







2024年5月10日19時51分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が解説図付きでネット配信されていた。
神戸市役所の設備点検中に転落し後遺症を負った男性(28)が、「安全性を欠いていた」などとして市や派遣先の会社に計約1億9千万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が10日、神戸地裁であった。
天野裁判長は、市と会社に約1億4千万円の賠償を連帯して支払うよう命じた。
判決によると、男性は派遣社員だった2017年7月、市役所本庁舎3号館にある熱感知器の点検のため、2階と3階の踊り場にある点検口の扉を開けてダクトスペースへ進入。
しかし吹き抜けの構造で床がなく、約5.8メートル下に転落し、脊髄(せきずい)損傷による下半身まひの後遺症を負った。
男性は8階から順に下の階へと点検を始め、他の階は点検口の先のダクトスペースに熱感知器があったが、この階は点検口がありながら、その先に床のない構造だった。
判決は、事故のあった階の点検口の鍵が壊れて開閉できる状態だったうえ、床のない危険な箇所だと男性に伝わっていなかったと指摘。
「市が措置を適切に講じていれば事故が発生していなかった高度の蓋然(がいぜん)性が認められる」として、市の賠償責任を認定した。
現場を指揮した派遣先のメンテナンス会社「K管理」(京都市)に対しても、危険事項などを確認しなかった注意義務違反があったと認めた。
賠償額について判決は、後遺障害による逸失利益を約7610万円、将来の介護費を約5460万円、慰謝料を約3110万円などと算定。
男性本人にも一定の過失があったとして、1割を過失相殺した。
市は取材に「判決内容を確認した上で、対応を検討する」。
京津管理は「担当者不在のため回答できない」としている。
https://www.asahi.com/articles/ASS5B3FPCS5BPIHB00XM.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n
2024年5月10日18時31分にYAHOOニュース(神戸新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
研磨機のボルトが露出した危険な状態で従業員に作業させたとして、神戸西労働基準監督署は10日、労働安全衛生法違反の疑いで、金属加工などを手がける会社「N鍍金」(大阪市西淀川区)と同社の50代の男性社長を書類送検した。
書類送検容疑は、同社神戸三田工場(神戸市北区)で、鏡面研磨機の回転軸を固定するボルトを、埋め込み型にしたりカバーを付けたりすることなく危険な状態で従業員に作業させた疑い。
同署は認否を明らかにしていない。
同署によると、昨年7月には、この機械で作業していた男性が衣服をボルトに巻き込まれ死亡する事故が起こっていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8cae1399f16b559a937ffce22c983e24c4d67c2d
2024年5月10日18時10分にYAHOOニュース(読売新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
地震で倒壊したがれきの下から救出された人が、当初は元気で会話していたのに容体が急変して亡くなることがあります。
筋肉が長時間圧迫されて毒素ができ、救出された際に毒素が体内を巡ることで起きる「クラッシュ症候群」(CS)です。
【圧迫が取れると…】
事故や地震で柱や家具などの重い物に手足などが長時間挟まれ、筋肉が圧迫されると、筋肉細胞が損傷を受け、ミオグロビンと呼ばれるたんぱく質や乳酸、カリウムなどがたまります。
これらは高濃度になると毒になります。
そして、救出の際に圧迫が取れると、たまった毒素が一気に体中に回り、腎臓や心臓にダメージを与えます。
第2次世界大戦中のロンドン大空襲でこの患者の事例が報告され、本格的な医学研究が始まりました。
日本では1995年の阪神大震災で372人のCS患者が出て、その後、50人が亡くなりました。
救出直後は意識があって会話もできたため、軽症と診断され、病院で医師らがほかの重症患者を診ているうちに急に亡くなった事例もありました。
当時、国内ではCSがあまり知られておらず、震災後、「防ぎ得た死」として対策の必要性が認識されました。
【訓練、能登で実践】
3月13日、兵庫県三木市で国際緊急援助隊の訓練が行われました。
海外で大規模災害が起きた際に政府から派遣されるチームです。
その中で、CS患者の救助も行われました。
倒壊した建物の中で女性が下半身を挟まれたという設定です。
がれきをくぐって女性の元にたどり着いた隊員は、
▽どれくらいの時間挟まれていたのか
▽挟まれた下半身の感覚はあるのか
などを聞き取り、「もう少しで助けが来ますよ」と励まし続けました。
そして、毒素を薄めるための点滴2リットルや腎不全を防ぐ薬などを投与してから、がれきを持ち上げて女性を外に運び出し、待機していた救急車で医療機関に搬送しました。
訓練に参加したNPO法人「ピースウィンズ・ジャパン」(広島県)の医師・稲葉さんは、能登半島地震で実際にCSに対応しました。
1月6日夜、石川県 珠洲(すず)市の住宅倒壊現場で90歳代の女性が124時間ぶりに救出された際、CSを防ぐために3回の点滴を行いました。
稲葉さんは「何度も国際緊急援助隊の訓練に参加した経験がとても役に立った」と話します。
この病気に詳しい日本医科大多摩永山病院(東京都)助教の阪本さんは、「いつ大規模な災害が起きるかわかりません。医療関係者だけでなく、消防、警察、自衛隊の関係者、そして一般市民にもっとCSについて知ってもらいたいです」と指摘します。
実際に災害が起きて、人が手足などをがれきに挟まれた現場に居合わせたら、私たちには何ができるでしょうか。
