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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2013323054分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

ダスキンは22日、ミスタードーナツ豊中駅前ショップで飲料水を飲んだ3人が、体調不良を訴え病院で手当てを受けたと発表した。塩素の混入が原因とみられるという。全員軽症。警察が混入経路を調べている。

同社によると、同日午後0時半から1時ごろに提供した飲料水を飲んだ成人女性が「気持ちが悪い」と訴え救急搬送された。
女子高生や3歳児も腹痛などで病院で診察を受けたことが、店への連絡で分かったという。

警察や保健所が客の飲み残した飲料水を調べ、濃度約600ppmの塩素が検出された。
水道水の塩素濃度の600〜6000倍に相当する。


同店では食器洗浄に塩素系漂白剤を使っている。
飲料水は、浄水器を通した水道水を容器に移し、そこからコップに注いで客に提供している。
保健所の調査では、浄水器の蛇口から採取した水の塩素濃度に異常はなかった。
容器に移してから客に提供するまでの間に塩素が混入した可能性があるという。


出典URL

http://mainichi.jp/select/news/20130323k0000m040128000c.html   

 


323232分に朝日新聞から、水で薄めた漂白剤が入っていたポットから客に提供したという下記趣旨の記事がネット配信されていた。 

運営会社のダスキンは23日、殺菌用に水で薄めた塩素系の漂白液を、誤って飲料水として提供した可能性が高いと発表した。

この日までに病院で受診した客は5人となり、豊中市保健所は店側から事情を聴いた。5人はいずれも軽症という。

 

ダスキンによると、アルバイト従業員が21日の閉店後、プラスチック製ポット(1・8ℓ)を殺菌するため、水で薄めた漂白液をポットに入れて帰宅。
翌22日の開店後、別の従業員が中身を飲料水と勘違いし、客に提供した疑いがあるという。

 

この店では、ポットの殺菌は流し台にためた漂白液につけ、その後洗い流すルールだった。
ダスキン広報室は「漂白剤による殺菌は途中で放置せず、同じ担当者が責任を持って最後までするなど再発防止策をとる」としている。

出典URL

http://www.asahi.com/national/update/0323/OSK201303230189.html



(ブログ者コメント)

 

マニュアル不順守が原因だった模様。





(2013年6月2日 修正1 ;追記)

20135302041分にmsn産経ニュースwestから、マニュアルに書かれてある決まりを失念していた元店長が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

大阪府警捜査1課は30日、殺菌用の漂白剤を入れたまま、誤って客に提供したのが原因だとして、業務上過失傷害容疑で、元店長の40代の男性を書類送検した。「洗浄するのを忘れていた」と容疑を認めている。


同店のマニュアルでは、飲料水のポットはその日の営業終了後に漂白剤入りの液体に浸して殺菌。翌朝出勤した担当者が洗浄する決まりだったが、この日の当番だった当時の店長が洗うのを失念していたという。

出典URL

http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130530/waf13053020460024-n1.htm


また、525日付で同社HPに、以下の再発防止策が掲載されていた。

□容器本体に直接希釈液を入れての殺菌(漂白)を行わない。

□塩素系漂白剤の使用については、同一担当者が責任をもって完了する。

http://www.duskin.co.jp/whatsnew/2013/0325_01.html

 





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20133201247分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

20日午前7時7分ごろ、東大阪市のJRおおさか東線河内永和~俊徳道間を走行中の貨物列車(機関車1両、貨車20両)で、貨車に搭載されているコンテナがピンで荷台に固定されていないことが判明、大阪総合指令所からの指示で緊急停止した。
列車はコンテナが固定されていない状態で約5km走行したが、落下するなどのトラブルはなかった。

JR貨物関西支社によると、列車は百済貨物ターミナル発札幌貨物ターミナル行き。
百済貨物ターミナル駅のコンテナ積み降ろし担当の男性職員(23)が、出発する列車なのに到着した列車と勘違いし、貨車の荷台のピンを解錠したことが原因という。

列車は午前7時に百済貨物ターミナル駅を出発。
職員は直後に「コンテナが固定されていない」と駅を通じて総合指令所に申告。指令所が無線で運転士に伝え、列車を緊急停止させた。
貨車には76個のコンテナが搭載されていたが、このうち72個のコンテナが固定されていなかった。

このトラブルでおおさか東線は普通電車上下6本が運休し、2本が最大で50分遅れ、約700人に影響した。
JR貨物では19日にも、吹田貨物ターミナル駅で、入れ替え作業中の電気機関車が入線してきた貨物列車と正面衝突する直前で緊急停止するトラブルがあったばかりだった


出典URL

http://mainichi.jp/select/news/20130320k0000e040127000c.html



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20133211647分にYAHOOニュース(毎日新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。また321日付の長崎新聞紙面にも同趣旨の記事が掲載されていた。

19日午後10時半ごろ、長崎市の三菱重工長崎造船所内にあるリチウムイオン電池工場から白煙が上がっているのを警備員が発見した。
リチウムイオン電池の耐熱試験をしていた電気炉(高さ141cm、幅68cm、奥行き74cm)が焼損し、約3時間後に鎮火した。
当時、操業時間外のため人はおらず、けが人はなかった。


同社によると、工場は充電して繰り返し使えるリチウムイオン電池の量産化を目指し、生産効率や安全性を高めるための実証工場。

19日午後7時35分ごろから、温度100℃の電気炉内に厚さ3cm、幅10cm、高さ15cmのリチウムイオン電池96個を入れ、8時間後に止めて変形やガスの発生の有無を調べる実験をしていた。


