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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2015681129分に千葉日報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

7日午前0時40分ごろ、JFEスチール東日本製鉄所千葉地区西工場(千葉市中央区川崎町)内の、溶けた鉄の成分調整を行う製鋼工場で、材料を投入するクレーンの一部が焼ける火災があった。

同3時に鎮火、けが人はいなかった。


また、同日午前1時10分ごろ、西工場内のガス貯蔵設備付近で、配管のガス抜き作業をしていた男性作業員(35)が地上約10mの場所で倒れているのを仲間が発見。

男性は病院に搬送されたが、意識はあるという。

 

同社は、それぞれの出火・事故原因を詳しく調べている。

 

出典URL

http://www.chibanippo.co.jp/news/national/260596

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

2つの事故ともに原因は不明だが、製鉄所から出るガスにはCOが含まれているということで、とりあえず、この情報は「中毒」カテゴリーに入れておく。

 

 

 

 

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2015522173分にNHK千葉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

5221616分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

22日午前10時前、千葉県館山市の館山港に停泊していた砂利運搬船「光徳丸」で、作業をしていた男性2人が意識不明になっていると、消防に通報があった。
警察によると、60代と20代の男性2人が病院に搬送されたが、いずれも死亡が確認された。

2人は、バラストタンクという船のバランスをとるためのタンクの中で、油圧パイプを交換するため溶接作業をしていたということで、作業中に火柱があがったという。
また、館山港を管理する館山港港湾管理事務所によると、船内で火災が発生したという連絡があったという。

 

警察などによると、タンク内で油圧パイプの油漏れがみつかり、2人が修理のため溶接作業をしていた。

タンク内からは一酸化炭素が検出されており、警察は、一酸化炭素中毒の可能性もあるとして捜査している。

 

港湾管理事務所によると、船は館山市の海運会社のもので、土砂の陸揚げのために、同日朝から停泊していた。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/1086833591.html?t=1432331078428

http://www.sankei.com/affairs/news/150522/afr1505220026-n1.html

 

 

 

関連記事のURL

http://www.47news.jp/CN/201505/CN2015052201001842.html

http://www.asahi.com/articles/ASH5Q42GSH5QUDCB00L.html

 

 

 

(2015年9月17日 修正1 ;追記)

 

20159151259分にNHK千葉から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

ことし5月、館山市の港に停泊していた砂利運搬船「光徳」で、船のバランスをとる「バラストタンク」にある油圧パイプの交換作業を行っていたところ、火災が発生し、作業員の男性2人が一酸化炭素中毒で死亡した。

木更津労基署が調べた結果、ガスの火を噴射して油圧パイプを切断する作業をした際、パイプ内の油を完全に取り除かずに作業を続けたため、油に引火して火災が起きた可能性が高いとして、同署は、市内の船舶修理会社「極洋船舶工業」と55歳の取締役を、労安法違反の疑いで14日、書類送検した。


同署の調べに対し取締役は、「危険だという認識はあったが、そのまま作業を続けてしまった」と話しているという。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/1084956891.html?t=1442348400323 

 

 

915日付の千葉日報紙面にも、同趣旨の記事が掲載されていた。

 

警察は、配管のつなぎ目のボルトをアセチレンガスの溶断装置を使って焼き切ろうとした際に出た炎か火花が作動油に引火して爆発、火災が起きたとみて、詳しい原因を調べている。

 

 

 

 

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2015428日付で読売新聞秋田版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

仙北市の温泉にある源泉近くで先月、市企業局職員ら3人が死亡した事故で、仙北市は27日、事故を教訓にした「温泉事業安全作業マニュアル」を作成したと発表した。

作業時、ガス測定器と防毒マスクの携帯・使用を徹底し、安全確保の作業チェックシートも盛り込んだ。

市は来月、専門家ら第三者による事故調査委員会を発足させることも、明らかにした。

 

仙北市企業局では従来、担当者間だけで作業の安全管理の方法を引き継いでいたという。

マニュアルはA4判29ページ。

第1章で硫化水素の基礎知識や危険性を説明し、第2章で市職員や委託業者を対象にした作業管理の方法を示した。

第3章で温泉利用施設側の対応をまとめ、第4章は緊急時連絡先などの資料編とした。

 

職員や委託先の作業員を対象にしたチェックシートには、「換気」「ガス濃度測定」「マスク装着」など24項目を列記し、チェック欄も設けた。

委託先に任せきりにせず、市が定期的に作業現場をパトロールする。

 

一方、事故調査委員会のメンバーは6人。

火山が専門の東京工業大・野上健治教授ら2人を専門委員として招き、残る委員4人には、県、消防署、民間企業、温泉利用施設から加わってもらう。

事故原因と安全対策を取りまとめ、8月中の報告書提出を目指す。

 

記者会見で門脇市長は、「(死亡した)3人は命をかけて警鐘を鳴らしてくれた。同じ事案を引き起こしてはならない」と、再発防止を誓った。

 

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/local/akita/news/20150427-OYTNT50531.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

事例は下記参照。

2015324日掲載

2015318日 秋田県仙北市の温泉で源泉の湯量調節のため雪穴の中で配管の空気抜き作業中、硫化水素中毒で2人が倒れ、救出しようとした人とあわせ3人が死亡 (第1報、第2報)

