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7日午後7時半ごろ、松山市馬木(うまき)町のコンクリート製造会社「Eコンクリート工業」から、「作業員数人が生き埋めになった」と119番通報があった。
工場内にある原料用の砂を保管する貯蔵施設の中に男性作業員4人が埋まり、約4時間後までに救出されたが、2人が死亡、2人は意識があるという。
死亡したのは、いずれも同社社員の男性2名(53歳、47歳)。
警察などによると、貯蔵施設は「骨材ヤード」と呼ばれる縦横6m、高さ約9mの箱状の構造。
施設の底にある排出口の機械が故障したため、8日に予定されている修理に備えて作業員6人が、この日午後5時ごろから、命綱を使わずに施設内に入り、スコップなどで、底から数mの高さまでたまっていた湿った砂を取り除いていた。
この際、壁沿いに約6mの高さで残っていた砂が崩れ、4人が埋まったという。
生存者2人は上半身が砂から出た状態だった。
9日、盛り上げた砂の崩落を防ぐ網を設置していなかったことが、警察への取材でわかった。
また、安全確保のための監視役が、事故時に立ち会っていなかったこと、過去にも貯蔵室内で体の一部が埋まる砂の崩壊が起きていた可能性があり、社が把握していたかは不明だが、着用を求める声が上がっていたということも判明した。
8日に部品を修理する予定だった機械修理業の男性(57)は、以前、今回のような砂を除去する作業の経験があるといい、通常は上部から縄ばしごを使い、スコップや足で側壁の砂を削り落としていくという。「砂場にあるような砂。危険性を考えて命綱を付けていた」と話した。
中災防では、こうした砂などの崩落の危険性がある施設で作業をする場合、命綱をつけることなどが望ましいと呼びかけている。
施設の総容量は400トンで、事故当時は砂が50トンほど入っていたという。
同社のホームページによると、生コン製造会社として1971年に設立。敷地内にはミキサー車に生コンを積み込むプラントのほか、セメントや砕石、砂などを貯蔵する施設がある。砂や砕石の貯蔵施設は、容積320m3のものなど7基ある。ベルトコンベヤーで上部から砂などを入れる構造という。
近所の住民らによると、午後7時半ごろから救急車や消防車が10台以上出動し、救助活動が始まり、辺りは騒然となった。近くに住む女性(66)によると、スコップなどを手にした救急隊員が、貯蔵施設の外の通路を上って「おーい、おーい」と大きな声で捜索していたという。女性は「身近でまさかこんなことが起きるなんて怖い」と話した。
現場は松山市郊外で、倉庫や工場が立ち並ぶ一角。JR予讃線の伊予和気駅から北に約800m。
出典URL
http://www.asahi.com/national/update/0707/OSK201207070119.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120707-OYT1T00779.htm
http://www.47news.jp/CN/201207/CN2012070901001331.html
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/news/20120709-OYT8T01190.htm
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20120710/news20120710977.html
(2013年3月20日 修正1 ;追記)
2013年3月19日2時3分にmsn産経ニュース愛媛から、3月18日17時49分に共同通信から、社長らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
松山西署は18日、業務上過失致死傷容疑で、同社の社長(61)と工場長(58)、現場責任者の3人を書類送検した。
容疑は、昨年7月7日、コンクリートの原料の砂を貯蔵する「骨材ヤード」の砂をかき出す作業の際、安全帯や砂の崩落を防ぐ防護網を使うよう指示するなどの安全管理や指導を怠ったとしている。
同署によると、当時骨材ヤード内には高さ約6mの砂が入っており、3人が事故を予見できたと判断した。
同署によると、社長と工場長は容疑を認め「責任がある」と話している。社長は工場長や従業員に安全管理を指示する立場にあった。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130319/ehm13031902040000-n1.htm
http://www.47news.jp/CN/201303/CN2013031801001759.html
原子力安全・保安院は9日、日本原電敦賀原発で、下請け企業が同原発敷地内にある断層のボーリング調査をしている際、誤って原子炉を冷却するための配管に穴をあけたと発表した。
