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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2012年6月13日22時33分に神戸新聞から、同日22時14分に読売新聞から、同日20時17分に共同通信から、また6月14日付で朝日新聞阪神版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
13日午後3時50分ごろ、西宮市の市立塩瀬中学校(生徒835人)で、女性養護教諭(28)から「1年の教室で異臭がし、生徒が気分不良を訴えている」と119番があった。
12歳と13歳の1年男女計16人が市内の病院などに搬送され、うち手足のしびれや過呼吸の症状がある男女9人が入院。いずれも重症ではないという。


同日午前9時半から約1時間20分、市環境衛生課の職員が敷地内の樹木に害虫駆除剤を散布しており、警察などは関連を調べている。

搬送されたのは、駆除剤が散布された中庭に面した北側校舎1階の2クラスで、樹木からも近かった。
市教委によると、6時間目の授業中だった午後2時45分ごろから異臭がし、約20人が「気分が悪い」と訴えたという。別の教室に移動させたが、手足のしびれを訴える生徒もいたため、約1時間後に救急車を呼んだ。
消防が到着直後に校内の空気を測定したが、異常は見られなかった。全校生徒は体育館にいったん避難した後、一斉下校した。


校長は同日夜会見し、「薬剤散布のため、午前10時半ごろまでは窓を開けないよう指示していた。子どもらは臭いなどに敏感で、精神的に連鎖して反応してしまうこともある」と説明。「子どもらには申し訳ない。原因の解明に努めたい」と話した。
同校の駆除剤散布は、毎年この時期に行われていたという。
 
市環境衛生課によると、薬剤は2000倍に希釈した。市内の他の学校でも同じ薬剤を使っているが、これまで児童や生徒が体調不良を訴えたケースはなかった。同課は「窓が閉まっていることを確認するなど、安全には注意していた」としている。

病院に搬送された女子生徒の一人は「手足に力が入らなくなり、死ぬかと思った」と声を震わせていた。
クラスメートが搬送された1年の男子生徒(12)は「授業中に窓側から鉄みたいな変な臭いが漂ってきて、『臭い、臭い』と騒ぎになった。何人かが気分が悪くなって、保健室に運ばれていった」と不安そうに話した。別の男子生徒は「すぐに体育館に集められて先生から事情を聞いたが、何が何だか分からなくて…」と困惑した様子だった。
別のクラスの生徒は「授業中、隣のクラスから『臭い』という声が聞こえてきた。しばらくして生徒が廊下に出てせき込んだり泣いたりしていた」と話した。

 
出典URL
http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/0005132750.shtml
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120613-OYT1T00914.htm
http://www.47news.jp/CN/201206/CN2012061301001710.html
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
ブログ者も害虫駆除剤を散布したことがあるが、やはり希釈倍率は2000倍だった。
そして上方に向け散布した時など、しぶきがかかることもあったが、目をすぐに洗っただけで、あとは特段のことはなかった。
年の差だろうか?
それとも、今回は希釈倍率を間違ってしまった?

 


(2012年7月1日 修正1 ;追記)
 
2012年6月14日付の神戸新聞紙面に、使用薬剤に関する若干詳しい情報が、下記趣旨で掲載されていた。
 
市によると、散布した薬品は、トレボンと呼ばれる駆除剤に別の薬品を混ぜて2000倍に薄めたもので、稲や大根など、一般的な農作物の害虫駆除に使用されているという。



(2012年7月6日 修正2 ;追記)
 
2012年7月5日11時32分にmsn産経ニュースwestから、教室では薬物の付着は確認できなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
西宮署は4日、体調不良を起こした1年の生徒が在籍する教室内を鑑定した結果、薬物などの付着は確認できなかったと発表した。

同署によると、教室内の机やいす、ガラスなど計18カ所を鑑定したが、薬物などの付着は確認できなかったという。


出典URL
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120705/waf12070511330013-n1.htm
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2012年6月14日付で読売新聞大分版と毎日新聞大分版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
大分大学は13日、大分市の旦野原キャンパスの新しい図書館で原因不明の「異臭」がするとして、7月上旬の開館を延期すると発表した。
頭痛を訴える職員が1人いるが、他に健康被害はない。
大学は、臭いの除去作業を進めている。


発表によると、開館の準備作業をしていた男性職員が5月16日、「1階の階段付近や書庫で異臭がする」と訴えた。
異臭を感じない人もいるが、「シンナーのような臭いがする」と話す職員もいるという。


4月の完工後、業者検査でトルエンが学校環境衛生基準を上回っていたが、換気で解消し、大学側に引き継いだ。
4月末に大学が行った検査では、ホルムアルデヒドやトルエンなどの有害物質は規制値以下で、今月2日の再検査でも異常はなかった。


大学の産業医に調査を依頼したが原因は特定できず、蔵書などの搬入を中止。館内温度を30℃超にして、原因物質を揮発させる手法で臭気を屋外に排出する作業を進めている。
産業医が朝夕、臭いをかいでいるが、改善していないという。

 
13日に記者会見した事務局長は「自分は異臭はしなかった。原因は全くわからない」と首をかしげていた。
図書館は地上2階、地下1階。延べ床面積は約6000m2。2010年度の利用者は延べ約30万人で一般は約1万人だった。
昨年4月から改修工事をしていた。

 
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/oita/news/20120614-OYT8T00071.htm
http://mainichi.jp/area/oita/news/20120614ddlk44100588000c.html
 
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2012年5月31日付で東京新聞から、また5月30日12時51分に毎日新聞から、それぞれ写真付で下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
川口市柳崎一の「S化学」川口工場で29日午後、円筒状の薬品タンクを清掃中の男性作業員4人が体調不良を訴え、うち2人が一時、意識不明の重体になった事故。
工場では30日、工場長らが会見を開くなど対応に追われた。

 
工場によると、清掃会社「Y」(千葉市稲毛区)の作業員4人は、約40年使ったゴム製品の劣化防止剤の貯蔵タンク3本(直径約2~3m、長さ約4~7m)を廃棄するため、29日午前9時ごろから交代で清掃し、3基目のタンクを清掃中だった。

タンク内は空だったが、毒性がある化学物質アニリンが汚れとして付着。
作業着から皮膚に浸透したか、タンク内を高圧洗浄中のしぶきが肌に付着するなどし、中毒症状を起こしたとみられる。

