







2024年7月30日19時6分にYAHOOニュース(京都新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
京都府亀岡市は30日、亀岡運動公園プール(かめプー)で8歳の男児が釣り針を踏み、足にけがをしたと発表した。
釣り堀として営業していた時期に使用されたものとみられる。
再点検のため、当面休園する。
市都市整備課によると、同日午後2時ごろ、変形プール(水深80~85センチ)内に落ちていた釣り針(長さ約2センチ)を、遊んでいた男児が踏み、親指に切り傷を負った。
かめプーは今夏は20日に営業を開始。
5月6日までは、プールにニジマスを放流して釣り堀になっていた。
指定管理者の「亀岡市パークコモンズ」が開園前に目視などで点検したが、見落とした可能性があるという。
金属探知機も使い、緊急に安全確認する。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0795ba97f6f3ddd025b30be66eb3a50266c3a9e5
8月1日19時39分にYAHOOニュース(京都新聞)からは、マグネットなどでの再点検結果28本の釣り針が見つかった、開園前にも同様な点検を実施、水を入れた際に配水管に残っていたものが拡散された?など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市は1日、再点検で新たに28本の釣り針が見つかったと発表した。
安全が確認されたとして、3日に営業を再開する。
指定管理者の「亀岡市パークコモンズ」と市は、水を全て抜き、目視やマグネット、カメラを使って確認。
事故があった変形プールのほか、造波プールやプールサイドなどからも発見された。
市都市整備課によると、開園前にも同様の点検をしたといい、「水を入れた際に、配水管に残っていたものが拡散された可能性がある」と説明する。
今年もオフシーズンに釣り堀を実施するかは、今後検討するとした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/75b88ae40357dcaa3b712b8cab6f532209cd747f
(ブログ者コメント)
同様な事例は今年7月、日進市の市民プールでも起きている。(けがなし。本ブログでも紹介スミ)
2024年7月30日15時58分にYAHOOニュース(福島中央テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
草刈り機の刃があたり、右足を複雑骨折する重傷労災事故がありました。
事故があったのは鏡石町本町の東北本線西側法面です。
7月30日午前10時25分頃、41歳の会社員の男性が、除草作業をしていたところ、草刈り機の刃がコンクリートブロックに接触して折れ、その折れた刃が男性の右足にあたったということです。
男性は右脛骨複雑骨折の重傷です。
警察が事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/808cadaf429b42ca80ed7cdd7a03d66535ab3ee0
2024年7月30日17時38分に時事通信から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午前10時すぎ、東京都千代田区麹町の建設工事現場で、20代の男性作業員が約9メートル落下する事故があった。
警視庁麹町署によると、男性は病院に搬送されたが、その後、死亡が確認された。
同署によると、鉄骨をクレーンでつり上げていたところ、何らかの理由で十数本が落下。
屋上階の床部分の鉄板が複数破損し、屋上にいた男性が10階部分に転落した。
施工する清水建設によると、屋上階での作業のために敷き詰めていた「デッキ」と呼ばれる鉄板(7メートル×3.5メートル)が抜けた。
その際、床を組む作業中だった1次下請けの作業員が鉄板とともに約9メートル落下したという。
同署は業務上過失致死容疑も視野に、詳しい原因を調べている。
現場は東京メトロ有楽町線麹町駅から南西に約250メートルのオフィス街。
地上12階、地下2階建てのオフィスビルを建設中で、2025年2月末に完成予定だった。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024073000614&g=soc
7月30日11時38分にTBS NEWSからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。(本文は転載省略)
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1326401?display=1
2024年7月29日18時44分にNHK長崎から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午後6時前、大村市森園町にある大村工業高校で、「実習棟の2階の部屋から煙が出ている」と学校の関係者から消防に通報がありました。
通報を受け、消防が駆けつけましたが、およそ10分後に鎮火が確認されたということです。
警察によりますと、煙が出ていたのは実習棟の2階にある実験室で、薬品などが燃えていたということです。
高校では、29日日中に実験室でワックスを作る実験をしており、片づけをしたあとしばらくたってから実験室の火災報知器が鳴り、煙が出ているのを確認したということです。
警察によりますと、この火事でけがをした人はいないということです。
警察は、学校関係者から話を聞くなどして、火事の原因について調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20240729/5030021467.html
7月30日11時19分にTBS NEWS(長崎放送)からは、オープンスクールでワックスを作る実験をしていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察と消防によりますと、29日午後5時45分頃、大村市森園町の大村工業高校の関係者から「実習棟2階の化学室から煙が見える」と消防に通報がありました。
火は10分あまりで消し止められ、けが人はいませんでした。
学校によりますと、29日は夏休み中でオープンスクールが行われ、出火した化学室ではワックスを作る実験を行ったということです。
出火当時、化学室は施錠されていて中に人はいなかったこということで、警察と消防で出火原因などを調べています。
キーワード;自然発火
2024年7月29日21時44分にNHK京都から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午後4時前、精華町の山田荘小学校で「3階から女性が転落した」と119番通報がありました。
警察によりますと、転落したのは校舎の窓を拭く作業を請け負った会社の30代の女性の作業員で、3階部分の窓を拭いていたということです。
