3人が手と顔に軽いヤケドをしたほか、近くにいた30代の女性が煙を吸い込んで病院に運ばれたという。
三井化学の本社によると、プラントの設備の一部が燃えたということで、現場付近を調べたところ、有毒ガスなどは検知されなかったという。
警察が火災の原因を詳しく調べている。
現場はJR茂原駅からおよそ1kmほどの学校や工場などが建ち並ぶ場所にあり、工場の敷地は全体で45万m2の広さがある。
工場の敷地から数10m離れた場所で飲食店を営業する58歳の男性は、「大型トラックが通り過ぎたような『ドドド』っという音がした。爆発がこちらまで広がらないか心配だ」と話していた。
また、その近くの自動車教習所で働いていた30代の男性は、「白い煙がどんどん黒くなっていった。 炎を見たという人もいる。化学薬品のような臭いもした。化学工場だけに少し怖い」と話していた。
出典
『化学工場で火災4人ケガ 茂原』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/1085533231.html
7月27日12時47分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月28日付で朝日新聞ちば首都圏版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
消防によると、工場内にいた男性3人、女性1人の計4人がけがをして病院に運ばれた。
いずれも軽傷という。
三井化学コーポレートコミュニケーション部によると、火災が起きたのは「過酸化物倉庫」という建物で、協力会社の社員4人がやけどを負ったという。
工場の男性警備員は朝日新聞の取材に「火災発生という放送を聞き119番通報した」と話した。
県警によると、「爆発した」と話している人がいるという。
出典
『工場火災で4人けが 千葉の三井化学』
http://www.asahi.com/articles/ASK7W42FFK7WUDCB00D.html
(ブログ者コメント)
火災発生という放送を聞いた警備員が消防に通報したということだが、そういうタイミングでの通報であれば、後日、通報遅れが問題になることはないかもしれない。
2017年7月27日18時5分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午前0時半ごろ、神奈川県南足柄市塚原の物流倉庫「M産業足柄ロジスティックスセンター」の4階部分から火が出ていると、警備会社から消防に通報があった。
警察や消防によると、この火事で4階部分の4分の1に当たるおよそ1200m2が焼けたと見られ、16時間余りたった午後5時すぎに消し止められた。
この火事によるけが人はいなかった。
これまでの調べで、焼けたエリアには業務用掃除機のバッテリーや印刷機などが置かれていたということで、警察と消防は詳しい出火原因を調べている。
出典
『神奈川・南足柄の物流倉庫火災 16時間余りたって鎮火』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170727/k10011077061000.html
7月27日13時19分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
倉庫は鉄筋コンクリート4階建てで、70m四方、高さ約20m。
燃えているのは4階の4区画のうちの1区画で、印刷機や現像機、コードレス掃除機のバッテリーなどが置かれているという。
倉庫内は機械警備のため無人で、けが人はいないという。
現場は倉庫や工場などが並ぶ一角。
出典
『物流倉庫で火災、半日たっても鎮火せず 神奈川』
http://www.asahi.com/articles/ASK7W44V9K7WULOB00C.html
7月28日2時0分に神奈川新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月27日18時29分にTBSから、7月28日20時18分にNHK神奈川からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、業務用のコードレス掃除機のバッテリーおよそ400個が木製パレットに積んで保管されていた。
自然発火の恐れがあるとして回収されていたものという。
警察は、バッテリーが出火原因の可能性もあるとみている。
火災報知器が作動し、現場に駆け付けた警備会社の男性(25)が119番通報した。
当時、貸倉庫は無人だった。
出典
『貸倉庫で出火17時間燃える 南足柄』
http://www.kanaloco.jp/article/267298
『神奈川・南足柄で倉庫火災、回収したバッテリーから出火か』
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3116155.html
『倉庫火事火元はバッテリー周辺か』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/1056102491.html
2017年7月26日19時28分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月26日21時7分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
第5管区海上保安本部(神戸)は26日、テロ対策に当たる特殊警備隊の男性隊員(25)が今月12日、大阪府内の訓練施設で訓練中に熱中症となり、26日午前に死亡したと発表した。
5管は大阪府警に通報した。
特殊部隊であることを理由に、施設の場所や氏名は非公開としている。
5管本部によると、隊員は12日午後1時ごろ、大阪府内の施設で始まった約30人による負傷者搬送訓練に参加。
約1時間後、安全管理をする警戒隊員が動きが緩慢になっていると気付き、応急処置をしたが、意識混濁状態になったという。
隊員は病院に運ばれたが、26日午前7時35分ごろ、意識が戻らないまま死亡した。
訓練時は気温31℃、湿度78%だった。
訓練前に体調不良などは訴えておらず、水分補給もしていたという。
5管は、特殊警備隊の発足後、隊員が死亡したケースは初めてで、当面、今回と同様の負傷者搬送訓練を中止するとしている。
5管の石井本部長は、「心よりご冥福をお祈りする。重く受け止め、事故原因を究明する」とのコメントを出した。
大阪府警捜査1課は、業務上過失致死の疑いがあるかなど詳しい状況を調べる。
出典
『熱中症でテロ対策の海保特殊隊員死亡 大阪の施設で訓練中』
http://www.sankei.com/west/news/170726/wst1707260076-n1.html
『熱中症 5管海保隊員が死亡 施設で訓練中』
https://mainichi.jp/articles/20170727/k00/00m/040/084000c
7月26日19時28分にNHK関西からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
特殊警備隊は海上でのテロなどに対応する特殊部隊で、訓練の開始から1時間ほどたったときに男性隊員の意識が朦朧としているのに、ほかの隊員が気づいたという。
男性隊員は水分補給をしても症状が回復せず、仲間の隊員たちが病院に連れて行ったが、症状が重すぎて対応が困難だと言われ、救急車を呼んで別の病院に搬送したという。
隊員の具合が悪いのに気づいてから2時間近くが経っていたということで、海上保安本部や事故の連絡を受けた大阪府警は、訓練中の熱中症対策や対応に問題がなかったか調べている。
出典
『訓練中に熱中症 海保隊員死亡』
http://www.nhk.or.jp/kansai-news/20170726/5508441.html
7月27日付で朝日新聞(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
