本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)


キーワードに合致した記事を検索できます(複数キーワード検索可)




(07/25)
(07/24)
(07/23)
(07/23)
(07/22)
(07/21)
(07/20)
(07/20)
(07/19)
(07/19)
(07/18)
(07/17)
(07/16)
(07/16)
(07/15)
(07/15)
(07/14)
(07/14)
(07/13)
(07/13)
(07/12)
(07/11)
(07/11)
(07/10)
(07/10)


(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/09)
(04/10)
(04/10)
(04/10)
(04/10)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(04/11)
(2010年11月23日 旧ブログ掲載記事)
2010年11月22日18時7分に、msn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11月22日午後1時ごろ、埼玉県久喜市の金属加工業「今井製作所」埼玉工場で、清掃中の作業員(70代)がうつぶせで倒れているのを従業員が発見し、119番通報。病院に運ばれたが、死亡した。
警察の調べでは、午前10時ごろから、地面を掘って作られた縦横約2m、深さ約1.5mの油槽内で、油を抜き取った後の清掃作業を一人で行っており、正午ごろ、工場の従業員が声をかけた時には返事があったが、しばらくしても現れないため、油槽内を見たところ、倒れていたという。目立った外傷はなく、警察で詳しく調べている。
(ブログ者コメント)
酸欠、ガス中毒にしては、作業開始から時間が経っている。病気だろうか?
(修正1;2010年11月28日 追記)
2010年11月23日付の埼玉新聞に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
被災者は、この日から東京都内の同業会社から派遣され、午前10時ごろから一人で油を抜いた後の油槽内に入り、シンナーのようなものを使って、壁や床の清掃作業を行っていた。
油槽は、油圧機械から出た油を溜めるために使用していた。
油槽は、油圧機械から出た油を溜めるために使用していた。
(ブログ者コメント)
シンナーのようなものを使っていたのだとすれば、有機溶剤中毒の疑いがある。穴状の閉所で有機溶剤を使う場合は注意が必要だ。
同様な事例を、2010年8月24日に本ブログにアップしてある。
同様な事例を、2010年8月24日に本ブログにアップしてある。
PR
(2010年11月16日 旧ブログ掲載記事)
2010年11月15日18時23分に、以下の趣旨の記事がmsn産経ニュースからネット配信されていた。
2010年5月14日、新日鉄君津製鉄所で、地上6.7mに設置された高濃度の一酸化炭素が通るガス管の支柱部分の塗装作業をしていた作業員が一酸化炭素中毒で死亡した事故に関し、労基は、当該ガス管は2年以内に1回は定期検査を行うことが義務づけられているにもかかわらず、平成20年1月1日から今年5月13日までの間、地上から見える部分の点検しか行っていなかったとして、11月15日に労安法違反容疑で、会社ならびに君津製鉄所の担当課長を書類送検した。
労基は、ガス管のつなぎ目に取りつけられたボルトが一部欠損していたことから、緩んだ部分から一酸化炭素が漏れ、事故につながった可能性もあるとみて調べている。
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/chiba/101115/chb1011151825004-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/chiba/101115/chb1011151825004-n1.htm
また、2010年11月16日付の朝日新聞千葉版に、以下の趣旨の記事が掲載されていた。
当該配管は直径約4mで、配管接続部分のボルト120本のうち、27本が折れていた。
(2010年10月23日 旧ブログ掲載記事)
(事故の概要)
2009年5月27日付の赤穂民報ネット版に、以下の趣旨の記事が掲載されていた。
5月27日午後6時35分ごろ、赤穂市木津の大阪合成有機化学研究所の赤穂清水工場から、有機溶剤中毒で作業員が意識不明になったと119番通報があった。