女性は病院に搬送されましたが、意識不明の重体だということです。
警察によりますと、当時、女性は、窓の外側にある幅およそ25センチのコンクリート造りの出っ張り部分を足場に作業していて、命綱はつけていなかったということです。
警察は、作業の責任者から話を聞くなどして、当時の詳しい状況を調べています。
学校は夏休み中で、子どもたちはおらず、他にけが人などはいないということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/20240729/2010020622.html
(2025年2月8日 修正1 :追記)
2025年2月7日18時18分にYAHOOニュース(京都新聞)からは、当該作業を容認していたとして現場責任者らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
京都府精華町の山田荘小で昨年7月、校舎の窓ガラスを清掃していた女性=当時(36)=が転落し、死亡した事故で、京都南労働基準監督署は7日、労働安全衛生法違反の疑いで勤務先の清掃会社「L社」と現場責任者の男性(39)を書類送検した。
書類送検容疑は、昨年7月29日、墜落防止の足場を設けずに、地上7・7メートルの3階外壁から張り出したはりの上での作業を容認した疑い。
同署によると、女性は命綱をつけず、幅25センチのはりの上に立って窓ガラスの外側を清掃していたという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8a7e950b486cf8db8a30d3c2b4cbc1fc16c2d8d5
2024年7月29日14時38分にYAHOOニュース(千葉日報)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午前11時20分ごろ、市原市姉崎海岸6の日本板硝子千葉事業所の工場で従業員から「灰の下敷きになっている」と119番通報があった。
市原市消防局によると、この事故で従業員4人が救急搬送され、うち意識不明の状態で搬送された50代の男性1人は、その後死亡が確認された。
市原署によると、灰は高温だった。
男性の死因は窒息の可能性が高いという。
同市消防局によると、亡くなった男性以外に搬送された40代~50代の男性3人は化学熱傷を負った。
3人は搬送時に意識はあった。
同社によると、事故発生時の灰の温度は70~80度とみられる。
従業員計6人で設備補修のため、灰をかき出す作業を行っていたという。
作業していた設備はガラスを作る際の排ガスから二酸化硫黄を取り除く排煙脱硫装置。
内部で作業していた3人が、何らかの原因で落ちてきた灰の下敷きになって埋もれた。
2人は自力で脱出できた。
自力で脱出できなかった1人を救出しようとした別の1人も負傷した。
同社千葉事業所の担当者は「このような事故を起こしてしまい申し訳ない。現在、けが人や事故の情報を確認している。原因の調査を進め、再発を防止していく」とコメントした。
同署は安全管理体制を含めた状況の確認を進める。
現場は臨海部の工業地帯。
工場外への影響はなかった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/40bee4b712f7a15e0eafb42a0d4f19f123b27a8d
7月30日14時8分にYAHOOニュース(千葉テレビ)からは、副産物の硫酸ナトリウムをかき出す作業中だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市原市消防局によりますと、29日午前11時20分ごろ、市原市姉崎海岸にあるガラス製造メーカー「日本板硝子」の千葉事業所から「従業員が灰の下敷きになっている」などと119番通報がありました。
56歳の男性従業員がガラスの製造装置のメンテナンス中に70℃~80℃の硫酸ナトリウムの下敷きになり、病院に搬送されましたが死亡が確認されました。
また、40代から50代の男性従業員3人もやけどを負ったということです。
日本板硝子の担当者によりますと、事故はガラスの製造過程で副産物として発生する硫酸ナトリウムを装置からかき出す際に発生したとみられ、「事実関係を明らかにした上で再発防止に努めたい」と話しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/daaf0d4b4996afad23e470a86a07bdd139468eae
7月29日17時27分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、灰を運ぶベルトコンベアがメンテナンス中だったためバケツで灰をかき出していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察などによりますと、板ガラスを作る過程でたまった排気ガスを取り除く装置の中で従業員3人がバケツで灰をかき出していたところ、積み重なっていた灰が雪崩のように崩れるなどして埋もれたということです。
この事故で50代の男性従業員が意識不明の状態で救出され、病院に搬送されましたが、その後、死亡しました。
自力で脱出した2人と助け出そうとした別の従業員の合わせて3人がけがをしましたが、命に別状はないということです。
当時、工場では灰を載せて運ぶベルトコンベアがメンテナンスの停止中で、手作業で灰をかき出していたということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/383f4233a38f0cc1506a30f5785d59f393a8e408
2024年7月29日19時12分にYAHOOニュース(テレビ愛知)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
中部電力パワーグリッドは7月29日、作業員1人が、作業車と別の作業車の間に挟まれて死亡したと発表しました。
7月29日午前9時50分ごろ、静岡県静岡市葵区で行われていた通信ケーブル用のワイヤーを設置する作業中に、高所作業車が坂を無人で下りはじめ、坂の下に停車していた別の高所作業車と衝突しました。
この事故で、工事を請け負った「S社」の協力会社の50代男性作業員が2台の高所作業車の間に挟まれ、病院に搬送されましたが、約2時間半後に死亡が確認されました。
中部電力パワーグリッドによりますと、高所作業車はタイヤを浮かせて、地面を固定したうえで、作業をしていました。
その後、作業を終えて、タイヤを地面に接地させた直後に、無人で後退し始めたということです。
中部電力パワーグリッドとS社は「警察の捜査に全面的に協力し、事故原因の究明、再発防止に努める」としています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0dbac0ce84aea4a704091a0771284ab9590fb530
7月29日付で事故の経緯などに関し、両社連名で下記趣旨のプレスリリースがネット配信されていた。