この訓練では、別の男性隊員も軽度の熱中症になったという。
(2017年12月28日 修正1 ;追記)
2017年12月26日19時22分にNHK関西から、熱中症の症状に応じた対応が定められていなかったなどとする報告書が公表されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
海上保安庁は、熱中症に関する知識が十分にないまま体に負担がかかる訓練を急に行ったことなどが原因だった可能性があるという報告書を公表した。
それによると、隊員は3か月前に特殊警備隊に配属されたばかりで、当時は防弾チョッキなど重さ17kgの装備を着て、暑さに耐えながらけが人を救出する訓練を行っていた。
およそ1時間後に熱中症の症状を訴えたが、これについては、部隊が熱中症に関する知識を十分に得ないまま体に負荷がかかる訓練を急に行ったことが原因だった可能性があるとしている。
さらに、隊員の症状が重く、部隊が連れて行った病院では十分な治療が受けられず別の病院に搬送されたが、報告書では、熱中症の場合にどの病院に連れて行くかなど、症状に応じた対応が具体的に定められていなかったと指摘している。
海上保安庁は、訓練を行う際には救急救命士を配置することや、隊員向けに熱中症に関する講習会を開くなどして再発防止に努めるとしている。
出典
『海保訓練中に熱中症死亡で報告書』
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20171226/3940561.html
12月26日19時14分に毎日新聞からは、呼びかけに大丈夫と答えていたため対処が遅れたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
報告書によると、事故は7月12日午後、第5管区海上保安本部(神戸)が、テロ対応部隊への配属の適性を判断するために実施していた訓練中に発生。
隊員たちはヘルメット、防毒マスク、防弾チョッキを装着し、負傷者を2人1組で搬送する訓練を受けていた。
男性と組んだ隊員が体調を崩し、安全管理者がこの隊員にホースで水をかけていた中、男性が倒れ、呼び掛けに「大丈夫です」と回答したため、対処が遅くなった。
意識がもうろうとなり、搬送先の病院で7月26日に死亡した。
天候は曇りで気温は31℃だった。
報告書は、暑さに慣れさせるのに必要な事前の訓練が不足していたほか、男性が頑張りすぎる傾向があることが安全管理者間で共有されていなかったと指摘した。
男性は2014年4月に海上保安庁に入り、巡視艇勤務を経て、17年4月に5管の特殊警備基地に配属されていた。
大阪府警捜査1課が、業務上過失致死の疑いがあるかを調べている。
出典
『海保隊員死亡 暑さへの適応訓練不足が原因』
https://mainichi.jp/articles/20171227/k00/00m/040/060000c
2017年7月26日11時1分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
国交省国土技術政策総合研究所と建築研究所は、新潟県糸魚川市で昨年12月に起きた大規模火災の原因となった飛び火は、屋根瓦の隙間から火の粉が入ったことによる可能性が高いと発表した。
防火対策を壁や窓に施せば被害を大幅に減らせることもわかった。
両研究所は、当時の映像などから、延焼した146棟のうち少なくとも15棟で屋根へ飛び火して、屋根付近が燃えていたのを確認した。
大半が1930年代にできた古い木造建築だった。
当時の瓦は形が不均一で、間に隙間ができていた。
そこで古い瓦を使い当時の瓦屋根を再現し、風洞実験施設で火災の時と同じ風速10mの風を送って火の粉を吹き付けた。
すると、実験開始から数分で瓦の下の木材が燃え始めたという。
すべての建物の外壁に燃えにくいモルタルを塗り、窓ガラスに金網を入れて割れにくくするなどで、焼損棟数が約2割に減ることが、コンピューターシミュレーションでわかった。
現場では、こうした対策が取られている建物は4割程度にとどまっていたという。
総務省消防庁の糸魚川火災の検討会座長を務めた、兵庫県立大大学院の室崎益輝教授(防災計画)は、「飛び火のメカニズムに切り込んだ貴重な調査だ。ただ、現代仕様の瓦屋根でも飛び火被害は出ており、昭和初期の古い建物に限った問題かは、もう少し検証が必要だ」と話す。
出典
『糸魚川火災、原因は瓦の間の火の粉 防火対策で被害軽減』
http://www.asahi.com/articles/ASK7N5KNPK7NUJHB011.html
(ブログ者コメント)
糸魚川火災では、火の粉だけでなく火の塊も飛んだ。
詳細は過去記事参照。
2017年1月5日掲載
2016年12月22日 新潟県糸魚川市で駅前ラーメン店から出火、強風で火の塊が飛び1時間後に違う場所からも出火、144棟が延焼し過去20年で最悪の大火となる (第2報;1/2)
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/6632/
2017年7月27日18時58分にNHK福岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午後9時半ごろ、糸島市高祖にある金属の回収業「K」の敷地から火が出ていると、消防に通報があった。
消防車およそ20台が出て消火作業に当たったが、敷地内に保管していた家電製品やバッテリーなどの金属類が焼け、15時間たった27日午後0時半ごろ、消し止められた。
現場周辺では、27日未明から朝にかけて大気汚染物質PM2.5の濃度が高い値となり、国の環境基準で1日の平均が1m3あたり35μgとされているのに対し、現場から5kmほど離れた福岡市西区にある福岡市設置の観測地点では、午前4時までの1時間に324μgを観測した。
また、糸島市に隣接する福岡市では、市や消防などに焦げたような臭いがするという通報が50件以上相次いだ。
このため福岡県は、福岡市や周辺の17の市と町に住む人に、一時、外出や屋外での長時間の運動を控えるよう呼びかけたが、その後、PM2.5の濃度が下がったため、午前11時に解除した。
警察や消防が、火の出た原因などを調べている。
PM2.5がどのように飛散するかを、シミュレーションソフトを独自に開発してホームページで公開している九州大学応用力学研究所の竹村俊彦教授は、「火災による煙は局所的に発生するので、一概には言えないが、PM2.5が社会問題となっている中国でいうと、300μgという値は、1kmから2km先が見えないレベルだ。大陸から流れてくるPM2.5は通常、日本に到着する時には濃度が薄まっているので、今回の濃度の高まりが大陸からきたものとは考えにくい」と話している。
出典
『金属回収会社火災PM高濃度』
http://www.nhk.or.jp/fukuoka-news/20170727/5528101.html
(ブログ者コメント)
回収した廃家電などの山が火災になる事故は結構起きているが、PM2.5の観測機器が近くにあった場合、観測値が上がったと報じられることがある。
以下は、最近起きた同じ福岡県での事例。
(2017年06月01日 06時00分 西日本新聞)
嘉麻市大隈の産業廃棄物処理業「E」の中間処理場で起きた火災で、5月28日の発生から3日目の同30日、現場から直線距離で約10km離れた飯塚市平恒に設置されている県の微小粒子状物質「PM2・5」の測定機器が一時的に高濃度の数値を観測していたことが分かった。
現在は平常値に戻っている。
飯塚市はホームページ上で、異変を感じた際の注意を呼びかけている。
PM2・5測定機器は、筑豊地区では直方と田川両市、香春町にも設置されているが、飯塚市だけ30日午前4~6時に大気1m3当たり126~109μgに達した。
国が定める1日平均の環境基準値は35μgで、この日の市平均値も46μgで基準を超えていた。
同市環境整備課によると、30日に市民から中間処理場の火災に関連し、「臭いがする」といった問い合わせが数件あったという。
