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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2019111920分に日本経済新聞から、「アバウトすぎた環状交差点」というタイトルで、下記趣旨の記事が写真と図解付きでネット配信されていた。

 

和歌山県は、田辺市郊外の三差路を環状交差点(ラウンドアバウト)に改修する事業で、大型トレーラーが交差部の「輪」を回りきれないと判明したため、工事を中断している。

 

大型車の通行に関する住民の問い合わせを受けて県が調べたところ、過去にこの交差点でトレーラーの通行を許可していたことが分かった。

 

2019年内の工事再開を目指して、外径を大きくする方向で設計を見直している。

 

改修工事の対象は田辺市龍神村の虎ケ峰交差点。

信号機があった三差路を3方向の道路が交わるラウンドアバウトとする計画だ。

 

当初の工期は192月~10月だった。

県は7月に工事を中断して設計の見直しに着手した。

工事の完成予定は、現時点で203月としている。

 

交差部は当初、外径を27メートル、環道の幅員を5メートル、中央島の直径を12メートルと設計していた。

 

これらは国土交通省が148月にまとめたガイドライン「望ましいラウンドアバウトの構造について」で示した幅員構成の目安の数値を踏襲している。

 

この幅員構成は、長さ12メートル以内、幅2.5メートル以内の普通自動車の通行を想定している。

 

 

【過去に許可した車両は排除せず】

 

和歌山県は工事中の197月、住民から「大型車は通れるのか」と問い合わせを受け、過去に虎ケ峰交差点を通る大型車などの特殊車両に通行許可を出したことがあったかどうかを調査した。

 

18年度に長さ18.7メートル、幅3.2メートルのセミトレーラーの通行を許可していたことが分かった。

 

県が18年度に許可したトレーラーの設計上の走行軌跡をラウンドアバウトの形状に当てはめると、環道を回りきれないことが分かった。

 

「交差点の改良は、過去に通行を許可した特殊車両が改良後も通行できる構造にする必要がある」(県西牟婁振興局建設部の矢代工務課長)との考えから、設計の見直しを決めた。

 

県は当初、交差部の外径を変えずに、縁石で囲う中央島を縮小して環道の幅員を広げることも検討。

 

しかしその場合、車が環道を直線的に走るようになり、ラウンドアバウトへの進入時に速度を十分に落とさなくなって危険だと判断。

 

基本的には道路用地の追加取得で外径を拡大して対応することにした。

 

当初設計に基づく改修工事の事業費は、現時点で舗装などの費用も含めて約5000万円。

設計の見直しでどの程度増えるかは未定だという。

 

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO51788040V01C19A1000000/?n_cid=NMAIL007_20191119_H 

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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