リチウムは水と化学反応を起こす危険性があるうえ、煙が充満して工場の中の様子が確認できなかったことなどから、消火方法の検討に時間がかかり、現場は多くの工場関係者が詰めかけるなどして一時騒然となった。 

出典URL

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130321-00000211-mailo-l42

 





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2013320日付で毎日新聞大阪版夕刊から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

19日午後0時20分ごろ、JR貨物吹田貨物ターミナル駅の構内で、電気機関車(1両)が切り替わっていないポイントを乗り越えて誤進入し、約120mオーバーランして緊急停止した。
同じ線路には反対側から貨物列車(7両)が接近中だったが、機関車の接近に気付いて緊急停止。
いずれも運転士らにけがはなかった。
機関車側が信号を見落としたことが原因で、停止した際の双方の距離は15mしかなく、正面衝突寸前だった。

JR貨物関西支社によると、同駅構内では当時、直前に到着した東京貨物ターミナル発大阪貨物ターミナル行き貨物列車(機関車1両、貨車24両)の入れ替え作業中。
方向転換をするために、機関車を切り離して貨車の最後尾に付け替える作業をしていた。

機関車が誤って進入したポイントのそばには、ランプが点灯して停止、進行などを合図する「入換標識」と呼ばれる小型の地上信号機が設置されていた。
当時は機関車に対して「停止」を表示していたが、機関車に同乗していた誘導担当の男性職員(22)がこの表示を見落とし、機関車の運転士に青色の旗を振って「進め」の合図を出してしまったという。

貨物列車は、大阪貨物ターミナル発吹田貨物ターミナル行き。緊急停止する直前、貨物列車は時速37km、機関車は同25kmで、それぞれ走行していた。
吹田貨物ターミナル駅は、今月15日に営業を終えたJR貨物梅田駅の機能を引き継ぎ、16日に営業を始めたばかりだった。

出典URL

http://mainichi.jp/area/news/20130320ddn041040016000c.html

 





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20133202022分に朝日新聞から、同日1955分にmsn産経ニュースから、321113分に読売新聞から、同日243分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がそれぞれ写真付きでネット配信されていた。

18日夜に福島第一原発で停電が発生し冷却設備が止まった問題で、東電は20日、停電の原因とみられる仮設配電盤(長さ5.7m、高さ2.3m、幅1.8m)で、端子が焦げて近くにネズミのような小動物の死骸が落ちていたと発表した。

東電は小動物が原因でショートし、停電が起きた可能性があるとみている。

また、最後まで復旧できていなかった共用プールの冷却設備が同日未明に復旧し、停電発生から約29時間で全面的に復旧した。

東電は20日昼過ぎ、屋外の仮設配電盤に焦げ跡を見つけた。
仮設配電盤は事故直後にトラックで4台運びこまれ、荷台に載せられたまま、停電が起きるまで使われていた。
東電は順次、配電盤を屋内のものに切り替える工事を実施しており、この仮設配電盤が最後に残った1台だった。工事は年度末の今月中にも終える予定だったが、その矢先のことだった。

配電盤には端子と壁面に黒い跡があり、小動物は全長約25cmで、周囲には体毛が散らばっていた。
端子には6.9KVの高電圧の電気が流れており、絶縁はされていない。
侵入した小動物が感電して、はじき飛ばされ、壁面にぶつかったとみられている。
小動物の侵入対策はしていなかった。今後、原因を詳しく調べる。

停電は、焦げ跡が見つかった仮設配電盤のある電気系統のA系とは別のB系にも波及。
B系から電力を受けていた1号機の使用済み燃料プールの冷却設備も止まった。
通常はA系とB系は独立して相互に電気が流れることはないが、A系は津波対策工事中で、一時的にA系とB系をつなげていた。このため、停電が広範囲に広がったとみている。


出典URL

http://www.asahi.com/national/update/0320/TKY201303200285.html    

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130320/dst13032019570008-n1.htm

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20130320-OYT1T00472.htm?from=y10

http://mainichi.jp/select/news/20130321k0000m040079000c.html


その後、20133252053分に朝日新聞から、同日1858分にNHK首都圏から、ネズミと断定されたという下記趣旨の記事がネット配信されていた。

東電は25日、ネズミが仮設配電盤の端子に触れ、ショートを起こしたのが停電の原因と断定した。
仮設配電盤は事故直後からトラックの荷台に載せられて屋外に置かれており、すき間からネズミが侵入したとみられる。

東電は対策として、重要機器を仮設配電盤から、ネズミが侵入しにくい屋内の配電盤につなぎ替えた。

東電の調査では、仮設配電盤の内部の端子に焦げ跡があり、近くの床に落ちていたネズミの死骸には感電した痕跡があった。
ほかの配電盤は異常がなく、冷却設備などの作動状況を分析した結果、ネズミによるショートが停電の原因と断定した。


トラックの中にはネズミのふんとみられるものも見つかった。ネズミは仮設配電盤と電源ケーブルをつなぐすき間から侵入したとみられる。雨水が入らないようにすき間をシートで覆っていたが、はがれていた可能性があるという。


福島第一原発では、本来の原発とは異なり、今も仮設の設備が使われていて、より信頼性の高い設備への切り替えが課題となっており、東京電力は「建物の中にある配電盤にもケーブルが外に出ている箇所があり、小動物が入り込まないよう早急に対策を検討したい」と話している。