 
29日午後4時ごろ、工場長が「気分が悪い」と訴えた4人の様子を見に行くと、唇が青くなる「チアノーゼ反応」を起こしていた。立ちくらみなども見られたことから、アニリン中毒の症状と判断し、病院へ連れて行った。
警察によると、4人は快方に向かっているという。
 
川口労基署は「原因などは捜査中」としているが、労災事故として認定する方針。
埼玉労働局によると、記録が残る2007年4月以降、県内ではアニリン中毒による事故は報告されていない。
 
 
出典URL
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20120531/CK2012053102000134.html
http://mainichi.jp/select/news/20120530k0000e040192000c.html
 
 
また、5月31日付の千葉日報紙面には、若干違った情報が下記趣旨で掲載されていた。また入槽していたのは縦型タンクのほうだったと、写真の下に解説されていた。
 
午後1時ごろから午後3時半ごろまで、タンク(直径約3m、高さ4.6m)の内部に入って洗浄中、体調不良を訴えた。タンクはここ数年使っておらず、捨てるために洗っていた。
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
□kis-netによれば、アニリンは無色あるいは淡黄色の油状の液体で水に可溶。特有の臭気があり、その許容濃度はACGIH値で2ppmと、かなり毒性の強い物質だ。
呼吸器以外に皮膚からも容易に体内に吸収されるという。
中毒時の症状も、報道どおりのことが記載されていた。
 
□症状を見てアニリン中毒だとすぐに判断した点から考えると、この工場ではアニリンの毒性について十分に認識していたようだ。
とすれば、清掃を依頼する際、その危険性も知らせていたと思うのだが・・・。
 
□アニリンが付着している機器を高圧水で洗浄していたということで、保護具としては雨合羽とエアラインマスクを着用していたことが考えられる。
しかし、なぜ4人がほぼ同時に中毒症状を呈したのか、その点が疑問だ。
直径3mのタンクに4人全員が入っていたとは考え難い。
アニリン中毒の症状は緩やかにでてくるものなのだろうか?
それとも、作業員交代のため雨合羽の脱着を4人がかりで行っていた時に、合羽に付着していたアニリンを全員が吸い込んで・・・といった感じだったのだろうか?

 


(2012年7月1日 修正1 ;追記)
 
2012年5月31日付の埼玉新聞紙面には、病院に行った時の様子が上記報道とはかなり違う、下記趣旨の記事が掲載されていた。
 
タンクは5月上旬まで、ゴムの劣化防止剤を生産する際に排出される化学物質の貯蔵に使用していた。
 
29日は午後1時ごろから作業を始め、直径約3m、高さ7mほどの円筒形タンク4本を午後3時半ごろまで洗浄していた。
3本目の洗浄中に目まいや立ちくらみの症状が表れ、4人は3本目で作業を打ち切って千葉市の会社に戻った。
 
55際と30歳の2人はそのまま千葉県内の病院に運ばれ、一時、意識不明の重体になったが、家族と会話ができるまでに回復した。
61歳と50歳の2人は、川口署で事情説明する前に体調が悪化し、病院に運ばれたが軽症。

 
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2012年5月29日付で朝日新聞東京西部版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
28日午後5時10分ごろ、大田区矢口1丁目の工場から出火、薬物を処理する装置が燃えた。
消防によると、作業中の20~30代の男性3人がのどの痛みを訴え、病院に搬送された。
 
工場では、有毒物を吸着した触媒をクリーニングする作業をしていたという。

 
 
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2012年5月23日22時1分にNHK長野から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

おととし6月、大鹿村の工事現場で、作業員2人が死亡し、1人が重体となった事故で、飯田労基署は必要な対策を怠ったなどとして、工事を請け負った建設会社と現場責任者の2人を労安法違反の疑いで書類送検した。

この事故はおととし6月、大鹿村鹿塩で行われた地滑り対策の工事現場で、深さおよそ10mの穴の中で清掃作業をしていた作業員の男性3人が一酸化炭素中毒で次々と意識を失って倒れ、このうち2人が死亡し、1人が重体になったもの。

この事故で、飯田労基署は、工事を請け負った建設会社と発注した会社の2人の現場責任者が必要な換気などを行わず、国の規則に違反して、穴の中で排気ガスが出る洗浄機を使用させていたなどとして23日、工事を請け負った飯田市のF建設と現場責任者の男性2人を労安法違反の疑いで、書類送検した。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/nagano/1015324381.html
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
深さ10mの穴の中で換気もせずに排気ガスが出る洗浄機を使用していたとのこと。
もし、この報道のとおりだとすれば、こんな無茶な話はない。
現場責任者であれば、酸欠の知識くらい持っていた筈なのだが・・・。

 
 
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2012年4月15日22時20分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
15日午前9時55分ごろ、尼崎市のクボタ阪神工場で、溶解炉内のガスの熱を吸収する施設「熱交換器」を清掃中の男性社員2人が倒れているのを、別の男性社員(36)が見つけ、119番した。
2人は病院に搬送されたが、1人が一酸化炭素中毒で死亡。
警察は、業務上過失致死傷の疑いもあるとみて事故原因を調べている。


警察によると、死亡した38歳の男性は施設内で倒れていた。もう一人の35歳の男性は施設の入口付近で倒れていて、一酸化炭素中毒の症状がみられるが軽症という。

クボタによると、熱交換器は高さ約33mの円筒状で、溶解炉で発生したガスの熱を吸収し再利用するための施設。
炉では水道管に使う鉄を溶かしているが、14日以降操業しておらず、この日は種火の状態だった。

2人は同日午前9時45分ごろから、交換器の地上約8m、直径3.6mの場所で作業。ガスを吸い取る集じん機2台のうち1台は動いていたという。
同工場付近で避難騒ぎなどはなかった。


溶解炉担当の作業長(45)は、「社員は毎週交代で清掃作業を行っている。これまで事故はなく、ガスを吸い込む危険性があるとは思っていなかった」と肩を落とした。

 
出典URL
http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/0004975004.shtml
 
 
また、4月15日20時9分に日本経済新聞からは、炉の稼働状態が以下のようにネット配信されていた。
 
この日は休日で、炉の1つは完全に停止していたが、別の炉は翌日の操業に備え、一部の燃料を燃やし始めていた。
 
http://www.nikkei.com/news/latest/article/g=96958A9C93819695E3E7E2E3828DE3E7E2E6E0E2E3E09191E3E2E2E2
 
 
一方、4月16日付の朝日新聞大阪版(聞蔵)からは、一酸化炭素発生源に関し、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
熱交換器は溶解炉とダクトでつながり、溶解炉に残っていた燃料の燃え残りから一酸化炭素が発生したらしい。
 