原子炉運転中であれば原子炉を冷却するための海水が流れる重要な設備だが、現在、同原発は定期検査中のため、配管内には何も入っていなかった。放射性物質の漏洩もないという。
保安院によると、配管に穴をあけたのは6日午後2時ごろ。
同原発2号機近くの路上をボーリング調査中、約5.4m掘り進めたあたりで金属製配管(厚さ約2.6cm、直径約4.2m)に接触、直径約8.6cmの穴をあけたという。
保安院によると、配管の中心の位置は図面で確認していたが、配管の太さの確認が十分行われていなかった可能性があるという。原電で原因を調べている。
同原発では、原子炉の直下にある断層が活断層の可能性があるとの指摘が一部の専門家からあり、保安院の指示を受けて6月18日から計57カ所のボーリング調査を実施していた。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120709/crm12070919040022-n1.htm
一方、2012年7月9日22時43分にmsn産経ニュースwestからは、予定外の場所をボーリングしたというニュアンスの記事がネット配信されていた。
日本原電は9日、敦賀原発2号機で、軟弱な地層「破砕帯」を調べるボーリング調査中、冷却用の海水を通す配管に誤って穴を開けたと発表した。
定期検査中で海水はなく乾燥していたため、周辺環境に影響はないという。
原電によると、6日午後2時ごろ、地中に埋められた、海水を通す配管(内径4.2m)を誤って貫通、直径約7cmの穴が開いた。
作業前の調査では、配管から約1m離れた地点を掘削する予定だった。
原電は、原子力安全・保安院から原発近くの活断層に伴って破砕帯が動く可能性を指摘され、再調査中。
原因が判明するまで45カ所でのボーリング調査を中止している。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120709/waf12070922480015-n1.htm
(2012年7月21日 修正1 ;追記)
2012年7月17日2時1分にmsn産経ニュース福井から、7月16日21時3分にNHK福井から、また7月17日付で毎日新聞福井版から、地質調査会社の図面作成ミスが原因だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
日本原電は16日、地質調査会社の担当者が6月に掘削計画の図面を作成した際に、配管の位置を誤って記載したのが原因と発表した。
原電は同日、ボーリング作業を再開、損傷した配管は補修するとしている。
原電によると、担当者は、冷却用の海水を供給する配管2本の位置を示す図面を作成した際に配管の中心線を2本引いたが、その後、中心線を配管の幅と誤解し、そのままにした。
配管は直径4.2mで、1m離れて2本並んでいる。
原電は、地質調査会社から提出された図面を確認しておらず、また、現場でも口頭で確認しただけだったという。
日本原電は今後、委託会社に地下にある配管などの位置を確認するためのチェックシートを作らせ、正確な図面を作成させるとともに、図面を日本原電でもチェックするとしている。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120717/fki12071702010000-n1.htm
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20120717ddlk18040317000c.html
http://www.nhk.or.jp/lnews/fukui/3053610391.html
一方、日本原電のHPには、より詳しい原因が図解付きで、以下の趣旨で掲載されていた。
〇請負会社は、当社から提示された埋設配管が適切に示された図面により、ボーリング位置と埋設物の位置を示す図面を作成する際、2本が並んで埋設されている循環水配管の中心だけを破線で表記したため、2本の破線を1本の配管の幅と誤解し、ボーリング位置と循環水配管とは干渉しないと判断した。
〇当社は、請負会社が作成した位置図の提示を求めず、循環水配管の位置が正確に反映されているかの確認をしていなかった。
○今後は、今回事例で言えば、2本の循環水配管の中心線(一点鎖線)に加え、配管の幅(破線)も分かるように記載する。
出典URL
http://www.japc.co.jp/tsuruga/news/2012/pdf/20120716.pdf
(ブログ者コメント)
□報道各社からの一連の記事を読み終わって感じたのは、「中心線なら一点鎖線の筈。一点鎖線2本を、どうして配管幅と誤解したのだろう?」ということだった。
それが日本原電のHPを見てみると、中心線を破線で描いていたとのこと。それで納得できた。
□それにしても、ブログ者は学生時代、中心線は一点鎖線で描くものと教わったが、この担当者は、なぜ破線で描いたのだろう?
