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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012年2月6日18時54分にmsn産経ニュース埼玉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
6日午前10時10分ごろ、さいたま市岩槻区の建築中のビルで、2階天井の電気工事をしていた会社員の男性(73)が床に倒れているのを同僚作業員が発見し、119番通報した。
男性は病院に搬送されたが、頭を強く打って約2時間後に死亡した。

警察の調べでは、男性は足場の上で、2階の天井の電気工事をしていた。
同僚が「ドスン」という物音を聞いて駆けつけたところ、男性が倒れていたという。
警察は、何らかの理由で男性が足場から約3.9m下の床に転落したとみて、詳しい経緯を調べている。

 
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120206/stm12020618550010-n1.htm
 
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2012年2月5日19時2分にNHK山口から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

5日午前9時ごろ、山陽小野田市の小野田港で釣りをしていた人がパイプラインから液体が流出しているのを見つけた。

このパイプラインは、酸化鉄を製造している「T工業」が港に着いたタンカーから希硫酸を工場に送るために設置しているもので、警察などが調べたところ、およそ200mのパイプラインの一部が切れていた。

この事故で、およそ44m3の希硫酸が海に漏れ出したということだが、けが人はなく、いまのところ環境への影響もないという。

現場では、5日午前8時すぎからタンカーの希硫酸を工場のタンクに送る作業をしていたということで、警察がパイプが切れた原因を詳しく調べている。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/4065792561.html
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
普通、この手の事故の原因としては、パイプにピンホールが開いたとか亀裂が生じた、フランジが緩んだ、といったものが多いが、今回は「パイプが切れた」という表現になっている。
どんな材質の配管だったのだろうか?

 
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2012年2月6日付の朝日新聞熊本全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
5日午前8時15分ごろ、玉名市の道路改良工事現場で、土木建設会社員の男性(54)が、給油していた小型パワーショベルの整地用の刃と、後退してきた2トンダンプの荷台に挟まれた。
男性は腹部に重傷を負い、病院に運ばれた。
 
現場は側溝を掘る工事中で、パワーショベルを運んできたダンプの荷台を元に戻そうとした男性臨時作業員(43)がエンジンをかけたところ、バックギアに入っていたため、突然、後退したという。
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2012年2月6日付の朝日新聞三重全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
亀山市の用水路で4日午後5時ごろ、約1kmにわたってカワムツなど魚約100匹の死骸が浮いているのが見つかった。
 
国交省三重河川国道事務所によると、この日昼ごろ、用水路近くの鈴鹿川沿いの堤防でコンクリートを打つ工事があり、作業中にアルカリ性の汚染水が用水路に流出したという。
 
用水路近くの水のph値は9~9.5で、同事務所は用水路の水を中和処理している。
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
本件、2月7日付で同事務所から、対策が終了した旨、以下のとおりにプレスリリースされていた。

 
http://www.cbr.mlit.go.jp/mie/oshirase/kisya/h23_pdf/120207_2.pdf
 
 
 
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2012年2月4日21時8分にNHK大分から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

4日午後2時ごろ、宇佐市にある園芸用の土などを製造している企業、「A化成」の工場で作業をしていた男性が、土のうの下敷きになったと消防に通報があった。
男性はほかの作業員が助け出したが、全身を強く打っていて、搬送先の病院でおよそ1時間後に死亡が確認された。死亡したのはこの会社の作業員の男性(55)。


警察によると、男性は工場の天井からつり下げられたクレーンを使って、園芸用の土の入った土のうを移動させる作業をしていたという。
土のうはおよそ1トンの重さがあって、クレーンにはひもでつるされていたということで、警察が事故の原因を詳しく調べている。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/oita/5075783021.html
 


(2013年6月14日 修正1 ;追記)

20136132043分にNHK大分から、無資格作業で常務らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

中津労基署は、安全管理に問題があったとして、工場を経営する会社などを労安法違反の疑いで書類送検した。

 

