







2014年2月5日付で朝日新聞鹿児島全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午前11時50分ごろ、鹿児島市新屋敷町の市道で下水道工事をしていた作業員の男性(49)が、金属製のワイヤに巻き込まれた。
陸上のパイプをワイヤで下水管の中に引き込む作業中だったという。
男性は病院に運ばれたが、約1時間後に死亡した。
(2014年3月1日 修正1 ;追記)
2014年2月5日付の山口新聞紙面に、事故当時のやや詳しい状況が下記趣旨で掲載されていた。(当該情報に基づき、タイトルも修正した)
汚水管の補強工事をしていた周南市の作業員の男性(49)に電動ウインチのワイヤが絡まり、男性は上半身を圧迫され、病院で死亡が確認された。
警察によると、男性は数人の同僚と共に補強用のパイプを電動ウインチで汚水管内に引き込んでいたが、何らかの原因でワイヤが男性の肩や胸に絡まった。
また、2014年2月5日付の南日本新聞紙面には、下記趣旨の記事が掲載されていた。
警察によると、事故当時、男性は深さ2~3mの地下にある直径約30cmの汚水管に結びつけたワイヤを、電動ウインチで汚水管内に引き込んでいたが、何らかの原因でワイヤが男性の肩や胸に絡まった。
2014年2月5日13時16分にmsn産経ニュース神奈川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午後4時50分ごろ、川崎市中原区大倉町の「三菱ふそうトラック・バス」の工場で、派遣社員の男性(43)が大型トラックの後輪付近でスペアタイヤにカバーをかける作業をしていたところ、トラックが動き出して巻き込まれ、搬送先の病院で約2時間後に死亡が確認された。
警察で、業務上過失致死の疑いもあるとみて、大型トラックを運転していた男性作業員から事情を聴くなどして、詳しい事故の状況を調べている。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/140205/kng14020513150002-n1.htm
2014年2月5日9時52分に読売新聞からは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察の発表によると、男性はトラックにサビ防止の塗料を塗る準備作業をしていた。
その際、トラックが前方に動き出し、左側後輪にひかれたという。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20140205-OYT1T00184.htm
2014年1月16日23時57分に秋田魁新報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大仙市刈和野の有竜(ありりゅう)ガソリンスタンドで15日、ガソリンが混入した灯油計2486ℓが販売された。
16日夜までに全購入者17人に連絡がつき、消防や市などが使用しないよう呼び掛けて安全を確保した。
消防によると15日朝、タンクローリーの運転手が誤って灯油用の地下タンクにガソリンを入れた。
9000ℓの灯油に150〜200ℓのガソリンが混入したとみられる。
スタンドは同日夕方に運転手から混入の事実を告げられ、灯油の販売を停止した。
一方、スタンドでは同日、経済産業省による灯油の品質検査でサンプルが採取されていた。
成分分析の結果、引火点が通常の40℃と比べ18℃と低く、ガソリンの混入が疑われたため、同省東北経済産業局は16日午後、消防に通報。
消防は市などと共に購入者特定を急ぎ、一人一人に注意を呼び掛けた
出典URL
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20140116z
(ブログ者コメント)
報道から察するに、経産省のサンプリング分析で午後に混入の疑いがもたれ、スタンドがローリー運転手に確認するなどして夕方に混入が判明した、という経緯だったのかもしれない。
一方、経産省では年1回、品確法に基づき、給油所の灯油などを試買分析しているとのこと。
http://www.kanto.meti.go.jp/seisaku/sekiyu/data/standpanf_201204.pdf
とすれば、たまたま、年1回のサンプリング日だったので、その日のうちに誤混入が判明した、ということだったのかもしれない。
事故とヒヤリは紙一重。運に左右されることも結構あるとブログ者は感じているが、今回の事例もその一つだ。
2012年12月31日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正3として掲載します。
第1報は下記を参照願います。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/2579/
(2014年2月9日 修正3 ;追記)
2014年2月4日19時17分にNHK広島から、社長の初裁判で雇用者の注意義務が論点になっているという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