一点鎖線と破線とで、描く手間はそう変わらない気がするのだが・・・。
それ以前の話として、この地質調査会社では、破線で描いても構わないのだろうか?
□図面を描く人と現場で図面を見る人が別人であれば、破線で描く筈はない。
自分で見る図面だからと、何らかの理由で、破線で描いたのではないだろうか?
しかし、そうだとしても、人間の記憶は実に当てにならないもの。
この点、自分で描いたものを自分が見る図面であっても、ルール通りに描くべきだ。
□この事例のポイントは、そういった間接原因にあると思うのだが、残念ながら、破線で描いた理由に触れている情報は、一つも見当たらなかった。
6日午前3時半すぎ、天理市遠田町の運送会社「Eライン奈良」の敷地で、高さ1.3mの作業場からフォークリフトが転落。運転していた社員の男性(52)が下敷きになって死亡した。
警察によると、男性はトラックから積荷を降ろしていたが、トラックが急に前に動いたため、作業場から落ちたという。
(2012年8月8日 修正1 ;追記)
2012年8月4日2時16分にmsn産経ニュース奈良から、また8月4日付で毎日新聞奈良版と朝日新聞奈良版(聞蔵)から、無資格運転だったなどの新情報が、下記趣旨でネット配信されていた。
奈良労基署は3日、作業員に無資格でフォークリフトを運転させたなどとして、労安法違反の疑いで、「Eライン奈良」と男性代表取締役(64)をそれぞれ書類送検した。
容疑は7月6日、同社の敷地内で、男性作業員にフォークリフトを無資格と知りながら運転させ、法令で定める作業計画も作っていなかったとされる。
男性作業員はトラックの荷台との段差を解消するプラットホーム上でフォークリフトを運転し、トラックから荷物を積みおろす作業中、フォークリフトごと1.3m下の地面に転落し、死亡したという。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120804/nar12080402160001-n1.htm
http://mainichi.jp/area/nara/news/20120804ddlk29040624000c.html
5日午前5時ごろ、江津市の化学工場、日本製紙ケミカル江津事業所で、高さ約10m、容量約600m3の屋外貯蔵タンクから化学物質の水酸化マグネシウムの溶液が漏れ出しているのを訪ねてきた業者が見つけた。
工場が確認したところ、漏れ出した溶液はおよそ8m3で、一部は近くの江津港に流れ込んでいた。
この工場ではパルプを製造していて、水酸化マグネシウムは木材から繊維を取り出す過程や工場から出る排水を中和する際に使っている。
水酸化マグネシウムは触れると目や皮膚を刺激することがあるが、これまでのところ当時、工場で作業をしていたおよそ30人の作業員の中に被害を訴えている人はいないという。
また、海保などによると、アルカリ性で海水にも含まれる成分で、人や生態に影響はないレベルだという。
工場によると、タンクの内部の溶液の濃度が通常に比べて薄まっていることから、何らかの理由で水がタンクに入り込み、タンクの上部にある排気管から溶液が漏れ出したと見られるという。
海保は、工場の関係者から話を聞くなどして、環境への影響や詳しい状況を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/matsue/4033353541.html
県教委は5日、臼田高で4日夕に男性教諭がプールの消毒作業を準備する際、使用する薬品を間違え、有毒な塩素ガスが発生したと発表した。
けが人はなく、同高は安全を確認するため5日は休校した。
県教委などによると、教諭は4日午後5時半ごろ、プール脇の機械室の消毒用タンクに、本来の次亜塩素酸ナトリウムではなく、藻などの浮遊物を集める際に使うポリ塩化アルミニウムを投入し、塩素ガスが発生した。
教諭はすぐ異臭に気が付き、逃げて消防に連絡した。「思い込みで薬品を間違えた」と釈明したという。
混ざり合った液体がゼリー状になって除去できないため、窓ガラスの目張りとタンクの密閉で対応。
連絡を受けた消防が5日、塩素ガスを中和する消石灰をタンクに入れ、ガス発生が止まったことを確認した。
出典URL
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20120706ddlk20040085000c.html
一方、7月6日12時5分に読売新聞からは、若干ニュアンスの違う記事がネット配信されていた。