去年2月、宇佐市橋津の園芸用の土などを作っている工場で、クレーンを使って重さ800kg余りの土の入った袋を移動させる作業をしていたところ、つり上げられていた袋が突然、落下した。
この事故で、クレーンの下で作業をしていた55歳の男性が袋の下敷きになり死亡した。


同署が当時の状況を詳しく調べたところ、事故があったとき、死亡した男性が会社の指示を受けて、資格がないのにクレーンに土の袋を取り付ける作業をしていたことがわかったという。


このため同署は、安全管理に問題があったとして、工場を経営している「A化成」と51歳の常務を労安法違反の疑いで書類送検した。
書類送検されたことについて「アクト化成」は「確認していないのでコメントできない」と話している。 

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/oita/5075273731.html?t=1371155988035

 




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2012年2月5日付の読売新聞群馬版と毎日新聞群馬から、また2月5日付の朝日新聞群馬全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
4日午前9時25分頃、高崎市の鉄パイプ製造会社「T精密管」小串工場から「タンクの清掃中に気分が悪くなった人がいる」と119番があった。
24~58歳の男性作業員5人が搬送され、このうち、Aさん(58)が有機溶剤中毒で重症となった。Aさんは、タンク内で意識を失い倒れていたが、搬送先の病院で意識を回復した。残る4人は有機溶剤中毒や急性薬物中毒になったが、いずれも軽症。


警察などによると、搬送された作業員は、同社に清掃を委託された清掃会社の従業員で、同日午前8時頃から金属のパイプを洗浄するためのタンク(縦0.95m、横7.6m、深さ2.45m)の清掃作業をしていた。

機械で抜き取れなかった塩素系有機溶剤のメチレンクロライドをタンク内で処理していた作業員2人が気分が悪くなり、1人は自力で脱出、倒れた1人をAさんら3人が助け出そうとタンク内に入ったところ、Aさんが意識を失って倒れたという。
警察は、タンク内で有機溶剤のにおいをかいだため、中毒になったとみている。

作業員はマスクや清掃着を着用していて、タンクにも破損などはなかったという。

工場周辺は畑などで、民家はほとんどない。
 
現場にいた社員などによると、タンクの清掃は数年に1度程度で、板倉町内の清掃会社が請負っていたという。

 
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20120205-OYT8T00105.htm
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20120205ddlk10040076000c.html
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
□タンク内にいた2人は、マスクを着用していて、なぜ気分が悪くなったのだろう?
正規のマスクを着用していたのだろうか?
 
□同じ会社が毎回清掃を請負っていたようだが、それでいて何故、事故が起きたのだろう?
初めて清掃を請け負った会社であれば、メチクロの危険性など周知不徹底ということも考えられるのだが・・・。
 



(2012年3月1日 修正1 ;追記)
 
2012年2月5日付の上毛新聞紙面に、以下のような趣旨で補足的情報が掲載されていた。
 
警察によると、清掃を委託されていたゾーンケミカル社は、工場などから排出される廃油の再生や処理を行う業者。
4日は小串工場の操業が休みで、午前8時ごろから、金属部品の汚れを洗い流すために使用する洗浄槽の有機溶剤を抜き、清掃していた。
洗浄槽には普段、有機溶剤を約4分の1の高さまで入れ、パイプを浸している。
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
上毛新聞紙面に洗浄槽の写真が掲載されていたが、屋内に設置された金属製の槽だ。
その写真からは、槽は3つのブロックに分かれていて、ブロック毎に蓋が取り付けられているように見えた。
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2012年2月4日12時24分にNHK宮崎から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

3日、宮崎市内のJR日豊線で、線路の下をくぐる道路にコンクリート片がはがれ落ちているのが見つかり、JR九州は4日から現場などで点検を始めた。

落下した現場は、宮崎市にある「第二徳ヶ淵橋りょう」で、3日の午後4時前に3m下を通る道路の歩道に複数のコンクリート片がはがれ落ちているのを住民が見つけた。
コンクリート片の1つは、長さ9cmで重さおよそ170g、細かいものも含めると、あわせておよそ670gあったという。
この落下で、けがをした人はいなかったという。