出典URL

http://www.asahi.com/national/update/0325/TKY201303250407.html

http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20130325/6d9f5f9035240cbb169681f90748ddea.html

 




キーワード;小動物


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2013318日付で関西電力HPに、下記趣旨のプレスリリースが原因解説図付きで掲載されていた。

2013年2月5日、美浜発電所1号機で、非常用ディーゼル発電機の負荷試験中に電気出力が低下、屋外の排気筒から黒煙が発生した。

点検結果、4台ある過給機のうちの1台でタービン室内部のタービンローターが損傷していた。

 

原因は、コンプレッサー翼を軸に締め付け固定するためのナットが緩んでいたこと。

緩んでいた原因は、前回点検時に過給機を縦置きにして作業をする際、専用の縦置き固定治具がなく、補助作業員が過給機を手で支えてナットを締め付けたため、翼を固定する軸方向の締め付け力が不十分になったこと。

 

対策は、過給機の組み立てに当たっては、専用の縦置き固定治具を用いて過給機を固定してナットを締め付けることや、コンプレッサ翼を支えないことを作業手順書に明記するなど。 

出典URL

http://www.kepco.co.jp/pressre/2013/0318-3j.html

 





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20133192154分にmsn産経ニュース新潟から、319日付で毎日新聞新潟版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

今年1月27日、新潟市の「入船みなとタワー」で起きたアルミ製天井板の落下事故について、国交省新潟港湾・空港整備事務所は、塩分を含んだ波しぶきが原因とする緊急点検結果を発表した。

2月18日から緊急点検を実施してきた同事務所によると、波しぶきで天井板を固定していた鉄製の部材が腐食し、そこに強風が吹き込んだことによって天井板が振動し落下したという。


同事務所では、海水が浸入しないよう隙間をシール材で覆い、金具の回りに接着材を塗るなどの対策を月内に行う。
同タワーの一部立ち入り禁止措置は継続する。


事故は、信濃川の下を通る新潟みなとトンネルの排気口を利用した左岸側の展望台、入船港タワーの天井板7枚(計約7kg)が落下。1枚の大きさは縦12cm、横200cm程度で厚さは1mm。けが人はいなかった。

出典URL

http://sankei.jp.msn.com/region/news/130319/ngt13031921540004-n1.htm

http://mainichi.jp/area/niigata/news/20130319ddlk15040075000c.html

 





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20133181514分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

堺市北区の大阪府立金岡高校の校舎改修に伴い、毒性の高いアスベスト「青石綿」が飛散した問題で、工事業者が露出した青石綿近くの足場で洗浄作業をしていたことが分かった。
被害者支援団体「関西労働者安全センター」は当時の作業写真などから、石綿が洗い流されて飛散した可能性を指摘している。
業者は足場上での洗浄作業は認めたが、青石綿部分の洗浄は否定している。

青石綿は、4階建て普通教室棟の各階のひさしの裏に吹き付けられ板で覆われていたが、改修を請け負った建設会社が板を撤去し始めた昨年10月24日から露出。
府教委、建設会社はこの箇所に青石綿があることは知らず、計画に沿って板を取り外したという。
学校が定期的に依頼している石綿測定業者が、同年11月17日に検知して発覚した。

情報を入手した安全センターが府教委に説明を要望。同21日、府教委職員も同席し、安全センターが建設会社の現場担当者らに作業状況を尋ねると、足場上の作業自体を「していない」と否定し、屋上で作業したと説明した。

しかし、測定業者は昨年11月17日の測定時、4階足場上での作業の様子を撮影しており、ひさし裏に作業員がノズルを向けていたと、今年1月に府教委へ報告。写真には、足場上で高圧洗浄水のノズルを使って作業している様子が写っていた。水にぬれ、きれいになっている近辺のひさし裏の写真もあった。

建設会社は「当初の説明は誤っており、誤解を招いたなら申し訳ない」としたうえで、「洗浄水はひさし裏ではなく、鼻先(ひさしの側面)に当てていた」と釈明している。

安全センターの片岡事務局次長は「ひさしの側面を洗浄していたなら、そう言えばよく、最初の説明は不自然だ。写真や測定業者の報告内容から、水の噴射で石綿が飛び散った可能性が高い」とみている。

出典URL

http://mainichi.jp/select/news/20130318k0000e040196000c.html

 





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20133172122分に読売新聞から、同日1825分に日本経済新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

17日午前7時45分頃、広島県尾道市瀬戸田町沖の瀬戸内海で、N造船の新造フェリー(1985トン)の試運転に向け、エンジン室で点検作業中だった船舶機器メーカー「Nプロペラ」の社員の男性(58)が回転し始めたプロペラ軸に巻き込まれ、死亡した。


海保によると、フェリーは17日朝、造船工場の約600m沖にエンジンを止めて停泊しており、男性は、スクリューを回すためのプロペラ軸の上に座って計器類の点検作業をしていたという。

 

海保は、N造船の職員が男性に気づかずにエンジンを始動させたとみて、業務上過失致死容疑で調べている。

フェリーは、青森県と北海道函館市とを結ぶ運航会社「津軽海峡フェリー」に27日、納入予定だった。

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130317-OYT1T00357.htm

http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1700R_X10C13A3CC1000/


また318日付で朝日新聞備後版と岡山全県版(いずれも聞蔵)からは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