運転手に具体的な事故防止の指導を行わなかったなどとして、業務上過失致死などの罪に問われている勤務先の社長の初めての裁判が4日、広島地裁で開かれ、社長は起訴内容の一部を否認した。
この事故では、トレーラーの運転手が自動車運転過失致死などの罪に問われ、禁錮3年6か月の判決が確定している。
運転手が勤務していた福山市の運送会社社長(39)は、運転手が危険な鉄板の積み方をしているのを認識していたのに、具体的な事故防止の指導を行わなかったなどとして、業務上過失致死などの罪に問われた。
4日、広島地方裁判所で開かれた初めての裁判で、被告は、「積み荷の落下について日頃から注意義務を果たしていなかったとする点や、事故当日に義務を怠ったとする点について争います」と述べ、起訴内容の一部を否認した。
一方、検察は冒頭陳述で、「被告は運転手が落下防止の措置を怠っていることを認識していたにも関わらず、事故当日に適切に積み荷を固定するよう指示していなかった」と指摘した。
これに対し弁護側は、「検察が指摘する注意義務の要求は高すぎる」として、業務上過失致死の罪にはあたらないと主張した。
事故で夫を亡くした女性(42)は、裁判を傍聴後、「被告側は検察側の指摘する落下防止措置などについてハードルが高いと話していましたが、安全運転のためには当たり前のことだと思います。この程度の措置でいいという考えが運送業界にあるのであれば、それが改善されない限り同じような事故がまた起きるのではないかと思います」と話していた。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/hiroshima/4004732621.html?t=1391550930944
(2014年10月24日 修正4 ;追記)
2014年10月15日12時39分に朝日新聞から、運転手への指導監督を怠ったとして社長に有罪判決が下りたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
業務上過失致死と道路法違反(無許可通行)罪に問われた運送会社(同県福山市)の社長(39)の判決が15日、広島地裁であった。
伊藤裁判長は、「運転手への指導監督を怠った」と判断。禁錮2年執行猶予3年、罰金50万円(求刑禁錮2年、罰金50万円)を言い渡した。
事故は12年12月25日に起きた。
博多被告の会社の男性運転手(36)=禁錮3年6カ月、罰金50万円の判決確定=が東広島市の国道432号でトレーラーを走行させていた際、積み荷の鉄板25枚が落下。
15枚(重さ計約12トン)が対向車線の乗用車を直撃し、乗っていた当時45歳と59歳の男性会社員2人が亡くなった。
被告側は積み荷の縛り方について「日頃から指導していた」と主張したが、伊藤裁判長は「運転手が不適切な縛り方を繰り返していたことを知りながら十分に指導や監督をしていなかった」と認定した。
弁護側は控訴しない方針。
社長をめぐっては、広島県警の逮捕・送検を受けた広島地検が昨年4月に処分保留で釈放。
遺族が起訴を求めて約1万2千人分の署名を集め、地検が同12月に在宅起訴していた。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASGBG41DMGBGPITB002.html
2014年2月3日20時4分にNHK山口から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
山口県の石油コンビナートなどの防災計画について審議する会議が3日、開かれ、おととし大手化学メーカーで起きた爆発事故を踏まえ、事故の際に迅速な対応にあたるために情報を集約する「連絡室」を設置することなどの修正案が承認された。
県庁で開かれた会議には、県や石油コンビナートの事業所の関係者など40人あまりが出席した。
会議では、おととし4月に和木町にある大手化学メーカー「三井化学」の工場で、プラントが爆発して1人が死亡するなどした事故を踏まえ、県の石油コンビナートなどの防災計画について修正案が示された。
おととしの爆発事故では、発生直後の会社側と自治体・消防などとの連携が十分でなく、情報の伝達や初動の対応に課題を残した。
このため会議では、迅速な対応にあたるために関係機関が一か所に集まって情報を集約する「現地連絡室」を設置する計画の修正案が示された。
また、爆発によって工場周辺の1000棟近い建物に被害が出たにも関わらず、自治体から住民への安全に向けた周知が遅れた反省点も踏まえ、県の防災メールやテレビ・ラジオなどあらゆる手段を使って広報活動を強化する案も示された。
これらの修正案は、3日の会議で出席者に承認され、これを受け今月中にも防災計画に盛り込まれることになっている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/4064808561.html?t=1391463930013
2014年2月1日9時17分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
31日午前9時半ごろ、福岡県春日市春日公園の九州大筑紫キャンパス内の先導物質化学研究所で「実験中の男性が手をけがした」と研究員から119番があった。