 

(ブログ者コメント)
 
入槽前のガス検知有無、溶解炉との縁切り状態、通常どおりの作業だったか、その辺が気にかかるところだ。
 
 

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2012年3月21日12時10分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
21日午前9時50分ごろ、堺市堺区の化学薬品製造会社Sケミファ三宝工場から「作業員がガスを吸って頭痛を訴えている」と119番通報があった。
30~60代の男性作業員4人がタンクから漏れたガスを吸って病院に搬送された。軽症という。


消防によると、工場内の75トンタンクの配管に直径約5mmの穴が開いてフッ化水素酸の液体約50kgが漏れ、気化したガスを従業員が吸い込んだ。
約30分後に漏れは収まり、工場周辺への影響はなかったという。


出典URL
http://www.asahi.com/national/update/0321/OSK201203210086.html
 
 
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2012年2月22日9時26分に岐阜新聞から、下記趣旨の記事がガス釜排気口のレイアウト写真とともに、ネット配信されていた。
 
21日午後2時40分ごろ、中津川市阿木の公園「中の島公園ふれあいの里」で、そば打ちを体験していた近くの市立阿木高校の生徒12人と教諭4人、講師役の男性(65)の計17人が頭痛などを訴え、病院に運ばれた。
全員が一酸化炭素(CO)中毒と診断された。

男性は1週間から10日間の入院が必要で、生徒と教諭はいずれも軽症。
釜が不完全燃焼した疑いもあり、中津川署は詳しい原因を調べている。
市によると、別の生徒2人が病院で受診したが、そのまま帰宅したという。


警察などによると、生徒35人と引率の教諭7人は同日午後1時30分ごろから、同公園内の施設「総合交流ターミナル」で、地元の住民グループ「阿木村づくり塾」の会員7人からそば打ちを教わっていた。

室内のガス釜でそばをゆでるための湯を沸かしていたところ、生徒から「気分が悪い」との声が上がり、換気をしたが、相次いで頭痛などを訴えた。
男性は搬送時には歩くことが困難な状態だったという。


事故発生前、「ガスの調子が悪い」と連絡を受けて駆け付けたガス会社の男性社員(62)によると、ガス釜の排気口(直径約20cm)の上にそばつゆを温めるための鍋が置かれていたという。「排気口がふさがれ、不完全燃焼を起こしたのでは」と指摘している。

同校によると、そば打ち体験は授業の一環で、18年目を迎えた恒例行事。22日は通常通り授業を行う予定。


出典URL
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20120222/201202220926_16321.shtml
 
 
また、2月24日20時23分にNHK岐阜から、「ガス警報器の音を教員が切る」というタイトルで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
ガス警報器が鳴ったにもかかわらず、引率の教員が警報器を止め、授業を続けていたことが分かった。

中津川市などによると、授業の開始直後にガス警報器が鳴ったもののガス漏れを確認できず、気分が悪くなった生徒もいなかったことから引率の教員が警報音を止め、そのまま授業を続けま。
しかし、30分後に再び警報音が鳴ったため、生徒を避難させたという。


また、設備に異常はなかったが、排気口の上に鍋が置いてあったということで、市は空気の出口がふさがれたことから不完全燃焼を起こしたのではと見ている。


出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/gifu/3083259241.html
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
□ガス釜の写真を見ると、いかにも物を置いてくれといわんばかりの排気口。
メーカーは、物がおけないように筒の先端を斜めにするなどの工夫が必要ではないだろうか?
 
□鳴ったガス警報器は、可燃性ガス用だったのだろうか?
一酸化炭素用だったなら、もっと細かくチェックしたような気がする。
室内でガス釜を焚く、これぐらいの規模の設備であれば、一酸化炭素や酸欠対応の警報器も設置することが望まれる。
 
□ガス会社の社員は、排気口に鍋が置かれていることに気付いたなら、なぜ、その時点でどけるよう指示しなかったのだろうか?ガス燃焼のプロだろうに。
 
□それにしても、教員ともあろう人が警報器の意味を軽くみていたのは残念だ。
 



(2012年3月2日 修正1 ;追記)
 
2012年2月23日付で朝日新聞岐阜全県版(聞蔵)から、排気口に円筒状の容器がかぶせてあったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
市は22日、事故原因の究明とガス施設の安全が確認されるまでの間、料理体験室を使用禁止にした。

市などによると、事故は室内を閉め切って体験室の大きなガス釜でそばをゆでていた際に起きた。
釜の排気口に円筒状の容器がかぶせてあったため、不完全燃焼で一酸化炭素が滞留したとみられており、警察はガス業者に立ち会いを求め、現場を調査して原因の究明を進める。

 
 
また、2012年2月25日11時10分には岐阜新聞から、警報音が42~45秒鳴り続けると自動遮断弁が落ちるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

市は「警報が2度鳴ったことは事実。1度目で誰が、なぜ止めたのか把握できていない」とした。
また調査の結果、「事故のあった施設のガス感知器は「警報音が42~45秒間鳴り続けると、ガスボンベの自動遮断弁が落ちるようになっていた」と説明した。


出典URL
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20120225/201202251110_16349.shtml


 
 
(ブログ者コメント)
 
□写真で見ただけでは分からなかったが、排気口には円筒状の容器がかぶせられていたとのこと。
とすれば、警報を軽んじたこと以外、正規の使用方法をしていなかったという、管理上の問題点も浮かび上がってくる。
一体、誰が何の目的で、そのような設備にしたのだろうか?
 