自分の身の安全を確保することを前提に、
▽すぐに救助を呼ぶ
▽不用意にがれきを撤去しない
▽のどの渇きを訴える場合は水を飲ませる
▽到着した救急隊に患者の状況を伝える
などの対応が助けになります。
https://news.yahoo.co.jp/articles/eda390a71787ca17f992e6eaed776c651bd5c1cc
2024年5月10日20時49分にYAHOOニュース(北海道放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午後、北海道紋別市の牧場の牛舎で、清掃作業をしていた69歳の男性が頭から排水桝に落下し、搬送先の病院で死亡が確認されました。
死亡したのは、紋別市上渚滑町の三木さん69歳です。
10日午後1時ごろ、紋別市上渚滑町の牧場で「頭から井戸に突っ込んでいる」と消防に通報が入りました。
警察によりますと、三木さんは、牛舎の汚水を貯めている排水桝を清掃していて、頭から排水桝に落下しました。
排水桝は直径60センチ、深さ1メートルで、三木さんは上半身が排水桝から抜け出せなくなり、逆さになった状態で身動きが取れなくなったということです。
落下直後、三木さんは「落ちてしまった。助けてくれ」と助けを求めました。
作業員3人で、三木さんを引き上げようとしましたができず、牽引ロープを足首に巻きつけてトラクターで引き上げて、ようやく救け出しました。
三木さんは落下してから約10分後に救出されたものの、意識はなく、その後、搬送先の病院で死亡が確認されました。
三木さんの死因はわかっておらず、警察は当時の状況を詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/febd35baa6094e9b9596d9dc0b88e6a6d91c0069
2024年5月9日11時1分にYAHOOニュース(ピンズバ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
新緑のまぶしい季節。
徐々に日が長くなり、太陽の光も明るくなるなかで掃除や洗濯を行なえば、気持ちがいいもの。
本来であれば部屋がきれいになってスッキリするはずの掃除だが、思わぬ事態を招くこともあるようだ。
先日、X(旧ツイッター)で注目を集めたのは、「”まぜるな危険”の塩素系の洗剤と酸性のものが混ざった事故」である。
洗剤のラベルに大きく表記されている”まぜるな危険”の文言。
塩素系と酸性タイプの洗剤を混ぜると有毒ガスが発生するため、注意を呼びかける表記である。
「あるXユーザーが、浴室内で”混ぜなきゃいっか”と思い、バスタブで”泡掃除”、鏡で”クエン酸”を使用して掃除をしたところ、2つの物質が排水口で“合流”してしまい、有毒ガスが発生したとのこと。
能動的に”混ぜる”わけではなかったため、タイプの異なる洗剤を使っても大丈夫、と判断してしまったようです。
このユーザーは続く投稿で”このあとめちゃくちゃ苦しんだ。苦しすぎて、救急車を自力で呼べなかった”と、その危険性とつらさを訴えました。
一連のリアルな投稿に、混ぜるつもりはなくとも、結果的に混ざってしまったという身近に危険がひそむ驚きから、X上でも約1640万ビューと大反響を呼びました」(WEBライター)
X上には《私もこれやっちまいました》《トイレと風呂場でこれやって倒れました》などと反響の声が続々と上がり、《「混ぜるな危険」って混ぜなくても混ざったらヤバいんですね…そりゃそうか…》という驚きの声も少なくなかった。
では、塩素系と酸性タイプの洗剤を使う際には何に気をつければいいのか。
弊サイトは、「まぜるな危険」の意味や使用上の注意点などについて、大手洗剤メーカー・花王を取材した。
■塩素系洗浄剤、食酢やアルコールと混ざった場合も要注意
弊サイトの取材に対して答えてくれたのは、PR戦略センター事業PR戦略部の担当者。
塩素系の洗剤と酸性タイプの洗剤を混ぜると起こることは――。
「まず初めに”まぜるな危険”について正確にご理解いただきたいことは、塩素系の漂白剤や洗浄剤と、酸性タイプの洗剤や洗浄剤が混ざると、危険な“塩素ガス”が発生するので注意が必要であるということです」(花王の担当者)
塩素系と酸性タイプの洗剤を同じエリアで使用する場合は、具体的にどう気をつければいいのか。
前出の担当者は、「それぞれ単独で使用した後、充分に水で洗い流してから使えば、排水口で混ざっても危険なガスが出ることはありません」と話す。
だが、今回Xへと投稿された事例のように、浴室などの水回りの掃除に使うのは洗剤だけとは限らない。
前出の担当者は、「塩素ガスが発生する条件」をこう話す。
「塩素系の漂白剤や洗浄剤に、酸性タイプの洗剤や洗浄剤が混ざった場合だけでなく、食酢やアルコール等と混ざった場合も塩素ガスが発生する危険があります。
このため、ご使用の際は必ず、製品の裏面にある注意表示をよく読んでからご使用いただくよう、注意喚起をしております」(前同)
排水口のヌメりを落とすためにと、塩素系のヌメり取り剤を使用している人もいるだろう。
しかし、これも危ないという。
日本家庭用洗浄剤工業会は、酸性の排水パイプ用洗浄剤を使って排水パイプを掃除する際は、ヌメり取り剤は外してから使用するよう注意を呼びかけている。
製品は必ず単独で使用し、使用後は水でよく洗い流してから、次の製品を使うこと。
また、使用する際は換気などの注意が必要だという。
「体調がすぐれない方や、心臓病・呼吸器疾患等の方は使わない。
換気扇を回す等、必ず換気する。
炊事用手袋、目の保護に眼鏡等を着用する旨を商品には記載し、注意をお願いしております。
使用中、目にしみたり、せき込んだり、気分が悪くなったときは、ただちに使用をやめて、その場から離れ、洗眼・うがい等をしてください」(同)
もし洗剤が目に入ったり、飲み込んでしまうことがあった合の応急処置は?