臭いを感じるなどした際には、窓を閉め、不要な外出を避けるといった対応を求めている。
火災現場から離れた飯塚で高濃度が観測されたことから、嘉麻の現場周辺はさらに大気汚染があったとみられる。
県環境保全課の担当者は、「同じ時間帯に浮遊粒子状物質(SPM)の数値も上がっており、火災が影響したとみられる。直ちに健康に影響が出る数値ではないが、今後も注視する」と話した。
出典
『飯塚で一時PM2.5上昇 嘉麻産廃火災 現場から10キロ、県機器が観測』
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_chikuhou/article/332455/
2017年7月27日21時26分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月27日11時45分にNHK関西からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午後9時半ごろ、神戸市中央区の神戸空港近くの海上で、同空港と関西空港を結ぶ高速船「神戸―関空ベイ・シャトル」が、航空機用の誘導灯に衝突した。
この事故で、乗客29人中15人が重軽傷を負い、このうち女性(80)が頭などを打って意識不明の重体という。
神戸海保は、業務上過失致傷の疑いがあるとみて、27日、船内や誘導灯周辺を調べた。
第5管区海上保安本部によると、高速船は神戸市の外郭団体「OMこうべ」が所有する「そら」(定員110人、84トン)で、神戸空港の東側約600m沖にある誘導灯に衝突。
船首左舷が大破し、下部に縦約1m、横約50cmの穴が開いて浸水した。
船は、衝突した誘導灯の東側を通る予定だったという。
意識不明の女性のほか、51~57歳の男女3人が胸の骨を折るなどして入院し、12~63歳の男女11人がけが。
事故後、船は空港北側の桟橋まで進んで着岸し、負傷者は病院に搬送された。
OMこうべなどによると、高速船は神戸空港と関西空港を約30分で結び、1日16往復32便を運航。
事故を起こした船は26日午後9時に関西空港を出発し、同9時半過ぎに神戸空港に到着予定だった。
同9時半過ぎ、船長から「自分自身の位置を見失い、何かに衝突した」と連絡があった。
乗客からも、「船が航行中に何かにぶつかった」と119番通報があったという。
船長は、OMこうべが運航業務を委託している神戸市の「K汽船」の社員。
10年以上乗員として勤務し、今春に船長になった。
これまで無事故で、26日は午後2時から勤務し、事故は4往復目の復路で起きた。
高速船の位置情報を示すレーダーなどの機器は、出航前の点検で異常はなかったという。
高速船は、左舷の前方が大きく壊れていて、海保は、スピードを落とすなどの回避行動を取らずに衝突したとみて、事故の状況を捜査している。
誘導灯は、夜間、飛行機が着陸する際に、光を発して滑走路への進入路を示す設備。
鉄製の柱で支えられて、滑走路の東西の海上に直線上に設置されていて、高さおよそ10m、幅が2.7mある。
今回、高速船が衝突したとみられる誘導灯は、空港から東に最も遠い、およそ600m離れた沖にある。
出典
『高速船衝突、女性客が重体 神戸空港近くで誘導灯と』
http://www.asahi.com/articles/ASK7V7GJWK7VPIHB03W.html
『高速船 回避行動取らず衝突か』
http://www.nhk.or.jp/kansai-news/20170727/5528441.html
7月27日15時32分に読売新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
船長(40)が海保の聴取に、「事故直前は、前方をよく見ていなかった」と述べていることが、捜査関係者への取材でわかった。
ほぼ全速力の約27ノット(時速約50km)で衝突したとみられる。
出典
『衝突の高速船長「前を見ておらず」…15人負傷』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170727-OYT1T50084.html
7月28日7時16分に産経新聞westからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
同社によると、船長は「突然、誘導灯が現れた」と説明。
当時はGPS(衛星利用測位システム)確認をせずに目視で運航していたといい、ほとんど回避行動をできないまま誘導灯に衝突したという。
出典
『船長「突然、誘導灯が現れた」…回避行動取れず衝突か 運航団体社長らが会見』
http://www.sankei.com/west/news/170728/wst1707280022-n1.html
2017年7月27日17時32分にYAHOOニュース(テレビ埼玉)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午後4時20分ごろ、桶川市小針領家の県道・蓮田鴻巣線の歩道を整備する工事現場で、北本市栄に住む警備員の男性(70)が、誘導していたショベルカーに轢かれた。
男性は病院に搬送されたが、およそ1時間半後に死亡が確認された。
警察によると、男性はバックしていたショベルカーのキャタピラに巻き込まれるような形で轢かれていて、車体に対して背を向けていた可能性があると見られている。
警察は、業務上過失致死の疑いも視野に、現場にいた作業員に詳しい状況を聞くなど、調べを進めている。
出典
『桶川市の道路工事現場 重機にひかれ男性警備員死亡』
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170727-00010003-teletamav-l11
7月27日付で埼玉新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午後4時20分ごろ、桶川市小針領家の県道で道路の新設工事中、北本市の警備員男性(70)が後退してきた油圧ショベルに轢かれ、搬送先の病院で死亡が確認された。
警察によると、現場は片側一車線。
当時は、幅員約3mの歩行者と自転車用の道路の新設工事中を行っていて、3人の警備員を配置し、男性は油圧ショベルを、ほかの2人は通行中の車両を、それぞれ誘導していたという。
現場の作業員が倒れていた男性に気付き、119番した。
出典
『警備員が死亡、誘導していた重機にひかれる 道路の新設工事中/桶川』
http://www.saitama-np.co.jp/news/2017/07/28/01_.html
2017年7月27日18時41分にNHK香川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午後、香川県坂出市常盤町のH花火店の工場で爆発があり、炎や煙が上がって、11棟の建物のうち5棟、合わせて117m2が壊れたり焼けたりした。
この事故で59歳の社長と36歳の従業員の男性、合わせて2人がやけどやすり傷などのけがをした。
警察と消防、労基署は、27日午前9時から20人余りを出して現場検証をした。
警察によると、26日、工場で働いていたアルバイトの男性が、2階建ての倉庫兼作業所のうち2階の作業所で花火に導火線を取り付ける作業をしていたところ、1階の倉庫から煙が出たと話しているという。
また、男性は、社長と共に消火にあたっていたところ、爆発が起きて逃げたと話しているという。
警察は、この倉庫兼作業所の1階から火が出て、その後、爆発したとみて、当時の詳しい状況や原因のほか、火薬の管理などに問題がなかったか調べている。
出典
『倉庫兼作業所の1階から出火か』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/8035512742.html
7月26日21時22分にNHK NEWS WEBからは、事故発生時の状況が下記趣旨でネット配信されていた。
