2014年1月16日23時57分に秋田魁新報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大仙市刈和野の有竜(ありりゅう)ガソリンスタンドで15日、ガソリンが混入した灯油計2486ℓが販売された。
16日夜までに全購入者17人に連絡がつき、消防や市などが使用しないよう呼び掛けて安全を確保した。
消防によると15日朝、タンクローリーの運転手が誤って灯油用の地下タンクにガソリンを入れた。
9000ℓの灯油に150〜200ℓのガソリンが混入したとみられる。
スタンドは同日夕方に運転手から混入の事実を告げられ、灯油の販売を停止した。
一方、スタンドでは同日、経済産業省による灯油の品質検査でサンプルが採取されていた。
成分分析の結果、引火点が通常の40℃と比べ18℃と低く、ガソリンの混入が疑われたため、同省東北経済産業局は16日午後、消防に通報。
消防は市などと共に購入者特定を急ぎ、一人一人に注意を呼び掛けた
出典URL
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20140116z
(ブログ者コメント)
報道から察するに、経産省のサンプリング分析で午後に混入の疑いがもたれ、スタンドがローリー運転手に確認するなどして夕方に混入が判明した、という経緯だったのかもしれない。
一方、経産省では年1回、品確法に基づき、給油所の灯油などを試買分析しているとのこと。
http://www.kanto.meti.go.jp/seisaku/sekiyu/data/standpanf_201204.pdf
とすれば、たまたま、年1回のサンプリング日だったので、その日のうちに誤混入が判明した、ということだったのかもしれない。
事故とヒヤリは紙一重。運に左右されることも結構あるとブログ者は感じているが、今回の事例もその一つだ。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。