・・・
1 発生日時
2024年7月29日(月曜日) 午前9時50分頃
2 発生場所
静岡県静岡市の滝見橋付近(静岡県静岡市葵区田代)
3 被災者
株式会社S社の協力会社作業員(50代・男性)
4 発生状況
9時50分頃 作業現場において高所作業車のアウトリガー(注)を上げた際、高所作業車が坂下方向へ動き出し、作業員が高所作業車と停車中であった別の作業車の間に挟まれ被災(意識不明の状態)
10時04分頃 ドクターヘリを要請
10時12分頃 警察に通報
11時20分頃 現地にドクターヘリが到着し病院へ搬送
12時14分 死亡を確認
(注)アウトリガー 車体の前後左右に取り付けられたシリンダの伸縮により車体を安定させる装置
https://powergrid.chuden.co.jp/news/press/1214268_3281.html
2024年7月29日19時20分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日午後1時半ごろ、大阪府東大阪市の近畿大東大阪キャンパス内の大学院総合理工学研究科研究室で発火事故があり、20代の男性大学院生2人が腕などにやけどの軽傷を負った。
近大によると、2人が金属製の実験機器を可燃性の高いヘキサンやメタノールで拭き掃除をした後、別の工具の熱で早く乾かそうとして発火したとみられるという。
https://www.sankei.com/article/20240729-2RLTSKLTBNPQVE423MJ3YKLKLU/
7月29日付で同大HPには、ヒートガンを使っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
令和6年(2024年)7月28日(日)13時30分頃、近畿大学大学院総合理工学研究科の研究室において、大学院生2名が実験機器(グローブボックス(※1))を清掃中、拭き掃除の洗浄剤として使用していたヘキサン(※2)とメタノールが発火する事故が発生しました。
発火は瞬間的なもので延焼には至りませんでしたが、清掃を行っていた大学院生2名が火傷を負い、八尾徳洲会総合病院で治療を受けて当日のうちに帰宅しました。
1.事故概要
大学院生2名がグローブボックスの内部を清掃するために、まずヘキサンを用いて拭き、次にメタノールを用いて拭きました。
その後、早く乾かそうとヒートガン(※3)で加熱したところ引火しました。
2.事故原因
可燃性の高いヘキサンとメタノールに対し、高温になるヒートガンを用いたことが原因であると考えられます。
3.怪我の程度
大学院生A:右手がⅡ度熱傷。右腕と顔・首がⅠ度熱傷。(軽度)
大学院生B:左腕がⅠ度熱傷。(軽度)
・・・
https://www.kindai.ac.jp/news-pr/important/2024/07/043232.html
2024年7月27日16時2分にYAHOOニュース(FNN PRIME)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
中国・江西省の高速道路で19日、工事現場に車が突っ込み、爆発するように約10メートルほどの水しぶきが上がる瞬間が撮影された。
運転手は「運転支援システム」を使っていて、携帯電話で“ながら運転”をしていたことが事故の原因とみられている。
【画像】工事現場に車が突っ込み、約10メートルほどの水しぶきが上がる一部始終(計8枚)
■看板を無視して工事現場へ…
中国・江西省の高速道路で19日午後6時、工事現場に迷わず突っ込む車をカメラがとらえた。
高速道路には、先が工事中であることを知らせる看板が置かれていたが、1台の車が工事現場に向かっていく。
すると、本来なら反対車線を通って行かなければならないが、車はまっすぐ進み、そのまま水の入ったバリケードに突っ込んだ。
爆発するように、約10メートルほどの水しぶきが上がる。
■原因は“運転支援システムの過信”
事故直後、現場に駆けつけた警察官が運転していた男性に事故の原因を聞くと、「運転支援システムを使っていました。それと携帯電話をいじっていました」と話した。
男性は、アクセルやハンドルなどの操作を助けてくれるシステムに頼り、携帯で“ながら運転”をしていたのだ。
男性に大きなけがはないとみられている。
中国の一部メディアでは、「運転支援システムの過信は禁物」と注意を呼びかけている。
(「イット!」 7月24日放送より)
https://news.yahoo.co.jp/articles/8bec1453e376239590dde22331d954babb8c36d3
2024年7月26日11時29分に毎日新聞から下記趣旨の記事が、接近した2つの勝手橋(撤去予定)の写真付きで、ネット配信されていた。
昨年9月の豪雨から1年になるのを前に福島県いわき市で、被害が大きかった地区の住民を対象とした県や市の浸水対策の説明会が24日夜、同市立内郷公民館であった。
県が管理する宮川の3キロの区間にかかる橋24本のうち9本が管理者不明の通称「勝手橋」で、これらに流木が引っかかり、氾濫の一因となったため、住民と話し合いながら不要な橋を撤去する方針が示された。
説明会は、対策がどこまで進んでいるのかを市民に知らせてほしいと、地区の住民らでつくる市民団体「内郷まちづくり市民会議」が県、市の担当者を呼んで開いた。
住民約50人が参加した。
昨年9月8日から9日にかけ、熱帯低気圧に変わった台風13号に伴う豪雨で、内郷地区を流れる新川や宮川などが越水。
1人が死亡、約1700棟が浸水する被害が出た。
浸水対策については、これまで、県や市、学識経験者らでつくる「新川・宮川浸水対策検討会」で議論を重ね、今年6月に対策をまとめた。
この日は、対策の内容について、県や市の担当者が報告。
「勝手橋」の撤去のほか、中長期的に大規模な河川改修を進め、ソフト対策として雨量計の増設などを早急に進めるとした。
自宅が最大約50センチも床上浸水し、現在も市内の借り上げ住宅で避難生活を続ける女性(65)は、「あっという間に水があふれ、家財道具や家電もほとんど処分した。説明を聞いても不安はぬぐえなかったが、少しでも早く水が出ないようにしてほしい。大雨が降りそうになったら、早めに高い場所に避難するよう心がけたい」と話した。
説明会を企画した市民会議の四ツ倉会長(男性、58歳)は、「被害に遭った人の気持ちを受け止めてくれる場所が必要だと感じていたので、良い機会だった」と評価した。
https://mainichi.jp/articles/20240726/k00/00m/040/087000c
(ブログ者コメント)
勝手橋については本ブログでこれまでに何件か情報を紹介してきた。
そのうちの一つによれば、全国に1万ちかくあるという。
2024年7月26日11時0分に下記趣旨の記事が、複数枚の写真付きでネット配信されていた。
お盆を控え、仏壇や墓参りなどでろうそくに灯をともす機会が増える。
要注意なのが、ぬれた燭台(しょくだい)だ。