船体とスクリューシャフト(直径80cm)の間に挟まれた。

エンジンとスクリューをつなぐスクリューシャフトと、スクリューの位置や角度を点検していた。

N造船の社員は、スクリューシャフト付近に人がいないか確認して機械を動かしたが、事故が起きたという。

 

 



 

(2013年8月6日 修正1 ;追記)

 

201382日付で朝日新聞備後版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

N造船で3月、下請け会社の作業員(当時58)が、停泊中の船のスクリューシャフトと船体に挟まれて死亡した事故で、尾道海保は1日、同工場の機装課長の男性(55)と男性社員(30)を、業務上過失致死の疑いで書類送検した。

 

同海保によると、社員がフェリーを試運転する際に、スクリューシャフト付近に作業員がいないことを確認しなかった疑いがある。

課長も、男性社員の報告内容を検証せずにプロペラシャフトを回転させた疑いがある。

 

 

 

 



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20133162119分にNHK札幌から、3171223分にHTBニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

16日午後2時40分ごろ、東川町の小学校の建設現場で、建設中の校舎の建物の基礎部分を覆っていた仮設の屋根が崩れ落ち、屋根を支えていた金属の柱も倒れた。
この事故で、現場にいた作業員の男性(45)が屋根や柱などの下敷きになり、駆けつけた消防隊員などによっておよそ4時間後に助け出されたが、まもなく死亡が確認された。


警察などによると、現場では校舎の基礎部分の工事が行われていて、仮設の屋根などは中に雪が入らないよう、足場にかけられていたという。


警察によると、何らかの原因で歪み始めた足場を補修する作業中に事故は起きたという。
当時、屋根には雪が積もっていて、崩落は雪の重みの影響によるものなのかを含め、警察が17日朝から実況見分を行い、原因を調べている。

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20130316/4f5809bac9d20eb324618d31457bb044.html

http://www.htb.co.jp/news/

 

 

 





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2013317日付で朝日新聞三重全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

16日午前10時20分ごろ、木曽岬町の鉄骨加工会社「T社」の工場内で、工員の男性(62)が鉄骨に挟まれ、頭を強く打って死亡した。

 

警察によると、男性はリモコン操作のクレーンを使って鉄骨(幅30cm、長さ7.35m、重さ1.5トン)を吊り上げ、移動させる作業中だったという。

 

吊り上げた鉄骨のバランスが何らかの原因で崩れ、高さ1.25mまで積み上げていた鉄骨との間に挟まれたらしい。警察が原因を調べている。




(2013年3月30日 修正1 ;追記)

2013317日付の伊勢新聞紙面に、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事が掲載されていた。

警察によると、男性は溶接が終了した鋼材をクレーンで吊り上げ、移動させる途中だったという。

鋼材を積み上げていた際、別の鋼材が落ちてきた可能性が高いとみて、警察で詳しい事故原因を調べている。







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2013316日付で読売新聞九州版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

15日午後6時13分頃、福岡市営地下鉄の橋本車両基地に設置されている地震計から「震度5弱以上の地震が発生した」との誤信号が発信され、運行中の列車全26本が緊急停止した。乗客にけがはなかった。
午後7時50分頃に正常運行に戻ったが、4本が運休し、15本が14分~5分遅れ、約1万800人に影響が出た。


市交通局によると、13日に局内の地震や雨量などを表示するモニターが更新されないトラブルが発生。業者が15日、車両基地にある地震情報を伝える装置に電圧計を当てて点検していたところ、誤作動を起こした。


市営地下鉄では地震計が4か所に設置されており、震度4以上を感知すれば列車は緊急停止する。
2009年12月には、気象庁が訓練用に配信した緊急地震速報により、全線が停止するトラブルがあった。


出典URL

http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20130316-OYS1T00260.htm

 

 




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2013314212分にmsn産経ニュース兵庫から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

セルフ式ガソリンスタンド(GS)で客自身にガソリンや軽油を容器に給油させたとして、県警生活環境課と淡路署は13日、消防法違反容疑で、淡路市のGS「A砿油」志筑給油所の従業員2人と法人としての同社を書類送検した。
捜査関係者への取材で分かった。
いずれも容疑を認めているという。


送検容疑は昨年5月、同給油所に来店した同市内の60代の男性客の適切な監視を怠り、自ら持ち込んだ金属製携行缶とポリ容器にそれぞれガソリンと軽油を給油させたとしている。


捜査関係者によると、男性が同給油所から軽トラックで帰宅中、ポリ容器から軽油が漏れてスリップ事故を起こし、不正が発覚。
県警が昨年6月、同法違反容疑で、同給油所と同社事務所を家宅捜索していた。

出典URL

http://sankei.jp.msn.com/region/news/130314/hyg13031402120004-n1.htm

 

 





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20133132113分にNHK大津から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

今月2日、甲賀市の新名神高速道路で発生した高速バスの車両火災は、エンジンの上部にある、燃料を濾過する部分のネジが1本無くなっていて、そこから軽油が漏れて出火したことが、運行会社などへの取材で分かった。


今月2日、甲賀市の新名神高速道路の上り線で発生した高速バスの車両火災では、エンジン部分から火が出て車両の後部が大きく焼けた。
バスには乗客と運転手合わせて38人が乗っていたが、出火後すぐに車を降りて避難したため、けがはなかった。

 

バスを運行する西日本ジェイアールバスなどによると、車両を詳しく調べた結果、エンジンの上部にある、燃料を濾過する部分で、本来はネジで塞いでいる穴にネジが無く、穴が空いた状態になっていて、そこから軽油が漏れて出火したことが分かったという。


