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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2015925164分に朝日新聞から、「小さな木片で大けがも・・・体育館の床板が刺さる事故相次ぐ」というタイトルの図解付き記事が、下記趣旨でネット配信されていた。

体育館で床に滑り込むプレーの際、床の木片がはがれて体に刺さり、けがをする事故が相次いでいる。
「小さな床のささくれが大事故になりかねない」として、消費者庁の消費者安全調査委員会(事故調)は、近く、対策に向けた調査を始める。

事故の多くは、バレーボールのフライングレシーブなど、ボールに向けて飛び込むプレーで発生している。
飛び込んだ床面にささくれや亀裂があると、ウェアが引っかかり、その衝撃でめくれ上がった木片が体を突き刺すケースもあった。

大きなけがにつながった事故は、確認されただけでここ10年で8件。「軽傷だったために表面化していないケースはかなりある」(事故調関係者)とみられる。
富山県立大の男子学生(21)は、今年4月、体育館として使っている講堂でフットサルの試合中に大けがをした。
ボールに向けて滑り込んだ際、木片(長さ30cm)が背中に刺さった。傷は肝臓に及び、緊急手術を受けた。

トップ選手が使う施設でも、事故は起きている。
2013年5月に大阪府立体育会館であったバレーボールの黒鷲旗全日本男女選抜大会で、Vリーグ・パナソニックパンサーズの男子選手(当時25)が試合中、腹部に刺さった木片で5針を縫うけがをした。

海外では、死者も出ている。
ブラジルでは、10年3月にあった室内フットサルの試合で、足から入った木片が腹部まで達し、男性が死亡した。

床のささくれや亀裂は、床材の老朽化や表面をなめらかにするワックス剤の塗布不足などが原因と考えられている。

だが、改修数年後に事故が起きていたケースもあり、断定はできていない。

相模原市南区の中学校では、11年7月、12年4月と2年連続して、バレーボールの練習中にはがれた床板が生徒の胸に刺さる事故があった。
最初の事故後に周辺の床板を張り替え、体育館の床を全面点検したにもかかわらず、2度目の事故は別の箇所で起きたという。

いずれの体育館でも、学校や委託業者が定期点検をしていて、清掃の際にもささくれなどの異変は見つかっていなかった。
事故調の関係者は、「一歩間違えると命に関わりかねないが、危険性についてほとんど知られていない。まずは事故のメカニズムを調べて対策につなげるようにしたい」としている。


出典URL

http://www.asahi.com/articles/ASH9L66KNH9LUTIL07M.html 

 

 

9252248分に産経新聞westからも、同趣旨の記事が掲載されていた。

消費者事故調は25日、体育館でバレーボールやフットサルをプレー中に床に滑り込み、床板から剥がれた木片が体に突き刺さる事故が起きているとして、調査することを決めた。
床板のささくれに服や体が引っかかり、めくれる可能性が考えられる。そうした事故発生のメカニズムを解明し、予防策につなげたい考えだ。

事故調が報道などで把握している国内の事故は、平成18年8月~今年4月にバレーボールで6件、フットサルで1件。ほかに、発生時期が分からないバレーボールの事故も1件あった。

事故調によると、バレーボールでは、上半身から飛び込むフライングレシーブをした際の事故が目立った。
18年8月には、岐阜市の高校で男子生徒がレシーブの練習中に、長さ約8cmの木片が胸に刺さって負傷。
25年5月には、大阪市で社会人の男性選手が練習中、約20cmの木片が腹部に刺さった。
フットサルでは、今年4月、富山県射水市の大学で男子学生の背中に約30cmの木片が刺さり、肝臓にまで達するけがをした。

床板の老朽化などが原因との見方もあるが、新しい体育館でも事故が起きているという。
畑村洋太郎委員長は、25日の記者会見で、体育館を利用する際の注意点として「(床板にささくれや亀裂、浮きなど)異常がないか確認することが重要だ」と呼び掛けた。


出典URL

http://www.sankei.com/west/news/150925/wst1509250095-n1.html  

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

今年4月の富山県での事例は、下記参照。

当該記事中、他の事例2件も紹介している

 

201556日掲載

2015428日 富山県射水市にある富山県立大学の講堂でフットサル中に学生が滑りこんだところ床材の一部が剥がれて刺さり、肝臓にまで達する大けが

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4844/

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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