薬品は別の保管庫で管理していたが、教諭は容器の表示などをよく確認していなかったという。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120706-OYT1T00271.htm
(2012年7月29日 修正1 ;本文加筆修正)
2012年7月5日付で信濃毎日新聞紙面に掲載されていた記事を元に、本文を加筆修正した。
(ブログ者コメント)
この2物質の混触事故はしばしば発生しているが、混じり合った物質がゼリー状を呈するという報道は初めてだ。
4日午後4時ごろ、名古屋市緑区の国道23号を走っていた緑消防署大高出張所の救急車から出火し、全焼した。
胸の痛みを訴え搬送されていた70代女性と救急隊員3人にけがはなかった。
女性は代替車に移され、当初予定から10分ほど遅れて、緑区内の病院に運ばれた。
市消防局によると、運転していた隊員が救急車の右側の異常に気付き停車した。
煙が出ていて患者を下ろした後、炎が上がったという。
同局が調べたところ、救急隊員が約2時間前に車体底部でエンジンオイルのフィルター交換作業をした際、油漏れを防ぐゴム製リングを違う場所に取り付けたために走行中に油が漏れ、高温の排気管に噴出したのが原因だったという
会見した同局の消防部長は「市民の生命・身体を守る救急車が患者を搬送中に火災を起こしてしまい、申し訳ありませんでした」と謝罪した。
同局では、市内にある同じ車種の救急車22台を緊急に点検、異常がないことを確認した。
一方、去年4月にも走行中の救急車から白煙が出る同様の事故が発生。市消防局は整備担当者を集めて研修するなどしていたが、徹底されていなかった。
同局は、今後、部品交換をした際のチェック体制を強化するなど再発防止に努めたいとしている。
出典URL
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2012070490231011.html
http://www.nhk.or.jp/lnews/nagoya/3003394411.html
http://www.47news.jp/CN/201207/CN2012070601001940.html
(ブログ者コメント)
熱面が着火源になった事例として、紹介する。
東急電鉄は5日、東急目黒線西小山駅で4日午前、ホームの天井からアルミ製パネル(重さ約1.5kg)が落下し、男性客が膝に軽傷を負ったと明らかにした。
男性は60歳ぐらいで、自力で歩いて駅を出たという。
東急によると、パネルは縦60cm、横80cm、厚さ0.1cm。
ビスで6カ所固定していたが、パネルに開けた穴が本来より約2.5mm広がっていた。
天井裏で補修作業していた作業員が誤ってパネルに体重をかけたためビス留め部分が破損し、急行列車通過時の風と振動に耐えられなくなって落下したとみられる。
同社はパネルを修復し、同様の取り付け方法で設置された天井パネルを触手で緊急点検。以降、作業方法の見直しや点検を強化するとしている。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120705/dst12070514310012-n1.htm
http://www.asahi.com/national/update/0705/TKY201207050206.html
http://www.tokyu.co.jp/railway/railway/mid/oshirase/owabi120705.html
4日午前0時45分ごろ、福岡市博多区那珂の果物加工場「Fシステム福岡センター竹下工場」の男性従業員から、「のどや目が痛い」との119番通報があった。
消防などが駆けつけたところ、工場内では塩素系の刺激臭がしており、従業員の男女10人が、のどの痛みなどを訴えた。このうち21歳と33歳の男性2人が救急車で市内の病院に運ばれた。治療の必要はなかったという。
警察などによると、従業員が3日午後6時ごろ、工場の機械を清掃した際に、塩素系洗剤の使用量を誤ったことが異臭の原因とみられるという。
防護服姿の消防隊員らも出動し、付近は一時騒然となった。
出典URL
http://www.asahi.com/national/update/0704/SEB201207040003.html
7月4日14時8分に西日本新聞からは、床掃除の漂白剤説が下記趣旨でネット配信されていた。
消防によると、夜勤の従業員10人が果物を切ったりパック詰めをしていた。
3日夕方まで勤務したグループが床を掃除する際に塩素系の漂白剤を使っており、密閉性の高い工場で臭いが強まった可能性があるという。
取材に対し工場は「原因を調べ、再発防止に努めたい」と話した。