□産業現場でも、しばしば、設備本来の用途から外れて使用して事故を起こすことがある。
設備を改造したり本来の使用目的を逸脱して使用する場合は、事前に十二分に安全性を検討する必要がある。
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2012年2月16日付で神奈川新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
16日午前10時20分ごろ、川崎市の東亜石油京浜製油所で、精製装置内にたまった廃液の回収作業を行っていた男性(51)が、屋外に止めてあった回収車両上で倒れているのを、上司の男性(57)が発見。男性は搬送先の病院で死亡が確認された。

警察によると、車両上部周辺から高濃度の一酸化炭素を計測。警察では一酸化炭素中毒の可能性もあるとみて、司法解剖を行い死因の特定を進める。

警察によると、装置は石油に含まれる有毒ガスを取り除くための設備で、内部に付着したコークス(すす)を真水で洗浄。男性は内部にたまった廃液を抜き取っていたという。
男性は午前9時50分ごろから1人で作業を開始。離れた場所で別の作業に当たっていた上司が男性を発見した際、車両タンク上部のハッチが開いていたという。


同社によると、過去に回収作業中の事故例はなく、「特殊で危険度の高い業務という認識はない」と説明。防護服や防毒マスクなどの着用も義務づけていないという。

 
出典URL
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1202160018/
 
 
※車両の種類に関し、msn産経ニュースでは「大型バキュームカー」、東亜石油のHPでは「ダンパー車」となっている。
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120216/kng12021623160009-n1.htm
http://www.toaoil.co.jp/pdf/accident20120216.pdf
 
 

(2013年3月3日 修正1 ;追記)

201331日付で神奈川新聞から、責任者らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

昨年2月、作業中だった男性会社員が急性一酸化炭素中毒で死亡した事故で、川崎臨港署は1日、業務上過失致死の疑いで、全体の管理責任者だった同製油所の製造一課長(57)や同課の班長(54)ら男性4人を、書類送検した。


容疑は、昨年2月16日午前10時20分ごろ、精製装置内にたまった廃液の回収作業中、注意義務を怠り、設備のバルブを開放するなどしたため、男性に有毒ガスを吸引させ、死亡させた、としている。

同署によると、いずれも容疑を認め、「安全管理の指示が不十分だった」などと話しているという。

出典URL

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1303010022/

 

 





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2012年2月5日付の読売新聞群馬版と毎日新聞群馬から、また2月5日付の朝日新聞群馬全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
4日午前9時25分頃、高崎市の鉄パイプ製造会社「T精密管」小串工場から「タンクの清掃中に気分が悪くなった人がいる」と119番があった。
24~58歳の男性作業員5人が搬送され、このうち、Aさん(58)が有機溶剤中毒で重症となった。Aさんは、タンク内で意識を失い倒れていたが、搬送先の病院で意識を回復した。残る4人は有機溶剤中毒や急性薬物中毒になったが、いずれも軽症。


警察などによると、搬送された作業員は、同社に清掃を委託された清掃会社の従業員で、同日午前8時頃から金属のパイプを洗浄するためのタンク(縦0.95m、横7.6m、深さ2.45m)の清掃作業をしていた。

機械で抜き取れなかった塩素系有機溶剤のメチレンクロライドをタンク内で処理していた作業員2人が気分が悪くなり、1人は自力で脱出、倒れた1人をAさんら3人が助け出そうとタンク内に入ったところ、Aさんが意識を失って倒れたという。
警察は、タンク内で有機溶剤のにおいをかいだため、中毒になったとみている。

作業員はマスクや清掃着を着用していて、タンクにも破損などはなかったという。

工場周辺は畑などで、民家はほとんどない。
 
現場にいた社員などによると、タンクの清掃は数年に1度程度で、板倉町内の清掃会社が請負っていたという。

 
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20120205-OYT8T00105.htm
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20120205ddlk10040076000c.html
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
□タンク内にいた2人は、マスクを着用していて、なぜ気分が悪くなったのだろう?
正規のマスクを着用していたのだろうか?
 
□同じ会社が毎回清掃を請負っていたようだが、それでいて何故、事故が起きたのだろう?
初めて清掃を請け負った会社であれば、メチクロの危険性など周知不徹底ということも考えられるのだが・・・。
 



(2012年3月1日 修正1 ;追記)
 
2012年2月5日付の上毛新聞紙面に、以下のような趣旨で補足的情報が掲載されていた。
 
警察によると、清掃を委託されていたゾーンケミカル社は、工場などから排出される廃油の再生や処理を行う業者。
4日は小串工場の操業が休みで、午前8時ごろから、金属部品の汚れを洗い流すために使用する洗浄槽の有機溶剤を抜き、清掃していた。
洗浄槽には普段、有機溶剤を約4分の1の高さまで入れ、パイプを浸している。
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
上毛新聞紙面に洗浄槽の写真が掲載されていたが、屋内に設置された金属製の槽だ。
その写真からは、槽は3つのブロックに分かれていて、ブロック毎に蓋が取り付けられているように見えた。
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2012年2月2日付の新潟日報から、また2月3日付の朝日新聞新潟全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

2日午前10時半ごろ、上越市の日本曹達二本木工場で、落雪で屋外の配管が壊れ、塩素ガスが漏れ出した。
近くで除雪作業していた同社社員男性(49)がガスを吸ってせきこみ、喉の痛みを訴えて病院へ搬送されたが、軽傷という。
警察によると、男性は命に別条はなく、工場周辺の住宅にもガスによる影響は出ていない。

男性は同日朝から同僚8人で、塩素ガスの配管が通る施設周辺で除雪をしていた。
警察によると、高さ数mの鉄製の足場の雪が落ちて、直径17cmある配管の樹脂製のつなぎ手が壊れ、男性はガス漏れに気付いて逃げる際に吸い込んだという。

出典URL
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/pref/31819.html
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
□上越市といえば直江津のイメージだが、ブログ者は、以前、新潟といっても雪が積もるのは山間部だけで、海岸部にはさほど積もらないと地元の人に聞いたことがある。
今年は海沿いでもかなり積もっているのだろうかと気になり、該工場の場所を確認したところ、なんと上越市といっても海沿いではなく、高田の奥、妙高市に囲まれた山間部だった。
これなら今年は、さぞや例年以上の豪雪に見舞われていることだろう。
 
□雪による事故については、2011年2月に雪の重みで配管から灯油が漏れた事例2件を本ブログに掲載したが、落雪による事例は初掲載だ。
雪国の設備管理は大変だ。
 
 

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2012年1月26日付で毎日新聞新潟版から、また1月26日16時6分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

上越市教委は25日、同市内の直江津中など6中学校で23日に出された給食のゆで麺に、食品などの消毒や殺菌に使う次亜塩素酸ナトリウムが付着していたと発表した。
袋を開けた際、「プールのような臭いがする」などと訴えた生徒らがいたが、不調を訴える生徒、教職員はいなかった。

麺は同市内の製麺業者が製造。同業者は先週末、製麺機に付属するボイラーを業者に修理させた後、内部を次亜塩素酸ナトリウムで消毒したが、製麺機の洗い流しが不十分だったため、23日に製造した麺に一部が付着したらしい。
業者は「
中華麺をゆでたお湯に混じった可能性があるが、基準の希釈倍数の消毒液を使っており、人体に影響はない」と説明しているという。