燭台の皿に水分が付着していると、ろうそくが燃え進んだ際に炎が反応し、ろうそくの芯が飛び出す危険性があるという。
東京都の担当者は「燭台を洗ったら、しっかりから拭きしてから使用して」と呼びかけている。
■死者は過去10年で最多タイ
都生活文化スポーツ局が昨年11月に20歳以上の男女計2000人を対象に実施した、ろうそくの使用に関するアンケート調査によると、燭台の洗浄方法について「水で洗う・水ふき」が32%と多かった。
このため、燭台をぬらした状態でろうそくに点火する実験を実施した。
陶器製の燭台の皿にストローで水を1滴垂らした場合、ろうそくが燃えて短くなり炎が水に近づくと、「パチパチ」と音を立て瞬間的に激しく燃えることがある。
この際、火がついたままろうそくの芯が皿から飛び出しそうになった事例が確認された。
皿に水分が付着した状態でろうそくが燃えると、溶けたろうが水分の上に薄く覆いかぶさるようになる。
燃焼が進んで炎が水分に近づいてくると水温が上昇。
水分の体積が膨張し、覆いかぶさっていたろうが跳ね、炎が一時的に激しくなったと考えられるという。
ろうそくによる火災は、ひとごとではない。
東京消防庁によると、2022年にアロマキャンドルなども含めた、ろうそくが原因の火災は管内で36件起きており、家屋1軒が全焼、4軒が半焼。
4人が亡くなり、17人がけがをした。
死者4人は、18年と並んで過去10年間で最多。
火災時のろうそくの用途は、約半数の17件が仏壇や神棚の灯明だった。
■「電気ろうそく」も活用を
都のアンケートでは回答者の約15%が「ヒヤリ・ハット経験をしたことがある」と回答した。
詳しい状況としては、
▽自宅の仏壇でろうそくを使用したところ、炎が激しく上がり、仏壇が焦げた。
▽いつの間にかカーテンに燃え移り、ボヤになった。
▽ろうそくが倒れて、仏壇のシートに燃え移った。
▽仏壇のろうそくが点火している状態で、奥の物を動かそうとして袖口に引火しそうになった。
などの回答があったという。
一歩間違えば、大きな被害につながりかねない事例ばかりだ。
都の担当者は、「仏壇にはさまざまな物が置かれていることが多いので、普段から整理しておくことが大事。周囲に燃えやすい物を置かず、不安定な場所では点火せず、火が消えたことを確認してからその場を離れるようにして」と指摘する。
帰省時は、子どもが仏壇を触ってしまったり、高齢者がろうそくを倒してしまったりと、予期せぬトラブルも起こりやすい。
「慣れない環境では特に事故が起きやすい。仏具店では、炎を再現した電気ろうそくなども売られている。高齢者や子ども、ペットがいて不安な方は、火を使わない商品の活用も検討してほしい」と提案している。
https://mainichi.jp/articles/20240725/k00/00m/100/238000c
(ブログ者コメント)
本ブログでは2013年にも同様な情報を紹介している。
『2013年12月15日報道 枚方寝屋川消防本部は水分の残ったロウソク立てでロウソクを使用すると、ごく稀に芯が飛んで火災になることがあると実験で検証 (修正1)』
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3536/
2024年7月26日7時10分にYAHOOニュース(信濃毎日新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
宅配便のドライバーが集配車を路上にとめ、車両の周りをきびきびと動き回る様子はよく見る光景だ。
その際、路面が平たんであってもタイヤの動きを止める“輪留め(わどめ)”を使っているドライバーもいる。
三角形の輪留めをタイヤの前後に差し込む姿を見るたびに、記者は「なぜそこまで?」と疑問を抱いてきた。
坂道ならば理解できる。
ドライバーが離れている間に車両が勝手に動き出す〝自走〟を防ぐために輪留めは有効だ。
でも、平たんな道では、AT車ならばPレンジとパーキングブレーキで十分に自走を防げるはず。
ヤマト運輸と佐川急便に理由を聞いた。
■佐川急便「平たんに見えても…」
佐川急便は「車種を問わず、ドライバーが車を離れる際は必ず輪留めを使用する運用になっている」と答えた。
同社は「安全は全てに優先する」という安全目標を掲げており、ドライバーの乗降時にさまざまな安全対策を実施。
降車時にサイドミラーをたたんだり、乗車時に車両を一周して周囲の状況を確認したり。
また、車の鍵はワイヤーチェーンでドライバーとつながっていて、降車時には必ず鍵が車から抜けるようになっている。
さまざまな安全対策を実施しているのならば、なおさら平たんな道では輪留めはいらないのではないか。
この質問に対し、「道が平たんに見えても、傾斜は必ずあり、僅かであっても車が動き出す可能性はある」と佐川急便。
そのため、2014年に路面の傾斜にかかわらず輪留めを使用すると規定した。
「車両が動き出して事故となるリスクを鑑み、輪留めを徹底させている」という。
■ヤマト運輸「ヒューマンエラーは起こりえる」
ヤマト運輸長野主管支店(長野市)の宮坂・主管支店長(58)によると、路面の傾斜にかかわらない輪止め(ヤマト運輸はこちらの漢字を使用)は安全対策として奨励されており、長野市街地では「徹底して実施している」。
その大きな理由は「ヒューマンエラーを防ぐため」だ。
同主管支店のドライバーは1日で平均200戸を訪れるので、「1日に何百回もPレンジとパーキングブレーキを使い続けるうちに、使ったつもりでも使っていなかったミスは起こりえる」と宮坂さん。
輪止め以外の安全対策も、ヤマト運輸はたくさん実施している。
降車時の鍵抜き、サイドミラーをたたむこと、乗車前に車両を一周する安全確認などだ。
また、特に意識すべき対象として「子ども、自転車、老人、オートバイ」を挙げ、それぞれの頭文字を取って「コジロオ君」と呼んで、注意喚起に努めている。
ヤマト運輸の長野駅前営業所(長野市)に勤める芝波田さん(34)は、ドライバー歴5年目。
数多くある安全対策に対して「絶対に手を抜かない」と話す。
「楽をするのは簡単だけど、安全対策は地域の人のため、仲間のため、そして自分のためになる」。
集配車は子どもたちに人気で、車の近くに寄ってくる子どももいる。
3児の父でもある芝波田さんは、「もし自分が安全対策を怠って、誰かが事故に遭えば最悪の結果になる」と、常に意識しながら働いているという。
■ドライバーに感謝
ヤマト運輸は、全国に集配車が約5万台あり、約6万人が集配に関わる。
佐川急便は国内で約2万6千台の集配車を保有し、ドライバーは約2万9千人。
運送業全般では、より多くのドライバーが働いている。
家に届く荷物、店舗に並ぶ品の一つ一つは、一人一人のドライバーの安全運転とともに届けられている。
そのありがたみを感じつつ、記者も車を運転するドライバーの一人として、万が一を想定した安全運転を心掛けたいと改めて思った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5740c715d80bcdf1898db78289b07b631b066944
