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『アパートの屋根が吹き飛ばされる 強風で新潟・上越中心に50棟被害、6人重軽傷』
(4月17日21時11分 産経新聞)
上越市によると、上越市国府4丁目のスーパー近くで女性(75)が風にあおられて転倒し右脚を骨折したほか、同市中央4丁目の公園で高さ約3mの防波堤から男性(34)が落ち、右足を骨折するなど、市内で3人が負傷した。
新潟市でも、3人が軽いけがをした。
また、上越市北城町4丁目で午前8時半ごろ、アパートの屋根が吹き飛ばされて市道に散乱。けが人はなかったが、市道が一時通行止めになった。
上越市の建物被害は、約40棟に上った。
http://www.sankei.com/affairs/news/160417/afr1604170051-n1.html
『西・北日本で強風…富山で38・7m、転倒死も』
(4月17日23時22分 読売新聞)
富山県滑川市のショッピングセンター駐車場では、午前9時10分頃、テナントのスーパーの男性社長(62)が転倒し、頭の骨を折って死亡した。
千葉県では、午後2時頃、船橋市潮見町の東京湾でウェットスーツ姿の男性が浮いているのが見つかり、死亡が確認された。
警察は、サーフィン中に強風を受けて海中に落ちたとみて、身元を調べている。
四街道市では、60歳代の女性が強風で転倒し、頭に重傷を負った。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160417-OYT1T50108.html?from=ycont_top_txt
『プレハブ強風で倒れ女性大けが』
(4月18日9時20分 NHK山形)
17日午後5時40分ごろ、鶴岡市矢引で住宅の敷地内にあったプレハブ小屋が強風で横倒しになり、隣に住む41歳の女性が下敷きになった。
女性は腰の骨を折るなどの大けがをして病院で手当てを受けているが、意識はあり、命に別状はないという。
倒れたプレハブ小屋は縦2.4m、横3.7m、高さ2.3mで、物置に使われていたという。
当時、女性は、強い風で小屋が揺れ動いているのを窓から見たため、様子を確認しに行ったところ、突然、小屋が倒れ、下敷きになったという。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/6024623601.html?t=1461016702892
『強風でフェリーが桟橋に接触』
(4月19日6時16分 NHK北海道NEWS WEB)
17日午後8時45分ごろ「津軽海峡フェリー」が運航する青森発函館行きのカーフェリー「びなす」7198トンが、函館港のフェリーふ頭に着岸しようとしたところ、強風を受けて流され、ふ頭からおよそ250m離れたコンクリート製の桟橋に接触した。
この事故で、フェリーは船体の右側が2m四方にわたってへこむ傷ができたが、浸水などはなく、乗客・乗員あわせて139人にけがはなかった。
フェリーは、17日午後5時すぎに青森港を出港したが、その時点で、すでに青森側も函館側も暴風と波浪の警報が出されていて、海保によると、事故当時、函館港内では平均でおよそ17mの強い風が吹いていたという。
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20160419/4647952.html
(ブログ者コメント)
ブログ者の近所の神社でも、ご神木かと思われるほど大きな木の、これまた大きな枝が、引き裂かれるように石段のある側に折れていた。
それを見て想起したのは、南砺市の事故。
国道沿いのブナの巨木が空洞状態で倒れレア車が下敷きになったのは、県の管理不足が原因だとして、所有者らが提訴した一件だ。
2014年6月15日掲載
2014年6月8日 富山県南砺市で国道沿いに生えていたブナの巨木が倒れ、通りかかったトヨタ2000GTが直撃を受けて大破、運転していた人は軽いけが (修正1)
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/3991/
そこで、もしや空洞でも・・・と思い断面を見たが、空洞にはなっていなかった。
ただ、断面をつまんでみると、ボロボロと崩れる状態。
そのような状態だったのに、外皮は堅牢に見える。
おそらく、外見からは判別困難だっただろう。
南砺市事例の場合、原告側主張によれば、現場周辺には空洞になった木が複数あったとのこと。
しかしながら、その情報を県が得ていたとして、どこまで拡大展開して目視以外の方法で調べておけばよかったのか、難しいところだ。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。