このバスは、車両火災が発生する3日前に年に1回の車検を受けていて、その際、今回出火した部分の部品を交換したという。
車検の後、回送のため大阪と神戸の間を往復した際には異常は起きなかったということで、警察などでは車両の整備状況などの確認を進めている。


この車両火災を受けて、西日本ジェイアールバスでは、200台近い高速バスすべての点検を行い、安全を確認したという。

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/2063178131.html?t=1363207342110


当時の状況は、201332日付で毎日新聞大阪版夕刊から、下記趣旨でネット配信されていた。

2日午前10時ごろ、滋賀県甲賀市の新名神高速道路上り線甲南トンネル入り口付近で、三ノ宮発名古屋行きの西日本ジェイアールバスが走行中に出火し全焼した。
バスは路肩に停車し、運転手と乗客計38人は車外へ逃げてけがはなかった。
県警高速隊は、エンジントラブルとみて出火原因を調べている。

運行する「西日本ジェイアールバス」神戸営業所や高速隊によると、乗客らは別のバスに乗って避難した。
この火災で、上り線の草津田上インターチェンジ(IC)−甲南ICが一時、通行止めになった。


出典URL

http://mainichi.jp/area/news/20130302ddf041040030000c.html

 




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20133132310分に京都新聞から、同日2258分に朝日新聞から下記趣旨の記事が、両方ともに写真付きでネット配信されていた。

京都府は13日、伊根町に設置している太鼓山風力発電所で、風車1基の先端部分が高さ50mから羽根や発電機ごと落下した、と発表した。
落下部分は重さが計約45トンあり、羽根は長さ25mで3枚あったが、付近に人家はなく、けが人はなかった。府は原因を詳しく調べている。

落下したのは6基あるうちの3号機で、地上から約46mのボルト接合部分付近から折れていたという。支柱は鉄製で、切断部分の厚さは8mmだった。

府によると、12日午後7時半ごろ、同発電所を遠隔制御している福知山市の府公営企業管理事務所で3号機の異常を知らせる表示があった。
13日午前9時40分に点検業者が落下しているのを見つけた。
異常を感知した時は風速15m程度だったが、設計上は25mまで発電が可能、また風速60mにも耐えるという。

府は「切断部は風の力を受ける場所で、金属疲労の可能性がある」とし、今後、専門家を交えて原因を調べ、残る5基も点検するという。

同発電所は2001年に運用を開始した。
風車1基あたりの建設費は約1億7800万円。耐用年数は17年で、あと5年残されているという。
風車6基のうち、4、5号機は落雷などで故障していた。
11年度は発電所全体で約400万KW時を供給し、4700万円の売電収入があったが、故障や風力不足が響き約4500万円の赤字だった。
昨年9月に固定価格買い取り制度の対象となって売電価格が1.6倍となり、収益の改善が期待されていた矢先だった。

風力発電の開発などを行う独立行政法人「新エネルギー・産業技術総合開発機構」の伊藤主任研究員は、「過去に宮古島で強風のため風車が根元から倒れた事故はあったが、先端近くが折れるのは聞いたことがない。風による負荷や構造上の問題など詳しい調査が必要だ。」と話している。

出典URL

http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20130313000166

http://www.asahi.com/national/update/0313/OSK201303130153.html


一方、3132215分に毎日新聞からは、折損状況に関し、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。

プロペラ部と支柱の溶接部近くの鉄柱が破断しており、府は老朽化が原因とみて調査している。


出典URL

http://mainichi.jp/select/news/20130314k0000m040086000c.html



(ブログ者コメント)

 

 

「老朽化」とは、使い古して役に立たなくなること。

耐用年数にまだ5年もあるので、この言葉の使用には違和感を感じる。

設計時に金属疲労を十分に考慮していなかったとか施工不良など、老朽化以外のことが原因ではないだろうか?

 




(2013年4月16日 修正1 ;追記)


2013415211分にNHK大阪から、他の風車4基でもほぼ同じ場所で亀裂が見つかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

このトラブルを受け、風力発電機のメーカーが残る5基の緊急点検を実施したところ、1号機をのぞく4基の支柱の計9か所で亀裂が新たに見つかった。


このうち、亀裂がもっとも大きかったのは5号機で、亀裂の長さは支柱の円周の3分の1にあたる約2m30cm、亀裂の深さは支柱の鉄板の厚さ10mmのうち8mmに及んでいたという。

また、見つかった亀裂は、いずれも3号機で支柱が折れた部分とほぼ同じ場所で確認されたという。


京都府は来月、専門家を集めた会議を開いて、支柱が折れたり亀裂が入ったりした原因や今後の対応を検討することにしている。

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20130415/3928811.html



(ブログ者コメント)  

 

20133132227分に読売新聞から、「風車6基はオランダからの輸入品」という趣旨の記事がネット配信されていた。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130313-OYT1T01230.htm 

それが今回は「風力発電機のメーカーが緊急点検」という記事。

オランダからメーカーを呼んだということだろうか?

