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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20186131121分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

12日午後7時10分ごろ、三重県志摩市阿児町鵜方の料亭Mで、宴会をしていた客から「2人が倒れた」と119番があった。

倒れた客2人と体調不良を訴えた客6人の計8人が病院に搬送されたが、いずれも意識はあり,命に別条はなかった。

 

消防によると、現場からは通常より高い一酸化炭素が検出された。

 

警察によると、客8人は55~79歳の男性。

いろりのある部屋で宴会をし、炭火で海鮮料理を食べていた。

 

当時、部屋では換気扇が回っていたが、外が強風のため空気が正常に循環しなかった可能性があるとみられる。

 

出典

『炭火焼き海鮮料理でCO中毒か 料亭の客8人搬送 三重・志摩』

http://www.sankei.com/west/news/180613/wst1806130037-n1.html

 

 

613日付で毎日新聞中部版(夕刊)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

12日午後7時10分ごろ、三重県志摩市阿児町鵜方の料亭Mで、食事をしていた55~79歳の男性客8人が突然倒れるなど不調を訴え、市内外の病院に運ばれた。

 

室内から通常より高い濃度の一酸化炭素(CO)が検出されており、警察が一酸化炭素中毒の疑いがあるとみて、詳しい原因を調べている。

8人とも意識があり、命に別条はないという。

 

警察や消防によると、8人は午後6時ごろに入店。

1階の個室で酒を飲み、いろりの炭火を使って料理を食べていたという。

 

うち2人が突然倒れ、残り6人も不調を訴え、自分たちで119番した。

店内に他に客はおらず、店員も無事だという。

 

市商工会によると、Mは2010年7月創業で、海鮮料理などを提供している。

 

出典

『CO中毒? 料亭で食事中、8人搬送 三重・志摩』

https://mainichi.jp/articles/20180613/ddh/041/040/004000c 

 

 

 

 

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2018661922分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

6日午後1時20分ごろ、栃木県那須町高久丙のホテル「E那須」で、従業員が「吐き気や息苦しさがある」と訴え、119番通報した。

 

ホテル2階の調理場を担当していた従業員5人とフロア担当で調理場と行き来していた従業員1人の計6人が病院へ搬送された。

全員、意識はあり、会話ができる状態だという。

警察によると、その他の従業員や利用客に体調不良を訴えている人はいない。

 

警察は、ガス漏れの可能性などもあるとみて、詳しい原因を調べている。

 

出典

『ホテル従業員6人が体調不良訴える 栃木・那須』

http://www.sankei.com/affairs/news/180606/afr1806060025-n1.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

状況不明だが、CO中毒の可能性も考えられるので、「中毒」カテゴリーに入れておく。

 

 

 

 

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2018662137分にNHK石川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

662028分に毎日新聞石川版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

6日午前4時前、石川県白山市相川新町の「N製紙」の工場の従業員から「男性2人が紙を溶かす溶剤が入ったタンクに転落した」という通報が消防にあった。


消防が駆けつけると、タンクの中には従業員の男性3人が倒れていて、その場で死亡が確認された。


警察によると、亡くなったのはいずれも従業員のMさん(男性、57歳)、Iさん(男性、49歳)、Nさん(男性、27歳)。


はじめにMさんが、タンク内で紙づまりが発生したため、紙を取り除くためタンク内に入って倒れ、その後、助けに行ったIさんとNさんも次々と倒れたという。


タンクは深さ5mほどで、縦横50cmほどの開口部があり、ハシゴを使って上り下りする構造になっていて、当時はタンクに古紙と水と硫酸、マグネシウムを入れ、濃度などを調整する作業を行っていたという。


警察の実況見分では、タンクの底に深さ約20cmの溶液がたまっていた。

消防が駆けつけた際、タンク内には致死量の濃度を下回るものの、硫化水素が発生しているのが確認されたという。


警察などによると、N製紙の工場は24時間体制で稼働していて、従業員は3交代制で勤務をしているという。


死亡した3人は午前0時ごろから勤務し、このうちMさんとIさんの2人は紙の製造を担当する部門の、Nさんは事務部門の従業員だという。


従業員3人が死亡した工場では、6日午後3時前から警察官が訪れ、現場を詳しく調べている。
また、金沢労基署も立ち入り調査を行って、事故の状況を調べている。

 

工場はJR北陸線松任駅の北西約3kmの海沿いにある。

同社は1937年創業。

産業用特殊紙などを製造しており、従業員は70人。

 