「最悪の場合、失明のおそれがありますので、こすらず、ただちに流水で15分以上洗い流し、痛みや異常がなくても直後に必ず眼科医を受診してください。
また、飲みこんでしまったときは、吐かずにすぐ口をすすぎ、コップ1~2杯の牛乳または水を飲む等の処置をし、医師にご相談ください。
皮膚についたときは、すぐに水で充分に洗い流し、異常が残る場合は皮膚科医にご相談ください。
いずれも受診時には、使用した商品をご持参ください」(同)
意図的に混ぜなくても、うっかり混ざってしまう可能性を考えて使用しなければならないということだ。
あらためて”まぜるな危険”を肝に銘じておく必要がありそうだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7c6c80d4860a8755a4689122b8e3bfff543fdf13
2024年5月10日21時1分にYAHOOニュース(東海テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2024年5月9日、名古屋市西区でクレーン車が横転した事故で、「アウトリガー」と呼ばれる転倒を防ぐ装置の脚の部分が、地面に沈み込んだことが原因とみられることがわかりました。
【動画で見る】転倒防止の『アウトリガー』設置方法に原因か…名古屋のクレーン車横転事故 接地部分が鉄板からずれた可能性
西区五才美町の住宅の建築現場では5月9日、クレーン車が横転する事故がありました。
組み立てられた住宅の一部を吊り下げたクレーン車が倒れ、周辺の住宅や特別養護老人ホームなどに直撃しました。
電柱をなぎ倒して、周辺で1700戸余りが停電するなど、広い範囲に被害をもたらした横転事故。
捜査関係者への取材で、その原因とみられる当時の状況が明らかになりました。
クレーン車は、右の後輪のあたりが地面に沈むような形で倒れていました。
沈んだため泥がついた部分はアウトリガーと呼ばれる転倒防止装置で、この設置方法が横転の原因とみられています。
アウトリガーは、転倒を防ぐため脚のように左右に伸びる装置で、作業をする際には地面に沈み込まないよう下に鉄板を敷いていますが、右後輪付近のアウトリガーが鉄板からずれて地面に沈み込んだことで、バランスを崩して横転したとみられ、鉄板はその過程で一部に大きな力が加わったのか、端の部分がゆがんでいたといいます。
工事の施工管理をしていたトヨタホーム愛知は、復旧作業を進めるとともに、現場でのアウトリガーや鉄板の設置方法について調査しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/334080ed956db5b45d3afbcc5ff8f3d4e9ab342b
5月12日0時44分にYAHOOニュース(名古屋テレビ)からは、地盤確認不十分で地盤の一部が沈下したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午前9時すぎ、西区五才美町の住宅の建築現場で、組み立て済みのユニットの一部をつり上げていたクレーン車が横転し、近くの老人ホームに倒れ掛かったほか、電柱を倒しました。
工事を施工・管理していた「トヨタホーム愛知」によりますと、横転した原因は、クレーン車の転倒防止装置の下の地盤状況の確認が不十分だったことにより、地盤の一部が沈下した際に、クレーン車がバランスを崩したためだということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/db0a8e64842f319cc62ed33c2d6604469bd58d97
2024年5月9日19時27分にYAHOOニュース(テレビ高知)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日、高知市の清掃工場で、ごみを捨てる「ピット」に男性が転落する事故がありました。
家庭からのごみも持ち込むことができるこちらの工場、高知市は「一般の人は気を付けて作業してほしい」と注意を呼び掛けています。
【写真を見る】清掃工場で10m下のごみ捨て穴「ピット」に男性(75)転落…一般ごみの“持ち込み”で捨てる際にバランス崩したか ゴールデンウイーク明けでごみの量増える中
リポート 野中記者:
「高知市清掃工場です。私の右奥に見えるピットに人が落ちたと見られています」
高知市消防局によりますと、事故があったのは高知市清掃工場で、9日午前11時20分ごろ、ごみを持ち込んで捨てていた75歳の男性が、ごみを捨てる穴「ピット」に転落しました。
男性が落ちたのは、「ピット」のごみ投入口から深さおよそ10mの所で、駆けつけた消防隊員に引き上げられ病院に搬送されましたが、命に別状はないということです。
「ピット」は本来、地下2階ほどの深さがありますが、9日はゴールデンウイーク明けで通常より多くのごみがたまっていて、男性はその上に落ちたということです。
男性は、ごみを捨てる際にバランスを崩して転落したとみられています。
工場では、ごみの投入口に「安全バー」を設置するなどの安全対策がとられていますが、今回男性が利用した「トラックの荷台から直接ごみを捨てるピット」には、「安全バー」が設置されていなかったということです。
高知市清掃工場では、一般家庭から出た燃えるごみも受け付けていますが、ここ数年で何度か転落事故が発生しているといいます。
管轄する高知市環境業務課は、「一般の人はピットの位置に気を付けて、安全な場所で作業してほしい」と注意を呼び掛けています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/384ee11d0b624ebac74c45027e849c8207be696c
2024年5月9日17時29分にYAHOOニュース(テレビ山梨)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午前、山梨県身延町の富士川河川敷の治水工事現場で、倒れてきたコンクリートブロックの下敷きになり、技能実習生のベトナム人の男性が重傷の模様です。
警察によりますと9日午前10時20分ごろ、身延町手打沢の富士川河川敷の治水工事現場で、クレーン車で吊り上げたコンクリートブロックを地面に下した際に、横倒しになり、技能実習生のベトナム人 グエンさん(34)が下敷きになりました。
この事故でグエンさんは肋骨を骨折するなど重傷の模様です。
倒れたブロックは長さ2m、高さ1m、厚さ30㎝で重さが1.3tありました。
警察で事故の詳しい原因を捜査しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/be2390a828c2b542b93f1eb1fb297b19003bfc17
2024年5月8日17時36分にYAHOOニュース(STV)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北海道・日高の平取町の老人福祉施設で2024年5月8日、男性作業員(93)が電気設備の近くに倒れているのが見つかり、病院に搬送されました。
事故があったのは、平取町本町にある2階建ての老人福祉施設です。
2024年5月8日午後2時半ごろ、施設の従業員が屋上にある電気設備の近くで男性作業員(93)が倒れているのを見つけ、消防に通報しました。
男性は病院に搬送されましたが、搬送時、意識はあったということです。
警察によりますと、男性作業員は月1回の電気設備の点検のために施設を訪れていて、点検中に停電になったことを不審に思った施設従業員が、電気設備を確認したところ、男性作業員が倒れていたということです。
警察は発見時の状況などから、男性が感電したとみて詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d7a57247c8450a54cd0a8e3c5a0feb86a878c8bb