 



(2013年5月11日 修正2 ;追記)

20135101233分にNHK青森から、深浦町の風車でも支柱に亀裂が見つかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。 

このトラブルを受けて経産省は、同じオランダのメーカーが製造した全国およそ120基の風力発電を対象に緊急点検を実施していたが、点検の結果、深浦町が運営する風力発電所、「白神エナジーパーク」の発電機1基で、風車と支柱をつなぐボルトが破損していたほか、支柱の5か所で、亀裂が確認された。


支柱の亀裂は、伊根町のケースとほぼ同じ部分で見つかったということで、深浦町は風車の運転を止めて周辺の立ち入りを禁止した。


風車の落下や亀裂の原因はわかっていないが、日本風力エネルギー学会の勝呂幸男会長は、「風力発電機が、風の強さや向きなど地域の特性に応じて設計されていたのか、検証する必要がある。全国の風力発電所でさらに詳細な点検をすべきだ」と指摘している。

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/aomori/6084475491.html?t=1368220646727


また20135101945分にmsn産経ニュースからは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。

経産省の通知を受け、町が施設を調べたところ、風車の羽根部分と支柱をつなぐボルトに腐食があるのを発見、4月4日に新しい部品に交換した。
さらに超音波探査で、支柱の5カ所で目に見えない程度の小さい亀裂を確認。近く、詳細に調べる

ことにしている。
 

深浦町の風力発電施設は風車1基で、出力は750KW。平成11年12月に稼働を始めた。

出典URL

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130510/dst13051019500014-n1.htm


一方、201348日付の中日新聞紙面に、オランダのメーカーについて下記趣旨の記事が掲載されていた。

伊根町で落下した風車はオランダのラガウェイ社製。同社は倒産している。



(ブログ者コメント)

 

ラガウェイ社についてネット検索したところ、倒産ではなく他社と合併したという情報が見つかった。

 

 








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2013314日付で読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。   

 

宮崎市大瀬町の廃棄物処理施設「エコクリーンプラザみやざき」で12日夜に起きた爆発について、施設を運営する県環境整備公社の加藤理事長らが13日、県庁で記者会見し、灰溶融設備で爆発があったと明らかにした。


灰溶融設備では、焼却灰などを1500℃ほどの高温になる溶融炉(直径4m、高さ3m)で加熱、炉でできた溶融物を水砕槽(ステンレス製、縦6m、横11m、幅1.7m)で急冷して、再利用可能なガラス状の粒子に加工している。


公社によると、爆発は溶融炉を制御室からの遠隔操作で傾け、溶融物を水砕槽に移す作業中に発生した。午後7時30分頃、制御室の職員が灰溶融設備から2度の爆発音を確認し、消防に通報した。
水砕槽が大きく破損し、溶融炉を支える鉄製の架台が変形、設備室のシャッターが破損したという。出火はなく、けが人もなかった。
消防は、水砕槽で水蒸気爆発が起きた可能性が高いと見て、原因を調べている。


エコクリーンプラザみやざきは、宮崎市など10市町村の一般廃棄物などを処理する施設として2005年11月に本格稼働。年間約16万トン、1日当たり約500トンの廃棄物を受け入れている。    

 

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20130313-OYT8T01316.htm

 

 

 

(2013年3月30日 修正1 ;追記)   

 

2013314日付の宮崎日日新聞紙面に、補足説明的記述が下記趣旨で掲載されていた。   

 

灰溶融炉施設は、一般廃棄物などの焼却灰を1500℃の高温で溶かし、減量・固形化する施設。

溶かす過程で、灰に含まれている金属を「溶融メタル」として分離している。

 

12日は、灰溶融炉をゆっくり傾け、炉の底にたまった溶融メタルを急速に冷やすための水槽に移していたところ、爆発した。

 

この作業は3、4日に一度、行っている。

施設のメーカーによると、同様の事故は過去にないという。

溶融メタルは銅が主で、売却している。事故時、炉には7~10トンのメタルがあったとみられる。  

 

 

一方、20133281315分にNHK宮崎からは、5年前にも操作ミスとみられる爆発事故があったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。   

 

「エコクリーンプラザみやざき」を運営する公社の理事会が28日開かれ、3月12日に起きた爆発事故について説明した上で今後、早急な原因究明に取り組むことなどを確認した。

 

理事会の冒頭で、加藤理事長が「関係者のみなさまには大変なご迷惑をおかけして誠に申し訳ありませんでした」と謝罪したあと、施設の担当者が

□事故が起きた設備では、5年前にも操作ミスによる爆発とみられる事故があり、一部に亀裂が入っていた

□廃棄物や汚染水などの流出はないものの、周辺の環境調査をしている

ことを説明した。

また、今のところごみの受け入れに問題はないとした上で、今後、調査に必要な、破損した施設の補強工事が終わり次第、事故原因の究明に取り組むことを確認した。   

 

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/5063482291.html

 

 

 

(2014年4月4日 修正2 ;追記)

 

2014325日付で朝日新聞宮崎版(聞蔵)から、塩分濃度が異常に高かったため水蒸気爆発が起きたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

公社は24日、定例理事会を開き、灰溶融炉の事故は水蒸気爆発だったとする調査結果を報告した。

公社によると、事故は灰溶融炉で熱した高温の溶融物を冷やしてメタルにするために水槽に移す際に起きた水蒸気爆発だった。

水槽周辺に燃えた跡がなく、槽内に残されたメタルの特徴などから判断した。

 

主な原因の一つに、高温で溶融する灰の塩分濃度が異常に高くなっていたことを挙げた。

溶融物に含まれる塩類は、水蒸気爆発を引き起こす可能性があるという。

担当者は、「なぜ、濃度が高くなったかはわからない」と話した。

 

理事会では、「(灰溶融炉を)廃止したらどうか」との意見も理事から出たが、理事長は、「(存続は)市町村など行政サイドが方向性を示すこと」と話した。

 