出典

製紙工場のタンク内で3人死亡

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/3025317011.html 

『石川 製紙工場、溶剤タンクで作業員3人死亡』

https://mainichi.jp/articles/20180606/k00/00e/040/226000c 

 

 

661610分にTBS NEWSからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

6日午前3時45分ごろ、白山市の「N製紙」の男性従業員から、「紙を溶かす溶剤が入っているタンクで男性が倒れている」と119番通報があった。

 

タンク内では、古紙に水や希硫酸などを混ぜる作業が行われていて、Mさんは古紙に混ざったごみを取り除くため中に入ったところ倒れ、その後、助けに向かった他の2人も相次いで倒れたとみられている。

 

「基本はタンクには入らない。今回は、何らかの異常があったからだと推測している」(社長インタビュー時の回答)

 

現場からは硫化水素が検出されているということで、警察で事故との関連を調べている。

 

出典

石川・白山の製紙工場の溶剤タンクで男性従業員3人が死亡

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3388348.html 

 

 

661957分に産経新聞westからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

同社によると、タンクでは再生紙を作るため、古紙と水、希硫酸を混ぜて溶かしていた。

 

同社では、従業員が中に入って作業することを想定しておらず、マニュアルを作成していなかった。

ただ、従業員に立ち入りの禁止は指示していなかったとしている。

 

事故は6日午前3時半ごろ発生。

従業員のMさんとIさん、男性従業員1人の計3人で作業中、Mさんがタンクに混入した異物を取り除こうとし、中に入って倒れた。

 

救助しようとしたIさんと、近くで別の作業をしていたNさんが内部に入って次々に倒れた。

 

出典

『作業員3人死亡の溶剤タンク、希硫酸など使用…立ち入りマニュアルなし 
 石川の製紙工場』

http://www.sankei.com/west/news/180606/wst1806060088-n1.html 

 

 

672026分にNHK石川からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察や関係者によると、タンクは大きさが約80m3。

中には、溶液をかき混ぜるためのかくはん機が付いているという。

 

警察が6日、タンクの中を調べたところ、紙が溶けたような液体と長さ1mほどの布のようなものが見つかったが、タンク内の配管などに目立った損傷はなかったという。

 

出典

3人死亡 業務上過失致死疑いも

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/3025339311.html 

 

 

68日付で毎日新聞石川版からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察によると、水や希硫酸を混ぜて粘土状になった古紙が詰まりを引き起こした可能性があるという。

 

N製紙によると、タンクに入ることを想定した安全対策マニュアルはなかったという。

 

この点について金沢市内の別の製紙業者は、「再生紙を作る工程でタンクに入る可能性はあり、その際には『送風機で酸素濃度を高める』などと定めたマニュアルを用意している」と話す。

労安法に基づいて酸欠作業主任者を置き、安全性が確保されない場合は作業を中止するという。

 

この業者は、作業で硫化水素が発生する可能性はあると指摘した上で、「物質として(空気より重いため)下にたまりやすく、タンク開口部からのぞいた時には臭いがしないため、『大丈夫だ』と思って中に入ったのでは」と推測。

何より「グループ作業で、何とか仲間を助けようと入ってしまったのかもしれない。自社の安全教育を改めて徹底する」と話した。

 

出典

『白山の製紙会社転落事故 3人死亡 業過致死疑いで捜査 白山署が見分』

https://mainichi.jp/articles/20180608/ddl/k17/040/273000c 

 

 

6101923分にNHK石川から、死因は硫化水素中毒だったという下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察が9日、3人の遺体を司法解剖して詳しく調べたところ、血液中から致死量を超える硫化水素が検出されたことがわかり、3人は、いずれも、硫化水素による急性中毒で死亡したと判断した。


警察によると、当時、工場では古紙と希硫酸それに水を混ぜる作業を行っていて、事故当時、タンク内には非常に高い濃度の硫化水素が発生していたとみられる。

出典

タンク事故 硫化水素で中毒死

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/3025439391.html 

 

 

 

 

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20161126日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正4として掲載します。

第1報は下記参照。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/6511/

 

 

(2018年5月13日 修正4 ;追記)

 

2018571220分にNHK長崎から、当時の現場代理人は危険を認識していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察は、ガソリン式の発電機を使用したうえ、空気の入れ替えを怠ったことが事故につながったとして、東京の2つの下請け会社の当時の現場責任者2人を、業務上過失致死傷の疑いで書類送検した。


書類送検されたのは、東京・台東区の建設会社、SN建設工業の53歳の社員と東京・北区の防水工事会社、S防水工業の43歳の社員の、合わせて2人。


2人は、ともに下請け会社の現場代理人として安全管理を行う立場で、捜査関係者によると、発電機を狭いトンネル内で使うことが危険だと認識していたことがわかったという。

 