現場は坂出市役所から西へ2km近く離れたところで、爆発と火災の影響で近くの10世帯余りが一時、避難したほか、近くを走る瀬戸中央自動車道が香川県の坂出インターチェンジと岡山県の児島インターチェンジの間の上下線で、およそ1時間半にわたって通行止めになった。
花火工場の近くにある坂出市役所の生活課の男性職員によると、「最初に雷が落ちたようなバリバリという音が2、3回して、建物にも振動が伝わってきた。窓から花火工場を見ると、自分がいる建物のほうに向かって、花火の球が燃えながら飛んできた。工場から火や黒い煙が出ているのも見えた」と話していた。
警察に通報した花火工場近くのタイヤ店の男性従業員によると、「爆発の前に地響きがあり、そのあと聞いたことがないような大きな音がした。外に出てみると火薬のにおいがして火花も飛んできた」と話していた。
出典
『花火工場で爆発 従業員2人けが 香川 坂出』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170726/k10011074941000.html
7月28日8時10分に産経新聞westからは、この花火店に発注していた各地の花火大会が中止になったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月27日10時12分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
同社に花火の打ち上げ業務を委託していた自治体などは27日、今夏に予定していた花火大会の中止を決めた。
坂出市は、8月11日に予定していた「第52回さかいで大橋まつり」の海上花火大会を中止する。
市は約4000発をH花火店に発注していた。
その他の行事(4、5、6日)は予定通り行う。
三豊市豊中町で7月30日に比地大小学校で「第29回比地大花火大会」を開催する地元の実行委員会は、打ち上げ花火を中止する。例年300~500発を打ち上げていた。
打ち上げ花火以外の各自治会子ども会の歌や踊りのスタンツなどは予定通り行う。
出典
『香川・坂出の花火工場爆発火災、影響で複数の花火大会中止』
http://www.sankei.com/west/news/170728/wst1707280028-n1.html
『花火工場爆発 激しい縦揺れ、地震かと 住民ら一時騒然』
https://mainichi.jp/articles/20170727/k00/00e/040/223000c
(2017年11月18日 修正1 ;追記)
2017年11月16日17時28分にNHK香川から、プレハブ倉庫で大量に無許可で花火を保管していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11月16日19時53分に産経新聞westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
警察が調べたところ、現場には1万3800個の花火の玉がプレハブ倉庫2棟に残っていたということで、警察は、法律で定められた量を超える大量の火薬を許可を受けていない場所に違法に保管していたとして、この花火メーカーと社長を火薬類取締法違反の疑いで書類送検した。
警察の取り調べに対し社長は、「火薬庫はあったが、花火の玉が多くて入りきらなかった。プレハブで保管できないことは知っていたが、出荷のために置いていた」などと供述し、容疑を認めているという。
警察は、倉庫兼作業所の1階から火が出て、その後、爆発したとみて、当時の状況や出火の原因について更に詳しく調べている。
出典
『花火工場爆発で社長ら書類送検』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/8035777341.html
『プレハブに花火玉1・3万発…違法保管容疑 香川・坂出の製造会社を書類送検』
http://www.sankei.com/west/news/171116/wst1711160092-n1.html
2017年7月28日20時45分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午前10時ごろ、斜里町の住宅で、この家に住む77歳の女性が足裏用のマッサージ器を首にあてて使用していたところ、洋服の襟をローラー部分に巻き込まれ、首を絞められて死亡した。
警察によると、女性が使っていたのは埼玉県川越市の「的場電機製作所」の製品で、女性はローラー部分を覆っていた布を外して、じかに首にあてて使用していたという。
厚労省によると、このメーカーが製造した同じような型のマッサージ器をめぐって、これまでに死亡事故があわせて5件発生しているという。
こうしたマッサージ器は、平成8年に生産が中止されるまで、およそ78万台が製造されているということで、メーカーはホームページなどで使用しないよう呼びかけている。
出典
『マッサージ器使用中に女性死亡』
http://www.nhk.or.jp/sapporo-news/20170728/5592481.html
7月28日23時10分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
警察などによると、マッサージ器は電動ローラー式(幅44cm、縦33cm)。
女性は布カバーを外し、ローラー部分を直接、首に当てて使用していたといい、26日午前10時過ぎ、自宅で意識を失った状態で倒れているのを家族が発見。
病院に搬送されたが、死亡が確認された。
出典
『北海道 足裏マッサージ器、首回りに使い77歳女性窒息死』
https://mainichi.jp/articles/20170729/k00/00m/040/121000c
7月29日10時4分に読売新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察の発表によると、女性は布製カバーが外された足裏用の電気マッサージ器を首の下に置き、あおむけで使用中、服の襟がローラー部分に巻き込まれたとみられる。
夫は「カバーを外して日常的に使っていた」と話しているという。
出典
『マッサージ器使用中に服巻き込まれ、女性死亡』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170729-OYT1T50052.html
8月1日23時0分にNHK北海道からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
この事故を受けて、このメーカーの類似の製品でも過去に同様の死亡事故が5件起きていることから、厚労省は、このマッサージ器を使わないよう呼びかけている。
このマッサージ器は、埼玉県川越市の「的場電機製作所」が製造した「シェイプアップローラー2」という製品で、突起がついたローラーが回転し、足裏のこりをほぐす効果があるという。
このメーカーが製造した別の足裏用のマッサージ器「アルビシェイプアップローラー」でも、平成26年までの15年間に同様の死亡事故が5件起きていて、メーカーでは、これまで2種類のマッサージ器について、足裏を含めて一切の使用の中止を呼びかけるとともに、安全装置がついた製品と有償での交換を進めていた。
メーカーによると、事故が起きた2種類のマッサージ器は、平成8年までの13年間にあわせておよそ78万台が販売されていて、このうち交換できたのは1270台にとどまっているという。
このメーカーが現在、販売しているマッサージ器は、カバーを外して使うと停止する装置がついているという。
事故を受けて、メーカーは1日、マッサージ器がどのようにして布を巻き込むのか再現した。
ローラ-を覆う布製のカバーを外した状態で作動させてエプロンを近づけると、ローラーの軸の部分にエプロンのひもが引っかかり、数秒でエプロン全体が巻き込まれた。
巻き込まれたエプロンは、電源を切って両手で引っ張っても、なかなか取り出すことはできなかった。
出典