男性研究員(42)=ブルガリア国籍=が両手の親指や人さし指、中指を切断する重傷で、警察が事故原因を調べている。
九大などによると、内部の密閉状態を保ち手だけを入れて作業ができる「グローブボックス」と呼ばれる実験機器内の薬品容器が破裂した。
男性研究員はリチウム電池の研究室所属で、当時は実験室で1人で作業していた。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20140201k0000m040216000c.html
2014年1月31日18時28分にNHK北海道NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
31日午前0時半ごろ、むかわ町末広2丁目の飲食店が入ったビルで、むかわ町の町長(65)が、2階から1階に通じる階段で足を踏み外して転落し、苫小牧市内の病院に搬送された。
町長は頭を強く打っていて、およそ5時間後に死亡した。
警察の調べによると、町長は30日夜、地元の商工会の関係者ら数人と、このビルの2階にある店を訪れて飲食をし、自宅に帰ろうと一緒に来ていた人たちと店を出たという。
そして、携帯電話を操作しながら階段を下りていたところ、踊り場付近で足を踏み外し、1階まで転落したとみられていて、警察で当時の状況を調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20140131/4915871.html
(ブログ者コメント)
『ながら携帯』が原因だったのか?それとも、酔いが原因だったのか?
原因不明だが、御参考まで。
2014年1月30日付で朝日新聞横浜版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午後4時40分ごろ、横浜市港南区の市立港南台第一中学校で、1階理科室のごみ箱が燃える火災があった。
市教委によると、プラスチック製のごみ箱と実験台の一部が焼け、職員が消火器を使って火を消したという。けが人はなかった。
出火当時、教室には鍵がかかっていた。
理科室では、この日、鉄と硫黄の化合物を作る実験をしていたという。
(ブログ者コメント)
以下のサイトに、おそらくは今回と同じと思われる実験の方法が、詳細に記されていた。
そこには、「実験の最後に試験管を割って、生成した硫化鉄を取り出す」と記載されている。
http://www.ons.ne.jp/~taka1997/education/2003/chemistry/01/
また、ある教科書会社からは、おそらくは教員あてに、「この実験で反応生成物を廃棄する際は出火防止に留意する」旨、注意喚起文書が出されている。
http://www.shinko-keirin.co.jp/keirinkan/j-scie/kyokasho/pdf/teisei/19_01a.pdf
これらの情報から考えるに、今回の事例は、生成した硫化鉄などをそのまま無処理状態でごみ箱に捨て、それが自然発火した・・・ということだったのかもしれない。
2014年1月30日付で朝日新聞中会版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午前8時50分ごろ、二本松市下長折の路上で、郡山市の運転手の男性(57)が、トラックのクレーンの回転部に巻き込まれた上着で首が絞まり、窒息死しているのを同じ運送会社の男性社員が発見、119番通報した。
警察が、労災事故として調べている。
警察は、現場の状況などから、男性が早朝、タイヤの車軸に絡まった荷造り用バンドを外そうと車体の下に入り、回転していたクレーン用の軸に上着を巻き込まれたとみている。
(2014年3月13日 修正1 ;追記)
2014年1月30日付の福島民報紙面に、やや詳しい事故当時の状況が、下記趣旨で掲載されていた。
男性は荷物を運搬中、車体下の回転軸に荷物をまとめるゴムバンドが絡まったことに気付き、退避場所に車を停めた。
エンジンをかけたまま車の下に潜り込み、ゴムバンドを取り除いていたところ、動いていた回転軸に上着が巻き込まれたとみられる。
連絡がつかないのを不審に思った同僚男性が、発見した。
2014年1月30日17時36分に時事通信から、同日18時2分にmsn産経ニュースから、また1月31日付で毎日新聞東京版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京・三宅島東部で2012年11月に起きた大規模な山火事について、警視庁生活経済課などは30日、工事作業中の火花が枯れ草に引火したのが原因だったとして、森林法違反(失火)容疑で、建設会社社員(58)=山梨県=ら2人を書類送検した。
同課によると、2人は「引火して山火事になるとは思わなかった」などと話しているという。
送検容疑は12年11月16日午前10時25分ごろ、東京都三宅村坪田で建築資材を運ぶモノレールの設置作業中、電気グラインダー(電動研磨機)で鉄パイプ棚のボルトを切断する際、飛散した火花を枯れ草に引火させ、同月25日に鎮火するまで9日間にわたり、森林約167.3haを延焼させた疑い。