2024年7月25日7時33分にYAHOOニュース(ABEMA TIMES)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
先週月曜、石川県金沢市内の老舗ビアホール「ぴるぜん」で崩落事故が起きた。
当時の様子や被害状況について、料理長の熊本さんとマネージャーの渡邉さんに話を聞いた。
被害直後、壁がごう音とともに崩れ落ち、店内には砂煙が上がり、天井の梁も折れてしまったという。
原因は、隣のビルの解体工事。
熊本さんは「うちの建物だけを残し、隣のビルを解体する作業だった。大きい重機で基礎のコンクリートを剥がす作業をしていて、その基礎のコンクリートの部分が何かの影響で(店の)壁側に突っ込んだような形」、「縦3メートルの横6メートルくらいの大きな穴が開いている状況言葉にならない」と語る。
解体工事の現場では、これまでも事故やトラブルが頻発している。
2019年、横浜市で解体工事中の雑居ビルで高さ3mある鉄板と足場が歩道側に倒れ、67歳女性が下敷きとなり、骨盤を折る重傷を負った。
2020年、大阪・高槻市では地中の杭を引き抜く作業中、クレーン車が転倒して隣接する住宅に直撃し、火災が発生した。
2021年には、神奈川県相模原市で病院の解体工事中に2階部分から長さおよそ10mのコンクリートが落下。
男性作業員が下敷きになり、死亡した。
今回、被害にあったのは創業56年の、老舗ビアホール「ぴるぜん」。
チェコやドイツなどの伝統的なビール。
そして、アイスバインやソーセージなどの伝統的ドイツ料理。
金沢の地元食材を使った欧風料理が堪能できる地元で古くから愛される、本格ビアホールだ。
現場付近は住居や店が密集しており、事故があった建物と店はほとんど隙間がなく、壁一枚だけで隔てられていた。
熊本さんは事故当時について外出先で、防犯カメラと連動した自身のスマホを見て「すぐに向かった。着いた頃には壁に穴が開いているという状態だった」と語った上で、「解体業者さんが中の瓦礫を撤去するような作業もしていたが、半ばパニック状態のように見受けられた」と振り返った。
一方、マネージャーの渡邉さんは、営業再開のめどが立たない現状を説明。
「今月だけでも500人弱のご予約をいただいている。そのお客様をすべて受け入れてくださるお店があったので、引き受けていただいたような状況」と話す。
さらに、今回の事故による補償について、熊本さんは「今、保険会社さんとも話していて、この壁の修繕などの補償に関しては大方出るのではないかという話は聞いている」と説明。
しかし、「休業補償に関しては全くわからない状況。また、アルバイトの給料など、すでにシフトに入っていた分は支払わないといけない状況で、その辺もどうなるか本当に心配」と語り、先行きの不透明さによる不安を吐露した。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
https://news.yahoo.co.jp/articles/d6a9cc9c30d110eb048fd952d56ff9e6749fc8f0
7月17日19時6分にYAHOOニュース(北陸放送)からは、当日は休みだった、2週間ほど前から振動被害があり監視カメラを設置していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
金沢市片町の飲食店で15日午後5時ごろ、解体中のとなりのビルの壁が飲食店「ぴるぜん」の店内に流れ込みました。
【写真】解体工事中のビルの壁が突然… ブルーシートで覆われた店内など
15日は店は休みで、幸い、店内にはお客さんも店員もおらず、けが人はいませんでした。
ぴるぜんによると、2週間ほど前から棚のグラスが振動で割れるなどの被害があり、監視のためにカメラを設置していたということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a9ca3626fe15780cbe325d0ecf367f21c1fd18da
(ブログ者コメント)
以下はグーグルストリートビューで見た現場の写真。
左側の茶色い建物がビアホール。
ほぼ解体を終えた隣のビルも写っている。
このことから考えると、ストリートビューの画像は頻繁に更新されている模様。
調べてみると都市部で1年、地方で2~3年という情報もあった。
2024年7月24日19時7分にNHK岐阜から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北方町の工場で、抗菌薬の一種、「ペニシリン」の原料が、国内としては約30年ぶりに生産されることになり、23日、新たな施設の建設に向けた起工式が行われました。
ペニシリンは、感染症の治療などに使われる抗菌薬の一種で、以前は国内でも原料が生産されていましたが、薬価の下落などを受けて生産拠点が海外に移り、経済安全保障上のリスクが指摘されています。
5年ほど前には別の抗菌薬が長期間に渡って国内に供給されない事態が発生し、国はおととし、抗菌薬の原薬を経済安全保障推進法に基づく「特定重要物資」に指定して、事業者を支援してきました。
これを受けて、北方町にある工場でもペニシリンの原料を生産することになり、23日は、関係者が出席して起工式が行われました。
この工場では、1994年までペニシリンの原料を生産していたということで、当時の設備や技術を生かすとともに、国からの補助を受け、新たな製造施設を建設します。
「MeijiSeika ファルマ」の小林社長は、「工場が完成すれば、国内のペニシリン原薬のほぼすべてを生産することになります。重要な任務を担うことになり、緊張感を持って進めていきたい」とあいさつしました。
この会社では、来年から原料の製造を始め、2030年までに国内でのペニシリンの生産体制を整えたいとしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/20240724/3080013988.html
2024年7月25日6時49分にYAHOOニュース(中京テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午後5時30分ごろ、伊勢市西豊浜町にあるゴミ集せき場で施設の職員がゴミ収集車の下に血だまりができているのを見つけ、119番通報しました。
消防がかけつけ、ゴミ収集車の投入口の中から作業員とみられる男性を発見、その場で死亡が確認されました。
警察は、男性が回収したペットボトルを1人でおろしている最中に、何らかの原因でゴミ収集車に巻き込まれたとみて、調べを進めています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1ca296212eb4b582e79c8efed1e3054f1e3fd04f
7月25日5時2分にYAHOOニュース(CBCテレビ)からは、ペットボトルの回収作業中で回収装置は動いたままだったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午後5時前、伊勢市西豊浜町の伊勢広域環境組合ストックヤードで、職員から「ペットボトルの収集車の回収の装置が動いたままで、車の下に大量の血が流れている」と119番通報がありました。