『マッサージ器死亡 使用中止を』
http://www.nhk.or.jp/sapporo-news/20170801/5704361.html
8月1日17時9分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
製造終了から20年以上がたち、すでに販売会社もないため、利用者の特定は難しいという。
出典
『足用マッサージ器の使用中止促す 厚労省、死亡事故受け』
http://www.asahi.com/articles/ASK814WC7K81ULBJ00D.html
(ブログ者コメント)
以下は、同じメーカーのマッサージ機で起きた過去の死亡事例。
2014年7月2日掲載
2014年6月24日報道 家庭用の足マッサージ機をカバーが外れた状態で背中で使っていて上着をローラーに巻き込まれて死亡、同種事故5件目、取説には注意書きあり
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4053/
2017年7月25日5時0分に千葉日報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月25日付で毎日新聞千葉版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
香取市富田の自宅前の路上で男性=当時(71)=が血を流して死亡していた事件で、香取署特別捜査班は24日、男性が植木の剪定中、誤って脚立から転落し、持っていた刈り込みばさみが胸に刺さったことによる事故死と断定した。
特捜班によると、遺体発見現場の自宅前路上から数10m離れた近所の女性宅敷地内に、高さ約1.8mの脚立が、足1本が土に埋まった状態で見つかった。
近くには、血の付いた刈り込みばさみ(全長約66cm、刃渡り約15cm)と、男性のものとみられる帽子が落ちていた。
脚立の近くには、約24×15cmの血だまりもあった。
刈り込みばさみを鑑定したところ、男性の指紋とDNA以外は検出されなかった。
左肩に皮下出血があり、脚立から落下した際にできたとみられる。
周辺には、剪定された枝なども落ちていたという。
男性は普段から、親切心で近所の垣根の剪定をしていたという。
男性が事故に遭ったとみられるのは9日午前10時半~同日午後0時半ごろで、当時留守にしていた女性が11日、敷地内に脚立や刈り込みばさみを見つけ、警察に連絡していた。
男性が死亡しているのが見つかったのは、剪定場所から数10mの自宅前。
負傷後に自力で歩いて移動したとみられるが、路上に血痕などはなかったという。
胸と首に深い傷があり、死因は心臓の損傷による失血死だった。
出典
『剪定中の事故と断定 男性「殺害」から一転 香取署特捜班』
https://www.chibanippo.co.jp/news/national/425599
『香取の路上遺体 71歳、事故死 剪定中にはさみが胸に 県警 /千葉』
http://mainichi.jp/articles/20170725/ddl/k12/040/322000c
7月24日18時5分にNHK千葉からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
今月9日、千葉県香取市富田の路上で、近くに住む男性(71)が血を流して死亡しているのが見つかった。
男性の胸と首には突き刺されたような深い傷があったことから、警察は殺人事件として捜査していたが、11日になって、不在だった近所の女性から、自宅の敷地に脚立と枝切り用のハサミが放置されてると連絡があったという。
ハサミを鑑定したところ、男性の血液が付着していたほか、左肩には転落した際についたとみられるあざが残っていたことなどから、警察は24日、「作業中に脚立から転落し、ハサミが胸などに刺さった疑いが強い」として、事故死だったと発表した。
千葉県警察本部捜査1課の石井課長は、「当初、凶器が見つからず、犯人が持ち去った疑いもあったことから、殺人事件とみて捜査していた。その後、裏付けを進めて事故だと結論づけた」と話していた。
出典
『香取市の男性死亡は「事故死」』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/1085434081.html
2017年7月20日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報として掲載します。
第1報は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/7367/
(2017年8月1日 修正1 ;追記)
2017年7月25日2時1分に朝日新聞から、事業所利用者が2年あまりで2倍以上に増えていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事業所の利用者が2年余りで2倍以上に増えていたことが、県への提出書類でわかった。
一方、県によると、介護にあたる生活支援員の常勤は1人。
厚労省や県によると、常勤1人でも法的に問題はないという。
県や警察は、当時の状況について詳しく調べている。
事業所を運営するNPO法人C(本部・さいたま市北区)が県に提出した事業報告書によると、事業所が運営を始めたのは2014年度。
同年度末の利用者は13人だったが、16年度末には28人に増加。
監督する県は17年度、30人だった定員を40人に増やすことを認め、今年4月の利用者は34人となっていた。
一方、施設で利用者を介護する「生活支援員」24人のうち、常勤は障害者総合支援法に基づく厚労省の基準で最低限必要とされる1人。
非常勤23人が交代で勤務することで、必要な職員数を確保している計算になっている。
厚労省が無作為抽出した約1万6千の障害者施設を対象にした「障害福祉サービス等経営実態調査」(14年度)では、生活支援員の約75%は常勤が占める。
「常勤が1人というのは考えられない。通常は6割以上いる」と話す障害者施設関係者もいる。
出典
『熱中症死亡事故の施設 利用者2年で倍、常勤職員は1人』
http://www.asahi.com/articles/ASK7N66C3K7NUTNB010.html
2017年7月26日0時7分に中日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
25日午後3時15分ごろ、名古屋市中村区香取町2のマンホール内で、工事中だった作業員男性(52)が、支管から流れてきた雨水に打たれて2.6m下の下水道に転落した。
男性は190m下流の別のマンホールまで歩き、自力ではい上がった。
市上下水道局によると、男性は右脚などの痛みを訴えているが、重傷ではないという。
同局によると、男性は他の作業員3人と、深さ12mのマンホール最下段で、別の管を取り付ける作業をしていた。
地下5m付近にある支管から雨水が滝のように流れ込んだため、はしごを使って地上に脱出を図り、他の3人は登り切ったが、一番下にいた男性が途中で滑り落ちた。
男性は、直径3.2m、水深20cmの下水道内を歩いて、45分後に地上に上がったという。
名古屋市には午後3時17分に大雨洪水注意報が発令されていた。
出典
『マンホール内で転落、下水道190メートル歩き脱出 名古屋で工事の作業員』
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2017072690000719.html
7月25日21時18分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午後3時15分ごろ、名古屋市中村区香取町2丁目のマンホール内にいた男性作業員(52)が、下水管から流れ込んだ大量の雨水に流された。
作業員は約190m下流のマンホールまで、雨水貯留管(直径3.25m)の中を自力で歩き、約45分後に消防に救助された。
病院に救急車で運ばれたが、意識ははっきりしているという。