市教委によると、学校側が業者に問い合わせるなどして安全性を確認し、回収はしなかったが、市教委は業者に対して生産管理を徹底するよう厳重注意した。


出典URL
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20120126ddlk15040174000c.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120126-OYT1T00324.htm
 
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2012年1月22日付の読売新聞千葉版紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。また22日10時13分にNHK千葉からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
 
21日午後3時50分ごろ、千葉市のJFEスチール東工場の第6コークス炉付近の冷却用パイプから冷却水が噴出し、パイプの補修作業をしていた45歳と67歳の男性作業員が冷却水を浴びた。
同社などによると、冷却水には約0.7%のアンモニアが含まれており、作業中に突然、噴出したという。


45歳の作業員はアンモニア中毒、67歳の作業員はアルカリ損傷の中等症といい、2人は経過観察のため入院した。

同社によると、作業員がパイプの結合部分のボルトを緩めたところ、継ぎ目から噴出したという。
作業前に抜くべき冷却水がパイプ内に残っていたとみられ、同社が原因を調べている。
同社によると、工事は配管の中の液体を抜いた上で行うことになっているという。


JFEでは去年からことしにかけて事故が相次いだため、事故の防止と安全対策を徹底するよう、今月16日に千葉市長から指導を受けたばかり。

 
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/chiba/1006604821.html
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
関連会社を含め、半年で4件目だ。たしかに多い。
しかし、1件1件の事故をみると、現状では何の共通点もみられない。
それで安全対策の徹底といわれても、JFEとしては具体策に窮しているだろう。

 
以下は、本ブログに掲載済の事故。

2012年 1月  6日 停電で黒煙と爆発音発生
2011年12月  2日 硫酸タンク爆発(JFEケミカル)
 〃     9月22日 ゴンドラのワイヤーが切れて5人死傷
2010年11月25日 冷却塔から出火
 
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2012年1月20日12時20分に中日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
20日午前9時5分ごろ、北名古屋市の路上で、男性作業員から「マンホール内で作業中の同僚が倒れた」と119番があった。
消防隊員らが内部から男性2人を救出し、地上にいた男性4人も気分の悪さを訴えて病院に搬送された。
いずれも酸欠のような症状で、命に別条はない。
警察は作業状況などを調べるとともに、安全管理に問題がなかったか関係者から事情を聴いている。
 
警察によると、現場は直径1.5m、深さ5mのコンクリート製の縦坑。
縦坑につながるプラスチック製下水管(直径15cm)の埋設工事の仕上げをするため、作業員5人が交代で縦坑の壁に水漏れ防止のモルタルを塗る作業の準備をしていた。
 
ところが、縦坑に最初に入った作業員1人が「(空気が)おかしい」と異常を訴えたため、ほかの作業員と警備員1人が救出を試みて次々と縦坑に出入りし、気分が悪くなったらしい。
最終的には2人が縦坑内に倒れて意識不明となったが、病院で意識を回復した。
 
工事は北名古屋市が市内の業者「T工事」に発注。
市によると、工事の期間は昨年7月から今年2月までで、現在は下水管とマンホールを接続する作業中だった。
新設工事の場合、現場の酸素濃度の計測など酸欠防止の措置は義務付けられていないという。

 
出典URL
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2012012090120338.html
 
 
※以下は、他のメディアからの特記的報道。
 
20日12時25分 NHK名古屋
消防によると、マンホール内で酸素濃度を計測したところでは異常はみられなかったという。
http://www.nhk.or.jp/lnews/nagoya/3005407822.html
 
20日12時13分 朝日新聞
警察によると、午前9時から作業員のうち3人がマンホールから下水管に入り、壁にモルタルをつめる作業をしていたが、約5分後に1人が「気分が悪くなった」と作業を中断して地上へ出てきた。
マンホール内に残った2人を助けようと地上にいた作業員2人と警備員2人が中に入り、自力で外へ出た作業員が消防に通報した。残った2人は駆けつけた消防隊員に助け出されたという。

http://www.asahi.com/national/update/0120/NGY201201200005.html
 
20日20時27分 中京テレビ
警察などは作業で使っていたポンプのエンジンから出た一酸化炭素による中毒の可能性もあるとみて、原因を調べている。
作業をしていた会社の社長によると、マンホールにたまった水を抜くため、ポンプを使っていたが、ホースが短く、マンホールの中で動かしていたという。

http://news24.jp/nnn/news8626439.html
 
 
 
(2012年1月31日 修正1 ;追記)
 
2012年1月21日付の中日新聞紙面に、当時の詳しい状況が下記趣旨で掲載されていた。
 
一時意識不明になった作業員2人はCO中毒だったことが、警察の調べで分かった。
エンジン付きポンプをマンホール内で動かしてしまい、酸素不足で不完全燃焼してCOが発生したものとみられる。
 
工事は、直径1.5m、深さ5mのマンホール内の縦穴に直径15cmの下水管をつなぐ作業などを予定していた。縦穴内に水が溜まっていたためポンプで抜いていたところ、穴の中にいた下請け会社の社員2人が倒れて意識不明となり、救助を試みた4人も気分が悪くなり、病院に運ばれた。
 
警察などによると、「初めはポンプを外に置いていたが、ホースが短くて底まで届かないので穴の中に下ろした」と話しているという。
深さ2.7mのところに鉄網の床があり、そこにポンプを置いたらしい。
 
T工事の社長は、「密閉に近い状態の場所にエンジンポンプを入れることは常識では考えられない」と陳謝。一方、深さ2m以上の穴で作業前に義務付けられている酸素濃度測定を行っていなかったことも明らかにし、「甘いところはあったかもしれないが、穴の深さや地質の状況から、測らなくてもいいと判断した」と話した。
 
 
(ブログ者コメント)
 
□誰がエンジンポンプをマンホール内に入れることを決めたのか?そこが問題だ。
下請け社員が作業していたということは、T工事の監督も現場にいた筈。監督であれば、社長のようにCO中毒の知識があってしかるべしだと思うのだが・・・。現場を離れていたのだろうか?
 