 

325日付で毎日新聞宮崎版からも、同主旨の記事がネット配信されていた。

 

公社によると、爆発事故は焼却灰などを溶融炉で溶かした後、冷却して粉砕する「1号水砕槽」で起きた。

溶けた灰の中に本来取り除かれるべき塩素が残っていため、爆発が起きたという。

 

出典URL
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20140325ddlk45040705000c.html

 

 

 

 

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201331311分に読売新聞から、同日931分にNHK名古屋から、3121720分に朝日新聞からは写真と図解付きで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。また、313日付の山梨日日新聞紙面にも同主旨の記事が掲載されていた。    

 

12日午後0時半頃、岐阜県美濃市富野の木材加工会社「Wテック」で、工場から出た木くずを集める集じん機を点検しようとした従業員の男性2人が倒れ、助けに向かった別の従業員も倒れた。


3人は病院に運ばれたが、いずれも死亡が確認された。死因は酸欠による窒息死。
警察は、何らかの原因で木くずが燃え、酸素濃度が低下した可能性があるとみて調べている。


警察によると、死亡したのは、いずれも同社社員のIさん(70)、Hさん(34)、Tさん(50)。
警察によると、木くずは、集じんパイプ(直径約30cm)からダクト(同約80cm)を経て3基の集じん機に集められる構造になっており、IさんとHさんは、2基目の集じん機(高さ約5.4m、幅約2.4m、奥行き約5.8m)とダクトの接続部分で、Tさんは、集じん機の中で倒れていた。  


IさんとHさんは、集じんパイプから煙が出ているのに気付き、確認のため集じん機に向かった。
その後、助けを求める声がしたため、Tさんは別の同僚(33)と助けに入り、意識を失って集じん機内に落ちたという。
捜査関係者は、「Iさん、Hさんを接続部分からダクトに押し上げようとしているうちに、意識をなくして落ちたのではないか」と推測した。

 

消防によると、Iさんらが倒れていた場所は、酸素濃度が空気中(約21%)の半分の10%ほどだった。


警察などによると、いずれも通常の作業着のままで酸素マスクなどはつけていなかったという。
木工会社の社長は、「木材を加工する際に火花が出て木くずから煙が出ることはまれにあり、以前にダクトでぼやが起きたときには作業員が自力で消火した。今回も状況を確認しようと見に行ったのではないか」と話している。


Wテックは、住宅のフローリングや壁などを製造する木質建材メーカー。従業員は35人。    

 

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130312-OYT1T00896.htm

http://www.asahi.com/national/update/0312/NGY201303120006.html

http://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20130313/3155631.html     

 

 

その後、3141019分と3151059分に岐阜新聞から、CO2消火器が自動作動した可能性を示唆する、下記趣旨の記事がネット配信されていた。     

 

集じん機には煙や高温を感知した場合に炭酸ガスを充満させる消火装置が付いていたことが13日、同社への取材で分かった。
W社の関係者によると、当時は木材の穴開け加工をしており、摩擦熱で発火するなどした木くずを集じん用パイプが吸い上げ、煙が出たことにより消火装置が作動した可能性があるという。
警察は、装置が事故当時に作動、機内の酸素濃度が低下した可能性もあるとみて、安全管理体制などを調べている。

社長によると、5年ほど前にあった機内でのぼやで消火装置が自動的に作動したという。
その後、ダクト内に木くずがたまらないよう清掃を指示していたが、点検時のマニュアルはなかった。
社長は、「(死亡した)3人も装置の仕組みを分かっていた」としているが、3人は酸素マスクを装着していなかった。

集じん機の製造会社は、「設置した20年前はダクトに点検口はなかった。装置が働く可能性もあり、ダクトに人が入ることは想定していない」と指摘。
現在、炭酸ガスが使われた形跡があるかどうかをボンベメーカーに確認しているという。

一方、県警によると、通常時の血中CO2濃度は35.0~45.0mHgだが、3人はいずれも3~4倍で、死因は酸欠や二酸化炭素中毒による窒息死とみられる。   

 

出典URL

http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20130314/201303141019_19556.shtml

http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20130315/201303151059_19565.shtml

 

 

 

(2013年12月2日 修正1 ;追記)

 

20131129946分にNHK東海NEWS WEBから、二酸化炭素消火器で火が消えたのを確認しようと中に入ったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

今年3月、岐阜県美濃市の木工工場で、木くずがくすぶった集じん装置の中に入り、火が消えたのを確認しようとした作業員3人が、酸欠で死亡した事故をめぐり、岐阜労働局は、県内で木材加工を行っている事業所に、火災など緊急時の体制を整えるよう文書で求めた。


今年3月、美濃市富野の木工会社の工場では、中で木くずがくすぶった集じん装置に入り、二酸化炭素で火が消えたのを確認しようとした作業員3人が、酸欠のため死亡する事故があった。


この事故を調査してきた岐阜労働局では、作業員が空気マスクを着用しなかったことや、緊急時に指示を出す責任者も明確ではなかったことが事故につながったと28日までに判断したという。

 

このため、労働局は、県内で木材加工を行っているおよそ230の事業所に対し、作業員に安全教育を行うなどして、火災などの緊急時に対応できる体制を整えるよう文書で求めた。
岐阜労働局では、「同じような事故を防ぐ取り組みを今後も進めたい」としている。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20131129/3419771.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

新情報に合せて、タイトルも変更した

 