市上下水道局によると、作業員は同僚3人とマンホールに接続する雨水貯留管内から空気を抜く管を取り付ける作業をしていた。
雨が激しくなったため、請負業者が事故の直前に退避指示を出したが、この作業員が逃げ遅れたという。
同僚が119番通報し、付近のマンホールを捜索中、救助を求める叫び声に気付いて発見した。
名古屋地方気象台は午後3時17分、名古屋市内に大雨注意報と洪水注意報を発令していた。
同気象台は、午後3時からの1時間に21ミリの雨を観測した。
出典
『マンホール内の作業員、雨水で流される 45分後に救助』
http://www.asahi.com/articles/ASK7T6QRKK7TOIPE047.html
7月25日23時3分に産経新聞westからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
当時、マンホール内には男性を含む4人の作業員がいた。
雨が降り始めたため、指示を受けて地上に退避しようとした。
順番にタラップを伝い上がっていたが、途中にあった下水管から突然雨水が流入。
男性は逃げ遅れたという。
出典
『作業員雨水で流される 下水管190メートル歩き救出 名古屋』
http://www.sankei.com/west/news/170725/wst1707250101-n1.html
2017年7月24日17時25分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
マダニが媒介するウイルスによる感染症が相次ぐ中、去年、50代の女性がウイルスに感染していた疑いのある野良猫に手をかまれ、その後、死亡していたことがわかった。
国内で、動物から人に感染したと見られる事例は初めてで、厚労省が注意を呼びかけている。
マダニが媒介するウイルスによる感染症、SFTS=「重症熱性血小板減少症候群」は、4年前に国内で初めて確認され、これまでに西日本を中心に266人が発症し、このうち57人が死亡している。
SFTSは、一般的に人がマダニにかまれることで発症するが、厚労省によると、去年の夏、西日本の50代の女性が、弱った野良猫を動物病院に連れて行った際に手をかまれ、およそ10日後にSFTSを発症して死亡したという。
野良猫は、症状などからマダニが媒介するウイルスに感染していた可能性が高く、動物から人に感染したと見られる事例は国内で初めてだという。
また、先月以降、ペットとして飼われている猫や犬がSFTSを発症した事例が確認され、厚労省は、猫や犬を飼う人や獣医師などに注意を呼びかけている。
厚労省は、「ごくまれではあるが、猫や犬から人に感染する可能性があり、ペットを飼っている人は、ダニの駆除剤を活用したり、弱っていたら動物病院を受診するなどの対策を取ってほしい」としている。
出典
『マダニウイルス 動物から初の感染例か 50代女性死亡』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170724/k10011072191000.html
7月24日17時37分に産経新聞からは、国内初どころか世界初の事例だという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
厚労省は24日、草むらなど野外に生息するマダニが媒介する感染症に感染した猫にかまれた女性が死亡していたことを明らかにした。
厚労省は同日、都道府県や医師会などに、注意を喚起する通達を出した。
ダニ媒介の「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」で、哺乳類を介して人が死亡したことが判明したのは世界で初めてという。
国立感染症研究所によると、平成28年5月~7月、弱った野良猫を保護しようとした西日本在住の50代女性が猫にかまれた。
女性に重大な持病などはなく、約10日後に死亡した。
半年後に感染研が女性の検体を受けて精査したところ、猫を介してSFTSを発症した可能性が高いことが分かった。
SFTSは国内で初めて感染が判明した23年から今年6月末までに266人の発症例があり、そのうち57人が死亡。致死率は21%に上る。
【用語解説】重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
SFTSウイルスによる感染症で、主にマダニにかまれてうつる。
6日から2週間ほどの潜伏期間を経て、発熱や全身のだるさ、吐き気などの症状が出る。
重症化して死亡することもある。
死亡例は全て50代以上で、高齢者が重症化しやすいと考えられている。
ワクチンや特効薬はなく、水分補給や解熱剤投与などの対症療法が治療の中心となる。
出典
『マダニ感染症、野良猫にかまれ保護しようとした50代女性が死亡 世界初、厚労省が注意喚起』
http://www.sankei.com/life/news/170724/lif1707240038-n1.htm
7月24日20時29分に時事通信からは、過去の感染例は西日本に集中しているという地図とともに下記趣旨の記事がネット配信されていた。
厚労省と国立感染症研究所は24日、マダニが媒介する「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」について、衰弱した野良猫にかまれた西日本の50代女性が昨年夏ごろ発症し、10日後に死亡したと公表した。
猫は死んだため検体は残っていないが、「ネコやイヌの血液や便など体液を通じてヒトに感染する可能性は否定できない」とし、都道府県や日本獣医師会などに感染予防を注意喚起した。
感染例は日中韓であり、森林や草地に生息するマダニにかまれてウイルス感染するとされており、動物-ヒト間の感染例はなかった。
しかし、昨年末に女性の死亡例が報告されたほか、今年に入り飼い犬と飼い猫が発症したケースも初めて確認された。
感染研によると、感染初期に発熱や関節痛などを伴う。
発症5~6日後に意識障害などが起き、1~2週間で全身状態が悪化する。
治療は対症療法しかない。
感染は2011年に中国で初めて報告された。
日本では13年以降、西日本を中心に266例の報告があり、うち死亡は57例。
フタトゲチマダニとタカサゴキララマダニが媒介し、推定感染地域は後者の生息分布と一致している。
健康な動物からの感染はなく、屋内のみで飼っている場合は心配ないという。
厚労省は、「餌の口移しなどは控え、触ったら手を洗い、適切にマダニを駆除してほしい」と呼び掛けている。
出典
『ネコ媒介か、50代女性死亡=マダニ感染症で注意喚起-厚労省』
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017072401058&g=soc
(ブログ者コメント)
マダニに噛まれ死亡した事例はしばしば報道されており、本ブログでも、それらのうち2事例を掲載している。
2017年7月24日付で毎日新聞東京版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
屋外に設置したコンテナを収納スペースとして貸し出す「レンタルボックス」の人気が高まる中、建築基準法に適合しない違法コンテナによる営業が横行している。
消費者庁の消費者安全調査委員会(消費者事故調)は、「耐震性や防火対策が不十分で、事故の危険がある」として、実態把握や対策強化の必要性を指摘している。
【個人向けレンタル】
東京都心から電車で40~50分のベッドタウン。
閑静な住宅街を歩いていると、突如、武骨なコンテナ群が現れた。
特定の企業の倉庫ではなく、一般の人に荷物の保管場所として貸し出されている賃貸スペースだ。
2層に連結された複数のコンテナが計40~50の小部屋に仕切られ、それぞれに入り口が取り付けられている。
利用者は24時間、自由に荷物を出し入れできる。
こうしたレンタルボックスは、業界団体の推計で全国約6600カ所に約27万室。
公的な統計はないが、需要の高まりとともに、市場は年々拡大している。