救急隊員が駆け付け、車の内部を調べたところ、中から、作業用のズボンをはいた男性1人の遺体が見つかりました。
警察は、ペットボトルの回収作業をしていた男性が車の投入口内部に誤って巻き込まれたとみて、遺体の身元の確認を進めるとともに、事故に至った経緯について25日、実況見分を行い詳しく調べる方針です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ee8059ae8e4c0b775e54a41af265d5595536bc70
2024年7月24日21時49分にNHK福岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午後1時半ごろ、苅田町松原町の工場で、「積み荷が4、5メートルの高さから落ちて下にいた人にあたった」と消防に通報がありました。
現場ではベルトコンベア用のベルトをクレーンでつり上げて、交換する作業が行われていましたが、何らかの原因でベルトが落下して、作業をしていた20代と40代の男性2人にあたったということです。
2人は病院に搬送されて手当てを受けていて、20代の男性が意識不明だということです。
また、40代の男性は背骨を折る重傷だということです。
現場は「UBE三菱セメント」の敷地内にある工場で、警察は詳しい状況や原因を調べています。
「UBE三菱セメント」によりますと、ベルトコンベアは土や原料などを運ぶためのもので、当時は7、8人が交換作業を行っていたということです。
「UBE三菱セメント」はNHKの取材に対して、「現在、原因は調査中です。今後、原因特定に向けて調査を進めてまいります」とコメントしています。
この工場では、7月11日に土を積んでいた船が岸壁に接岸中、積み荷の保管場所のハッチを開けようとしたところ爆発が発生し、船内や岸壁にいた男性7人がやけどを負うなどして病院に搬送されました。
https://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20240724/5010025080.html
7月24日16時38分にYAHOOニュース(福岡放送)からは、吊っていた交換用のロール状ベルトコンベヤー(4トン)が倒れたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
落下したのは重さ4トンのロール状のベルトコンベヤーで、従業員は「吊っていたのが倒れた」と話しているということです。
ベルトコンベヤーのベルトをクレーンで交換していたところ、交換用のベルトが落下したとみられています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/78418c5fe80fcc0a15ce54da217994f5d2b7f2aa
(ブログ者コメント)
7月11日の事例は本ブログでも紹介スミ。
2024年7月24日11時15分にYAHOOニュース(岩手朝日テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
23日午後4時ごろ、北上市村崎野にある神社の敷地内で、建物の増改築作業をしていた花巻市上諏訪の大工高橋さん(男性、75歳)が高さおよそ1.4メートルの足場から転落しました。
高橋さんは頭を強く打っていて、同僚の119番通報で北上市内の病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。
警察によりますと、高橋さんはヘルメットを着用していたものの、脚立を2つ横に並べた上に板を敷いた簡易的な足場での上で作業をしていたということで、警察は安全面に問題がなかったかなど、詳しい事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/78e8760e1e531268797162fead3b27e2bde57030
2024年7月22日20時27分にYAHOOニュース(北海道放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午後、北海道千歳市で行われていた中古車のオークション会場で、展示していた乗用車の部品が破裂する事故があり、現場にいた男性1人がけがをしました。
事故があったのは、千歳市泉沢の中古車のオークション会場で、22日午後1時前、会場の責任者から「展示車のダンパーが破裂した」と警察に通報がありました。
警察によりますと、破裂したのは国産車(2016年式)の車両後方にあるドアやハッチを支えるリアダンパーという部品で、破裂の衝撃で車体のバンパーが破損し、破片が飛び散りました。
この飛び散った破片が、近くにいた62歳の男性に当たり、男性は右腕に軽いけがをしました。
当時、車のエンジンはかかっておらず、バックドアも閉まっていて、車には誰も触っていませんでした。
破裂したリアダンパーには、腐食している部分があったということです。
また、オークション会場は屋外で、この日千歳市は正午に31.9℃まで気温が上がっていました。
こうしたことから警察は、部品の劣化や暑さが影響したことも視野に原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/18c12ae3ddb8f20278dc16ac7617fb7239c377f5
2024年7月22日15時50分にNHK岐阜から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午前6時前、益城町上陳で「中型犬を含む6頭の犬が逃げ出した」と付近の住民から警察に通報がありました。
警察によりますと、逃げ出した犬のなかにはピットブルが含まれていて、これまでにピットブル1頭を含む6頭を確保したということです。
ただ、全部で何頭逃げたのかわかっていないということで、警察が確認を進めています。
熊本県動物愛護センターによりますと、ピットブルはかむ力が強く闘犬に使われることもあるということで、見かけても決して近づかず警察や保健所に連絡してほしいとしています。
いまのところ、住民への被害は確認されていませんが、警察は引き続き近くの小学校などに注意を呼びかけています。
これに関連して、警察は飼い主で自称ブリーダーを公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕しました。
通報を受けて警察官が現場に駆けつけた際、リードにつながれていない犬をみつけて注意したところ、パトカーのドアを右手で殴ったということです。
警察によりますと容疑を否認しているということです。
近くに住む70代の男性は、「以前から犬が逃げ出し警察が来ることが何度かあった」と話していました。
警察が詳しいいきさつを調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/20240722/5000022778.html
