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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2022114115分に日本経済新聞から下記趣旨の記事が、脱落事故件数の年度別棒グラフ付きでネット配信されていた。

大型車のタイヤが走行中に外れる事故が、ここ10年で12倍に急増している。

直径1メートル、重さ100キロ前後にもなるタイヤが周囲の車や歩行者に衝突すれば、重大な人身事故となる恐れがある。

冬用タイヤに交換した際の不備が主な原因とされ、急増の背景には2010年のネジ規格の変更があるとも指摘されている。

国土交通省によると、重量8トン以上のトラックか乗車定員30人以上のバスのタイヤが脱落する事故は20年度に131件発生。
過去最多を更新した。

11年度の11件から増加傾向が続いている。

タイヤの脱落は冬に集中する傾向がある。

20年度の月別では12月が最多の40件。
20
11月から212月の発生が66%を占めた。

地域別では、全体の約3割が東北で起きていた。

国交省は、多くの事故の原因は冬用タイヤへの交換にあると分析している。

実際、20年度の事故の6割近くが、タイヤ交換の1カ月以内に発生していた。

冬用タイヤを外す時期に脱輪事故が増える明確な傾向はなく、国交省担当者は「急な雪予報などで慌ててタイヤを交換して不備が出るケースがあるのかもしれない」と推測する。

20年度の脱輪事故の95%は左の後輪で起きている。

右折時は左折時と比べてスピードが速い傾向にあり、遠心力によって左後輪に大きな負担がかかることが原因の一つと推定される。

業界では、近年の脱輪事故急増の背景として、海外に輸出しやすくする目的などで10年にタイヤの取り付け方式が国内規格から国際規格に変わったことがあるとの指摘がある。

以前の国内規格では、右側のタイヤを留めるナットは右ネジ、左側は左ネジだったのが、国際規格では左側も右ネジに変更された。

この結果、左側ではタイヤの回転とネジが緩む向きが同じになり、締め付けが甘いと緩みやすくなった可能性があるという。

このほか、運送業者の人手不足により、点検に甘さが生じていることを理由として指摘する声もある。

日本自動車工業会(自工会)は「正しい手順で点検や手入れをすれば事故は防げる」と強調。

具体的な点検方法をまとめたリーフレットを運送業者などに配布し、対策の徹底を呼びかけている。

自工会によると、点検は11回、運行前にナットとボルトの状態を目で見たり手で触ったりして確認する。

加えて、ハンマーでたたいて緩みがないか確認する方が望ましい。

ナット同士をつなぐように装着する樹脂製の「インジケーター」を使えば、インジケーターのゆがみから緩みを見つけやすくなるという。

ナットの締め直しは専用の工具で行い、定期的にナットやボルトのさび、汚れを落としてオイルを塗布するのも重要だという。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE296GL0Z21C21A1000000/?n_cid=NMAIL007_20220114_A&unlock=1 

 

1201540分にYAHOOニュース(長野放送)からは、長野市でもミキサー車の後輪タイヤが外れた、右折は左折よりスピードが出やすく左後輪に遠心力で積み荷の重さがかかりやすい、国際基準のISO方式に変更後、それまでのJIS方式と違ってタイヤ2本をまとめて固定するようになったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

レッカー車にひかれるミキサー車。
左側の後輪のタイヤの1つが外れています。

ミキサー車は20日午前10時ごろ、長野市青木島の国道18号線を走っていました。
すると突然、後輪のタイヤの1つが外れました。

外れたタイヤはそのまま600メートルほど転がり続け、およそ1分後、対向車線に出て乗用車と衝突しました。

乗用車を運転していた男性は病院に搬送されましたが、軽傷だということです。

3年前には、国道148号線を白馬方面に走っていた車に突然、前のタンクローリーから外れたタイヤ2本が衝突しました。

近年、大型車のタイヤ脱落事故が相次いでいます。

・・・

また、外れたタイヤは「左後輪」が最も多く、125件に上りました。

国交省によりますと、「右折は左折よりもスピードが出やすく、遠心力により積み荷の重さがかかりやすい」ことなどが原因として推定されています。

一方、タイヤの取り付け方式が変わった影響を指摘する声もあります。

2010年に国内独自のJIS方式から、より作業が単純で点検や整備が容易な国際基準のISO方式に変わりました。

タイヤが2本ある場合、JIS方式は2本を1本ずつボルトとナットで締めますが、ISO方式は2本まとめて固定。

また、JIS方式は左右で異なる向きのねじを使い、タイヤの回転で緩みにくくなっていましたが、ISO方式は左右で同じ向きです。

これまでの事故が、取り付け方式の変更が要因かは分かっていませんが、国土交通省や全日本トラック協会は、相次ぐ事故を受け、タイヤ交換作業や日ごろの確認作業の徹底を呼び掛けています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b1c6c0710adbc652cd4f03c549f4f84339694cb7

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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