5月8日20時15分にYAHOOニュース(北海道放送)からは、左腕などに感電した形跡がみられた、毎月の電気設備点検を請け負っていて高圧受電盤の点検をしていたなど、など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8日午後、北海道平取町にある老人福祉施設の屋上で、電気設備の点検作業をしていた93歳の男性が感電し、腕や太ももにけがをしました。
事故があったのは、平取町本町にある老人福祉施設です。
8日午後3時前、施設が停電したため、職員が屋上にある電気設備を確認しに行ったところ、設備の点検作業していた93歳の男性が倒れているのを発見し、119番通報しました。
警察や消防によりますと、男性は左腕や太ももなどに感電した形跡がみられ、病院に運ばれる際、意識はあったものの、会話がおぼつかない状態だったということです。
当時、男性は高圧受電盤という設備の点検を1人で行っていたということで、警察は当時の状況を詳しく調べています。
男性は、毎月1回、この施設の電気設備の点検を請け負っていました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c8e9be99ec4d1aaae7f37af45a49e0516c81cf3b
5月9日8時22分にYAHOOニュース(北海道文化放送)からは、左前腕から右太ももにかけて電流でできたような傷があったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
消防によりますと、男性は頭部から出血し、左前腕から右太ももにかけて電流でできたような傷があり、作業中に感電したとみられています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9010d95fe55ca8231ff844c2e1f75ee569a3e085
2024年5月8日20時52分にYAHOOニュース(北海道文化放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月8日朝早く、札幌市清田区でアパートの外の階段が抜け落ち、下りていた住人の女性が地面に転落してケガをしました。
抜け落ちた階段。
接続していた部分は、かなり錆び付いているように見えます。
転落事故があったのは、札幌市清田区真栄1条の3階建てのアパートです。
5月8日午前4時半ごろ、このアパートに住む女性が外階段を3階から2階へ下りていたところ、突然、1段抜け落ち、転落しました。
女性は3mほどの高さから地面に肩のあたりを強打していて、鎖骨を折った疑いで手当てを受けています。
アパートは少なくとも築10年以上が経過していて、警察は老朽化が原因で階段が抜け落ちたとみて調べを進めています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a02f02ec1cdde6ca90f6f4e52a663d977d911649
2024年5月7日18時2分にYAHOOニュース(テレビユー福島)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年12月、福島県石川町の自動車製造・販売工場で、男性従業員が高さ2.3メートルの作業台から転落し、死亡した事故で、労働基準監督署は7日、会社と社長を書類送検しました。
労働安全衛生法違反の疑いで書類送検されたのは、石川町のY・モーターセールスと、社長の男性(74)です。
須賀川労働基準監督署によりますと、去年12月13日、石川町のY・モーターセールスの工場で、60代の男性従業員が消防用特殊車両の車体パネルのやすりがけをしていた際、高さ2.3メートルの作業台から、工場のコンクリートの床に転落しました。
男性は外傷性脳障害で死亡しました。
労働基準監督署は、会社と社長の男性が、作業台に囲いを設けるなど、危険を防止するために必要な措置を取らなかった疑いがあるとして、7日、地検郡山支部に書類送検しました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e1fcfd9a088abae8b75db46462565d19e1089460
2024年5月7日16時17分にYAHOOニュース(HTB)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北海道知床半島沖の携帯電話の圏外解消に向けた工事で太陽光パネルが設置されることに対し、日本自然保護協会は7日、国に「設置は慎重に検討すべき」という意見書を提出しました。
2022年4月、知床沖で小型観光船「KAZUI」が沈没した事故では、船長の携帯電話を通信手段としていましたが、航路の大半は圏外でした。
事故を受けて国や携帯電話事業者4社らは、知床半島に新たに基地局を設置し、来年3月までに知床半島での圏外エリアを解消させる見込みとしています。
今回の工事で知床岬灯台に携帯基地局のアンテナを設置する予定ですが、電源設備がないため、およそ2km離れた文吉湾に太陽光パネルを設置する予定です。
敷地はおよそ7000平方メートルで、太陽光パネルは264枚設置されるということです。
この工事について7日、日本自然保護協会は国に対して、設置は慎重に検討すべきと意見書を提出しました。
意見書では、「利用者の利便性よりも、不便さを伴う非日常の自然体験こそが優先されるべきであり、海域も含め携帯電話の通信強化を知床半島の核心部および周辺の海域で進めるべきではない」などとしています。
日本自然保護協会保護・教育部・大野部長はHTBの取材に対し、「知床は国立公園の特別保護地域、世界自然遺産で厳正な自然が残されたことに意味がある。そこに太陽光パネルがひかれるというのはもっと慎重に考えるべき」、「世界自然遺産の普遍的な価値を損なうかどうかが焦点になると思う」としています。
※日本自然保護協会意見書
https://what-we-do.nacsj.or.jp/2024/05/20370/
https://news.yahoo.co.jp/articles/79735c8046d2a0e4ccebe490e693f2fd1f541b83
(ブログ者コメント)
以下は知床半島先端の地図。
灯台と文吉湾の位置関係はこちらを参照。
2024年5月11日5時2分にYAHOOニュース(CBCテレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
■愛媛県で突然起きた事故
児童の保護者が運転していた車のドライブレコーダーの映像では、停車した車から降りた男の子が走り出した、その瞬間。
【写真を見る】カーブミラーが倒れて子どもを直撃…犬や猫のおしっこで腐食が進み…環境の悪い所だと耐用年数が2~3年ということも
「危ない、危ない!」
道路脇に設置されたカーブミラーが突然倒れ、男の子に直撃しました。
5月5日の午後4時半ごろ、愛媛県新居浜市宇高町の市道交差点を小学6年の男子児童が歩いていたところ、カーブミラーが突然倒れました。
男子児童は救急車で病院に運ばれ、脳に異常は確認されませんでしたが、たんこぶができて経過観察中です。
倒れたカーブミラーは高さ約3メートルで、新居浜市がおととし12月に点検した際、根元が腐食していたため、テープで補強していたということです。
(男子児童の父親) :
「(息子は)とても驚いていたと思う。事故がもう起こらないように、努めてもらえれば」
当時、新居浜市内には強風注意報が出されていて、事故が起きた時間帯には、最大瞬間風速15.2メートルを観測していました。
事故を受け、新居浜市はおととし12月の点検で老朽化が確認されていた支柱317本について再点検を行い、老朽化が著しいものは補修や交換を行うと説明しています。
■「おしっこのかかるところだけ集中的に腐食が進む」
普段カーブミラーの設置工事を行っている、愛知県小牧市のサンダイ技建の加藤社長に聞きました(今回の事故とは関係ありません)。
Qカーブミラーの耐用年数は?
