本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2016年4月23日3時0分に京都新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
京都市北区の西大路通を運行中の市バスが、17日午前11時40分ごろ、後部ドアを閉めずに発車し、約90mにわたってそのまま走行していたことが、22日、分かった。
バスには、ドアを閉めないと発車できない安全装置が付いているが、男性運転手(52)は、あらかじめ装置を解除していた。
乗客3人に、けがはなかった。
市交通局によると、「衣笠校前」バス停で、立命館大学前行きバスがドアを閉めずに発進。
警報が鳴り、運転手は約90m先の信号で停止して、ドアを閉めた。
その間、時速は最高で約20km出ていたという。
バスは、ドアを閉めないとギアが入らない仕組みだが、運転手は、早く発進させるために、自ら安全装置を切っていた。
このバスの運行は京阪バス(京都市南区)が受託しており、市交通局は、同社を19日付で厳重注意した。
ドアを開けたまま走るバスの動画がインターネット上に出ていることを市交通局が確認し、調査していた。
同局自動車部運輸課は、「ひとつ間違えば重大事故につながる行為で、再発防止を徹底する」としている。
出典
『ドア開けバス走行、動画で発覚 京都、安全装置外す』
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20160423000001
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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