通報を受けた市消防局は「毒物かもしれない」と消防車や救急車計16台を出動させた。物々しさに近所の人たちが驚き工場周辺は一時騒然とした。
出典URL
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/311001
2012年7月4日2時37分にmsn産経ニュース三重から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午前9時ごろ、伊賀市のアルミニウム粉末製造販売「Ⅿ社」の三重工場で「爆発した。出火し、黒い煙が上がっている」と、近くの住民が119番した。
20~40代の作業中の従業員2人と隣接する自転車物流センターのアルバイト従業員2人の男性4人が腕のやけどなど軽傷を負い、病院に搬送された。
消防によると、工場内の溶解炉が爆発し、一時、火災も発生。
工場の従業員2人が、爆風で飛んできた破片が当たり、やけどを負うなどした。
爆発の際、有毒ガスが漏れたとみられ,物流センターのアルバイト男性2人は「のどが痛い」などと訴え、耳が聞こえにくくなるなどの症状も出た。
消防隊員らは,溶解炉近くでガスの発生をおさえるため,乾燥した砂をかけるなどした。
警察などによると、工場はアルミニウムの地金を溶かしアルミ粉末を生産。
溶解炉のアルミの粉塵を集めるバグフィルター周辺の損傷が激しく、粉塵が水と反応し水素ガスが発生し爆発したとみている。
爆発で、隣接する物流センターの壁面がはがれ落ち、周辺の3工場で窓ガラスが割れるなどの被害が出た。
また、爆発時に轟音が周囲に響き渡り、現場は一時は騒然となった。
約500m離れた花之木小学校では、授業中の児童たちが一時、机の下に避難。校長は「ドーンという大きな音がして、地震かと思った。子供たちは担任の指示をよく聞いて行動してくれ、被害がなくてよかった」と驚いた様子で語った。
Ⅿ社は大阪府堺市に本社があり、三重工場の従業員は29人。昭和58年に「上野工場」として現在の工場を建設した。
現場は名阪国道・大内インターから西約1kmの工場団地の一角。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120704/mie12070402370000-n1.htm
一方、7月4日付で毎日新聞三重版からは、爆発時の作業状況や粉じん爆発の可能性に関し、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察などによると、爆発当時、工場内には社員ら17人がいた。
けがをした男性が、製造ラインにたまったアルミ粉末を空気で排出するスイッチを押した直後に爆発したという。
製造ラインの後半部にあり、粉末を集める「バグフィルター設備」の建屋(平屋約100m2)の損傷が最も激しく、他の製造ラインの建屋7棟(100m2)が大破したほか、別の9棟も壊れた。
同工場は83年に稼働し、敷地面積は約4万m2。
取材に対し、同社の社長は「バグフィルターの一つ前の工程で、静電気によって発火し、粉じん爆発した可能性がある」と話した。
出典URL
http://mainichi.jp/area/mie/news/20120704ddlk24040326000c.html
ただ、7月5日付の伊勢新聞からは、上記報道と違い、社長が静電気説を否定したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
社長は爆発の原因について、「静電気ではないと思う」とし、十二年前に同工場で発生した爆発とは原因が異なる可能性について言及。
施設内に水が入り込んだ可能性についても、「水蒸気爆発を防ぐために以前から改良を施していたため、水が入り込むとは考えにくい」との考えを示した。
その上で、「早急に原因を究明して施設を見直し、爆発を防ぐ仕組みを整えたい」と話した。
また、警察は同日、消防や県警科捜研と共同で実況見分を実施。同工場の職員から説明を受けて、爆発の原因や被害状況を調べた。
アルミ粉を製造するラインの後半に位置し、爆発による損傷の激しい集じん施設を中心に調べたという。
出典URL
http://www.isenp.co.jp/news/20120705/news07.htm
(ブログ者コメント)
□アルミニウムの粉が粉じん爆発を起こした事例は数多い。
水素爆発の可能性も報道されているが、「水が入り込むとは考えにくい」状況からすると、粉じん爆発だったのかもしれない。
□もし粉じん爆発だったとすれば、以下の点が気になるところだ。
①バグフィルターに導電性ろ布を使用していたか?