(加藤社長):
「メーカーがうたっているのは、おおむね10年~15年。
環境の悪い場所では2~3年ということもある。
例えば、犬の散歩で毎日おしっこをかけられてしまう。
おしっこのかかるところだけ集中的に腐食が進む。
(おしっこの)塩分が腐食を早める」
カーブミラーは「基礎部分」と「柱」と「ミラー」の大きく3つに分かれ、このうち耐用年数が一番短いのは柱部分。
新居浜市のケースでも、根元の腐食がありましたが、市が今回、腐食が見つかったあとに柱の根元をテープで補強していたことについて加藤社長は。
(加藤社長) :
「応急的な効果はあると思う。
ただ、テープをすることによって腐食部がテープで覆われ、腐食の進行具合が分かりにくくなる。
テープによって腐食した部分が元に戻るような効果は薄い」
腐食が確認されてからのテープ補強は、一時しのぎにはなるものの、倒れるのは時間の問題だっただろうということです。
■名古屋市で昨年度に倒れたカーブミラーは1本
名古屋市の場合、カーブミラーは各区の土木事務所が管理していて、市内に約5000本あります。
点検は、他の標識も合わせて月に1回程度行っていて、腐食があればペンキを塗るなどしてさび止めをし、折れる危険があれば取り換えます。
名古屋市で2023年度中に倒れたカーブミラーは1本。
強風が原因で、けが人はいませんでした。
担当者によると、一般的に倒れる原因には強風、犬や猫のおしっこによる塩分、強い衝撃や車両による振動が考えられます。
そして、水たまりができやすい場所では腐食のスピードが早くなるということです。
もしも破損や腐食を見つけた場合は、各区の土木事務所に連絡してほしいということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/82d141df03f0989b0be155c041a9ac90840f3ed5
5月9日15時56分にYAHOOニュース(テレビ愛媛)からは、設置された年は不明など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
倒れたカーブミラーは2枚のミラーが取り付けられ、高さは約3メートル。
設置された年は不明で、おととし12月の点検では支柱の根元に腐食が確認され、補修テープで応急補強が行われていました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/cd4bd33479c0131373bebddf73f31771f082a459
5月9日16時37分にテレビ愛媛からは、男児は一時、首の痛みを訴えたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
新居浜市によりますと、今月5日午後4時半ごろ、新居浜市宇高町の市道の交差点に設置されたカーブミラーが倒れ、歩いていた小学生の男の子の頭にぶつかりました。
男の子は救急車で病院に運ばれ、一時、首の痛みを訴えるなどしましたが、けがの程度は軽いということです。
https://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20240509/8000018358.html
(2024年6月8日 修正1 ;追記)
2024年6月5日20時13分にYAHOOニュース(FNN PRIME;テレビ愛媛)からは、根元部分に無許可でフランジが取付けられていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
その後の市の調べで、このカーブミラーは取り外しができるよう根元付近で切断され、丸い金属板を溶接してボルトで留める「フランジ加工」が施されていたことがわかりました。
折れていたのは、この溶接部分で、市の許可なく何者かが勝手に加工したものとみられています。
新居浜市内では、秋祭りで巨大な太鼓台を運行するため、カーブミラーを加工したとみられるケースがほかにも見つかっていて、市はこれまで黙認していたということです。
老朽化などの問題があるカーブミラーのうち、同様の加工がされているものはすでに4基確認されていて、市は早急に取り換えていく方針です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e377250c252ab00a95369c2212a1a2a31724322
6月7日19時34分にYAHOOニュース(テレビ愛媛)からは、県が緊急点検した2万2448ケ所のうち88カ所で倒壊の恐れがあったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故をうけ、愛媛県は緊急点検を行いましたが、88カ所のカーブミラーと道路標識で倒壊の恐れがあることがわかりました。
県の緊急点検は5月、新居浜市と西条市でカーブミラーが相次いで倒れたことをうけ行われたもので、県が管理する道路で5月17日から31日まで行われました。
緊急点検ではカーブミラーと道路標識、あわせて2万2448カ所を職員らがチェック。
その結果、88カ所で倒壊の恐れがあり、456カ所で修繕が必要でした。
倒壊の恐れがある88カ所については、支柱の根元に大きな亀裂や腐食で穴が開いていたり、手で揺らすとぐらつきがみられたりしたということです。
県は6月中旬までに撤去し、新しいカーブミラーや標識に更新する予定です。
県の道路維持管理課は、「引き続き、点検や適切な維持管理によって、道路利用者の安心安全に努めたい」としています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/daa2f40c9dc35a26a35bcd4532561805c4dcf688
(ブログ者コメント)
以下は以前、ブログ者が太鼓祭りを見にいった時の写真。
こんな狭い道路にカーブミラーがあったとしたら、通るのはかなり難しそうだ。
ちなみに以下は太鼓勢揃いの1コマ。
壮観だった。
2024年5月3日23時22分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR西日本は3日、大阪発敦賀行きの特急「サンダーバード89号」(12両編成、乗客約180人)が乗客用ドアの下に車いす用のスロープ板を挟んだまま新大阪駅を発車し、京都駅まで走行していたと発表した。
ホームにいた係員の確認不足が原因という。
けが人はなかったという。
JR西によると、新大阪駅の係員が同日午後2時45分頃、特急車両の4両目のドアとホームの間に折りたたみ式のスロープ板(縦約75センチ、横約80センチ、厚さ2・5センチ)を設置し、車いすの利用者を車内に誘導。
ホームにいた別の係員は乗客の誘導後、スロープ板の撤去終了を無線などで確認して特急の車掌に発車の合図を出すべきだったのに、応答がないまま終了したと判断し、合図を送っていた。