出典

トンネル事故で書類送検

https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20180507/5030000578.html 

 

 

571319分に産経新聞westからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

亡くなった男性は当時、水が張った坑内で作業しており、CO中毒で倒れたため窒息死したとみられる。

 

『長崎トンネルCO中毒死亡事故、工事責任者2人書類送検』

http://www.sankei.com/west/news/180507/wst1805070027-n1.html 

 

 

 

 

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20183302040分にNHK福島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

30日午後2時すぎ、新地町にあるフッ素樹脂製品などを製造する「福島N」の工場で、「塩酸ガスが漏れた」という通報が消防にあった。


警察や消防によると、従業員9人が頭や目の痛みを訴えて病院で手当てを受けたということだが、いずれも症状は軽いという。


この工場では、塩酸を製品の洗浄作業に使用していて、30日は、小型のタンクに入れて持ち運び、室内の換気を十分行わないまま、タンクの口を開いたとみられるという。


ガスは空気より比重が重いため、作業をしていた従業員には被害はなかったということだが、気化したガスが排気口を伝って別の部屋に流れ込み、そこにいた従業員がガスを吸ったとみられるいう。

ガスは工場の敷地の外には漏れず、周囲への影響はなかったという。


警察は、工場の関係者から話しを聞くなどして、詳しい状況などを調べている。

 

出典

工場で塩酸ガス漏れ 9人手当て

https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20180330/6050000590.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

排気口といえば、換気扇のように、建屋の上方に取付けられているのが一般的ではないだろうか?

排気口の取入れ口と小型タンクの位置関係が知りたいところだ。

 

 

 

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201822166分にNHK滋賀から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

2日午前10時半すぎ、大手エアコンメーカー「ダイキン工業」の子会社で、草津市にある「ダイキンレクザムエレクトロニクス」の工場から、「作業中だった女性が気分が悪いと話している」と消防に通報があった。


消防が駆けつけたところ、工場内にいた従業員の男女6人が気分が悪いと訴えたため、いずれも病院に搬送した。
このうちの女性1人はめまいや吐き気の症状があったということだが、まもなく回復し、ほかの5人も症状は軽いという。


警察などによると、この工場ではエアコンの室外機に組み込むプリント基板を製造していて、従業員たちは基板に防水のための液体を塗る作業を行っていたという。

警察によると、従業員の1人は通常は回している換気扇のスイッチを入れ忘れたと話しているという。

警察は、換気が不十分だったとみて、現場の状況などを詳しく調べている。


「ダイキンレクザムエレクトロニクス」は、「排気用設備のスイッチを入れ忘れたことが原因です。しっかりと周知し、今後、再発防止に向けて取り組んでいきます」とコメントしている。

 

出典

草津の工場で換気不十分か搬送

http://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/2064953061.html 

 

 

22236分に京都新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

10~50代の派遣社員6人が病院に搬送され、50代の女性が軽度の中毒症状となったが、他の5人に体調の異常はなかった。

 

警察や同社によると、6人は約50mの作業場で、エアコンに使うプリント基板にはけを使って防湿材を塗っていた。

現場責任者が排気ダクトを作動させるのを忘れていたという。

 

出典

有機溶剤吸い6人搬送 滋賀のダイキン系列工場、排気忘れ

http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20180202000127

 

 

22日付でびわ湖放送からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

同社によると、6人は2日午前8時ごろから2時間ほど作業をしていたが、上司が排気ダクトのスイッチを入れ忘れていたため、コーティング剤に含まれる有害物質を吸い込んだと見られている

 

出典

スイッチ入れ忘れ 6人体調不良

http://www.bbc-tv.co.jp/houdou/news/news_today.php 

 

 

 

 

 

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20181171723分にNHK茨城から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

17日午前11時40分ごろ、茨城県取手市下高井の県道の工事現場で、「作業員の男性2人がマンホールの中で意識を失って倒れた」と消防に通報があった。


消防によると、倒れたのは60代と20代の男性作業員2人で、一時、意識不明の状態になっていたが、警察によると、その後、意識を回復し、命に別状はないという。
また、救助に当たった作業員4人も気分が悪くなり病院に搬送されたが、全員意識はあるという。