②粉じん爆発を起こしやすいアルミニウムの粉を、なぜ空気で排出していたのか?空気で排出しても安全だと評価した理由は?
□とまあ、上記2点は、最初の爆発に関する考察。
バグフィルター設備のある建屋以外の建屋もかなり損傷を受けているらしい点からすると、最初の爆発で生じた爆風で周囲のアルミ粉が舞いあがるなどして、二次、三次の粉じん爆発が起きた可能性も考えられる。
(2014年7月4日 修正1 ;追記)
2014年3月15日付で伊勢新聞から、社長らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3月14日22時5分にmsn産経ニュースwestからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
県警捜査一課と伊賀署は14日、業務上過失傷害容疑で、同社社長(46)や工場長(45)ら4人を書類送検した。4人とも容疑を認めている。
送検容疑は、製造したアルミ粉末を集めるための集じん機内に粉末が機械に詰まるのを防ぐ清掃装置を導入した際、安全な手順を確立しないまま従業員に作業させ、爆発で作業員男性(45)ら4人に重軽傷を負わせた疑い。
県警によると、事故は、溶けた高温のアルミを風で飛ばして粉末にする工程で発生。
アルミ粉を集める集じん機内部に余分なアルミ粉が付着するのを防ぐ装置「パルスエアー」の電源を入れた直後に爆発した。
県警によると、同社は事故の約2カ月前から同装置を使い始めたが、安全な手順は策定していなかった。
県警は、作業員が誤った手順で同装置を起動させ、可燃物のアルミニウム粉末が集じん機内で舞い上がり、静電気などが着火源になって爆発したとみている。
この爆発で、同工場から半径約1km圏内の家屋や事業所でガラスが割れたり壁が壊れ、約1億8千万円の被害があった。
出典URL
http://www.isenp.co.jp/news/20140315/news01.htm
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140314/waf14031422070018-n1.htm
2014年7月3日21時2分にNHK津から、4人が不起訴になったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月4日付の朝日新聞三重全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
業務上過失傷害の疑いで書類送検された社長ら4人について、検察は、過失を証明する十分な証拠が集まらなかったとして、全員を不起訴にした。
検察は、処分理由について「どうすれば爆発を避けられたのかについて、証拠が不十分だった」とコメントした。
Ⅿ社は事故について、「近隣の方々や関係者に深くおわびするとともに再発防止策の徹底に取り組みます」というコメントを出した。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/tsu/3075720681.html?t=1404422508227
Keyword ; dust explosion , accident
君津市の新日本製鉄君津製鉄所で3日朝、高炉で加熱されたコークス約3トンが漏れ出す事故があった。
けが人はなかったが、同製鉄所では3年前にも別の高炉で同様の事故が起きており、地元住民からは安全対策の徹底を求める声が上がった。
事故が起きたのは3日午前8時55分頃。
鉄の原料となる銑鉄を作る第2高炉(高さ約30m、直径約15m、炉内容積約4500m3)で、約1000トンのコークスと鉄鉱石を混ぜて炉の中で約2200℃まで加熱していたところ、炉につながっている熱風を送り込む配管38本のうちの1本が外れてコークスが漏れ出した。
駆けつけた消防が放水して冷却、製鉄所内に煙や水蒸気が大量に上がったものの、火災にはならずに済んだ。海への流出はなく、高炉の建屋内にとどまっており、けが人はいないという。