□酸素濃度未測定の件、正直な社長だ。小規模事業者の意識はその程度なのが実状なのだろう。2010年10月に起きた古河市のマンホール内酸欠死亡事故でも、やはりその程度の意識だった。
 



(2012年2月2日 修正2 ;追記)
 
2012年1月20日付の朝日新聞名古屋版夕刊(聞蔵)から、事故時の状況に関し、かなり違った下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ただ、翌21日付の中日新聞がこのことに触れてないので、本情報は参考扱いとしたほうがよさそうだ。
 
消防によると、意識を失った作業員は、地上から約3mの足場にポンプを置き、さらに約1.5m下にある下水管から排水をしていた。
救出時、ポンプはスイッチが入りながら、作動していない状態だったという。
消防は、ポンプの誤作動で燃料が不完全燃焼を起こした可能性があるとみている。
 



(2012年10月23日 修正3 ;追記)

2012年10月17日2時20分に毎日新聞名古屋版から、ポンプをマンホール内に設置したのは現場監督の指示だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

県警西枇杷島署は16日、工事を市から請け負った「T工事」の男性現場監督(56)を、業務上過失傷害の疑いで書類送検した。
県警によると、現場監督は「責任者として、原因は全て私にある」と話しているという。


容疑は1月20日午前9時5分ごろ、工事現場のマンホール内にエンジン付き排水ポンプを持ち込んで作業をさせたため、下請け業者の男性作業員(57)を全治約6カ月のCO中毒に、20〜60代の作業員や警備員ら4人を全治1日の酸欠などにさせたとしている。

県警によると、エンジンが不完全燃焼になり、COが発生したとみられる。
吸水用ホースの長さが足りず、通常は地上で動かすポンプを現場監督の指示でマンホール内に設置していた。


出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20121017k0000m040173000c.html



(ブログ者コメント)

現場監督は、作業が工程どおりに進むよう管理する立場であり、他方、作業安全を管理する立場でもある。
今回は、前者の意識が勝ってしまったようだ。
一人で相反する性質の管理を行うのは、よほど意識していないと難しい。

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2011年12月26日21時11分にNHK富山から、27日1時17分に47NEWSから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

26日午後3時50分ごろ富山市の木炭を作っているK開発株式会社とやまリサイクルセンターから、製造された木炭を貯蔵するサイロの中に男性が倒れていると消防に通報があった。
男性は病院に運ばれたが、午後5時半すぎに死亡した。 警察によると、死亡したのはパート従業員の男性(64)。

警察によると、男性は午後3時半ごろ、サイロに入ったところ倒れたということで、男性を助けようとした金原開発の常務の男性(58)も病院に運ばれ、治療を受けている。

この工場は、建設現場から出た廃材をチップにして脱臭や湿度を調整するための木炭にリサイクルしている。

警察は、CO中毒か酸欠が原因となった可能性があるとみて死因を調べるとともに、当時の状況を詳しく調べている。


出典URL■■■



(2012年1月7日 修正1 ;追記)

2011年12月27日付の朝日新聞富山全県版(聞蔵)から、もう少し詳しい下記情報がネット配信されていた。

不調だったサイロ(高さ4m40cm)の点検のため内部に入ったところ、突然倒れた。



(2012年2月1日 修正2 ;追記)
 
2011年12月27日付の北日本新聞紙面に、より詳しい状況が下記趣旨で掲載されていた。
 
倒れた2人は、もう一人の60代の男性従業員と3人で、家屋の柱や梁などを砕いて作った木炭を貯めておく金属製のサイロ(幅、奥行き約2.5m、高さ約8.8m)から炭を取り出す作業をしていた。
 
サイロ下部にある木炭の取り出し口が詰まったため、パート従業員の男性が最上部にある出入口からサイロ内に入り、その直後に倒れた。
救助するため、常務も中に入り、もう一人の従業員が敷地内の事務所に助けを求めに行った。従業員が戻ってきたところ、常務も中で倒れていた。
 
サイロは、同社敷地内にある「炭化工場」内に設置されており、計3基あった。
 
パート従業員の男性が中に入る前にサイロ内に水を撒いたといい、警察は、2人が倒れた原因になったかどうか、関連を調べている。

 
 
また、2011年12月28日付の北日本新聞紙面に、死因はCO中毒死だったことなどが、下記趣旨で掲載されていた。
 
パート従業員の男性の死因がCO中毒だったことが、27日、司法解剖の結果、分かった。
 
警察は、同日、実況検分をして原因を調べた。
警察によると、パート従業員の男性らが中に入ったサイロには、火が付いた状態の木炭が入っていた可能性がある。
警察は、木炭の燃焼によってCOが充満していたとみて、メーカーなどから構造などを聴く方針。
警察によると、サイロ下部にある木炭の取り出し口が詰まったのは、今回が初めてだった。
作業手順などが適正だったか調べている。
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
□初めて経験したトラブルらしいが、トラブル対応の手順書はなかったのだろうか?
手順書はなくても、常務が運転責任者であり、常務を交えて現場で皆で対処方法を話し合っておれば、それが手順といえるのだろうが・・・。

□サイロ内に水を撒いて中に入った件、熱かったからだろうか?もしそうだとすれば、それほど急いでサイロ内に入る必然性があったのだろうか?



 
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2011年12月23日付の毎日新聞山口版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

美祢市のホテルで09年に発生したCO中毒による6人死傷事故で、山口区検は22日、業務上過失致死傷容疑で書類送検された4人のうち、同市のプロパンガス販売業で、ボイラーを設置した男性(69)を同罪で在宅で略式起訴した。

事故は09年6月2日、同市秋芳町の山口秋芳プラザホテル(既に廃業)で発生。
ボイラーの不完全燃焼により、高槻市の小学校の修学旅行に同行していたカメラマンの男性(当時26歳)が亡くなり、男性教諭(同49歳)ら5人が重軽傷を負った。

起訴状によると、男性は07年4月2~4日ごろ、給湯用ボイラー1台の設置工事の際、排気経路を確保する確認義務を怠り、ふたつきの煙突にボイラーの排気筒をつないだとしている。

一方、送検された総支配人らホテル関係者3人については、
・前兆事案の原因がCO中毒との認識がなかった
・ふたのある煙突にボイラーをつなぎ、排気経路としているとの認識があったか疑わしい
・不完全燃焼の原因となるスポンジ製のフィルターを混入したと特定することが難しい
として、それぞれ不起訴処分(容疑不十分)とした。