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4716/

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4717/

 

 

※関連記事URL

http://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/6014210631.html?t=1430168311677

 

 

 

 

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2015427733分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

26日午後3時20分ごろ、神戸市北区の「F社」神戸工場で、酸化チタンを製造するタンク(内径1.6m、高さ2m)の中で従業員の男性(45)が倒れているのを別の従業員が発見し、119番した。

男性は病院に運ばれたが、軽症。


警察によると、男性は、同日午後1時半ごろからシンナーを使って、1人でタンク内を清掃していたという。

 

出典URL

http://www.sankei.com/west/news/150427/wst1504270012-n1.html

 

 

 

 

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20154102045分に静岡新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

4102134分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

10日午前から昼すぎにかけ、浜松市東区白鳥町の三立製菓白鳥工場で、作業中の従業員7人が頭痛や吐き気を訴えて病院に運ばれた。全員、命に別条はない。

警察が、一酸化炭素中毒の可能性があるとみて原因を調べるとともに、業務上過失傷害の疑いも視野に捜査する方針。


警察や工場によると、病院に運ばれた従業員はいずれも、ガスオーブン室の隣室で菓子の成型作業中だった。

午前9時半ごろに1人が体調不良を訴えて救急搬送された。

一時作業を中断して現場の安全確認をした後、再開したが、その約1時間後に他の6人が相次いで同様の症状を訴えたという。

6人の発症を受け、同じ部屋で作業していた10数人は、別室に避難した。


警察などによると、ガスオーブンが何らかの原因で不完全燃焼を起こした可能性が高いという。


発生当時、工場では約100人の従業員が働いていた。

同工場の担当者は、「従業員や皆さまにご迷惑をおかけして申し訳ない。原因を究明し、対策を講じて製造を再開したい」と話した。

 

出典URL

http://www.at-s.com/news/detail/1174185358.html

 

 

4102134分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

三立製菓によると、工場2階のパイ製造ラインで午前9時35分ごろ、生地にレーズンを載せる作業などをしていた女性が倒れたという。

一度ラインを止めたが、個人的な体調不良と考えて午前10時から製造を再開すると、ほかの従業員も頭痛を訴え、6人が搬送された。

 

7人は、20~50代の男女だという。

消防によると、7人に重症者はいないが、3人は中程度の症状だという。

 

工場側は、プロパンガスを使ったオーブンの不完全燃焼で、一酸化炭素が排出された可能性があると話している。

工場では、105人が働いていたという。


三立製菓は、浜松市中区に本社を置く1921年創立の老舗メーカーで、「源氏パイ」などで知られる。

 

出典URL

http://www.asahi.com/articles/ASH4B5198H4BUTPB013.html

 

 

 

 

 

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20153302139分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

30日午後2時半ごろ、大阪府東大阪市の「Ⅾ社」のメッキ工場で、下水から硫化水素が出ていると市の職員が119番した。

異臭が立ち込め、周辺の住民や工場にいた作業員ら約300人が一時避難した。

近隣の工場の40代の女性従業員が病院に搬送されたが、命に別条はない。


警察などによると、メッキ工場では、亜鉛と硫化ソーダを中和させて廃液として下水に流す処理をしていた。

何らかの原因で中和できず、流れた硫化ソーダに水分が加わって硫化水素が発生したとみられる。

近隣の工場が「異臭がする」と届け出て、市が職員を派遣していた。

 

出典URL

http://www.sankei.com/west/news/150330/wst1503300075-n1.html

 

 

 

 

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2015319634分にNHK首都圏NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

18日午後7時すぎ、茨城県かすみがうら市のフィルム製造メーカー「K社」の工場の男性の作業員から、「作業中にフッ化水素ガスが発生した」と消防に通報があった。


警察などによると、工場内にいた30代から40代の男性作業員4人が、刺激臭を感じたあと気分が悪くなり、隣の土浦市内の病院で手当てを受けたということだが、いずれも症状は軽いという。


警察によると、太陽光パネルに使うフィルムを製造する作業中に機械が高温となった結果、有毒なフッ化水素ガスが発生したとみられるということで、その後、機械を停止し、ガスの発生は止まっているという。


工場内には、手当てを受けた4人のほかに12人の作業員がいたが、けがなどはないという。
工場の外には、ガスは漏れ出していないということで、警察が詳しい状況を調べている。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20150319/3320951.html

 

 

 

(2015年6月19日 修正1 ;追記)

 

2015320日付の茨城新聞紙面に、下記趣旨の補足的記事が掲載されていた。

 

作業をしていた従業員の男性4人が、目に異常を訴えた。

4人は病院で診察を受けたが、健康上の問題はなかった。

 

警察によると、太陽光パネルの裏面に貼るシールを製造する作業中に機械が高温になり、フッ素ガスが発生したとみられる。

機械を停止し、ガスの発生も止まった。

 

 

 

 

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(1/2)から続く。

 

 

3231948分 NHK秋田)

 

当初、4人は午前中に合流して現場に向かったと見られていたが、実際には、市の職員2人が午前中から作業を始めていた一方、土木建設会社の従業員2人は午後から作業を始めたという。