警察や消防によると、2人は深さおよそ6mのマンホールの中で、雨を排水するための雨水管を設置する作業を朝から行っていたという。


消防によると、現場からは一酸化炭素などのガスが検出されたということで、警察と消防は事故の詳しい状況を調べている。


現場は、JR常磐線の取手駅から北西に5kmほど離れた、工場や住宅が立ち並ぶ地域。

出典

マンホール内の2人一時意識不明

https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20180117/1070001387.html 

 

 

1181453分に産経新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1171632分に産経新聞からも、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

現場からは一酸化炭素と硫化水素が検出され、2人が中毒症状に陥っていた可能性があるという。

地上で作業していた21~49歳の男性4人も吐き気などを訴えているという。

 

県や警察によると、現場は県道の建設工事が行われ、6人は歩道となる場所の下に雨水管を設置する作業をしていた。

マンホール内で作業をしていた2人から「助けて」という声が聞こえ、別の2人が脱出させた。

 

マンホールの直径は約60cmで深さは約6m。

現場では、ほこりを吹き飛ばすためのエンジン式の装置を使っていた。

警察は、この装置から有毒物質が出た可能性もあるとみて、原因を調べている。

 

現場はJR取手駅から北西に5kmほどで、周辺に工場や住宅が立ち並ぶ。

 

出典

『マンホールで作業の男性6人負傷 2人が一時意識不明 取手の工事現場 茨城』

http://www.sankei.com/affairs/news/180118/afr1801180038-n1.html 

『マンホールで作業の男性6人負傷 2人意識不明 茨城・取手』

http://www.sankei.com/affairs/news/180117/afr1801170038-n1.html 

 

 

 

(2018年8月6日 修正1 ;追記)

 

2018822035分にNHK茨城から、換気せずにエンジンカッターを使っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

龍ヶ崎労基署は、換気をする措置を取らずに、深さおよそ6mの現場でエンジンカッターを使ったため事故につながったなどとして、工事を請け負っていた守谷市の建設会社を、労安法違反の疑いで書類送検した。


また、作業員を助けようとして一酸化炭素中毒になった45歳の現場責任者についても、作業員4人の安全管理を怠ったとして、あわせて書類送検した。


同署の調べに、この現場責任者は「日ごろからエンジンカッターを使っていたので、作業を禁止しなかった」などと、容疑を認めているという。

出典

マンホール事故で建設会社を送検

https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20180802/1070003503.html 

 

 

 

 

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20181101228分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

去年6月、水銀を入れた加熱式たばこを会社の元同僚の男性に吸わせて殺害しようとしたとして、大津市のM容疑者(男性、36歳)が殺人未遂の疑いで逮捕された。

 

警察によると、M容疑者は去年6月、滋賀県栗東市に住む30代の知り合いの男性に水銀を注入した加熱式たばこを渡して吸わせ殺害しようとしたとして、殺人未遂の疑いが持たれている。


男性は、M容疑者が以前経営していた会社の同僚で、市内の路上で渡された20本入りのたばこ1箱を翌日にかけてパチンコ店などで10本余り吸ったあと、頭痛やろれつが回らなくなるなど中毒の症状を引き起こして病院に運ばれた。


男性からの届け出を受けた警察が残っていたたばこを詳しく調べた結果、水銀が検出されたという。


警察によると、調べに対し容疑を認め、「1本につき0.3gから0.5gの水銀を注入した」などと供述しているということで、警察は、注入方法や動機などを詳しく調べることにしている。


「加熱式たばこ」は、電池で加熱する専用の器具にたばこを入れて蒸気を吸うもので、煙や臭いが少ないことから、最近、利用する人が増えている。

 

「日本中毒学会」の理事を務める近畿大学医学部の丸山克之講師によると、「水銀」は金属の一種だが、常温では液体の状態のため蒸発しやすく、たばこなどに混入していた場合、熱で蒸気となって、直接、肺に吸い込まれるという。


丸山講師によると、「水銀」は一度に大量に体内に入ると、頭痛や体のしびれのほか呼吸困難などの症状が起こり、量によっては死に至る場合もあるという。


また、少量でも長期間摂取し続ければ、神経や腎臓が傷ついて健康への影響が出るということで、手足のしびれなどの後遺症が残るおそれもあるという。


丸山講師は、「水銀は強い毒性を持っていて、法律でも毒物に指定されている。特に蒸気の形で吸い込んだ場合は、口から入るよりも血管から吸収されやすく、比較的少ない量でも症状が出るおそれがあり、さらに注意が必要だ」と話していた。

 

出典

“加熱式たばこに水銀” 殺人未遂容疑で男を逮捕 滋賀

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180110/k10011283501000.html 

 

 