現場は建設から28年が経過しているため、JRは、4日、作業員がハンマーで表面をたたくなどしてコンクリートの劣化の状態などを点検した。
JRによると、同じ構造の場所は県内に9か所あって、2年ごとに目視で点検を行い、去年6月の点検では異常は見つからなかったという。
JRは改めて近く、ほかの箇所でも点検を行ってコンクリートに異常がないか、確認することにしている。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/5065777981.html
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2012年2月3日付の神奈川新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
3日午前10時40分ごろ、横浜市の「保土谷化学工業横浜工場」の染料製造設備ビルから出火、鉄筋3階建ての2階部分約40m2を焼いた。
下請け会社の男性(33)が全身やけどで病院に搬送されたが、約9時間後に死亡。保土谷化学の男性社員(47)も軽いやけどを負った。

警察などによると、ビルは携帯電話などの染料を製造する工場。
出火元は2階の乾燥室とみられ、出火当時、下請け会社の男性は1人で、粉末状の可燃性塗料を金属製の容器からポリ容器に移す作業をしていた。
警察は何らかの原因で塗料が燃えたとみている。

消防車両21台が出動し、約1時間40分後に鎮火。有毒ガスの発生はなかったという。


出典URL
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1202030026/
 
 
※上記は、記事量の多かった神奈川新聞からの引用だが、若干違うニュアンスの報道もあった。
 
2月3日23時12分配信 msn産経ニュース神奈川版
 
作業室で、液体の染料を乾燥させて粉状にする作業中、機械から出火した。

出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120203/kng12020323120003-n1.htm
 
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2012年2月3日18時44分にNHK静岡から、2月3日14時31分に静岡新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

3日午前10時前、浜松市のスズキ本社工場内の4輪車実験棟内にある、車の空気抵抗を調べる実験施設の中で、車体を持ち上げる鉄板が落下した。
この事故で当時、装置の点検作業をしていたエレベーターのメンテナンス会社「アサヒエレベーター」の社員4人が鉄板の下敷きになり、3人が胸や足の骨を折るなどの大けが、また、1人も腰を打つけがをした。


警察によると、事故が起きた装置は車の車体を幅2m長さ6mの鉄板に乗せて油圧を使って持ち上げて風洞実験を行うが、この鉄板の部分が落下し4人が下敷きになったという。

スズキによると、3日は朝から4人が装置の定期点検で油圧部分を調べていたということで、スズキは「事故で迷惑をかけ申し訳ない。今後、事故の防止に努めたい」としている。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/3035750851.html
http://www.at-s.com/news/detail/100096865.html
 


(2012年3月1日 修正1 ;追記)
 
2012年2月4日付の静岡新聞紙面に、補足的情報が下記趣旨で掲載されていた。
 
スズキによると、現場の風洞実験場は年1回の定期点検中で、4人は今月1日から作業に当たっていた。
リフトは油圧アームで、金属製の床部分(縦5.6m、横2.5m、厚さ1.4m)を押し上げる仕組み。何らかの原因で油圧が低下し、床が落下したとみられる。
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2012年2月3日20時46分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

3日午前7時過ぎ、岡崎市の繊維製造販売業「Nテキスタイル」の美合事業所で、敷地内を流れる六斗目川に廃水処理に使用する硫酸アルミニウムが流出しているのを従業員が見つけた。
貯蔵タンクの樹脂製バルブが冷え込みで凍結、破損したのが原因で、川のコイやフナなど魚約50匹が死んだ。


同社によると、硫酸アルミニウムは廃水の色を取り除くための酸性の凝集剤で、漏れ出したのは約7kℓ。
作業員がタンクの周りに土のうを積み、約1時間後に流出を止めた。
染色加工の操業は正午まで停止した。