警察の調べでは、従業員2人は当日の午後2時から3時ごろに死亡したと推定されていることから、仙北市は、従業員2人は湯を送る配管の調整をしようと、この日、最初に掘った雪の穴で倒れたものと見ている。

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/6013378471.html?t=1427145332273

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

この事故を受け、ブログ者が把握しているだけでも、長野県や岩手県、富山県では温泉事業者などに注意喚起し、また宝塚市では源泉施設の緊急立ち入り検査を行うなど、各自治体で横展開対応が図られている。

 

 

 

(2015年3月30日 修正1 ;追記)

 

2015328日付で毎日新聞秋田版から、各地の源泉管理者が使っている安全管理マニュアルを参考にマニュアルを作成するという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

市は27日、冬場に営業していない周辺温泉施設が再開される4月下旬までに、作業管理マニュアルを完成する方針を示した。


具体的には、神奈川県の箱根温泉郷や栃木県の那須温泉郷など、全国各地の源泉管理者が使っている安全管理マニュアルを参考に、硫化水素に詳しい有識者に意見を聞きながら取りまとめるという。

事故が起こった際、周囲は深い雪に覆われていたことから、積雪時の対応も盛り込む。


一方、現場付近で立ち入りを禁止されていた黒湯温泉は、来月18日の営業再開を予定しており、警察と協議の上で除雪作業を行う。

除雪後、硫化水素の濃度が高く危険だと判断される地点3カ所を、立ち入り禁止にする。


事故後、市が周辺のホテルや旅館に確認したところ、温泉の湯の量や温度の低下は特にないという。

市の源泉を供給している52の事業所と市は、温泉利用連絡協議会を設置。

各施設にガス検知器を少なくとも1台を配給し、安全管理の徹底をアピールする。

 

出典URL

http://mainichi.jp/area/akita/news/20150328ddlk05040217000c.html

 

 

 

(2015年8月23日 修正2 ;追記)

 

20158211559分にNHK秋田から、現場の改修工事が行われたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

仙北市は21日、施設の改修工事を行った。


工事では、ガスの検知器を持ってマスクを身につけた作業員が、施設から有毒なガスを外に出すための管を、これまでのものより太くて長いものに交換した。
市では、今回の改修によって、あらかじめガスを取り除く能力を高め、事故が起きる危険性を減らしたいとしている。

市は、週明けにも硫化水素の濃度が下がっているか測定した上で、今月27日に開かれる事故調査委員会に対策の効果を報告することにしている。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/6014249351.html?t=1440186931479

 

 

 

(2015年10月9日 修正3 ;追記)

 

20151071931分に日テレNEWS24(秋田放送)から、設備改修後もガス濃度が上昇傾向にあるという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1071913分にNHK秋田からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

調査委員会の4回目の会合が、7日、開かれた。

 

仙北市では、今年8月、源泉を集める「集湯槽」に硫化水素ガスを効率的に抜くため、管を取り付ける工事をした。

 

しかし、濃度が改善されないため、市でモニタリング調査を続けていたが、その後の調査で、硫化水素ガスの濃度が多くの地点で改修前よりも上昇傾向にあることが分かった。

 

委員会によると、「集湯槽」の前に沢水と火山ガスを組み合わせて温泉を作る「造成塔」でも、濃度が高くなっている可能性が高いという。

 

委員会では、原因を科学的に分析するため、硫化水素ガスの濃度のほか、沢水の量や温度など5つの項目について毎日データを取るよう、調査の継続を仙北市に要請した。

このため、次回の委員会で予定していた報告書の提出は延期となった

 

出典URL

http://www.news24.jp/nnn/news8618983.html 

http://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/6015188401.html?t=1444251340695 

 

 

また、20151071943分に産経新聞から、再現実験によれば硫化水素濃度は少なくとも5000ppmと推定されるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

市の第三者の調査委員会は7日、積雪の中に滞留していた硫化水素ガスを職員らが吸ったことが原因とする報告書案をまとめた。

事故現場ではガス抜き管が地面に出ており、その上に数メートルの雪が積もっていた。
管から漏れたガスの熱で管の周りの雪がとけて空洞ができ、ガスが滞留しやすい状態だったという。
職員は、雪をかき分けて作業していた際に、滞留していたガスを吸い中毒を起こしたとみられる。

調査委の委員が4月に行った再現実験では、雪の中に滞留していた硫化水素の濃度は少なくとも5000ppmと推定され、致死濃度である1000ppmを大きく上回っていた可能性が高いことがわかった。

出典URL

http://www.sankei.com/affairs/news/151007/afr1510070023-n1.html 

 

 

 

(2015年10月20日 修正4 ;追記)

 

201510161920分にNHK秋田から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察は、安全対策を怠っていたとして、市の元職員を業務上過失致死の疑いで、16日、書類送検した。

 

当時、作業を指示した責任者だった元市職員は、配備されていたガスマスクを装着することや十分な換気を行うことなどを指示していなかったという。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/6015749311.html?t=1445026084223 

 

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20153182332分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