特急はドアの下に板を挟んだ状態で発車。
一部が折れて線路脇に落下したが、残った板(縦約40センチ)がホーム側にはみ出た状態で次の停車駅の京都駅まで走行した。
同駅で係員が気付き、板を撤去した。
通過駅などでスロープ板が人と接触すれば大きな事故につながっていた恐れがあり、同社は「スロープ板撤去の完了確認を徹底し、再発防止に努める」としている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240503-OYT1T50112/
5月3日21時56分に産経新聞からは、3枚折り畳み式のうち2枚は発車直後に柵に接触して壊れていた、京都駅到着時に別列車の車掌が気付いたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午後2時45分ごろ、大阪市淀川区のJR新大阪駅の下り線ホームで、大阪発敦賀行き特急「サンダーバード」が車椅子の乗客が乗り降りするためのスロープをドアに挟んだまま発車した。
一部は損壊して直後に落下したが、残った部分をドアに挟んだまま次の京都駅(京都市下京区)まで走行した。
JR西日本によると、新大阪駅で係員がスロープを撤去する前、車掌に乗降完了の合図を送るミスがあったのが原因としている。
JR西では駅員らに再発防止策を徹底するとしている。
スロープは3枚の折りたたみ式で、縦75センチ、横80センチ、厚さ2・5センチ。
2枚分は新大阪駅を発車直後に柵に接触して壊れ、線路脇に落下していた。
途中、ホームを通過したのは高槻駅のみだったが、京都駅も含め乗客らにけがはなかった。
京都駅に到着した際、別の列車の車掌が残ったスロープに気づいたという。
撤去して車両に異常がないことなどを確認し、17分遅れで京都駅を発車した。
https://www.sankei.com/article/20240503-7IWZ5GEG4BOB3HJWHPUI35RSPA/
2024年5月2日18時53分にYAHOOニュース(テレビ神奈川)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
横浜市は、高齢者用の住宅で市の委託事業で運営する安否確認システムのセンサーが機能せず、女性の死亡の発見が遅れた可能性があると発表しました。
市によりますと、死亡したのは横浜市南区のマンションに入居していた80代の女性です。
ことし3月、連絡が取れなくなり、長男から通報を受けた消防が室内で女性を発見しました。
発見の2日前、この室内の水の未使用でセンサーが稼働し、警備員が女性の無事を確認していましたが、退出する際に誤ってセンサーを停止させたということです。
センサーは、トイレや風呂などで水の使用が12時間以上ないなどの異常を警備会社に知らせるシステムでした。
このシステムは、高齢者への生活支援を行っている市の委託事業で、女性はマンションに一人で暮らしていました。
横浜市高齢健康福祉部 粟屋部長 :
「入居者の状況の変化を捉えることができて、救急搬送できたということがあったかもしれない。
委託先と一緒に情報連携しながら取り組みをして、二度と起こらないように取り組んでいく」
一方で、市によると、女性の死因は心不全としています。
改めてになりますが、住宅には、水の使用状況で異常を知らせるセンサーが設置されていました。
その仕組みですが、
●12時間以上連続して200ccもしくは500cc以上使用しない
●2時間以上水を連続使用した場合
以上のどちらかで、自動的に警備会社に緊急通報するシステムとなっています。
今回は、発見された2日前、水の未使用でセンサーが作動したため、警備員が訪問して女性の安全を確認しました。
しかし、警備員が退出する際に施錠の手順を誤ってしまい、「在室」ではなく「不在」のモードにしたため、センサーが停止した状態になってしまったということです。
市によると、警備員は実践的な研修を2回受けていたものの、マニュアルなどは持っておらず、経験も浅かったといいます。
また、市ではおととしにも今回と同じような住宅でセンサーが故障して、入居していた高齢女性の死亡の発見が遅れました。
このシステムの利用者は現在、少なくとも4900人以上いるということです。
このような悲劇を繰り返さないためにも、市には効果的な再発防止策を求めたいと思います。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6e731ba37cc887f388426f788cb4b6572b11948e
以下は、市の記者発表資料(5月2日付)抜粋。
「不在」モードであっても、水を使えば「在室」モードに切り替わるとある。
1.概要
令和6年3月31日に、横浜市内の高齢者向け優良賃貸住宅において、安否確認サービスが正常に機能しなかったことにより、入居者の状況把握に遅延が生じ、安否確認ができませんでした。
・・・
該当住宅は、健康福祉局が委託事業として行っている生活援助員派遣事業(以下:LSA 事業)の受託法人の一つである横浜市福祉サービス協会による LSA 事業の対象住宅になっております。
・・・
再発防止策
(1) 横浜市における取組
4月 10 日(水)に本事業の全受託法人(16 者)に対して注意喚起文を送付し、本案件の共有および退室時の手順の徹底、ダブルチェック体制・手順の確認を指示しました。
今後もこのようなことが起きないよう、業務手順の順守に努めてまいります。
(2)横浜市福祉サービス協会における取組
委託先である警備会社に対して注意喚起を実施しました。
また現場警備員に対する研修内容を確認するとともに、マニュアルの改善についても具体的に確認していきます。
(3)警備会社における取組
・現場教育の徹底を実施します。
具体的には現場警備員に対して、本事案の経緯の共有及び対策の教育、実施指導を徹底します。
・現場から出動報告を受ける指令センターのシステム画面上で「在室中は必ず在室ボタンを押して退室する」よう確認する旨の注意喚起が表示されるよう画面改修を実施し、指令センターから現場への確認不備が防げるようにしました。
(参考)
水センサーについて
室内での水の異常使用(12 時間未使用あるいは 2 時間連続での使用)が生じた場合に発報するセンサー。
「不在」モードであっても室内で水を使用すれば「在室」モードに切替わり、通常通り発報する。
(ブログ者コメント)
〇くだんの女性、警備員が帰った後に一度でも水を使っていれば・・・。
ただ、2日前にセンサーが作動したことから考えると、水をあまり使わなくなっていたのかもしれない。
〇警備会社の取り組みとして、現場に駆け付ける警備員に常時、チェックリストのようなものを持たせておく・・・といった議論は出なかったのだろうか?