市によると、下流の乙川のpH値は午前9時に3.8で、環境基準を超える酸性値を示した。市は「pH値が急激に下がって魚が死んだ。川の水を飲まなければ人体に影響はない」と説明している。

名古屋地方気象台によると、同市の3日の最低気温は氷点下7.5℃で、79年の観測開始以来3番目の寒さだった。


出典URL
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20120204k0000m040052000c.html
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
今年の冬は昨年の冬と比べ、寒さが原因の産業事故、トラブルが多いように感じる。
情報入手ルートを増やしたことも一因かもしれないが、やはり、昨年よりは寒さが厳しいためであろう。
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2012年2月3日14時41分に大分合同新聞から、2月4日付で毎日新聞大分版から、2月3日13時5分にNHK大分から、また2月3日14時13分に読売新聞から凍結配管の写真付きで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

九州電力新大分発電所(火力、出力229万5千KW)で3日未明、燃料のLNGを供給する設備にトラブルが発生し、3系列あるすべての発電設備が緊急停止した。
この冬一番の寒波で、
液化天然ガスの量を調節するバルブを動かすための空気を送る配管が凍結したのが原因。
発電は同日午前にほぼ再開し、正常化に向かっている。
県内7事業所など九州各県の大口契約先に需要抑制を求めるなどし、同社は「電力供給に問題は生じていない」としている。


九電によると、同日午前2時ごろ、発電所構内にあるグループのLNG供給会社「大分エル・エヌ・ジー」の中央制御室で、燃料供給設備の異常を伝える警報が響き、異常に気づいた。
空気を送り込む配管の圧力が下がっていることが分かり、メンテナンス担当者5、6人を緊急招集して約2時間にわたり敷地内の配管を調査。
午前4時半ごろ、原因となっている配管を特定し、外見上の異常はないことから、配管にたまった水が凍結していると判断。近くにあった電気温水器を利用し、バケツリレーでお湯を運んで約30分間かけ続けた。


この管は直径8cmで、凍結した部分は屋外にあり、水をためるためにU字型になっていて、ひと月に1回程度水を抜く作業を行い、前回は先月20日に作業を行ったという。

大分県内は2日からこの冬一番の強い寒気が流れ込み、近くの関連施設では3日午前2時に氷点下3.9℃を観測していたが、凍結を防ぐための措置はしていなかったという。


新大分発電所は現在稼働している九電の発電所では最大出力。
副所長は、「空気が流れる配管の凍結は過去に例がなく想定外だった。今後は周りを覆ったり暖めるなどして対応する。節電を要請している中、迷惑を掛けて大変申し訳ない」と謝罪した。


出典URL
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2012_132824789485.html
http://mainichi.jp/area/oita/news/20120204ddlk44040569000c.html
http://www.nhk.or.jp/lnews/oita/5075748531.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120203-OYT1T00613.htm
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
□テレビのニュースで、九電社員が調節弁上部の計装用空気配管を指して説明していた映像が流れていたところからみると、計装用空気がストップしてしまったのだろう。
それなら、全設備運転停止になるはずだ。
 
□U字型立ち下がり配管から定期的に水抜きしておきながら、寒波によってその部分の水が凍結するかもという点に思いが至らなかったのは残念と言うほかない。危険予知不足だ。
 
□大分は暖かいので知識経験がなかったのかもしれないが、U字管の下にエアトラップを設置して、常時水が溜まらないようにしている工場もある。
それでも、トラップが正常に作動しているか定期的な確認は必要だが、トラブル防止策としては格段に安全性が向上する。
 
□空気配管中の水が凍ることがあるなどといった細かい安全情報は、なかなか普段の情報入手ルートから流れてくることはない。
事故事例から学ぶしかないのだろう。
 

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2012年2月2日20時44分にNHK徳島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