3191629分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

18日午後5時頃、秋田県仙北市の温泉にある源泉付近で、「作業をしていた男性3人が倒れた」と仙北市から消防に通報があった。

警察などによると、3人は病院に運ばれたが死亡が確認された。

警察などは、硫化水素による中毒とみて調べている。

警察によると、死亡したのは市職員の柴田さん(男性、42歳)、管工事会社社員の坂本さん(男性、78歳)、同羽根川さん(男性、67歳)。

 

市によると、源泉の湯を引いている施設から「湯の量が少なくなり、温度も下がった」と市に連絡があり、3人は、もう1人の市職員と計4人で、温泉から約1km離れた源泉に、湯の温度や湯量の調整に向かった。

3人は、源泉から約200m離れたくぼ地で倒れていた。

周辺は2.5mほどの積雪。

 

仙北市企業局によると、源泉はカラ吹源泉と呼ばれ、硫化水素を含む水蒸気が噴き出し、水蒸気に水を加えて温泉として供給する設備がある。

源泉は掘削から40年ほど経過し、設備は以前から老朽化が指摘されていた。

2010年には蒸気が漏れる事故があり、応急措置として蒸気管の一部をコンクリートで埋める修繕工事を行っていた。

 

源泉付近は有毒な硫化水素が発生するため、一般の立ち入りは禁止されており市は看板を立てて注意を呼びかけていた。

仙北市企業局の高橋局長は、「作業員は経験が豊富で、ガスの危険性は十分に認識していたはずだが」と話した。

 

管工事会社の男性従業員(70)は今年2月、同じように源泉施設付近で作業中、めまいがしたという。「現場で座って休んでいると10~20分ほどで気分がよくなったので、会社にも市にも報告していない」と話した。

一緒に作業していた別の男性従業員(76)は、この男性について「顔が真っ青になっていた」と話す。

当時、今回死亡した坂本さん(78)も一緒だったという。

同社の社長は、「ガスマスクは常備していない」と説明した。

 

秋田県では2005年12月、湯沢市の温泉で、湯で解けてできた雪穴に落ちるなどした一家4人が、たまっていた高濃度の硫化水素ガスを吸って死亡する事故が起きている。

温泉地では、硫化水素による事故がたびたび起こっている。

硫化水素は、高濃度になると嗅覚をまひさせるため、気づかない場合も多く、死亡例も多い。

 

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/national/20150318-OYT1T50138.html?from=ycont_top_txt

http://www.asahi.com/articles/ASH3M35NNH3MUBUB00G.html

 

 

以降、情報量が多いのでポイントのみ紹介する。

 

 

3191939分 共同通信)

 

仙北市長は19日夕記者会見し、死亡した1人を含め、現場に向かった市職員2人がガスマスクや検知器を持参していなかったことを明らかにした。

ガスマスクなどは、職場の机の上に置いたままだった。

 

市は、「源泉での作業もあり危険性の認識はあったはずだ」とするが、作業時の行動に関する規定やマニュアルはなく、出発前にチェックしたこともないという

 

http://www.47news.jp/CN/201503/CN2015031901001762.html

 

 

3201745分 読売新聞 ;図解付き)

 

3人は18日朝、別の男性職員と4人で温泉郷から約700mの源泉付近に湯量などの調整に向かった。

源泉から約200mの引湯管の空気バルブ付近で分かれ、夕方、柴田さんらが戻ると、雪に開いた深さ約2mの穴の中で坂本さんと羽根川さんが倒れていた。

柴田さんは、穴に入って2人の足をさするなどしていて倒れたという。

 

穴は雪面から約0.8mまではスコップで掘った跡があったが、地表に近い約1.2mは、バルブから出た熱気で自然に解けた空洞だった。

 

空気バルブは、引湯管の流れを悪くする管内のガスを自動放出する仕組みで、バルブのコックは通常、開いているという。

 

仙北市のカラ吹源泉から温泉の供給を受ける田沢湖高原温泉郷では、温度の低下や湯量の減少で、市にたびたび改善を要望していた。

駒ヶ岳グランドホテルの見上副支配人は、「冬場に温泉の温度が下がったり、量が少なくなったりするのは日常茶飯事だった」と話す。

温泉を各施設に分配する分湯槽を週に2回、点検したり、温泉成分が固まった湯の花を取り除いたりするが、それでも改善しない場合は市企業局に源泉施設の調整を依頼していた。

 

先週も、同ホテルのタンクに供給される温泉の温度が通常より約5℃低くなったため、企業局に点検を依頼していたという。

今回の事故について見上副支配人は、「人が亡くなるほどの危険があるとは思いもしなかったので、驚いている。掃除や点検での安全対策も考えなければ」と話した。

       

http://www.yomiuri.co.jp/national/20150320-OYT1T50054.html

 

 

3201853分 NHK秋田)

 

夕方に市が記者会見を開き、現場検証の結果について説明した。

それによると、3人が倒れていた深さ2mの雪の穴には、底の部分まで雪で階段のようなものが作られていたという。


19日の時点で市は、深さ80cmまでスコップで掘られた跡があり、その下は熱で溶けて空洞になっていたため、最初に倒れた作業員2人は意志に反して穴に落ちた可能性も否定できないとしていたが、20日になって、その可能性は低いという見方を示した。


