2016年1月13日1時50分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1月13日5時57分にテレビ朝日から、1月12日23時8分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
12日午後5時50分ごろ、新千歳空港の国内線保安検査場で、機内への持ち込みが禁止されているハサミが入った手荷物を検査員が誤って通過させた。
検査を担当する警備会社から通報を受けた国交省新千歳空港事務所が、午後6時40分から約15分間、保安区域内への乗客の立ち入りを制限して検査をやり直し、計15便に最大1時間半の遅れが出た。
同事務所によると、乗客の20代女性が検査場を通過した際、エックス線検査をした係員がかばんの中にハサミがあることを別の担当者に伝えた。
かばんには、持ち込みが制限されている刃体6cm以上のハサミと、持ち込み可能な6cm未満のハサミが二つ入っていた。
かばんの中身を開けて調べた別の係員は、誤って、持ち込み可能なハサミだけが入っていると判断し、通過させたという。
エックス線検査装置の画像を見ていた別の係員が、女性の通過後、確認したハサミの他に持ち込みできない大きさのハサミも荷物に入っていたと指摘した。
エア・ドゥによると、32便は離陸前で、ハサミが持ち込めないと説明すると、女性は搭乗を取りやめたという。
同事務所などが、詳しい原因を調べている。
出典URL
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0222327.html
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000066093.html
http://www.sankei.com/life/news/160112/lif1601120034-n1.html
(ブログ者コメント)
報道記事から推察するに、エックス線検査担当者は、別の検査担当者に対し、「ハサミが入っている」程度のことしか伝えていなかったのではないだろうか?
たとえば、「ハサミが2本入っている」とか「長いハサミが入っている」など、問題点を具体的に伝えればよかった・・・ということかもしれない。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。