2019年7月2日19時2分にNHK福岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
海のレジャーシーズンが本格化するのを前に、人気の高い水上オートバイを安全に乗ってもらおうと、「ジェット噴流」と呼ばれる、水上オートバイが噴き出す水流の危険性を確認するための実証実験が福岡市で行われた。
福岡海保が福岡市東区の沿岸で行った実証実験には、ライフセーバーやマリンスポーツの講師など12人が参加した。
最速で時速100kmにもなる水上オートバイは、短期間で免許を取れることもあり、人気が高まっているが、急発進の際などに後部座席に乗った人が転落し、ジェット噴流が直撃して大けがをするなど、思わぬ事故が発生している。
実証実験では、水上オートバイを急発進させると人形が振り落とされたほか、人に見立てた土のう袋がジェット噴流によって大きく破れるなどして、参加者が危険性を実感していた。
水上オートバイのジェット噴流による事故は、去年までの5年間で全国で12件発生していて、このうち2件が福岡県で起きている。
同海保の田村交通課長は、「水上オートバイを安全に楽しむために、急発進や急旋回は行わず、ジェット噴流による被害を防ぐため、水着などの露出が多い衣服ではなく、ウェットスーツを着用して、操縦者にしっかりつかまるようにして欲しい」と話している。
※以下は音声のみの情報(実験後のダミー人形を指さしながら)
水着の隙間から噴流が入り込む。
ダミー人形の足の付け根は破損しており、かなりのエネルギーがかかっていることが実験からもわかる。
出典
『水上バイク噴流の危険性実証実験』
https://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20190702/5010004877.html
(ブログ者コメント)
以下は、映像の4コマ。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。