最後に倒れた市の職員も、先に倒れていた2人を助けるために自ら階段を降りたのではないかと説明している。

http://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/6013349271.html?t=1426885437693

 

 
                                       (2/2へ続く)



  

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201534日付で朝日新聞岡山全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

2日午後10時ごろ、倉敷市玉島柏島の食肉加工会社で、工場の改修工事をしていた作業員から「作業中に気分が悪くなった」と119番通報があった。

 

警察によると、気分不良を訴えたのは、19歳~66歳の男性5人。

うち2人は意識が朦朧としたが、すでに回復し、残る3人も症状は軽いという。

5人は、工場内に側溝を作る作業をしていたという。

 

警察は、コンクリートを切断するカッターの排ガスが工場内に充満して、一酸化炭素中毒になった可能性があるとみている。

 

 

 

 

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2015222254分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

2日午前9時15分ごろ、北海道長万部町のJR函館線二股駅構内にある倉庫で、除雪作業員の西亦さん(78)が倒れているのを、JR作業員が見つけた。

西亦さんは病院で死亡が確認された。


警察によると、死因は一酸化炭素(CO)中毒。

発見時、倉庫では除雪機のエンジンが掛かったままで、シャッターは閉まっていたという。

 

出典URL

http://www.sankei.com/affairs/news/150202/afr1502020033-n1.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

空気流れが悪い閉所でエンジンを駆動させていたためのCO中毒事故は、過去に数多く発生している。

本ブログでもかなりの数の事例を紹介済。

 

 

 

(2015年3月22日 修正1 ;追記)

 

201523日付の北海道新聞紙面に、事故当時のやや詳しい状況が下記趣旨で掲載されていた。

 

倉庫はコンクリート製平屋約5m。窓はなく、シャッターも閉まった密閉状態だったという。

臨時職員の男性(78)は、駅周辺の除雪を担当していた。

 

 

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20141212114分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1211847分と1221830分にNHK水戸から、1212244分にTBS News iから、121198分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

1日午後1時40分頃、茨城県神栖市東和田の化学製品製造会社「K社」で、「ドスン」という音がして、塩素ガスを送る屋外の金属管(直径約30cm)から煙が出ているのを従業員が発見した。

 

同社はガスを供給する栓を閉め、飛散防止の散水などを行ったが、工場に隣接する発電所の屋外で作業をしていた従業員ら約20人が体調不良を訴え、のどの痛みや吐き気の症状が出た男性5人(38~55歳)が病院に搬送された。

いずれも軽症という。

 

塩素ガスを供給する別の会社から工場に受け入れる配管に破裂したような破断した跡がみられ、また爆発音とみられる音を聞いた人もいるという

現場検証の結果、ガス漏れがあったとみられる現場付近の配管の一部が吹き飛ばされ、周囲に焼けたような跡が見つかったということで、何らかの原因で爆発が起きたとみられるという。

 

「K社」は接着剤や塗料に使われる樹脂の原料を製造していて、当時は屋外にある金属配管の一部が破裂して黒煙が上がり、その付近から塩素ガスが漏れたとみられるという。

 

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/national/20141201-OYT1T50112.html

http://www.nhk.or.jp/lnews/mito/1073629072.html?t=1417466148755

http://www.nhk.or.jp/lnews/mito/1073642281.html?t=1417555701012

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2362223.html

http://www.asahi.com/articles/ASGD15DRGGD1UJHB02R.html

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

○K社のHPに、下記趣旨のお詫び文書が掲載されていた。

・近隣企業および外注作業委託先の従業員約20名が被災し、うち2名が入院したが退院。

・今回の事故は、塩素ガス受入れ配管の一部において発生した。

 

○塩素は支燃性ガス。どこかから可燃性物質が混入した、ということだろうか?

 

 

 

 

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20141112048分にNHK北海道NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

11日午後9時すぎ、北見市大通東7丁目にある建設中の市民温水プールから煙が出ていると、消防に通報があった。

消防車など9台が出動し、火はおよそ20分後に消し止められたが、建物の中の更衣室に保管してあった設置予定の照明器具などが焼けたという。


また警察などによると、20代の作業員の男性1人が煙を吸い、一酸化炭素中毒の疑いで病院で手当をうけているが、意識はあるという。


このプールは、北見市の中心部にあった製粉会社の工場の跡地に、北見市が建設しているものだという。

警察と消防で現場検証をするなどして、原因を詳しく調べることにしている。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20141112/3127281.html

 

 

 

 

 

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20141072123分にNHK青森から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

109日付で毎日新聞青森版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

7日午前9時半すぎ、むつ市奥内のごみ処理施設、「アックスグリーン」で、ガスタンクの点検に訪れていた作業員2人が相次いで頭痛を訴え、救急車で市内の病院に運ばれた。


施設を管理する「下北地域広域行政事務組合」によると、同じ場所で作業していた3人も一緒に医師の診察を受けたところ、5人とも一酸化炭素中毒と診断されたが、いずれも症状は軽く、高圧酸素療法などで回復し、8日昼には全員退院した。


