2016年9月26日23時31分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
信号のない場所で横断歩道を渡ろうとする歩行者がいても、9割以上の車が一時停止していないことが、26日、日本自動車連盟(JAF)が公表した自動車運転に関する全国調査の結果でわかった。
大部分のドライバーが歩行者優先のルールを守らず、道路交通法に違反する行為が横行している実態が明らかになった。
調査は8月15日〜9月1日、全国47都道府県の計94カ所で実施。
平日午前10時〜午後4時の間に、片側1車線の道路上に信号機が設置されていない横断歩道でJAF職員が横断を試みた。
この結果、通過した乗用車と自家用トラックの計1万26台のうち、歩行者が渡ろうとしている場面で一時停止したのは757台と、全体の7.6%のみ。
調査した94カ所のうち48カ所では、止まった車が5%未満だった。
道交法は、横断歩道を渡ろうとする歩行者がいる際、横断歩道の直前で車を一時停止させ、通行を妨げないよう義務付けている。
違反者には、3カ月以下の懲役か5万円以下の罰金が科される。
しかし、現実には、取り締まりはほとんどなく、歩行者が車に道を譲ることで事故を防いでいる状態だ。
全日本交通安全協会の幹部は、「横断するのが子どもやお年寄りでも、車はほとんど止まらないだろう。警察官が張りついて取り締まるのは難しく、運転者の良識に任せざるを得ない面がある」と、お手上げ気味。
JAFの担当者は、「運転免許取得時に必ず習うはずなのに、忘れてしまうのか、道交法違反の認識がない可能性がある。今後のキャンペーンで啓発活動に取り組みたい」と話した。
JAFは、今回の調査に先立ち、6月にインターネットで全国アンケートを実施。
「信号機のない横断歩道を歩行者が渡ろうとしているのに、一時停止しない車が多いと思う」との回答が86%に上っていたことから、初の実態調査に乗り出した。
出典
『JAF調査 横断歩道に歩行者 「止まらない」車9割』
http://mainichi.jp/articles/20160927/k00/00m/040/092000c
(ブログ者コメント)
2016年9月26日付で、ネタ元となる記事がJAFのHPに掲載されていた。
『9割以上のクルマが止まらない! 歩行者が渡ろうとしている「信号機のない横断歩道」 ~歩行者優先についての自動車運転実態調査を実施しました。~』
http://www.jaf.or.jp/profile/news/file/2016_35.htm
この記事を読んで以降、横断歩道を注意して見るようになったが、確かに、人がいても停まる車はほとんどいない。
それは、ブログ者も同じこと。
大いに反省している。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。