【固定せず規格外も】
国交省によると、収納スペースとして継続的に使用されるコンテナは建築物とみなし、土台になる基礎工事をして地面に固定する必要がある。
しかし、実際に見ると、空き地に重ね置きしただけのコンテナが少なくない。
これらは、耐震性や防火対策について建築基準法で定められた審査を受けておらず、地震などの災害で倒壊する危険性が指摘されている。
コンテナ自体も、日本工業規格(JIS)に適合する必要があるが、中古の外国製海運コンテナをそのまま使用しているケースもある。
新しいJIS規格のコンテナは、規格外の中古に比べ4~5倍コストがかかる。
複数の業界関係者は毎日新聞の取材に、「合法コンテナだけで営業している業者など、ほとんどない」と証言した。
【取り締まりに限界】
一方、国交省は2014年12月、こうした違法なレンタルボックスの取り締まり強化を求める通知を各自治体に出している。
通知の中で、特に複数積み重ねたコンテナについて、「地震発生時に転倒し、周囲に危害を及ぼすおそれがある」と指摘した。
しかし、違法建築はそもそも届け出がないため、存在を把握するのが難しい。
首都圏のある市担当者は、「パトロールで発見するしかないが、そこまで人手をかけられない」と打ち明ける。
多くの自治体は、住民から苦情があった場合にのみ、業者を指導する対応にとどまっている。
さらに、指導をしても撤去に至るケースはまれだ。
消費者事故調が全国の31自治体に聞き取り調査をしたところ、「業者側が建築物ではないと主張し、指導に応じない」といった回答もあった。
収納スペースを貸し出すこれらのサービスは、利用者の荷物を預かる「トランクルーム」とは異なり、倉庫業として国に登録する必要がない。
土地とコンテナさえあれば、初期費用をあまりかけずに誰でも参入でき、違法な営業が横行する一因になっている。
消費者事故調は、レンタルボックスをめぐるこうした現状を問題視し、先月末に調査結果を公表。
「多くが住宅街にあり、倒壊などの事故が起きてからでは遅い。業者側に、より厳しく法令順守を求めていく必要がある」として、国交省に対策を講じるよう呼び掛けた。
出典
『くらしナビ・ライフスタイル 違法コンテナ物置、横行』
https://mainichi.jp/articles/20170724/ddm/013/040/060000c
以下は、上記記事と同時に配信されていた識者の話し。
基礎に固定されていないコンテナは、傾いたり転倒したりする危険性を否定できない。
耐震や防火など安全性について一定の審査を受ける必要がある。
一方、鋼材にJIS規格を要求する現在の基準は厳しすぎて、従わない業者が横行する原因にもなっている。
建築基準法で一律に規制するのではなく、倉庫としての安全性を確保するための新たな基準を定め、業者を管理すべきだ。
出典
『コンテナ建築に詳しい建築家の吉村靖孝・明治大特任教授の話』
https://mainichi.jp/articles/20170724/ddm/013/040/064000c
(ブログ者コメント)
○記事に記されている国交省の通知は、下記参照。
『コンテナを利用した建築物に係る違反対策の徹底について』
http://www.mlit.go.jp/common/001066940.pdf
○レンタルコンテナではないが、積み上げていた小型コンテナが
風で崩れた事例もある。
2012年6月19日掲載
『2012年6月15日 北九州市で運送会社の敷地内に積んであった小型コンテナが強風で崩れ、敷地脇の歩道を歩いていた女性2人が死傷 (修正1)』
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/1944/
2017年7月24日3時20分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1時間に50ミリ以上の雨が降る「短時間強雨」の年間発生回数について、1976年からの10年と直近10年の気象庁の観測結果を比べたところ、全国平均で約34%増えていることが分かった。
九州北部豪雨は甚大な被害を招いたが、豪雨や土砂による災害は今後も増える可能性がある。
毎時50ミリ以上の雨は「滝のような雨」とされ、土砂災害の危険が高まり、地域によっては避難準備が必要とされる目安。
都市部の排水機能の多くは、この雨量を基準に設計され、50ミリを超えると地下街などに雨水が流れ込む恐れが出てくる。
気象庁の地域気象観測システム「アメダス」(1千地点あたりに換算)のデータによると、毎時50ミリ以上の雨の年間発生回数は、観測が始まった76年から85年の10年は計1738回だったが、2007年から16年の10年は計2321回で、1.34倍に増えていた。
また、気象庁は今後の見通しについて、20世紀末と今世紀末を比較し、分析。
気温が上がれば大気中の水蒸気量が増えるため、大雨は増加するとされるが、同庁は、地球温暖化の要因とされる「温室効果ガス」の排出が今後も最悪のケースで続くと想定した場合、日本の年平均気温は4.5℃上昇し、短時間強雨の年間発生回数が2倍以上になると予測した。
東日本の太平洋側で気温が4.3℃上昇するため、現在の年平均気温が15.4℃の東京は鹿児島県の屋久島(19.4℃)と同程度になるという。
首都大学東京の藤部文昭特任教授(気候学)は、1979年から2013年のアメダスのデータを分析。
平均気温が1℃上がると、短時間強雨は4~13%程度、平均海面水温が1℃上がると7~19%程度増えていたという。
「地球温暖化が進めば激しい雨が増えるという傾向に矛盾はない。今後も短時間強雨はさらに増える可能性がある」と話している。
【カメラ・雨量計 地域で備え】
毎年のように、列島は台風や大雨に襲われてきた。
九州北部豪雨では、河川の氾濫、土砂や流木で多くの命が奪われ、家屋は激しく損壊した。
豪雨はこれからも避けられないが、減災への取り組みをどう進めればいいのだろうか。
被害が集中した福岡県朝倉市。
5年前にも豪雨で被災し、備えを整えてきたが、大雨や洪水は気象庁や自治体の情報を上回る速度で町を襲った。
今月5日昼すぎ、雨は急に強くなった。
福岡管区気象台は午後1時28分、朝倉市付近で1時間に約110ミリの雨が降ったとする「記録的短時間大雨情報」を発表。土砂災害や水害につながりうると注意を呼びかけた。
市災害警戒本部は避難所の準備を進めた。
「あまりにもすごい雨。対応に追われた」と市幹部は振り返る。
県と気象台は午後2時10分、朝倉市と隣の東峰村に「土砂災害警戒情報」を出し、これをきっかけに市は避難を勧告した。
ただ、山間部ではすでに建物が流され始めていた。
甚大な被害に遭った乙石川の最上流部にある乙石集落。
1人で暮らす梶原さん(女性、78歳)は午後2時ごろ、母屋の隣の蔵が川に流される音を聞いた。裏山にはい登り、夜を明かした。「気が動転して、後先を考えずに山へ登った」
午後3時半ごろには、乙石集落から約3km下流にある松末小学校の1階にも濁流が流れ込んだ。
壁掛け時計は午後3時40分をすぎたところで止まった。
児童ら約50人がいた、この小学校の周辺に避難指示が出たのは、午後4時20分だった。
水害の危険を知らせる河川の情報は限られていた。
朝倉市と東峰村で被害が出た17の中小河川(県管理)のうち、県が水位計を設置しているのは1河川だけで、乙石川にはなかった。
県河川課は、「被害が出た川は幅が狭く、水位が急激に上昇する」と、水位計の効果には限界があると説明する。
一方、被害について検証し、設置を進めるか検討するという。
過去に豪雨や洪水の被害に遭った自治体や住民は、より早く、正確に災害の兆候をつかもうと工夫を凝らす。
昨年夏、東北や北海道を襲った台風10号で住民ら20人が死亡した岩手県岩泉町。
町内に設置した雨量計から役場に情報を自動送信するシステムを導入する。
9月にも完成する見通しだ。
町は、主な川の上流にある役場の支所や民家など12カ所に雨量計を設置し、雨が降ると役場から電話をかけ、雨量計の目盛りを職員や住民に調べてもらっていた。