第2高炉は1969年に設置。今年5月下旬に操業を止め、配管部分を含め、3度目の定期修繕を実施した。同社は「その際には問題はなかった」と説明している。
警察が、配管の外れた原因などを調べている。
現場はJR内房線木更津駅の南西約5kmにある東京湾岸の工場地帯。発生直後は同市消防本部の化学車など8台の消防車が出動し、物々しい雰囲気に包まれた。
同製鉄所では2009年8月、第3高炉(4800m3)で今回と同様の事故が起き、約200トンのコークスが流出。配管の部品が劣化などにより破損したことが原因だった。
今回事故のあった第2高炉は5月28日に火入れをしたばかりで、同社は「劣化が原因となった可能性は考えにくい」としている。
同じような事故が再び起きたとあって付近住民には不安が広がった。近くに住む主婦(58)は「製鉄所で事故があると、ささいなことでもドキッとする。安全対策をしっかりしてほしい」と訴えた。
同社は「原因究明を早急に行い、再発防止に努めたい」としている。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20120703-OYT8T01570.htm
http://www.asahi.com/national/update/0703/TKY201207030147.html
山陽小野田市のK製鋼で、2日午後9時ごろ、ショベルカーで作業中だった会社員の男性(36)が、高温の貯水池にショベルカーごと転落した。
約1時間後に病院に搬送されたが、間もなく死亡した。
男性は、鉄を溶解する時に出る不純物をショベルカーで運び、冷却用のシャワーで冷やして約60m離れた場所に運んでいた。
貯水池は、長さ22m、幅4m、深さ2~3mで、高温の排水がためてあった。
(2012年8月31日 修正1 ;追記)
2012年8月24日17時48分にNHK山口から、転落防止措置が不十分だったとして会社の責任者が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
転落防止のための安全措置が不十分だったとして宇部労基署は、作業を請け負っていた会社の責任者を労安法違反の疑いで書類送検した。
同署の調べによると、ショベルカーが作業していた場所は通路が狭かったにもかかわらず、ガードレールや標識をつけるなどの貯水池への転落防止の措置が十分とられていなかったという。
このため、同署は、作業を請け負っていた会社の安全管理を担当する46歳の業務部長を労安法違反の疑いで書類送検した。
会社側では「このたびの件については真摯に受け止めています。再発防止について最大限努力して参ります」と話している。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/4064511881.html
2日午後3時ごろ、山口県柳井市の瀬戸内海沖を航行していた韓国船籍のケミカルタンカーから、海保に「乗組員2人がガスを吸い込んで息苦しさを訴えている」と通報があった。
2人は、巡視艇などで柳井市内などの病院に運ばれたが、まもなく死亡が確認された。
海保によると、死亡したのは、いずれもこのタンカーの乗組員で、韓国人の男性1等航海士(56)とミャンマー人の男性2等機関士(28)。
タンカーには、韓国人とミャンマー人の乗組員合わせて10人がいて、北九州市でアセトンを降ろし、千葉県に向かっていたという。
死亡した2人は、事故の直前、アセトンの入っていた空のタンクの点検作業をしていたということで、海保は、当時の作業の様子などについて調べている。
マスクは着けていなかった。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120702/k10013279631000.html
http://www.47news.jp/CN/201207/CN2012070201000980.html
事故時の状況に関し、上記はNHKベースの記述だが、共同通信では、以下の記述となっていた。
アセトンを降ろした後のタンクの中に作業に入った後、具合が悪くなった。
(ブログ者コメント)