2024年5月2日18時9分にYAHOOニュース(集英社オンライン)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
エレベーターからまさかのものが現れて“心臓が止まりかけた”体験談がSNSで話題になっている。
絶対にエレベーターで一緒に乗ってはいけないものとは…。
その危険性を専門家にうかがった。
【絶対にエレベーターで一緒に乗ってはいけない…】
SNS上で「怖すぎる!」と話題になったのは、無人のエレベーターで運ばれていた液体窒素。
意味がわからない人には何が怖いのかまったくわからないが、この投稿に
〈まだ触れてなくてもヒヤリとしますね〉
〈下手なお化け屋敷より怖い〉
〈リアル特級呪物〉
〈同乗したらそれこそ本当に心臓止まる可能性のあるやつ〉
〈これガチで怖い〉
〈殺す気か?〉
〈コレは確かにビビる…〉
などと、怖がる声が殺到した。
液体窒素と乗り合わせそうになったという体験談は少なくなく、4年前に実際に液体窒素と相乗りした26歳会社勤めさん(@uh700)に当時の詳しい状況を聞くことができた。
「大学時代、キャンパスでエレベーターに乗ったときに遭遇し、前をよく見ず乗ったためにうっかり同乗してしまいました。
おそらく別のフロアの生物工学の研究室で使用するものだったと思われます。
液体窒素と同乗すると命の危険があるとは知りませんでした。
私は液体窒素を扱う研究室には所属しておらず、大学では情報系の学科に所属していたため、学部や学科から特に指導もありませんでしたから。
一応、生物工学は同学部ではありますが……」
液体窒素と同乗した際の画像を見ると、なんと容器にチェーンで付けられていたと思われる“同乗禁止”の注意書きのプレートが床に落ちている。
「確か、搬入中は目的の階まですべての階でエレベーターが止まるようにボタンを押して、各フロアでドアが開くような運用がなされていました」と、一応の配慮はあったようだが……。
また、同じく液体窒素がエレベーターに乗っているところに遭遇したというジョヴァンニさん(@giovanni79tomi)にも話を聞いたが、やはり大学のエレベーターでその場面に出くわしたようだ。
こちらの写真を見ると、しっかりと「危険 液体窒素運搬中 同乗しないで次便をお待ちください」と書かれた注意書きのプレートが提示されている。
前置きが少し長くなってしまったが、なぜ液体窒素と絶対に同乗してはいけないのか。
この詳しい理由について、大学教員の有機化学を学ぶ人さん(@yuukiwomanabu)が解説する。
【なぜ液体窒素で死に至ってしまうのか】
「液体窒素とエレベーターに同乗すると、窒息死の危険性があります。
液体窒素が液体から気体に戻るとき、その体積は約700倍になり、少量でも人を死に至らしめます。
窒素はそもそも、発見された経緯として、生物をその中に入れたところ死んでしまった、つまり窒息死してしまったところから『窒素』という名前になったという話があります。
エレベーター内で液体窒素が漏洩してしまった場合には、その空間内に直ちに気体の窒素が充満して、文字通り窒息死してしまうわけです」(有機化学を学ぶ人さん)
なんとも恐ろしい液体窒素の力。
研究施設などでは、窒素が不活性で非常に沸点が低いことを利用して冷却剤などとして利用することが一般的だという。
相手を冷却して自分は空気の一部として空気の中に放出されていくという利便性がある。
もちろん、運搬には常に最善の注意が払われる。
「液体窒素漏洩時における窒息死の危険性があるため、一般に大学や企業の液体窒素を取扱う場所では、エレベーターなどの昇降機の中に人が同乗することを禁じています。
また、デュワーと呼ばれる容器の移動の際には1人で作業をしないことも推奨されています」(有機化学を学ぶ人さん)
液体窒素が漏れたことによって酸欠死した事故は、これまでにいくつかの研究所で起こっており、アメリカでは1992年から2002年の間に80名が死亡している。
さらに日本でも大学の研究室で液体窒素を一度に大量に気化させたことが原因で、北海道大学工学部の助手と大学院生が酸欠で死亡する事故が起こっている。
今年2月にも、高知市の小学校4校で行われた科学の出張講義で液体窒素を体育館の床にまき、児童計33人が軽傷を負う事故が起きたばかりだ。
また、液体窒素を殺人のトリックに使用したミステリー作品もある。
東野圭吾原作、福山雅治主演の「ガリレオ」シリーズで、2022年に映画公開された『沈黙のパレード』は、まさに液体窒素による酸欠死が犯行のトリックであった。
同作は今年3月30日にフジテレビ系土曜プレミアム枠で地上波放送されたばかりでもあるため、液体窒素と聞いてこの作品を思い浮かべる人も多く、今回話題になったポストに対して、
〈沈黙のパレード見て、怖さを知りました〉
〈ちょうど東野圭吾の「沈黙のパレード」読んでる最中だったので、ヒッて声が出た〉
〈ガリレオのドラマ見てる時に旦那が教えてくれたな…〉
といった声も寄せられていた。
たかが窒素…なんて思ったら大間違い。
もしエレベーターで遭遇したら、絶対に同乗しないようにしたい。
取材・文/集英社オンライン編集部
https://news.yahoo.co.jp/articles/79dddb37433a27a5a6a472a606571ed11ded9608
2024年5月2日11時20分にYAHOOニュース(TOKYO MX)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
品川区内の小学校で、校庭に埋まっていた金属で子どもがけがをする事故があり、区が調べたところ、区内の小中学校の校庭から7700個以上のくぎやガラス片が見つかったことがわかりました。
去年、杉並区で大量の釘が見つかった際、品川区も調査していましたが、目視のみで済ませ、見落としていたということです。
校庭で整列するときの目印として、地面に埋められたくぎなどをめぐっては、去年4月、杉並区の小学校で児童が十数針を縫うけがを負う事故が起き、区内の小中学校などを調査した結果、合わせて1万5000本のくぎなどが見つかっていました。
