2024年11月1日13時39分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
山口県下関市の六連島沖に停泊していた韓国船籍のケミカルタンカー「キョヨン・サン」(870トン)が3月に転覆し、乗組員10人が死亡した事故で、門司海上保安部は1日、業務上過失致死の疑いで、死亡した韓国国籍の男性船長=当時(65)=を容疑者死亡のまま書類送検した。
書類送検容疑は、船体に傾斜が生じ転覆する恐れがあったのに、乗組員を船から降ろすことなく船内にとどめたため、9人を死亡させたとしている。
海保によると、転覆の原因は断定できていない。
事故は3月20日に発生。
船長を含めた乗組員は計11人で、インドネシア人の1人以外、10人が死亡した。
国籍はインドネシアが生存者を含め8人、韓国が2人、中国が1人だった。
https://www.sankei.com/article/20241101-62ZKB6TGJZMOFI5VZV6VE2G2BU/
11月1日14時2分にYAHOOニュース(rkb毎日)からは、海が荒れていたため船が流されないよう錨を下ろして待機していた、全員が乗れる救命艇があったが使用された形跡はなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
門司海上保安部によりますと、当時、タンカーは、航行中の海域の波が高く、荒れていたため、船が流れないよう下関市沖で錨をおろして待機していました。
その後の捜査で、船には当時の乗組員全員が避難できる救命艇が1艇搭載されていましたが、使用された形跡はなかったということです。
門司海上保安部は1日、この船長の男(当時65)を船が転覆する恐れがあるなか、救命艇を使用するなどして乗組員を避難させることなく船内にとどまらせ、その後転覆したことにより乗組員10人を死亡させた業務上過失致死の疑いで、容疑者死亡のまま書類送検しました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/48edc6a8b2e47ac764905a993a93f6e6389a323a
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。