組合によると、5人は7日午前9時ごろから、ごみを焼却した際に発生する水素と一酸化炭素と二酸化炭素の混合ガスをためておく、直径11m、高さ14mのタンクの中に入り、4年に1度の定期点検を行っていたという。

約40分後に作業員1人が頭痛や吐き気を訴え、その後、他の4人も症状を訴えた。


組合では、作業前に行ったタンクの中にたまっているガスの濃度を測る検査が不十分だったとみて、詳しい事故の原因を調べることにしている。

携帯していたガス検知器の警報音は鳴らなかったという。


記者会見した組合の川西事務局長は、「このような事故を絶対に起こさないよう、今後は、点検作業の手順を見直すなど安全作業に努めます」と話していた。

 

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/aomori/6085206871.html?t=1412712571782

http://mainichi.jp/area/aomori/news/20141009ddlk02040057000c.html

 

 

 

(2014年12月2日 修正1 ;追記)

 

20141129日付で朝日新聞青森全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

施設を管理する下北地域広域行政事務組合は28日、ガス配管のバルブにすき間が生じ、ガスが逆流したのが原因とみられるとの調査結果をまとめた。

同日開いた事務組合の議会臨時会で報告した。

 

事務組合は管理運営会社を厳重注意し、再発防止策の提出も指示した。

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

詳細不明だが、「バルブにすき間が生じ」という表現が気になる。

もしかして、ガス配管に仕切り板を入れず、バルブ閉だけで遮断していたということだろうか?

まさかとは思うが・・・。

 

 

 

(2015年1月20日 修正2 ;追記)

 

20141129日付の東奥日報紙面に、バルブが完全に閉じていなかったなど、下記趣旨の記事が掲載されていた。

2015117日付で朝日新聞青森全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

ガスの出口側配管にあるバルブの不具合が原因とみられることが28日、分かった。

 

同事務組合によると、タンクからガスを供給するガスホルダー出口のバルブが何らかの原因で完全に閉じておらず、配管内に残留していた一酸化炭素ガスがタンク内に逆流し、事故に至った。

 

バルブの不具合に加え、点検に先だってタンク内部の安全を確かめるガス検知作業が不十分だった可能性もあり、確認を急いでいる。

 

 

同事務組合によると、作業員5人は既に回復しているという。

 

 

 

 

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2014920日付で読売新聞熊本版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

919194分にNHK熊本からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

八代市水道局は19日、同市坂本町田上地区で簡易水道の水源に油のようなものが確認された問題について、水源地に隣接するJAやつしろ坂本支所ライスセンターの敷地から漏れた灯油が原因とみられると発表した。

灯油の流出量は約200ℓとみられ、同JAなどが周辺土壌への影響を調べている。

 

同地区は山あいの集落で、水源地の地下約30mからくみ上げた水を処理して65世帯128人に供給。

異常が判明した11日朝から断水が続き、市が給水車を派遣している。

 

発表によると、ライスセンターの屋外タンク(容量405ℓ)から建屋内のボイラーに灯油を供給する鉄製パイプに亀裂(長さ1cm、幅1mm)が見つかった。

同JAがタンクを調べたところ、バルブが開いており、8日の点検時に約200ℓ入っていた灯油が空になっていた。

この時期はボイラーを使わないため、バルブは通常閉めた状態だという。

給水再開は早くても30日以降になる見通し。

 

記者会見した同JAの田島組合長は、「住民の皆様に大変迷惑をかけた。おわびしたい」と陳謝した。

 

一方、同水道局は住民の健康調査を実施。女性2人(75歳と62歳)が、水を飲んで嘔吐や下痢などの症状を一時訴えていたが、現在は回復している。

 

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/local/kumamoto/news/20140919-OYTNT50082.html

http://www.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/5004723061.html?t=1411162567158

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

漏洩した液体が地下水を汚染し、健康被害が出た事例として紹介する。

 

 

 

 

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201495212分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

95139分に共同通信から、951943分にNHK和歌山からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

4日午後9時前、和歌山市の化学薬品会社「G社」の工場から、「従業員が倒れている」と消防に通報があった。

 

警察によると、従業員の男性(28)が、染料を製造する、縦およそ2m、直径およそ1m50cmの円柱型の「硝化釜」の中で倒れているのが見つかり、心肺停止で病院に運ばれたが、およそ3時間後に死亡が確認された。

タンク外で一緒に作業していたもう1人の男性(25)も気分が悪いと訴えている。

 

2人は、染料を製造したあと、釜の中を化学薬品を使って洗い、ごみを取り除いていたということで、警察と消防は、作業中に何らかの中毒症状を起こした疑いがあるとみて、会社やほかの従業員から話を聞いて、十分な換気が行われていたかなど、詳しい状況を調べている。

 

会社によると、染料の製造過程では硝酸が使われていたという。

硝酸は誤った使い方をすると有毒なガスが発生するおそれもあるという。

消防によると、工場の関係者は「作業現場で硝酸ガスが発生していた」と話しているという。

 

会社のホームページによると、この工場では染料や化学薬品などを製造しているという。

 

出典URL

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140905/k10014361011000.html

http://www.47news.jp/CN/201409/CN2014090401002099.html

http://www.nhk.or.jp/lnews/wakayama/2044362441.html?t=1409957872810

 