去年1年間に徳島県内で労災で死亡した人は8人と、前年よりも3人減り2年ぶりに10人を下回ったことが分かった。
徳島労働局によると、去年1年間に県内で労災で死亡したりけがをしたりした人は計689人だった。
この内、死亡した人は8人と、前年より3人減った。
10人を下回ったのは2年ぶりで、ここ30年で2番目に少なくなった。


死亡した人を業種別に見ると、土木工事業、林業、それに小売業でそれぞれ2人が死亡している。
また年齢別に見ると、最も多いのは60歳代の4人で、次いで40歳代の3人となっている。


労災の原因については、工事現場などでの「墜落・転落」が目立つ他、作業に使っていた台車と衝突するといったケースがあったという。
同局では、「死亡する人は減ったものの、業種によってはけが人が増えたケースもあり、危険のある現場を事前に把握しきちんと対策をとるよう指導を徹底したい」と話している。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/tokushima/8025690681.html
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2012年2月4日付の朝日新聞遠州版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
3日午後3時40分ごろ、浜松市の阿多古川の河川敷で、護岸工事の作業をしていた土木作業員の男性(31)が、パワーショベルとのり面に挟まれて胸などを強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認された。
 
警察によると、男性はパワーショベルの付近で作業していたところ、車体が回転して男性に衝突したという。
警察が事故原因を調べている。
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2012年2月2日18時59分にNHK山口から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

2日午後4時半すぎ、周南市にあるワックスメーカー「N精蝋」徳山工場で火災が発生したと、工場の社員から消防に通報があった。

周南市消防本部から消防車6台が出て消火作業にあたった結果、火はまもなく消し止められた。けが人はいないという。
 
N精蝋は、国内で唯一の石油ワックスの専門メーカーで、徳山工場では、年間9万トンのワックスを生産しているという。
警察などは、3日から現場の状況を確認して火が出た原因を詳しく調べることにしている。


会社は2日午後7時半すぎから記者会見を開き、工場長が「近隣のみなさまには多大なご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした」と謝罪した。

会社によると、ワックスを製造する工程で、動力として利用しているボイラーの調整弁が厳しい冷え込みで凍って動かなくなったため、従業員がポンプから手作業で重油を抜いていたところ重油に引火して燃え広がったという。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/4065733141.html
 
 
一方、2月3日付の朝日新聞山口東版(聞蔵)からは、若干ニュアンスの違う、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
警察などによると、出火したのは石油ワックスを製造する蒸留プラント付近。製造でできる重油が燃えたとみられる。 
この日午前11時すぎ、発電装置のボイラーにトラブルが発生したため、工程を停止し、午後から復旧のため重油の抜き出し作業をしていた。

同社は、新たに爆発や有害ガスが発生する恐れはないと説明。
トラブルの原因については、「寒波によってボイラーの計装機器に不具合が起きた」との見方を示した。
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
「寒波」、「計装機器」という2つのキーワードから考えると、ボイラーのトラブルは、翌2月3日に新大分発電所で起きたトラブル(後述)と同じような原因かもしれない。

 
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2012年2月3日付の毎日新聞下関版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

JR西日本は2日、山陽線新下関駅下りホームに、上にかかる山陽新幹線の高架橋(高さ約4m)からコンクリート片4個(合計116g)が、はがれ落ちたと発表した。
けが人はなく、列車運行にも影響はなかった。


新幹線管理本部によると、同日午後2時40分ごろ、駅員がコンクリート片を発見。
同本部は原因を調査中で「他に落ちそうな箇所がないか、たたいて点検する」としている。


出典URL
http://mainichi.jp/area/yamaguchi/news/20120203ddlk35040465000c.html
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2012年2月2日付の毎日新聞静岡版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
11年9月の台風15号で被災した静岡市の林道を復旧作業中、「YN建設」社員のAさん(当時61歳)が転落死した事故で、静岡労基署は1日、同社とその男性社長(78)を労安法違反の疑いで書類送検した。