アセトン中毒あるいは酸欠が原因と思われる。
(2014年7月1日 修正1 ;追記)
2014年6月27日付で運輸安全委員会から、事故時の詳細な状況などが記された報告書が公表されていた。
事故時の状況骨子は下記。
一等航海士は、14時00分ごろ、甲板長、甲板手A及び甲板手Bを伴い、カーゴタンクのサクションウェル及びポンプ室のストレーナに残っているアセトンを取り除く作業(以下「本件タンク清掃作業」という。)に取り掛かった。
一等航海士は、甲板手A及び甲板手Bに対し、1番カーゴタンクから順にサクションウェルに溜まっているアセトンを浚うように指示した際、甲板長は、ガスフリーファンが回っていないので、危ないと進言したが、一等航海士から大丈夫と言われた。
また、甲板長及び甲板手Bは、一等航海士が、目的地が変更になったので、時間がないと言っていることを聞いた。
甲板手A及び甲板手Bは、いずれも作業服及びゴム手袋を着用し、安全靴を履き、吸着缶式呼吸具の装着を行い、ポリバケツ及びひしゃくを持ち、甲板手Aが1番カーゴタンク(左)に、甲板手Bが1番カーゴタンク(右)にほぼ同時に入っていった。
甲板手Bは、すぐにカーゴタンクから上甲板に上がり、一等航海士に匂いが強いことを訴えた。
一等航海士は、14時20分ごろ、1番カーゴタンク(左)のマンホールからタンク内をのぞき、倒れている甲板手Aを認め、吸着缶式呼吸具を装着して1番カーゴタンク(左)に入ったものの、1分~2分して倒れた。
その様子を見ていた甲板長及び甲板手Bは、船尾甲板の倉庫から自給式呼吸具を持ち出して装着し、1番カーゴタンク(左)に入り、一等航海士及び甲板手Aを上甲板上に運び上げた。
一等航海士及び甲板手Aの死因は、司法解剖の結果、直接死因は酸素欠乏による窒息の疑いであり、アセトン中毒の疑いがこれに関与したと検案された。
原因としては、アセトンの荷揚げ後に別の貨物を積む目的で本件タンク清掃作業を行う際、カーゴタンクに立ち入る前に酸素濃度の測定が行われず、また、一等航海士及び甲板手Aが、使用が認められていない吸着缶式呼吸具を装着してカーゴタンクに入ったため、酸素欠乏状態になっていた空気を吸入したことにより発生した可能性があると考えられる。
出典URL
http://jtsb.mlit.go.jp/jtsb/ship/detail.php?id=4535
(ブログ者コメント)
○中毒防止には注意していたが、酸欠危険には気付かなかったということだろうか?
○それ以外、ゴム手袋やポリバケツでアセトンを浚っていた点から考えると、静電気火災危険にも気が付いていなかった可能性がある。
2日午前8時頃、愛知県豊田市枝下町の金属加工会社「T鋼材」で、同社社長の男性(59)が鉄板の下敷きになっているのを家族が見つけ、119番した。
男性はすでに死亡していた。警察が事故原因を調べている。
発表によると、男性は、工場内の高さ約20cmの作業台の上で、上半身に鉄板が乗った状態でうつぶせに倒れていた。
鉄板は縦約3m、横約1.5m、重さ約90kg。
クレーンで鉄板を吊り上げ、切断する作業を1人で行っていたところ、何らかの原因で落下し、下敷きになったとみられる。
男性は、1日に出社したまま帰宅していなかった。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120702-OYT1T00506.htm
また、7月3日付で朝日新聞三河版(聞蔵)からは、若干ニュアンスの違った、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
吊り下げる電磁石が、男性が倒れていた場所から約1mの高さの場所にあった。
警察は、電磁石から落下した鉄板の下敷きになったとみている。
工場は、男性1人で運営していた。
通信欄
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プロフィール Profile
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