警察によると、倒れたのは研究担当者1名と社員2名の計3人。3人とも意識を回復し、容態は安定。
事故のあった部屋では、同日午前10時から、タンクで医薬品原料となる二次加工物の製造を交代で行い、事故発生時は被害にあった3人で作業していた。何らかの原因でタンク内の温度が異常に上昇し、有機溶剤のテトラヒドロフランが気化したものとみられる。周辺への影響はないという。
事故のあった部屋では、同日午前10時から、タンクで医薬品原料となる二次加工物の製造を交代で行い、事故発生時は被害にあった3人で作業していた。何らかの原因でタンク内の温度が異常に上昇し、有機溶剤のテトラヒドロフランが気化したものとみられる。周辺への影響はないという。
(事故の原因と顛末)
2010年10月20日8時31分付で産経関西から、同日13時5分付で神戸新聞から、以下の趣旨の記事がネット配信されていた。
□新しい医薬品を製造することを目指し、水素化ナトリウムなどを反応させていた時に有毒ガスが発生した。
□兵庫県警は、20日までに、消防法違反容疑で、同社の役員ら3人を書類送検した。
容疑は、危険物に指定されている水素化ナトリウム40kgを無許可で貯蔵したほか、22.9kgを危険物取扱者免状取得者を立ち会わせずに取り扱った疑い。
容疑は、危険物に指定されている水素化ナトリウム40kgを無許可で貯蔵したほか、22.9kgを危険物取扱者免状取得者を立ち会わせずに取り扱った疑い。
(ブログ者コメント)
□水素化ナトリウムは固体で、一般的にはテトラヒドロフラン(THF)などの中で使われているらしい。もし、今回もそのようにして使われていたとしたら、事故当時に報道されたTHF中毒ではなく、反応で発生した別の有毒ガスによる中毒だったのかもしれない。
□水素化ナトリウムは固体で、危険物第3類の8.金属の水素化物に該当する。指定数量は10kg。今回、40kgを無許可貯蔵していたというが、新薬品試作ということで、タマタマ、一時的に指定数量をオーバーしたとか、新規に持ちこんだ、といった事情があったのではないのだろうか?もしそうだとすれば、この点、危険物管理上、注意すべきであろう。
(2010年10月8日 旧ブログ掲載記事)
2010年10月7日16時48分付けで、共同通信より、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10月7日午前11時20分ごろ、東京都北区の都立産業技術研究センターで、廃液処理をしていた研究員がシアン系(青酸)とみられるガスを吸って倒れたとの119番があった。研究員は病院に搬送されたが意識はあり、命に別条はないという。
警察などによると、研究員は、使用済みの薬品を廃棄した際、誤って酸性の廃液にシアン系物質を含んだアルカリ性の廃液を混ぜたとみられる。当時、部屋には他に研究員がおり、3人が気分が悪くなったという。発生したガスの濃度は低かったとみられ、警察が詳しい状況を調べている。
同センターは、都内の中小企業向け技術支援の研究をしているとのこと。
(ブログ者コメント)
廃液容器には識別表示がされていたはず。それでも、なぜ間違えたのか?その理由こそが知りたいところだ。


問合せなどあれば記事末尾の読者通信欄に名前(匿名可)とメルアドを記入し
①確認ボタンをクリック
②記入欄に用件記入
③確認ボタンをクリック
④内容がOKであれば送信ボタンをクリック
してください。
ちなみに「ご送信ありがとうございました」との返信がありますが。それは通信欄会社からの自動メッセージですので、ご留意ください。




[06/09 ※無記名]
[06/01 ※無記名]
[02/08 ※無記名]
[02/08 ※無記名]
[01/20 ※無記名]
[08/31 ガーゴイル]
[09/27 三浦]
[03/02 南方英則]
[11/20 山城守]
[07/20 記事内容について訂正をお願いします。]
[07/16 神戸ファン]
[04/21 Rawi]
[08/12 山田晴通]
[04/24 道産子]
[04/15 道産子]
[04/15 道産子]
[04/05 道産子]
[04/02 道産子]
[04/01 道産子]
[02/27 道産子]
[02/26 愛読者]
[01/10 愛読者]
[11/07 愛読者]
[10/12 愛読者]
[08/24 愛読者]












HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。