ただ、台風10号の時は接近に伴って業務量が増えて聞き取りができず、上流の雨量の急激な変化に気づけなかった。
町は、この教訓から、自動送信システムを取り入れることにした。
2年前の関東・東北豪雨で鬼怒川が決壊し、市の3分の1が水没した茨城県常総市の根新田自治区。
市は当時、次々と発生する被害に対し、避難指示を的確に出せなかった。
自治区は「行政だけでは住民を守りきれない」と、浸水状況が分かる防災カメラを、氾濫した千代田堀川近くにある須賀事務局長宅のベランダに設置。
30分ごとに自動更新される20秒間の動画を、自治区のホームページで誰もがいつでも見ることができるようにした。
2014年8月の大雨による土砂災害で77人が犠牲になった広島市でも、行政からの情報に頼らず避難の判断ができるよう、地域で雨量計を設置する動きが広がっている。
土砂災害で10人が死亡した広島市安佐南区八木4丁目の「八木ケ丘町内会」。
14年12月と15年2月、サイレンと雨量計を集会所につけた。
1時間の雨量が10ミリを超えれば、黄色い回転灯が光って住民に注意を促す。
30ミリを超えたら赤い回転灯がつき、町内会の役員が住民に避難を呼びかける。
こうした情報が実際の避難につながるかどうかは、住民の意識によるところが大きい。
広島市の八木ケ丘町内会では、サイレンや雨量計の設置以外にも、住民から避難誘導員を募り、お年寄りを避難所に連れていくようにした。
避難所までたどり着けない状況を想定して、町内のマンションを一時退避所として使わせてもらう協定も結んだ。
町内会元副会長の山根さん(男性、71歳)は、「二度と同じような被害を出さないという思いから、町内会全体の防災意識が上がった」。
ただ、設置後に赤い回転灯がつき、住民に避難を呼びかけたケースが3回あったものの、避難する人は徐々に減ってきたという。
山根さんは「『のど元過ぎれば熱さを忘れる』にならないようにしていきたい」と話す。
出典
『短時間強雨の発生数、3割増 76年からの10年と比較』
http://www.asahi.com/articles/ASK7G35X0K7GUTIL006.html
(ブログ者コメント)
今年7月初旬に九州北部豪雨があったかと思えば、下旬には秋田で同じような豪雨被害。
たしかに短時間強雨が増えているという実感はある。
2017年7月24日22時35分に京都新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午後4時半ごろ、滋賀県近江八幡市鷹飼町の平和堂近江八幡店の解体工事現場で、クレーンでつり上げていた長さ24mの鋼管(直径70cm、重さ5トン)が落下、付近の電線に引っ掛かり電柱も倒れた。
負傷者はいなかったが、一帯の13軒が停電し、飲食店などが臨時休業した。
警察によると、建物を支えるケーシングと呼ばれる鋼管を地中から引き抜く作業中にクレーンのアームが折れ、倒れた鋼管が市道をふさいだという。
現場はJR近江八幡駅の北西約100m。
近くの整骨院勤務の大林さん(女性、29歳)は、「ドーンという雷のような音がして屋内の電気が消えた。びっくりして外に出ると、長い管が倒れていて驚いた」と話していた。
出典
『24mの鋼管落下、一帯停電 滋賀、平和堂解体現場』
http://kyoto-np.co.jp/politics/article/20170724000158
7月24日20時38分にNHK滋賀からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午後4時半ごろ、近江八幡市鷹飼町のJR近江八幡駅近くのスーパーの解体工事現場で、クレーンでつり上げられていた長さおよそ24m、重さ5トンあまりの鋼鉄製のくいが落下した。
鋼鉄製のくいは、周辺の電線を巻き込みながら市道に横倒しになり、はずみで近くの電柱も倒れたという。
警察によると、当時は、市道を通行していた人はおらず、けがをした人はいなかったが、24日午後8時現在も道路が通行できなくなっている。
また、関西電力によると、この影響で駅周辺の飲食店など、およそ10世帯が停電しているという。
当時、現場では鋼鉄製のくいを地中から抜きとる作業が行われていたということで、警察は、作業員から話を聞くなどして、詳しい状況を調べている。
出典
『解体作業中に鋼鉄製の杭倒れる』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/2065444061.html
2017年7月24日21時3分にNHK福岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午後3時前、春日市下白水にある解体中のごみの焼却施設跡『旧・福岡市南部工場』で、「断熱材が燃えている」と従業員から消防に通報があった。
火はおよそ2時間後にほぼ消し止められ、けが人はいなかったが、一時、警察と消防が火災による有害物質が発生するおそれがあるとして、周辺の住民に対し、外出を控えるよう呼びかけた。
消防によると、現在は鎮火し、有害物質が発生するおそれはなくなったという。
福岡市によると、この施設は、2年前まで福岡市のごみを焼却する施設で、ことしから解体作業を始めていたという。
警察によると、解体作業中の作業員が、施設の4階でガスバーナーを使って鉄筋を切断する作業をしていたことろ、2階にあった化学薬品に引火したということで、警察が詳しい状況を調べている。
出典
『解体中のごみ焼却施設で火事』
http://www.nhk.or.jp/fukuoka-news/20170724/5439631.html
2017年7月24日19時14分にNHK東海から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月25日付で朝日新聞三河版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午前7時半ごろ、西尾市行用町の市道で、西尾市消防署一色分署の救急隊員が、救急車から降りようと助手席のドアを約40cm開けたところ、後ろから走ってきた自転車がドアと接触し、自転車に乗っていた34歳の男性が転倒して鎖骨を折るなどのけがをした。
西尾市消防本部によると、事故は救急要請を受けた救急車が、現場に到着した直後に起きたということで、急病の患者は10分ほど遅れてこの救急車で病院に搬送されたが、影響はなかったという。
また、自転車の男性については、別の救急車を新たに呼んで病院に搬送したという。
西尾市消防本部の太田消防長は会見で、「市民の生命を守るべき救急隊員が事故を起こし、誠に申し訳ありませんでした」と陳謝した上で、「安全管理の徹底を図り、再発防止に努めたい」と述べた。
出典
『救急車ドアに自転車接触1人けが』
http://www.nhk.or.jp/tokai-news/20170724/5440931.html
7月24日17時39分に中京テレビからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
西尾市消防本部によると、24日午前7時20分ごろ、西尾市行用町で、脳血管障害の疑いの患者を救急搬送するため救急車を患者の自宅前に止めドアを開けたところ、後ろから来た自転車と接触した。
そのはずみで自転車は転倒、男性(34)が鎖骨を折るなどの重傷。
この事故で患者の搬送が10分ほど遅れたが、命に別条はないという。
出典
『救急車のドア接触、自転車の男性重傷 西尾 (愛知県)』
http://www.rnb.co.jp/nnn/news86235616.html
(ブログ者コメント)
緊急車両とはいえ、ドアを開ける際は後方確認が必要なことは言うまでもない。
一方、自転車の男性については、救急車が前方の道路で停まったのを見て、すぐにドアが開くかもしれないなど、危険予知しなかったのだろうか?


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。