出典URL■■■


事故時の状況など、過去の主だった報道は下記。


2009年6月3日付 朝日新聞夕刊(聞蔵)
最初の異変は、2日午後5時45分ごろだった。
児童らは午後5時にホテルに到着。約30分後には、一旦、客室に入った。
その15分後、3階にいた女性教員から男性教員に「看護師の体調が悪くなった」と連絡があった。児童は食事のため、1階に下りた後だった。
男性教員は1階にいた校長に口頭で知らせ、119番通報した。
校長は、別の女性教員に様子を見に行かせた。
間もなく女性教員から校長の携帯に連絡が入る。「1人が倒れ、自分も気分が悪い」。携帯は途中で切れた。
異変を感じた校長は、最初に連絡してきた男性教員にも部屋に様子を見に行くよう指示したが、その男性教員も現場で倒れた。
現場に到着した救急隊員が、3階の客室などで女性3人と男性1人が倒れているのを発見し、屋外に搬送した。 別の救急隊員が他の客室を調べたところ、男性が横たわっていて心肺停止状態だった。


2009年6月3日付 朝日新聞山口西部版夕刊(聞蔵)
被害が集中した3階の2部屋の下には、1階に調理室、地下にはボイラー室があった。
館内の全部屋には火災報知器があるが、COには反応しないタイプだった。


2009年6月4日付 朝日新聞朝刊(聞蔵)
警察は、地下1階の給湯ボイラーから屋上の煙突につながる排気管に破損した箇所があることを確認した。
3日の現場検証で、ボイラーで意図的に煙を発生させたところ、煙は2、3階部分から漏れ出し、屋根裏にまで充満した。


2009年6月5日付 朝日新聞山口西部版夕刊(聞蔵)
事故当時稼働していたボイラーは99年4月に設置されたもので、07年2月にボイラー製造会社に故障したと連絡があり、新品を納入した後、古いほうは撤去された。
ところが、このボイラー会社が今年4月、新しいボイラーの修理に訪れたところ、古いボイラーも置いてあったという。
支配人は、「古いほうは予備的に使っていた。事故時は古いほうを使っていた」と話している。


2009年6月7日付 朝日新聞山口西部版朝刊(聞蔵)
ホテルの屋上にある煙突の出口がふたで覆われていたことがわかった。
ホテルは70年に建設されたが、当時は煙突にふたはなかったという。


2009年6月10日付 朝日新聞山口西部版朝刊(聞蔵)
煙突上部のふたが取り付けられたのは、旧経営会社時代の5年前だったことがわかった。
07年に経営を引き継いだ現経営会社は、危険性を把握しないまま、ボイラーを使っていた可能性もあり、警察は設置の経緯などを調べている。
煙突上部のふたは金属製。約70cm四方で、煙突上部の全体を覆うように設置されていた。特注品で、専用の接着剤を使って煙突に頑丈に固定されていたという。
旧経営会社時代の04年ごろ、ホテル側がふたの設置を決め、専門業者に取り付けさせていた。
ボイラー製造業者などによると、事故を起こしたボイラーは98年12月に製造され、99年からホテルで稼働。煙突にふたがついた後の07年2月に故障し、一時、撤去されたが、その後に再び煙突につながれ、もう1基の予備として使われていた。
ホテルの経営は、07年12月に現在の会社に引き継がれた。


2009年12月31日付 朝日新聞山口西部版朝刊(聞蔵)
ホテルの煙突側の屋根や外壁に吹き付けた強い南風の影響で、COが屋根などの隙間から外へ出ず、客室などに流れ込んだ可能性が高いことがわかった。

2010年6月7日付 朝日新聞山口西部版夕刊(聞蔵)
ホテルの総支配人ら4人を、業務上過失致死容疑で書類送検した。
事故前にも、従業員がCO中毒の疑いで倒れたのに、対策をとらず、煙突にふたがあるのを確認せずにボイラーを稼働させたことなどの過失が複合して事故につながったと判断した。
ホテルでは、事故2ケ月前の昨年4月中旬、客室点検中の従業員がCO中毒の疑いで意識障害となって倒れる事故が起きていた。


2010年6月8日付 朝日新聞山口版朝刊(聞蔵)
書類送検された4人の容疑は下記。
・事故の約2ケ月前、客室点検中に従業員がCO中毒で倒れたのに、原因を調べず対策もとらなかった(総支配人)
・煙突のふたを確認せず、ボイラーを稼働した(支配人)
・ボイラーの送風ダクトにスポンジ製のフィルターを詰まらせ、高濃度のCOを発生させた(元従業員)
・事故の2年前、ふたで閉鎖された煙突にボイラーを接続した(リース業者)
死亡した男性カメラマンがいた3階の部屋は、普段は利用していなかったが、事故当日は、シーズン初の修学旅行客で満室だったために使用。 部屋付近では、5000ppm以上のCOが検出されていた。
警察が、昨年1月1日から事故があった同6月2日までの記録を調べたところ、
□事故を起こしたボイラーが稼働
□3階の部屋を使用
□南風
の3条件が揃ったのは事故当日だけだったという。
担当者は、「一つでも重ならなければ、事故は起きなかったかもしれない」と説明する。




(ブログ者コメント)

□2004年に旧経営会社が煙突にふたをした理由については、調べたが分からなかった。
まだ稼働しているボイラーの煙突にふたをするとは、考えられない。
どんな理由があったのだろうか?

□今回略式起訴された男性が設置したボイラーとは、記事全体の文脈から考えると、07年2月に故障したほうのボイラーであろう。
この男性、結果的には、当該ボイラーを再設置する際に排ガス系統を確認しなかったことで責任を問われているが、もし、「2ケ月前までこの排ガス系統に接続して運転していた」などと説明されていたとしたら、確認する必要なしと考えても、不思議ではない。

□ブログ者は、煙突にふたをすることを決めた人の責任のほうが大きいような気がするのだが、その点については、なにも報道されていない。
04年ごろにふたを設置して、事故が09年6月。
ということは、業務上過失致死の時効である5年(10年4月以降は10年;刑事訴訟法250条の3)が経過しているためだろうか?
それならそれで、一言ぐらい報道があってよさそうなものだ。

□他方、CO警報機能付き火災報知器については、以下のパンフレット(ガス警報器工業会)でPRされている。
      
 ■■■



(2012年1月7日 修正1 ;追記)

2012年1月5日18時42分に、NHK山口から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

山口簡易裁判所は、ボイラーの設置工事をした69歳のプロパンガス販売業の男に罰金100万円の略式命令を出した。

山口区検察庁は、事故の2年前にホテルの地下室に給湯用ボイラーを設置した際、排気のための経路を十分に確保せずに工事をしたため不完全燃焼で発生した高い濃度の一酸化炭素がホテル内に流れ込んだなどとして、工事を請け負った被告を業務上過失致死傷の罪で略式起訴していた。