この事態を受け、品川区でも全ての区立小中学校で緊急点検を行いましたが、事故は他の区で起きていたため、点検は目視のみで済ませ、「金属探知機」は使わなかったということです。
しかし…
記者:
「品川区によりますと、今年1月、区立小学校の児童1名が金属製のペグでひざを負傷したということです」
品川区によりますと、校庭でサッカーをしていた子どもがスライディングをした際、体育などで目印として地面に埋められていた「ペグ」と呼ばれる杭で、膝を10センチほど切るけがをしたということです。
この事故を受け、区が土の校庭などがある23校で金属探知機を使って調査した結果、くぎなどの金属が5000本以上、ガラス片などが約2700個見つかりました。
品川区 広報担当:
「事故発生を重く受け止めております。けがをされた児童とその保護者には心からおわび申し上げます」
品川区民:
「学校から連絡来ました。検査をして何本か回収しましたっていう、まぁちょっと怖いなと思いましたけど」
「目視って言うのが初耳だったので ちょっとおざなりだというか、けががあってからでは困るので、後手後手になっているなって思いました」
区は今後、区立小中学校の校庭でくぎやペグを使うことを原則禁止し、使う場合も使い終わった後の撤去を徹底していく方針です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8265d3f7452772e489e24d0e9f04e2f8d2a22e77
(ブログ者コメント)
〇逐一の紹介は省略したが、他でも同じようなことがあったと数回報じられていた・・・と、ブログ者は記憶している。
自分が管理責任を負っている場所で起きた事故なら徹底的に再発防止を図る・・・図らざるを得ない・・・。
しかし他所で起きた事故となると、そこまで自分のところの問題としては捉えず、時間と費用の関係もあって、対応が甘くなってしまう。
そこが、事例を横展開する上での一番の急所、難しいところだ。
〇それにしても品川区、自分の区で事故が起きてから慌ててペグなどを使用禁止にする・・・。
報道のとおりだとすれば、すぐできることだったのに、ちと遅きに失した感がある。
2024年5月1日15時41分にYAHOOニュース(STV)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北海道浦河町の製氷工場で5月1日、作業中のフォークリフトが搬出口から落下し、運転していた男性がけがをする事故がありました。
事故があったのは、浦河町大通1丁目にある漁業協同組合の製氷工場です。
5月1日午前11時半ごろ、「フォークリフトが倒れていて、1人が挟まれている」と、通行人とみられる人から消防に通報がありました。
消防が駆けつけたところ、運転席にいる男性(50代)の右足が、倒れたフォークリフトの屋根のフレームと座席の間に挟まれた状態でした。
さらに、フォークリフトのバッテリーから酸性の液体が漏れて、男性の体にかかっていたということです。
男性は足の痛みを訴え、会話ができる状態でしたが、ドクターヘリで病院に搬送されました。
警察と消防によりますと、男性が運転していたフォークリフトが高さ約1.5メートルの搬出口から地面に落下し、倒れたとみられています。
男性は1人で作業をしていて、警察はどのような状況で落下したのか、詳しい状況を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a0ef194224c744c8d517f8f2b5cde9377d4ff904
5月1日15時0分にYAHOOニュース(北海道放送)からは、バックしていて転落したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午前、北海道浦河町の港にある製氷施設で、作業していたフォークリフトがバックした際、数十センチの高さから転落し、運転していた男性がけがをしました。
【写真を見る】「リフトが倒れて体全体が挟まれている」漁協の製氷施設でバックした際に転落…20代くらいの男性が右足負傷、意識あり 北海道浦河町
事故があったのは、浦河町大通1丁目の漁協の製氷施設で、1日午前11時40分ごろ、作業していたフォークリフトがバックした際、トラックなどに積み込むための高さ数十センチほどの台から転落しました。
通りかかった人が消防に「リフトが倒れて体全体が挟まれている」と通報し、駆け付けた救助隊が身動きが取れなくなっていた男性を救出しました。
警察と消防によりますと、フォークリフトを運転していた男性は50代で、右足を負傷し病院で手当てを受けていて、意識はあり、会話は可能だということです。
当時、男性は1人で作業していて、巻き込まれた人はいません。
警察は、事故の状況を詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fcd92edaa2980727aa23b38decf2c8813de9189e
2024年4月30日17時36分にYAHOOニュース(石川テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
石川県金沢市の石川運輸支局の車検場で、男性が足を機械に挟まれる事故がありました。
事故があったのは、金沢市直江東にある石川運輸支局で、30日午前9時半ごろ、「スピードメーター測定器のローラーに右足が挟まれた」と職員から通報がありました。
消防によりますと、車検場で60代の男性職員がスピードやブレーキの機能を測定する機械を使って作業中、右足の小指が挟まったということです。
消防が到着した時は男性の足は挟まれたままで、指がちぎれそうだったため切断し、病院へ搬送されました。
男性に意識はあり、命に別条はないということです。
警察などが詳しい事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/01972d8139f2381cd2cdff9f36ec67cb6e39fcde


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。