2024年7月22日21時19分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午前3時35分頃、愛知県蒲郡市の東海道新幹線上り線で、線路のメンテナンスなどをしていた保守用車両2台が衝突し、いずれも脱線した。
この事故で、同線の浜松―名古屋間は22日の終日、上下線とも運転を見合わせた。
運休は上下線で計328本に上り、約25万人に影響が出る見込み。
23日は始発から一部の列車で運休や遅れが発生する可能性があるという。
22日夜、東京都内で記者会見したJR東海の川越施設部長は、「夏休みに入ったところで、始発からご迷惑をかけたことに深くおわび申し上げます」と謝罪。
復旧作業が遅れたことについては、「保守用車両の損傷が激しく、脱線に伴う線路設備の整備にも時間がかかった」と釈明した。
JR東海によると、保守用車両は21日の終電後、豊橋―三河安城間で線路上のバラスト(砕石)を固める作業を行った。
作業後に停車していたところに、名古屋市から愛知県豊橋市の保守基地に向けて時速約40キロで走行していた別の保守用車両が衝突し、2台とも脱線した。
この事故で男性作業員2人が首の骨を折るなどのけがを負った。
今回の事故を受け、国土交通省は22日、JR東海に対し、再発防止のための措置を講じた上で報告するよう指導した。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240722-OYT1T50166/
7月22日23時51分にYAHOOニュース(テレビ朝日)からは、作業を終えた作業車が線路上に停まっていたところに回送中の作業車が40キロほどで突っ込んだ、ブレーキ操作したが利かなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
立ち往生したのはひと繋ぎの列車ではなく、2つの保守用の車両でした。
2つの保守車両はセットで動くこともあるといいます。
まず、砕石を積んだ車両が先を走ってどんどん線路にまいていきます。
新たな石を追加しないと、振動による摩耗で小さくなっていくからです。
後ろに続く、もう1つの保守用の車両の役目は、砕石を突き固めてレールのゆがみを補正すること。
ただ今回、この2種類の車両は一緒に作業していたわけではないとみられます。
JR東海によると、実際に作業していたのは砕石を突き固める車両だけでした。
作業を終えて線路に止まっていたところ、豊橋の保守基地に戻っていた回送中の車両が衝突。
何らかの原因でブレーキが利かなかったということです。
衝突した車両の運転士ら2人が負傷し、1人は首の骨を折る重傷でした。
・・・
復旧に時間がかかった理由について、JR東海は…。
JR東海の会見 :
「40キロほどのスピードでぶつかっておりまして(車両を)切り離すのに慎重を期して、まず時間を要した。
衝突した結果、油等も漏れていたので、その処置も行わなければいけなかった。
搬送台車という車をつけて運搬するのですが、もう一度脱線すると大変なことになりますので、その辺りも慎重に慎重にということをやっていて、予想より時間を要してしまった」
事故の原因については調査中としています。
JR東海の会見 :
「(現場は)新幹線の中では比較的急な下り勾配になります。
勾配が起因したかどうかについては断定はできておりません。
それと運転者が居眠りだとかよそ見だとかということもなくて。
それぞれ係員2人おりますけれど、別々話を聞いても、きちんとブレーキ操作していたということですので。今
のところ、そちらの手順誤りみたいなことはない。
何らかの原因により減速ができなかったと思われます。
詳細については現在調査中です」
https://news.yahoo.co.jp/articles/f46a317a6dd3effbd1501d172c47f85c10d66cbd
7月22日19時24分に朝日新聞からは、新幹線にはATCなどが備えられているが保守用車は複数台が近接して作業する場面も多いなど、下記趣旨の記事が複数枚の写真付きでネット配信されていた。
・・・
なぜ復旧作業は長引いたのか。
JR東海によると、事故を起こした保守用車両は2台とも脱線し、自力走行できない状態となった。
このため、線路に戻しただけでは動かせず、いったん運搬用の台車を使い、別の車両で牽引(けんいん)する作業が必要となった。
これによって事故車の撤去作業に時間がかかり、復旧作業が長期化しているという。
東海道新幹線の線路は一般的な在来線と同様に、盛り土の上にバラスト(砕石)を敷き詰める構造。
山陽や東北などコンクリート板に直接線路を敷く「スラブ構造」の新幹線と比べ、乗り心地が快適となる半面、バラストの突き固めなどの保線作業が必要となる。
新幹線の保守作業は終電後の午前0時から、始発前の午前6時までの間に行われる。
ある新幹線技術者は、「基地からの保守用車の出し入れや、始発前の安全確認に必要となる時間を除けば、実質的に作業できるのは数時間が限度」と話す。
作業の遅れは始発の遅れに直結するため、現場はかなり慌ただしい雰囲気だという。
新幹線の営業列車は追突を防ぐため、先行列車との距離に応じて自動ブレーキがかかる自動列車制御装置(ATC)など手厚い安全システムを備えている。
一方、保守用車は複数台が近接して作業する場面も多く、運転士らの注意力に頼ることも多いという。
東海道新幹線では1993年と2015年にも、保守用車同士の追突、脱線事故でダイヤが混乱する事故が発生。
JR東海は再発防止策として、保守用車同士の接近警報装置の改良などを続けてきた。
https://www.asahi.com/articles/ASS7Q2H86S7QUTIL01RM.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n
・・・
復旧作業が完了したのは発生から18時間半後です。
時間を要した理由について、JR東海は下記の3点をあげています。
・ぶつかった車両を切り離すのにまず時間がかかった。
・衝突での油もれの処置や損傷した枕木の交換も必要だった。
・保守用車両の運搬も時速10kmを想定していたものの半分の時速5kmでしか動かせていない。
・・・
https://news.yahoo.co.jp/articles/2f633d29677c4c449ddc4bd3a7454237e672e34e
7月26日10時41分にYAHOOニュース(共同通信)からは、追突された作業車に乗っていた2人もけがしていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR東海は26日、負傷した作業員が4人になったと明らかにした。
当初は2人としていたが、追突された車両に乗っていた2人も24日に医療機関を受診し、首や腰を捻挫していることが判明したという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e21b772042867e5abe341e2a2cc9fcc67027fa50
