2017年11月18日13時34分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11月18日18時15分にRKB Newsからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
福岡市東区の「K保育園」で今年9月、2階ベランダの看板が落下し、園庭にいた女児(2)が額を切って15針縫う大けがをしていたことがわかった。
同園は1か月余り、事故を市に報告していなかった。
同園によると、9月13日午前10時頃、高さ約4.4mの2階ベランダのフェンスに、結束バンド6本でくくりつけていたプラスチック製の看板(90cm四方、重さ約4.6kg)が落ち、運動会の練習をしていた女児の額に当たった。
女児は額を数cm切るなどし、病院で治療を受けた。
当時、女児以外にも数人の園児がいたが、無事だった。
女児は事故後、登園を怖がり、休んでいる状態が続いているという。
看板は月1回、保育士らが目視などで点検していた。
同園は読売新聞の取材に、「安全対策について認識が甘かった。女児にけがをさせ、大変申し訳ない」と陳謝。
今後、安全点検は専門業者に依頼し、再発防止に努めるとしている。
出典
『保育園で看板落下、女児けが…事故後登園怖がる』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20171118-OYT1T50045.html
『福岡市の保育園 看板落下し園児大けが』
http://rkb.jp/news/news/40537/
11月21日付で朝日新聞福岡版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
看板は動物の絵などが描いてあり、園庭に向かって設置されていたが、固定していた結束バンドが切れて落下したとみられるという。
(ブログ者コメント)
RKBの映像によれば、現在はすべて取り外されているが、事故前の写真では動物が描かれた看板が4枚、ベランダのフェンスに取り付けられていた。
そのうちの一番右側、階段近くに取り付けられていた1枚が落下した模様。
「今後、安全点検は専門業者に依頼する」との報道だが、どのような点検を依頼するのだろうか?
「再発防止」と報じられている点から考えると、今回落下した看板をSUS針金で固定し直し、その固定状況を点検してもらう・・・といったことだろうか?
もしそうだとすれば、「羹に懲りてなますを吹く」的な対応のように思われる。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。