2017年11月16日付で毎日新聞兵庫版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午前10時45分ごろ、猪名川町つつじが丘1の建設工事中の新名神高速道路下り線で、鋼材をクレーンでトレーラーの荷台から降ろす作業の際、つり上げた鋼材が荷台にいた男性作業員に当たった。
作業員は足を挟まれ、右足首の骨折など約3カ月の重傷。
警察によると、作業員は愛知県小牧市のMさん(男性、45歳)。
鋼材は防音壁建設用で、長さ約8m、幅約30cm、重さ約500kgの鋼材2本が1組になっていた。
鋼材にベルトを掛けようとして、わずかに持ち上げた際にバランスが崩れ、事故が起きた。
荷台にはもう1人の男性作業員がいたが、けがはなかった。
Mさんは作業の責任者だった。
西日本高速道路は、「作業員に安全意識を徹底し、再発防止に努めたい」とコメントした。
出典
『事故 新名神建設現場、工事中また 作業員重傷 猪名川 /兵庫』
http://mainichi.jp/articles/20171116/ddl/k28/040/401000c
2017年11月14日18時53分に産経新聞westからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
防音壁を支える鋼材2本をクレーンで荷台から数cmつり上げたところ、突然倒れた。
荷台で作業中だった男性作業員(45)が鋼材で右足を挟み、足首を折る重傷。
つり上げるため鋼材を固定していたベルトが緩んでいた可能性があるという。
新名神高速は平成28年度末に高槻ジャンクション(JCT)-神戸JCT間(43.1km)の全線で開通予定だったが、同年4月に神戸市北区の工事現場で橋桁が落下して10人が死傷するなど、5件の事故が相次いで起きたため、29年度末に延期された。
出典
『新名神建設現場でまた事故、クレーンから鋼材落下で作業員重傷 兵庫・猪名川』
http://www.sankei.com/west/news/171114/wst1711140078-n1.html
11月15日付で朝日新聞阪神版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
トラックの荷台の上で、2本1組に束ねたH鋼をクレーンで下ろす作業をしていた。
H鋼は1本約500kgで、上下に重ねて束ねていたという。
(2017年12月31日 修正1 ;追記)
2017年11月15日付の神戸新聞紙面に下記趣旨の記事が掲載されていた。
男性作業員がクレーンで吊り上げるため鋼材にベルトをかけ、クレーンの操縦者に指示を出していた時に事故が起きたという。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。