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2011年12月8日付の朝日新聞大分全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

豊後大野労基署は、豊後大野市の特養ホームで2月に作業員が死亡した事故で、防水塗装業「S社」の代表者(40)を7日、労安法違反容疑で書類送検した。

2月21日にあった貯水槽の防水塗装工事中に、使用義務がある送気マスクや有機ガス用防毒マスクを従業員2人に使用させなかった疑い。
有機溶剤中毒で従業員男性(60)が死亡し、もう1人の男性(35)も中毒症状で9日間、休業した。



当時の状況は、2011年2月22日付の朝日新聞大分全県版(聞蔵)に下記趣旨で掲載されていた。

21日午後6時20分ごろ、豊後大野市にある特養ホームの工事関係者から「作業中に2人が倒れて現場に1人取り残されている」と119番通報があった。
消防が出動して2人を病院に搬送したが、1人(60)の死亡が確認された。もう1人(35)は軽い意識障害がみられるが、命に別条はないという。

警察などによると、この特養ホームではスプリンクラーの設置工事をしていた。
2人は土中に埋めた貯水用水槽(縦横2.5m、深さ2m)内で防水加工をする作業をしていたという。




(ブログ者コメント)

たまたま、ブログ者の家では現在、ベランダの防水工事中。今日も日曜なのに職人さんが来てくれている。
そこで、使っている一斗缶のラベルを確認したところ、「キシレン、トルエン、酢酸エチル、酢酸ブチル」と書かれていた。全て有機則の対象物質だ。
豊後大野の事故でどんな溶剤を使っていたか明らかでないが、同じようなものを使っていた可能性がある。



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2011年12月3日21時26分にmsn産経ニュースから、4日1時8分に日テレNEWS24から、また4日付の毎日新聞神奈川版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

3日午後6時ごろ、川崎市の日清製粉鶴見工場の倉庫内の約3000m2の区画で、フォークリフトの排ガスを吸った18~43歳の男性作業員7人が頭痛や吐き気を訴え、病院に搬送された。
消防によると、いずれも一酸化炭素中毒とみられる。うち4人は入院が必要と判断されたが、命に別条はない。

当時は作業員15人がプロパンガスを燃料とするフォークリフト2台で小麦粉の袋を運ぶなどしていた。
倉庫は換気扇は回っていたものの、扉は閉め切っていた。


出典URL■■■
      ■■■
      ■■■



(ブログ者コメント)

換気の悪い場所でフォークリフトを動かしていてCO中毒になった事故は、今年6月に別海町でも発生している。(本ブログ掲載済)



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2011年11月16日8時47分に、読売新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

東日本大震災後の計画停電で発電機や木炭の使用が注目されていることを受け、都は「密閉された室内では使用しないでほしい」と注意を呼び掛けている。

都の実験では、6畳の部屋の場合、小型発電機では10分以内、木炭の場合は約1時間で、室内の一酸化炭素濃度が高まり、「2時間いると死亡、または失神するレベル」に達したという。

都によると、東京電力が計画停電を行った3月22日、八王子市内のアパートに住む61歳の男性が玄関で発電機を使用して死亡。七輪で炭をおこして暖を取っていた青梅市内の84歳の男性と炭で湯を沸かした63歳の女性が、一酸化炭素中毒で救急搬送されるなど、同日だけで都内で3件の一酸化炭素中毒事故が発生した。

都は「発電機は必ず屋外で使用してほしい。木炭や練炭も換気が必要なので、暖房には適していない」としている。


出典URL■■■



(ブログ者コメント)

小型発電機を6畳程度の広さの密閉空間で使用した場合、数10分程度で危険レベルに達する恐れがあるという知見が、この記事から得られた。



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事故状況など報道内容が各社微妙に違うので、以下、4つの記事を併記する。


「10日19時45分にHTVニュースからネット配信された記事」

10日午前11時ごろ、当別町の下水道工事現場で、下水道管につながる深さ2.8mの立て坑の中で作業員の男性(36)が倒れているのを仲間の作業員が見つけた。
男性は、すぐに救助されたが、意識不明の重体。また、助けようと中に入った作業員2人も、気分が悪くなるなどして病院に搬送された。

警察などによると、立て坑の中では排水作業が行われており、使っていたポンプの排気ガスで、一酸化炭素中毒を起こしたとみられている。

     ■■■


「10日19時53分にNHK札幌からネット配信された記事」。

10日午前11時ごろ、当別町の下水道管工事の地下の現場で「作業員が倒れた」と工事関係者から消防に通報があった。
消防がかけつけたところ、男性作業員3人が意識を失っていたため、病院に搬送され、その後、2人は意識を取り戻したということだが、警察によると、1人は今も意識不明の重体。

警察などによると、現場では作業員およそ10人が、10日朝から老朽化した下水道管を交換する工事をしていて、古い下水道管から水を抜くため、地下に入ってポンプを動かしていたという。

警察は、このポンプの排気ガスによる一酸化炭素中毒とみて、安全管理に問題がなかったか調べている。
    
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「10日付でSTVニュースからネット配信された記事」

当別町の下水道管の工事現場で、午前11時ごろ、排水ポンプを使って下水道管の内部の水を抜く作業をしていたところ、中の様子を見に行った作業員ら3人が相次いで倒れた。
この事故で一番最初に中に入った作業員(36)が一時、心肺停止となり病院に運ばれたが意識不明の重体。ほかの2人はいずれも軽症だという。

現場では排水ポンプの発動機を下水道の中に入れて作業していたということで、3人は、一酸化炭素中毒の症状だという。
    
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「11日付で朝日新聞北海道版(聞蔵)からネット配信された記事」

警察などによると、マンホール内の踊り場(深さ約3m)にいた作業員が地上からの呼び掛けに応じなかったため、作業員数人が中に入ったところ、2人が相次いで体調不良を訴えたという。
消防がマンホール内のガス検知をしたところ、一酸化炭素や硫化水素が検出された。

警察は、踊り場にあったポンプの発動機の排気が内部に充満したことが原因とみて調べている。




(ブログ者コメント)

朝日新聞の記事が最も的確に状況を伝えているようだ。



(2011年11月30日 修正1 ;追記)

2011年11月11日付の北海道新聞紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。

長さ3mのマンホール内で、地下約2mの踊り場に置いたポンプの発動機に燃料を補給するため中に入ったところ、倒れたとみられる。
2人は助けようと中に入り、相次いで体調が悪くなったという。



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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
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そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
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