111170分に東スポからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

被害男性は昨年6月3日に、同県栗東市内でM容疑者から20本入りの加熱式たばこ1箱を手渡されて、翌日までにパチンコ店などで14本を吸ったところ、頭痛や舌のしびれ、味覚障害、ろれつ困難などの障害が出て病院に搬送された。

 

捜査1課によると、「残りの6本を押収して鑑定したところ、20本すべて吸ったなら死に至っていたほどの水銀の成分が検出された」という。

 

葉の詰まったカートリッジ部分に水銀が混入されていた。

入手経路などは、現在、捜査中。

 

事件に用いられた水銀は体温計や水銀灯など身の周りの生活用品に含まれており、入手は比較的容易だという。

 

「水銀は、蒸気になって鼻や口から吸い込んで体内に入るのが最も毒性が強くなり、中枢神経や内分泌、腎臓、肺、脳に障害をもたらして最終的には死に至らしめる。加熱式たばこというアイテムは一番、毒性が強くなるやり方。これまでの調べからM容疑者に特段、専門的な化学知識を持っている経歴は認められず、どうしてこんな方法を思いついたのか」と、捜査関係者も首をかしげる。

 

出典

『元部下に「水銀入り過熱式たばこ」捜査関係者も驚く悪知恵』

https://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/883504/

 

 

112911分にNHK滋賀からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

M容疑者が「水銀が含まれた数種類の電子部品があるのを本で知り、ネットオークションで複数買って、中から水銀を取り出した」などと供述していることが、捜査関係者への取材でわかった。


これまでの調べで、男性が吸った加熱式たばこの吸い殻などには針で開けたような小さな穴が開いていたことも分かっていて、警察は、機器から取り出した水銀をたばこに注入したとみて調べを進めている。

 

出典

“電子部品買って水銀取り出す”

http://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/2064303231.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

本件、事故ではなく事件であるが、水銀中毒の生々しい情報として紹介する。

 

 

 

(2018年2月1日 修正1 ;追記)

 

20181301733分にNHK関西からは、水銀たばこの前に毒入り菓子も食べさせていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

被告は起訴された内容を認めていて、これまでの警察の調べに対し、「男性を懲らしめるために、インターネットや本などでいろいろな方法を調べ、まず毒物を入れた菓子を渡して食べさせた。うまくいかず、しだいに殺害しようと思うようになった」などと供述していることが、捜査関係者への取材でわかった。

 

被害を受けた男性も、1月10日に、NHKの電話取材に応じた際、加熱式たばこの以前にも不審な菓子を渡されたと証言していた。
男性は、「水銀の前から毒を盛っていたと言われた。ソフトキャンディーを渡されることがあって、青りんごの味のはずだったが、なぜかすべてがオレンジ色をしていた。そのまま食べてしまったが、怪しいと思い問い詰めていくと『毒性の強い黄色の絵の具を、スプレーの先端から入れた』と言われた」と話していた。

 

出典

たばこに水銀の男“菓子にも毒”

http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20180130/4834171.html

 

 

13185分に読売新聞からは、本を読んで手口を思いついたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

捜査関係者によると、M容疑者は手口について「本を読んでいて思いつき、インターネットで調べた」と供述。
ネットで購入した電気部品から水銀を取り出し、市販の加熱式たばこに混ぜていたという。

 

出典

『加熱式たばこに水銀「本を読み思いついた」』

http://www.yomiuri.co.jp/national/20180131-OYT1T50011.html 

 

 

 

 

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20171230932分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

29日午後3時55分頃、愛知県刈谷市東境町のマンホール内(深さ2.35m)で、清掃作業員の男性が倒れていると、同僚から119番があった。

 

駆けつけた消防隊員が男性を救助したが、間もなく死亡が確認された。

現場では硫化水素が検知され、警察は死亡との因果関係を調べている。

発表によると、亡くなったのは同県豊明市の会社員Iさん(男性、41歳)。

 

警察や市によると、この日、「マンホールから水があふれている」との通報を受け、市職員とIさんら作業員3人の計4人が現場に向かった。

 

下水道管の詰まりが原因とわかり、Iさんが清掃作業のために内部を写真撮影しようと、マンホールから下水道管に入ったという。

1分後に市職員が声をかけても返事がなかったため、マンホールをのぞいたところ、ぐったりとしているIさんを見つけた。

下水道管から強い異臭がしたため、消防隊員が調べたところ、硫化水素が検知されたという。

 

出典

マンホール内で作業員死亡、硫化水素を検知

http://www.yomiuri.co.jp/national/20171230-OYT1T50006.html 

 

 

