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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20246360分にYAHOOニュース(ベストカー)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

住宅地などに多い道幅の狭い生活道路。

警察庁がこうした道路の最高速度を時速30kmに見直す検討を始めた。

不幸な事故を減らしたい意図は分かるけど、なんと一般道の71%が当てはまるという。

弊害はないのだろうか?

警察庁が道交法を見直して、いわゆる生活道路の制限速度を時速60kmから30kmに引き下げる検討を始めた。

現在は意見を募集している段階だが、今年夏には施行令を改正し、再来年の2026年には施行となる予定だ。

該当するのは、中央線や中央分離帯のない5.5m未満の国道・市町村道。

驚くことに全国に87kmもあって、一般道の71%を占めるそうだ。

一般道の7割が時速30kmになると聞くと、ちょっとびっくりだ。

こうした流れは以前からあり、今から13年前の2011年度の交通白書にも、「生活道路の最高速度規制の取り組みについて」というページがある。

その根底にあるのは、歩行者の事故を減らそうという考えだが、コロナ禍からの立ち直りを受けて社会活動が活発化した昨今、歩行者の事故が再び増加傾向にある点が、今回の道交法見直しに繋がったようだ。

全国の生活道路ではすでに「ゾーン30」という施策が進んでいる。

これは生活道路における歩行者などの安全を確保することを狙い、道路単位ではなく、一定の区域全体で最高速度を時速30kmに抑制するものだ。

こうした最高速度の抑制は多くの人の支持を得られると思うが、傍若無人に振る舞う自転車への対応は課題として残るし、狭い道でも運用可能な可搬式オービスの導入などが進むとしたら、あまり喜べない。

安全を第一に、現実に即した法整備を期待したい。

https://news.yahoo.co.jp/articles/50eab6004d21f1d892329bcfe0d9ac2369113991

 

63184分にYAHOOニュース(名古屋テレビ)からは、すでに「ゾーン30」を導入している名古屋市の汐路西地区では住民の8割が効果ありと答えているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

・・・

名古屋市瑞穂区の「汐路西地区」。

周辺には学校が多く、学生や自転車での通行が多い地域です。

大学の授業の時間が近づくと、多くの学生が歩くなか、車が通行することも。

汐路西地区は、エリア一帯を「ゾーン30プラス」とし、すでに最高速度30kmの規制が行われています。

地域の人たちは、どのように感じているのでしょうか。

「私は犬を連れて散歩するけど、みなさん車止まってくれます。ほぼほぼ歩行者に注意して止まる」(近所の人)

「(車の運転は)しっかり止まるようにしている。子どもが多いのであまりスピードは出さないようにしている」(近所の人)

「学校が終わった後、公園にたくさんのお子さんがきて、ボールで遊んでいて転がってくるとバーッと飛び出してくるので、スピードが速くないほうがいいと思う」(汐路西地区で働く人)

汐路西地区の住民らに、ゾーン30の効果について聞いたアンケート結果を見てみると、「効果がある」「効果が少しある」と答えた人が、79%にのぼりました。

・・・

https://news.yahoo.co.jp/articles/9eebb3f85d695874791a5dd91bb409a14d5fc889 

 

63180分にYAHOOニュース(Forbes JAPAN)からは、欧州のいくつかの都市でも都市部でゾーン30を導入したところ事故減少などの成果が得られたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

欧州のいくつかの都市が近年、都市部での車の速度を時速30キロメートルに制限する措置を導入し、良好な結果が得られた。

制限速度がかなり順守されるようになり、交通事故が激減しているのだ。

中でも、重大な衝突事故や、歩行者や自転車が絡む事故が特に減っている。

ノルウェー交通経済研究所が今年初めに発表した、速度制限に関する報告書で、こうした結果がまとめられている。

それは欧州の6都市と、最近都市部での一般的な制限速度を時速30キロメートルにしたスペインの状況をまとめたものだ。

それによると、フランスのグルノーブルやスペインのビルバオなどでは、走行速度や交通事故の減少、制限速度の遵守の向上に加えて、大気汚染が減少し、ブリュッセルでは騒音公害が減った。

研究者らは、これらの都市の取り組みは、他の都市が同様の措置を検討する際の参考になると指摘している。

報告書の発表後にイタリアのボローニャ市が市全体で時速30キロメートル制限を導入したところ、わずか2週間で交通事故が21%減少したという。

また、昨年9月に都市部の走行速度を時速32キロメートルに制限した英国のウェールズでは、車の速度が全体的に低下したというデータが得られた。

3年前に時速30キロメートル制限を導入したブリュッセルでは、騒音レベルの低下に加えて、市中心部の交通量を減らす取り組みにより、事故と公害が激減したことが報告されている。

・・・

https://news.yahoo.co.jp/articles/75090c3181a2dc5b0d79924e84b9a81279dd8a9a 

 

 

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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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