容疑は11年9月23日、葵区の林道で、Aさんがショベルカーを運転し台風15号で崩落した土砂を除去していた際、法律で定められた誘導員を配置しなかったとしている。

Aさんは誤ってショベルカーごと約100m崖下に転落し、頭を強打して死亡した。
同社員のBさん(当時69歳)もAさんを救助しようとして転落死したが、同署はBさんについては会社の責任を問えないと判断した。


出典URL
http://mainichi.jp/area/shizuoka/archive/news/2012/02/02/20120202ddlk22040250000c.html
 
 
ちなみに、当時の状況が2011年9月24日付の朝日新聞静岡版(聞蔵)から、下記趣旨でネット配信されていた。
 
23日午後4時ごろ、静岡市の林道で、崩れた土砂の撤去作業をしていた作業員1人がいないことに同僚らが気づき、警察に連絡した。
 
警察によると、会社員の男性(61)が、乗っていたショベルカーごと約50m下の崖下に転落。救出にきた同じ会社の男性(69)も足を踏み外し、転落した。2人とも死亡が確認された。
 
警察によると、現場は静岡市北部の山間部の林道で、ガードレールはなかった。
土砂崩れは、台風15号の影響で発生したとみられる。
 
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2012年2月3日付の琉球新報から、また2日19時32分にNHK那覇から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
2日午前11時10分ごろ、那覇市のマンション建設現場で男性作業員(48)がパワーショベルで掘削作業中に不発弾を土中から発見し、警察へ通報した。
 
現場は沖縄都市モノレール「おもろまち駅」の近くで、一時、白煙が立ち上り、警察は国道330号を含む半径約100mを規制、付近住民13人が近くの小学校などへ避難した。
いずれも約30分後には解除されたが、国道で上下線最大500mの渋滞が発生した。
午後1時20分、陸上自衛隊不発弾処理隊が不発弾を回収した。

発見されたのは直径約12.7cm、長さ約40cmの米国製5インチ艦砲の黄リン発煙弾1発。
地表から深さ約2~3m付近の掘削した斜面から発見した。
作業員の話によると、通報後しばらくしてから火花と白煙が立ち上ったという。現場監督の男性(36)は白煙が高さ約10mまでに達し、「すごい煙だったので爆発するのか不安だった」と語った。

 
出典URL
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-187057-storytopic-1.html
http://www.nhk.or.jp/lnews/okinawa/5095724011.html
 
 
また、この前日には読谷村でも不発弾が見つかったと、2月3日9時34分に沖縄タイムズから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
読谷村の読谷補助飛行場跡地では、1日午後2時すぎ、不発弾探査で金属反応のあった場所を男性作業員(22)が発掘中に、土中から白煙が上がった。
陸上自衛隊の不発弾処理隊によると、旧陸軍の九七式焼夷弾から漏れた白リン成分が空気中で自然発火したとみられる。
同弾には信管があり、自衛隊や県などは同場所に一時保管し、処理方法などを協議する。

現場は、米軍基地の返還地で約500m先に読谷中学校はあるが、周囲に住宅地はなく、住民避難などはなかった。

通報を受けた不発弾処理隊が午後2時45分から処理作業に入ったが、煙の勢いが強く探査は難航した。
約45分後に長さ1m、直径18cmの焼夷弾を引き揚げた。同隊の副隊長は「重さは約50kg。過去5年の間では見たことのない珍しい型の爆弾」と語った。

 
出典URL
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2012-02-03_29374/
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
ブログ者は、おもろまち駅で一度、下車したことがあるが、そのすぐそばに不発弾が眠っているなど、思いもしなかった。
沖縄の土木工事は大変だ。
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2012年2月2日付の新潟日報から、また2月3日付の朝日新聞新潟全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

2日午前10時半ごろ、上越市の日本曹達二本木工場で、落雪で屋外の配管が壊れ、塩素ガスが漏れ出した。
近くで除雪作業していた同社社員男性(49)がガスを吸ってせきこみ、喉の痛みを訴えて病院へ搬送されたが、軽傷という。
警察によると、男性は命に別条はなく、工場周辺の住宅にもガスによる影響は出ていない。