(2024年8月8日 修正1 ;追記)
2024年8月5日15時29分にYAHOOニュース(テレビ静岡)からは、ブレーキ力の確認を、メーカー想定の最大圧力で行っていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR東海は8月5日、衝突した保守用車について、軌道モーターカーに牽引された6両の砕石運搬散布車のうち、少なくとも3両はブレーキ力が大きく低下した状態で走行していたと発表しました。
一方、軌道モーターカーのブレーキ力に異常はなかったということです。
また、残る3両の砕石運搬散布車は衝突の影響で破損していたため、ブレーキ力の確認が出来ていません。
JR東海によると、ブレーキ力が適正であるか確認するための指標が、本来ならば使用停止とすべき値となっていたものの、メーカーが想定する確認方法を採っていなかったことなどから、この点を認識できていませんでした。
具体的にはブレーキシリンダーのストローク量を確認する際、メーカーが最大圧力でブレーキをかけた状態で行うことを想定していた一方、JR東海は最大圧力でブレーキをかけていなかったということです。
このため、今後は適正かつ適切な方法で確認するよう社内教育を徹底する方針です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/41058f45d039ab6db950b186778a38fea7702030
8月5日16時42分にYAHOOニュース(静岡放送)からは、衝突した車は9両編成で、うち6両が動力のない砕石運搬車だった、現場は東海道新幹線の中で最も下り坂が急な区間だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR東海によりますと、停車していた車両にぶつかった車両は9両編成で、3両が動力車、6両が動力のない砕石運搬車でした。
事故があったのは東海道新幹線の管内で最も下り坂が急な区間で、時速46キロで坂を下っていたところ、砕石運搬車のブレーキに異常があったことから十分に減速できず、衝突したということです。
・・・
https://news.yahoo.co.jp/articles/f2ec8b7fce41bc5e21cd73fc87461c4965c0d111
8月5日20時37分に朝日新聞からは、車両を導入した2010年から誤った方法でブレーキ装置を点検していた、運搬車30両のうち、ほかの5両でもブレーキ力不足だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR東海は5日、ブレーキ装置の点検方法を誤っており、一部の車両のブレーキがほぼ利かない状態だったと発表した。
点検方法の誤りは、車両を導入した2010年から続いていたという。
・・・
運転士がブレーキを操作すると、ブレーキシリンダー内に空気が送り込まれ、車輪に制動力が伝わる仕組み。
作業前の点検でシリンダーの可動部を確認していたが、ブレーキの強さや目盛りの判定位置を誤っていたため、装置の摩耗が進み、ブレーキを掛ける力が低下していたという。
同社には運搬車が計30両あるが、ほか5両でもブレーキ力不足を確認。
事故車を含め、約3分の1に問題があった。
同社は正しい点検方法をマニュアル化し、再発を防ぐとしている。
https://www.asahi.com/articles/ASS853PTYS85UTIL004M.html?iref=pc_national_$PAGE_TYPE_EN_list_n
8月5日20時45分に毎日新聞からは、誤った方法で点検していたためブレーキ部品の磨耗に気が付かなかった、点検時、メーカー想定より低い圧力をかけていた、普段と違い、この日は作業前にブレーキ力確認作業を省略していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
JR東海は5日、追突した保守用車両のブレーキ部品の一部が摩耗し、使用停止すべき状態に達していたことが事故原因だと明らかにした。
点検時にメーカーの想定と異なる誤った方法でブレーキ力を確認していたため、不具合に気付かなかったという。
JR東海によると、追突したのは線路下に敷き詰める砂利を運ぶ「砕石運搬散布車」(6両)。
ブレーキ力を点検する際、メーカーが想定するよりも低い圧力をかけて点検を行っていたため、ブレーキ力の低下に気付かなかったという。
また、普段は作業前にブレーキ力の数値の確認をしているが、この日は作業員が確認作業を省略していたという。
事故後にこの車両を調べたところ、車輪にブレーキをかける制輪子の摩耗が進んでおり、使用停止すべき状態だった。
このため、急勾配で非常ブレーキがきかず、停車していた別の保守用車両に衝突したという。
https://mainichi.jp/articles/20240805/k00/00m/040/267000c
8月5日付で同社HPには、ブレーキシリンダーのストローク調整判定方法についてメーカーに確認していなかったなど、下記趣旨のニュースリリースが掲載されていた。(ストローク検査などの図解付き)
・・・
2.原 因
・・・
砕石運搬散布車のブレーキ力が大きく低下した状態で走行していたのは、ブレーキ力が適正か否かを確認するための指標となるブレーキシリンダーのストローク量(以下、ストローク量という。)が、本来ならば使用停止すべき値となっていた(※2)にもかかわらず、使用前にそのことを認識できなかったためです【別紙2】。
その理由は、以下のとおりです。
(1)ストローク量を確認する際、最大圧力でブレーキをかけた状態で行うという保守用車メーカー想定の確認方法を採っていなかったこと【別紙3】。
(2)ストローク量の調整要否の判定について、当社から保守用車メーカーに対して判定方法の確認を行わず、両者の認識が異なり、結果的に誤った方法で判定していたこと【別紙4】。
その結果、使用停止とすべき砕石運搬散布車を「使用可能」と誤った判断をするに至りました。
なお、本来は当該保守用車の作業者が夜間作業の前にストローク量の確認を行うべきところ、7月20日の作業者は、確認を行ったものの、7月21日の作業者は前日のストローク量をふまえ、確認を省略していました(※3)。
・・・
https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000043732.pdf
(ブログ者コメント)
〇メーカーから装置を購入した際は、メーカーの取説に従って自社の運転・保守マニュアルを作成すると思うのだが、なぜ、メーカーが想定した方法で点検しなかったのだろうか?
〇新幹線本体の整備マニュアルはしっかりしているが、付帯設備関係のマニュアルはそうでもなかった・・・といったことはなかったのだろうか?
なにせ、そういった事故が結構起きているようなので・・・。


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。