201712292145分に毎日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

市職員の男性も気分が悪いと訴え、病院に搬送された。

 

中を確認しようと1人でマンホールに入ったIさんが出てこないため、捜していた市職員が下水道内でうずくまっているのを発見した。

 

内部には腐卵臭のような臭いがしていたといい、警察が原因を調べている。

 

出典

『作業員死亡 下水道清掃の41歳男性 愛知・刈谷』

https://mainichi.jp/articles/20171230/k00/00m/040/108000c 

 

 

12292130分にNHK東海からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

市の職員は自力で外に出て、意識はあり、命に別状はないという。


現場は伊勢湾岸自動車道の刈谷ハイウェイオアシスの近くで、警察によると、マンホールの中で硫化水素が検知されたという。

 

出典

下水管内で作業していた男性死亡

https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20171229/4027271.html

 

 

12311114分に読売新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

県警刈谷署は30日、亡くなった会社員男性(41)の死因は硫化水素中毒の可能性が高いと発表した。

 

一方、作業を委託した刈谷市が事前の硫化水素濃度測定を業者側に指導していなかったことも判明。

男性は測定せずマンホールに入ったとみられ、同市は「再発防止に努めたい」としている。

 

市によると、「マンホールから水があふれている」との通報を受け、29日午後3時30分頃、市職員1人と作業員3人の計4人が現場に到着。

交通誘導などで市職員ら3人が現場を離れている間に、男性が下水道管内の写真を撮影しようと、1人で別のマンホールから入ったといい、数分後に現場に戻った作業員が、男性がマンホール内で倒れているのを見つけた。

 

救急隊員が内部の硫化水素濃度を測ると、致死濃度の700ppmを大幅に上回る10000ppmに達していたという。

 

出典

『マンホール作業員死亡、硫化水素測定を指導せず』

http://www.yomiuri.co.jp/national/20171231-OYT1T50018.html 

 

 

1231100分に中日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察などによると、Iさんは清掃作業の準備のため1人で深さ2.4mの下水道内に入り、写真撮影などをしていて、急に倒れた。

 

市によると、マンホール内を測定したところ、人体への許容濃度(10ppm)の約1000倍の硫化水素が検出された。

 

市が当時、現場にいた同僚の作業員2人と市職員に聞き取ったところ、ガス検知器は作業車内にあり、Iさんは検知器を持たずにマンホールに入ったことが分かった。

市は30日、マンホールでの作業前に義務づけられている硫化水素の濃度測定が行われていなかったとみられると発表した。

 

出典

硫化水素の測定、清掃前に行わず 刈谷で作業員死亡

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2017123190095338.html 

 

 

 

 

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201712141750分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

14日午前11時ごろ、神戸製鋼所加古川製鉄所(兵庫県加古川市)で、高炉で作業をしていた社員2人が病院に運ばれた。一酸化炭素中毒による症状とみられる。

30歳の男性と28歳の男性がともに軽症。

 

警察によると、2人は高炉でコークスや鉄鉱石などで鋼を造る作業をしていた。

配管が詰まったため取り除こうとしたところ、30歳の男性が倒れ、28歳の男性が近くにいた同僚に知らせたという。

 

警察は、何らかの原因で一酸化炭素濃度が上昇したとみて、業務上過失傷害の疑いで調べている。

 

2人とも、一酸化炭素の吸入を防ぐマスクはしていなかったという。

同社は、「設備に異常はなく、手順に誤りがなかったか調査する」としている。

 

出典

『神鋼加古川製鉄所で一酸化炭素中毒か 2人軽症』

https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201712/0010817572.shtml

 

 

 

 

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20171271920分にNHK岐阜から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

7日午前9時ごろ、各務原市の那加第二小学校で、給食の調理室の外側に設置してあったガスボンベを業者が交換する際にガスが漏れ、給食の調理を行っていた調理員4人が吐き気と頭痛を訴えた。

また、調理室の近くの校舎にある3年生の教室では、ガスの臭いがするとして児童らが隣の教室に避難し、このうち女子児童1人が頭痛を訴えた。

体調不良を訴えた5人は、一時、病院で手当てを受けたが、その後、回復したという。


市教委によると、ガスボンベは市内のガス業者が1人で交換していたが、ホースで連結されているほかのボンベの口を閉め忘れた上に、ホースの逆流防止弁が機能しなかったため、数10秒間ガスが漏れ出したとみられるという。


業者は、市内のほかの小中学校のガスの交換も請け負っているということで、市教委は安全確認の徹底を指導した。

出典

小学校でガス漏れ 児童ら手当て

http://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/3083395911.html 

 