 

 

 

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201495日付で毎日新聞京筑版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

95日付で読売新聞九州版と朝日新聞京筑版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

4日午後4時半ごろ、「石灰石採掘の地下トンネルから作業員が出られなくなった」と119番があった。

同町馬場の宇部興産苅田セメント工場のトンネルに消防署員が駆けつけると、トンネル内ケーブル補修工事の作業員の男性5人(20~69歳)がめまいなどを訴えており、病院に運ばれた。

一酸化炭素中毒とみられ、2人はICU(集中治療室)にいるが、いずれも命には別条はないという。


宇部興産などによると、作業員は、協栄電気(門司区)の1人と西海電工(行橋市)の4人。

トンネル内で補修工事をしていたところ、息苦しくなるなどしたという。

入口から現場までは約60mあり、自力で外に出た作業員が通報した。

補修工事のため発電機を回したところ不完全燃焼を起こし、一酸化炭素中毒になった可能性が強いという。

 

消防によると、5人のうち3人は自力でトンネルの外に出ていて受け答えもはっきりしていたが、トンネル内にいた2人のうち1人は座り込み、別の1人は倒れていた。


警察などによると、トンネルは地表から4mの深さにあり、縦3m、横2m50cm、総延長約4km。セメント原料の石灰石を、町内の採石場から沿岸部の工場に運ぶベルトコンベヤーがある。

 

警察は今後、事故原因を調べる。

 

出典URL

http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20140905ddlk40040536000c.html

http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/news/20140905-OYS1T50006.html

 

 

 

(2015年2月23日 修正1 ;追記)

 

2015220日付で朝日新聞京築版(聞蔵)から、換気しないままガソリン燃料の発電機を稼働させていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(タイトルも修正した)

 

行橋労基署は19日、行橋市の電気工事業「西海電工」の代表者(53)と北九州市の電気工事会社「協栄電気」の現場責任者(70)の2人を、労安法違反の疑いで書類送検した。

 

同署によると、2人は昨年9月4日、鉱山から宇部興産苅田セメント工場まで石灰石を運ぶ延長4kmのベルトコンベヤーの地下トンネル内(苅田町馬場)で、換気をしないままガソリンが燃料の発電機を稼働させた疑いがある。

発電機は、電動工具の電源にしていた。

 

書類送検された2人を含む計5人の作業員が急性一酸化炭素中毒になって病院に運ばれた。

 

 

 

 

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201491日付で朝日新聞滋賀全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

甲賀市土山町のS社工場で29日午後3時20分ごろ、工場作業員の男性(41)が地下室で倒れているのを同僚が発見、病院に運ばれたが30日夜、一酸化炭素中毒で死亡した。

 

警察によると、男性は機械の修理のため地下室に行ったといい、警察は事故原因を調べている。

 

 

 

 

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20148301314分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

8291151分に伊賀タウン情報ユーから、830日付で毎日新聞三重版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

三重県伊賀市立友生小の給食調理場の洗浄室(広さ約32m2)で28日、9月1日からの給食開始に備え、食器の洗浄作業をしていた女性調理員3人が気分が悪くなり、うち、長く洗浄室にいた49歳と58歳の2人が一時入院、54歳の1人が手当を受けていたことが29日、わかった。市教委が同日発表した。

 

一酸化炭素中毒とみられるが、いずれも症状は軽いという。

この日は夏休み中で、児童に被害などはなかった。

警察は労災事故と判断、業務上過失傷害の疑いもあるとみて調べる。

 

市教委によると、3人は28日午前8時30分頃に作業を開始。同9時30分頃に、ガスボイラー式の食器洗浄機に点火した。

同11時頃になって、相次いで体のふらつきや顔がほてるなどの症状が出た。

同11時30分頃には3人とも作業ができなくなり、休憩室に移動。横になるなどして休憩していたが、頭痛や嘔吐の症状を訴える調理員もおり、教頭が午後3時30分頃、3人を車で市立上野総合市民病院へ搬送。

同6時頃、医師から、3人とも一酸化炭素中毒の診断を受けたという。

 

洗浄室は地下1階。本来は東側にある窓を開けて作業するが、この日は虫が入ってくることから閉めたままで、エアコンをつけた状態で食器洗浄機を使っていた。

一方の扉は開け、換気扇は一部で使っていたが、不十分だったとみられる。

 

今回の事故で、学校が警察へ通報したのは、調理員に最初の症状が出てから約8時間後。公表は翌日だった。

市教委の伊室教育次長は取材に、「容体の確認を優先したため、警察への通報が結果的に遅くなった。公表のタイミングも逃した」と釈明した。

市教委は9月1日から予定していた同校の給食を見合わせ、施設を点検。2日から給食を始めるという。

 

入院していた2人は、29日に退院した。

 

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/national/20140830-OYT1T50018.html

http://www.iga-younet.co.jp/news1/2014/08/2-2.html

http://mainichi.jp/area/mie/news/20140830ddlk24040324000c.html

 

 

 

(2014年9月16日 修正1 ;追記)

 

2014830日付の伊勢新聞紙面に、事故当時のやや詳細な状況が下記趣旨で掲載されていた。

 