 

 

(2014年3月21日 修正2 ;追記)

 

2014320205分に毎日新聞から、立ち入りを禁止しなかったなどとして社長らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

関労基署は20日、同社社長(62)と最高顧問(67)の男2人と、法人としての同社を労安法違反容疑で書類送検した。
同署によると、容疑について社長は「酸欠状態になることを知らなかった」と一部を否認、最高顧問は認めているという。

送検容疑は、火災時は消火設備の作動で集じん機内が酸欠状態になることを知りながら、立ち入りを禁止せず、危険性を知らせる看板の設置なども怠ったとしている。
 
事故を巡っては、岐阜県警も業務上過失致死容疑で捜査している。

出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20140321k0000m040066000c.html

 

 

3201636分にNHK岐阜からも、同主旨の記事が若干異なる表現でネット配信されていた。

 

同署の調べによると、集じん機には二酸化炭素を噴射する消火装置が設けられていて、3人はまだ二酸化炭素に満たされた状態のダクトに入り酸欠になったという。


このため同署では、酸素マスクなどを装着した人以外は立ち入り禁止にすべきなのに表示も設置していなかったとして、書類送検した。


Wテックでは「まだ詳しい状況を把握できていないため今のところコメントできません」と話しています。

 

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/gifu/3083121331.html?t=1395349696922

 

 

 

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2013311日付で関西電力HPに、下記のプレスリリースが図解付きで掲載されていた。

舞鶴発電所1号機(定格出力:90万kW)は、運転中の2月27日にボイラへの補給水量が増加し、監視を強化しておりましたが、2月28日に補給水量がさらに増加したため、漏水の疑いが強いと判断し、同日13時09分に停止操作を開始しました。

 

3月1日2時55分に運転を停止した後、ボイラの冷却を行い、詳細な点検を行った結果、ボイラ上部の配管4本に損傷を発見しました。
原因については、ボイラ配管外面が、石炭を燃焼させた後に発生する石炭灰と接触することにより磨耗し、1本が損傷に至り、そこから高温高圧の水が近傍の配管に噴き出したことで、他の3本も損傷に至ったものと推定しています。

 

なお、当該配管については取替えを行うとともに、当該配管付近の点検を実施したところ、5本の配管で磨耗しているのが確認できたため、併せて取替えを行いました。
その他の類似箇所も点検した結果、設備の健全性が確認できたことから、10日17時26分に起動操作を開始し、本日13時02分に並列しました。
本日18時頃に通常運転を開始する予定です。

出典URL

http://www.kepco.co.jp/pressre/2013/0311-1j.html

 





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201331126分に毎日新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。また同日234分に日テレNEWS24から、445分にTBS NEWSから、同主旨の記事がネット配信されていた。   

 
10日午後6時15分ごろ、名古屋市熱田区の大型商業施設「イオンモール熱田」1階で、改装工事中のテナント店を覆う壁が通路側に倒れ、買い物に来ていた女性3人が軽傷を負った。

警察によると、壁は仮設の石こう製で、高さ約5m、幅約9m、厚さ1.3cm。
同県の主婦(41)が前歯2本を折り、長女の大学生(19)が右手中指を切り、別の主婦(42)が左足首に打撲を負った。

イオンモールによると、テナント店は2月18日から休業中で、4月中旬に再オープンする予定だった。
この壁は先週から設置されていて、これまで特に異常はみられなかったという。
当時、テナント店内は無人で、作業は行われていなかったという。

目撃した人は、「ミシミシミシっていった後に徐々に倒れてきて、一気に倒れたのでそれで気付きました」と話していた。   

出典URL

http://mainichi.jp/select/news/20130311k0000m040126000c.html

http://news24.jp/articles/2013/03/11/07224561.html

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye5277820.html

 

 

 

(2014年2月27日 修正1 ;追記)

 

2014218日付で毎日新聞愛知版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

県警熱田署などは17日、工事の現場責任者だった尾張旭市の会社員の男(38)ら2人を、業務上過失傷害の疑いで書類送検した。


容疑は昨年2月17〜18日、粉じんなどの飛散防止のため、石こう製の壁(高さ約5m、幅約9m、厚さ2.2cm)を設置した際、壁を鉄骨に固定するためのねじの長さが足りず、固定が不十分だったとしている。


同署によると、昨年3月10日午後6時15分ごろ、強風で壁が通路側に倒れ、買い物に来ていた豊山町の主婦(42)ら3人が首などを打ち、軽傷を負った。

 

出典URL
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20140218ddlk23040098000c.html

 

 

 

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2013391524分にNHK甲府から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。 


9日午前11時すぎ、南アルプス市下今諏訪の建築や内装を行う会社で、倉庫のトタン屋根に登って作業をしていた塗装工の男性(47)が、屋根を踏み抜いて約5m下に転落した。
男性は病院に運ばれたが、全身を強く打ってまもなく死亡した。


警察によると、男性は屋根に登って塗装作業を行っていたが、命綱はつけていなかったということで、警察は、ほかの作業員や現場監督に話を聞くなどして、事故の原因や安全管理に問題がなかったか調べている。 

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/kofu/1043077111.html?t=1362862947797

 

 



(2013年3月30日 修正1 ;追記) 

2013310日付の山梨日日新聞紙面には、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事が掲載されていた。

トタン屋根のさび止めの塗装工事をしていた際、鉄骨スレート葺き倉庫の屋根を踏み抜いた。

 

 

 




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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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