 

127218分に東海テレビからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

調理場に併設された部屋にあるガスボンベを交換中、ガス管の接続部分のバルブを閉め忘れ、LPガスが漏れ出した。

 

業者の男性はガスの臭いに気付き、すぐにバルブを閉じたが、数10秒にわたってガスが漏れた。

 

当時、調理場では火を使って給食の準備が行なわれていた。

 

出典

『小学校で調理場近くからガス漏れ 児童ら5人頭痛訴え 当時調理場で火使い給食準備中 岐阜』

http://tokai-tv.com/tokainews/article.php?i=40688&date=20171207 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

NHKの映像によれば、容器置場には「貯蔵量50kg×50本」と掲示されていた。

 

 

 

 

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20171114819分に静岡新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1113202分にNHK静岡からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

13日午前11時半ごろ、富士市依田橋の国道1号バイパス高架下作業通路で、高架橋の補修作業をしていた男性作業員3人が倒れた。

 

このうち、いずれも40代の2人が意識のない状態で病院に搬送され、その後、1人は意識が回復したもよう。

20代の作業員は病院に搬送されたが、命に別条はないという。
警察によると、3人は焼津市に本社がある建設会社の従業員。

 

40代の2人は、高架下の高さ約10mの位置に設置された板張りの通路がある区画で、ガソリンや発動発電機を使用し、塗装の剝離作業をしていた。

20代の作業員は遅れて現場に行き、2人が倒れているのを発見した後に倒れたとみられる。

 

現場の通路は換気がしにくい構造で、3人は一酸化炭素中毒の可能性があるという。

 

現場では、同日午前9時半ごろから作業が行われていた。


警察は事故原因などを調べている。

 

出典

作業員3人倒れる 富士の高架橋、1人意識不明

http://www.at-s.com/news/article/social/shizuoka/426498.html

橋げた作業の作業員3人倒れ搬送

http://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/3035670311.html

 

 

1114日付で朝日新聞静岡版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

20代の男性が遅れて現場に到着したところ、2人が倒れているのを見つけた。

会社関係者に連絡した後、自らも体調不良を訴えたという。

 

 

 

 

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20171025759分に福島民友から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1026日付で朝日新聞福島中会版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

24日午後3時50分ごろ、11月4日に開通を控え工事中の福島市飯坂町中野の東北中央道中野トンネルで、工事現場の監督者から「男性3人がガスを吸い、トンネルの中で倒れている」と119番通報があった。

 

消防などによると、同トンネル脇の工事用トンネルで作業中だった男性3人が同市の病院に運ばれた。

3人とも一酸化炭素(CO)中毒の可能性が高いものの、命に別条はないという。

 

3人は、いずれも田村市の30代男性と60代男性2人。

30代男性と60代男性の1人は、トンネル内に駐車していた車内で意識がもうろうとした状態で、別の60代男性は車外で倒れていたという。

 

現場に駆け付けた工事関係者が3人をトンネルの外へ運び出し、119番通報した。

近くには発電機があり、車のエンジンがかかったままだったという。

 

トンネルを管理する福島河川国道事務所と工事の元請け会社によると、工事用トンネルは高さ、幅がともに約5mで長さは約100m。

 

3人は、工事用トンネルを埋め戻すため、コンクリートを受け止める木枠をはめ込む作業中だった。

トンネルをふさぐ作業のため空気の流れが悪くなった可能性があるという。

 

同事務所は、「工事用トンネルでの事故。本道は開通に支障がない状態と認識している」とした。

 

元請け会社は福島民友新聞社の取材に、「しっかり対策を取っていれば起こらない事故で、重く受け止めている。真摯に対応したい」とした。

 

出典

工事用トンネル3人倒れる CO中毒か、東北中央道・中野トンネル

http://www.minyu-net.com/news/news/FM20171025-214781.php

 

 

1024214分にNHK福島からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

3人は当時、建設中の自動車専用道路のトンネルの近くにあるトンネル状の通路で、車両を動かすなどの作業を行っていて、消防によると、消防隊員が現場に駆けつけた時、トンネルの中の一酸化炭素の濃度が外よりも高かったという。

 

東北中央自動車道は、福島県の相馬地方を起点に山形県の内陸部を通り、秋田県の横手地方に至る全長268kmの自動車専用道路で、現場はこのうち、来月4日に開通する予定の福島市と米沢市を結ぶ区間にある。

 

出典

道路工事現場で作業員3人倒れる

http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/6055101171.html

 

 