都の条例などでは、グラインダーの作業には火災防止措置が必要とされているが、社員らは消火器や水を用意していなかった。
2人は「火花が飛び散るとは思わず、消火器などを用意していなかった」と容疑を認めているという。
同課は、男らが消火器などを準備していなかったことから、過失責任を問う必要があると判断。
建物が燃えなかったため、森林の火災だけでも罪を問える森林法違反罪を適用した。
事件当時、現場付近は北東の風約7.9mだったという。
85世帯150人に避難勧告が出た。
出典URL
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2014013000753
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20140131ddlk13040184000c.html
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140130/crm14013018070012-n1.htm
2014年1月30日6時47分にmsn産経ニュースwestから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
神戸すまいまちづくり公社は29日、モーター交換や自動化工事などの大規模更新のため昨年12月から運休中の「摩耶ロープウェー」のゴンドラが、システムの微調整中にホームに衝突する事故が発生したと発表した。
ゴンドラの修理のため、3月1日の運転再開予定を当面の間、延長する。
同公社によると、事故は23日午後6時ごろ発生。
今回更新した自動運転制御システムについて、施工業者がプログラムの切り替えなどの微調整を行っていたところ、ゴンドラが停止場所で止まらず、駅舎のホームに衝突した。
この事故で、ゴンドラに乗っていた同公社の男性職員1人がひじなどを打撲する軽傷。
ゴンドラも車体の一部がへこんだほか、ゴンドラをつり下げている部品もゆがんだだめ、工場で修理を行うという。
同公社は施工業者に指示し、事故原因を調査している。
同公社は「お客さまや関係者の方々にご迷惑をおかけし、深くおわび申し上げます」とコメントしている。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140130/waf14013006530000-n1.htm
2014年1月29日23時6分にNHK熊本から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午後2時ごろ、上天草市龍ヶ岳町大道にある水産会社「T社」の魚の出荷を行う工場で「爆発事故が起きた」と従業員から消防に通報があった。
この事故で、従業員の57歳の男性がのどなど気道をやけどして、ドクターヘリで熊本市内の病院に搬送された。
警察によると、事故を目撃した会社の従業員は、「ガスバーナーを使って養殖で使う器具を修理するため溶接作業を行っていたところ何らかの原因で爆発が起きた」と話しているという。
警察が、爆発の詳しい原因を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/5004862861.html?t=1391032031201
2014年1月29日付で熊本日日新聞からは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察などによると、男性は工場内で魚を締める器具を修理するため、分解・組み立ての作業中だった。工場内には他にも従業員がいたが、けがはなかった。
現場近くに住む男性(77)は「自宅でテレビを見ていたら、ボーンという大きな音がした」と驚いた様子。屋外にいて爆発音を聞いたという女性は「びっくりして、心臓がバクバクした」と話した。
T社は、天草地域や鹿児島県でクロマグロやマダイの養殖を手掛けている。
同社によると、工場では水揚げしたマダイやクロマグロの箱詰め、出荷作業を行っているという。
同社は「養殖業を始めて40年近くになるが、爆発事故は初めて。原因究明を急ぎたい」としている。
出典URL
http://kumanichi.com/news/local/main/20140129011.xhtml
2014年1月29日付で神奈川新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
29日午前10時40分ごろ、川崎市多摩区堰1丁目の県立向の岡工業高校で、新築工事中の校舎3階から、会社員の男性(37)が約11m下の地面に転落した。男性は搬送先の病院で死亡が確認された。
警察が事故原因を調べている。
警察によると、校舎は4階建て。男性は3階のひさし(幅約80cm)部分に立って、窓ガラスの清掃作業中だった。
工事を発注している県によると、新校舎は2012年10月に着工。ことし2月に完成予定だった。
出典URL
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1401290050/


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。