食器とトレイを洗浄機に搬入後、1時間ほどで1人が体がふらついたため、休憩室に移動した。

しばらくして戻ると、他の2人は苦しそうな状態で、洗浄機にもたれたり、体がふらついていた。

休憩室で横になって休んだが回復せず、1人は嘔吐した。

 

病院で、医師から警察に連絡するよう言われて、6時40分ごろ、警察に連絡した。

 

作業していた食器洗浄室は中央にボイラーがあり、蒸気で洗浄するシステムという。

 

市教委は会見で、「熱中症かと思っていたという話もあり、状況や3人の健康状態の把握を優先した。医師に言われるまで、警察に通報しなければならないと思ってなかった」との認識を示した。

 

 

 

 

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201481239分に北國新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

8101分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

31日午後5時35分ごろ、能登町越坂のホテル内にある炉端焼き飲食店の厨房で、女性従業員4人が倒れているとフロントの女 性従業員が119番通報した。

 

同店で当時、飲食していた能登町の児童5人と千葉県流山市の児童22人、女性従業員5人の計32人に一酸化炭素(CO)中毒の 疑いがあり、病院に搬送された。

9人が入院し、 このうち50代から70代の女性従業員5人が重症となった。

 

店は古民家をホテル敷地内に移築した建物で、郷土料理などを提供。公社によると、床面積175m2で64席ある。

 

出典URL

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20140801101.htm

http://mainichi.jp/select/news/20140801k0000m040091000c.html

 

 

82日付で毎日新聞石川版からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

従業員5人は7月31日午後5時ごろから、座敷の囲炉裏風テーブルの炭に火を付け始めた。

小学生が午後5時半ごろに入店した直後、従業員の1人が吐き気を感じ、ホテルのフロント係に助けを求めに行った。

フロント係が厨房に駆け付けたところ、複数の女性従業員が倒れていたため119番通報した。

 

出典URL

http://mainichi.jp/area/ishikawa/news/20140802ddlk17040656000c.html

 

 

811913分にNHK金沢からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

一酸化炭素中毒の症状を訴えて入院した50代の女性従業員の1人が、入院先の病院でNHKのインタビューに応じ、当時の状況を説明した。


女性従業員は、「食事の準備などの仕事をしているとだんだん具合が悪くなり、ほかの従業員と、『めまいがして何か変だね』と話していたら、次第に立っているのもつらい状態になった。それでもなんとかフロントまでたどり着き救急車を呼んでもらったが、ほかの従業員4人はその場で倒れ駆けつけた救急隊員に運びだされていた。意識がもうろうとする中、子どもたちの中にも具合が悪くなった子がいるという話も聞こえてきた」と話している。

 

出典URL

http://www.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/3023460321.html?t=1406930154414

 

 

821518分に読売新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

施設内は冷房をかけて窓を閉め切り、9つある換気扇がすべて稼働していなかったことが1日わかった。

換気扇を適切に使用するためのマニュアルなどもなく、警察は、一酸化炭素中毒を引き起こす換気不足の可能性があるとみて、業務上過失傷害の疑いで調べている。

 

公社によると、施設では炭火を使うことが多く、暑い時期は窓を閉め、冷房を使う。

密閉されることから一酸化炭素を屋外に逃がすための換気が必要で、施設には、換気扇が壁に5つと天井に3つ、調理場に1つの計9つある。

スイッチは調理場内にあり、食事スペース用の8つは1か所に固まっている。

施設は29年間営業している。

 

北村理事長(57)らは同日、金沢市で記者会見し、「換気扇使用などのマニュアルはなかった」と述べ、搬送された勤務歴9年の女性従業員らの経験任せだったことを明らかにした。

読売新聞の取材に対し、女性従業員の親族は「スイッチをつけたつもりだったと話している」と語った。

 

施設で一酸化炭素中毒事故はこれまでなかったという。

北村理事長は、今後、マニュアルの明文化や研修、警報器の設置などの対策が必要との認識を示した。

 

出典URL

http://www.yomiuri.co.jp/national/20140802-OYT1T50021.html

 

 

811913分にNHK金沢からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

公社は1日、換気扇を稼働させる従業員が日によって変わっていたことを明らかにした。

出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/3023457211.html?t=1406930225348

 

 

82日付で毎日新聞石川版からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

この日は店を貸し切り、持ち込んだ魚や野菜を炭火で焼くため、小学生39人と保護者10人がテーブル6卓に分かれて座っていた。
しかし、5カ所の窓はいずれも閉め切られていた。天井や壁、厨房に計9台あった換気扇もフロント係が駆け付けた時にはいずれも止まったままだった。


女性従業員の1人は毎日新聞の取材に、「暑さで冷房を利かすため、室内の窓を閉め、換気扇を使わなかった。忙しくて(換気する必要に)気付かなかった」と証言した。

公社によると、9台の換気扇のスイッチは全て厨房内にあり、通常は複数の従業員のうちリーダー格が操作するのが習慣となっていた。しかし、誰が操作するのか明確なルールは定められていなかった。
 


出典URL
http://mainichi.jp/area/ishikawa/news/20140802ddlk17040656000c.html

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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