男性は同日朝から同僚8人で、塩素ガスの配管が通る施設周辺で除雪をしていた。
警察によると、高さ数mの鉄製の足場の雪が落ちて、直径17cmある配管の樹脂製のつなぎ手が壊れ、男性はガス漏れに気付いて逃げる際に吸い込んだという。

出典URL
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/pref/31819.html
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
□上越市といえば直江津のイメージだが、ブログ者は、以前、新潟といっても雪が積もるのは山間部だけで、海岸部にはさほど積もらないと地元の人に聞いたことがある。
今年は海沿いでもかなり積もっているのだろうかと気になり、該工場の場所を確認したところ、なんと上越市といっても海沿いではなく、高田の奥、妙高市に囲まれた山間部だった。
これなら今年は、さぞや例年以上の豪雪に見舞われていることだろう。
 
□雪による事故については、2011年2月に雪の重みで配管から灯油が漏れた事例2件を本ブログに掲載したが、落雪による事例は初掲載だ。
雪国の設備管理は大変だ。
 
 

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2012年2月2日17時24分にmsn産経ニュース埼玉から、また2月3日付の朝日新聞埼玉西部版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
2日午前9時45分ごろ、嵐山町の建設中のパン工場で、天井裏に入って資材を搬送していた会社員の男性(59)が、天井裏の穴から約7.8m下のコンクリート床に転落。
男性は全身を強く打ち、約1時間半後に死亡した。


警察の調べでは、男性は空調設備用のステンレス製金枠を1人で天井裏に運ぶ作業をしていた。
天井裏には67cm四方の覗き窓の穴があり、「開口部 注意 乗るな」と書かれた踏み板が置かれていた。

踏み板は断熱材を薄い鉄板で挟んだもので、厚さは4cmくらいだったという。

警察では、男性が誤って踏み板を踏み抜いてしまったとみて、詳しい事故原因を調べている。

 
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120202/stm12020217270004-n1.htm
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
断熱材を薄い鉄板で挟んだものというからには、注意喚起するためだけの板ではなく、踏抜き防止も意識しての板だったように思われる。
もしそうだとすれば、それを、どうして踏み抜いてしまったのだろう。
鉄板が割れるはずはないし・・・。
穴より少し大きいだけの板だったので、鉄板が撓んでスポっと抜けてしまった・・・そんなことでもあったのだろうか?
そもそも、足元に注意表示を書いていたぐらいでは気がつかなかった可能性もある。


 
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2012年2月3日付の毎日新聞群馬版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

2日午前9時20分ごろ、吉岡町の線香花火製造販売会社「Y花火」事務所から出火、プレハブ2階建て約140m2を全焼した。隣接する花火保管庫への延焼はなかった。
社長(65)は,毎日新聞の取材に「安全対策を徹底したい」と話した。


警察によると、出火当時、社長の知人男性(65)が外壁の溶接工事をしており、飛び散った火花が原因とみられる。
男性は手の指に軽傷を負った。従業員はいなかった。


全国の花火業者約350社が加盟する日本煙火協会によると、国内で線香花火を製造しているのは同社を含め3社だけという。


出典URL
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20120203ddlk10040180000c.html
 
 
一方、2月3日付の朝日新聞群馬全県版(聞蔵)からは、若干ニュアンスの違う下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
耐震補強工事で溶接していた。溶接の熱で壁の断熱材が発火したらしい。消火しようとして指を切った。
 
  
 
(ブログ者コメント)
 
一度、テレビで、日本製の線香花火は中国製と違い、火花が長持ちする・・・といった映像を見た覚えがある。
それが、この会社だったかどうかは不明だが・・・。
価格競争厳しき中、伝統の線香花火をいまだ作り続けている会社にエールを送りたい。
 
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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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