1025日付で河北新報からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

ライトバンのエンジンや発電機が作動したままで、一酸化炭素中毒の疑いがあり、警察が原因を調べている。

福島河川国道事務所によると、本線のトンネルにつながる作業用通路を通路側からふさぐ工事の担当で、当時は3人とも車内にいたとみられる。

出典

<東北中央道>作業用通路で一酸化炭素中毒か、3人搬送 福島・飯坂

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171025_63024.html

 

 

1028日付で朝日新聞山形版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

照明用の発電機を動かしていたが、換気が不十分だったために、一酸化炭素の濃度が上昇したとみられる。

 

 

 

 

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20171022日付で毎日新聞群馬版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

20日午後5時半ごろ、渋川市北橘町真壁の地下にある取水トンネルで、清掃作業中の男性3人が意識もうろうの状態となり、救急搬送された。

うち1人が意識不明の重体。残り2人は軽症。

 

県警は、一酸化炭素中毒の可能性もあるとみて調べている。

 

県警によると、作業していたのは、沼田市の土木作業員のTさん(男性、68歳)と吉岡町の会社員の男性(50)、安中市の土木作業員の男性(73)の3人。

このうちTさんが意識不明の重体。

 

トンネルは地下6~7m。

ガソリンなどで動く発電機につながれた高圧洗浄機を使って、内壁を清掃していたという。

 

出典

『一酸化炭素中毒か トンネル清掃の3人を救急搬送 1人重体 渋川』

http://mainichi.jp/articles/20171022/ddl/k10/040/017000c 

 

 

10231034分に産経新聞からは、Tさんが死亡したなど、下記趣旨の下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

群馬県警は、23日までにTさん(68)が搬送先の病院で死亡したと明らかにした。

一酸化炭素(CO)中毒の疑いがあり、死因を詳しく調べる。

 

県警によると、Tさんは20日午後、トンネル内に発電機を置き、高圧洗浄機を使って清掃作業をしていた際に意識がもうろうとなり、搬送された。

一緒に作業をしていた男性2人も軽症。

 

出典

『トンネルで清掃中に重体、作業員の男性が死亡 群馬 一酸化炭素中毒か』

http://www.sankei.com/affairs/news/171023/afr1710230025-n1.html

 

 

 

(2018年3月24日 修正1 ;追記)

 

20183231917分にNHK群馬から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

去年10月、渋川市にある地下トンネルの中で、換気を十分しないままガソリンを燃料とする発電機を使い、清掃作業をしていた3人が一酸化炭素中毒になり、このうち当時68歳の男性が死亡した。


前橋労基署は、この事故を調べた結果、工事を請け負っていた吉岡町の建設会社の「I組」と現場の安全管理者の51歳の工事課長が作業員の健康被害を防止する措置をとらなかったとして、労安法違反の疑いで書類送検した。

 

出典

労災死亡事故で書類送検

https://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/20180323/1060001509.html 

 

 

324日付で朝日新聞群馬全県版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

前橋労基署によると、社員3人がエンジン式の高圧洗浄機を使って清掃作業をする際、自然換気が不十分なのに、換気などの安全対策を講じなかった疑いがある。

 

 

 

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20179252047分にNHK首都圏から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

92693分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

神奈川県横須賀市にある海上自衛隊の基地に停泊している護衛艦「いずも」の艦内で、清掃作業をしていた作業員のほか隊員あわせて11人が一酸化炭素中毒になり、病院に運ばれた。
海自によると、全員意識はあり、命に別状はないという。

海自によると、25日午前10時半ごろ、横須賀市にある海上自衛隊横須賀基地に停泊していた護衛艦「いずも」の艦内で、汚水タンクの清掃にあたっていた民間の作業員1人が気分が悪くなったと訴えたという。


この作業員を艦の外に出そうとした別の作業員4人と自衛隊員6人も気分が悪くなり、あわせて11人が基地内にある病院に搬送されたという。

11人は一酸化炭素中毒と診断されたが、全員意識があり、命に別状はないという。
海自で、11人が一酸化炭素中毒になった原因などを調べている。


護衛艦「いずも」は、艦橋を甲板の片側に寄せた空母のような形が特徴の、全長およそ250mにおよぶ、海上自衛隊で最大級の艦艇。


現在、修理中で、今回の清掃作業もその一環として行われていた。

当時、タンク内には送風機で空気を送り込んでいたという。

 

出典

護衛艦で11人が一酸化炭素中毒

http://www.nhk.or.jp/shutoken-news/20170925/0000985.html 

『護衛艦「いずも」、清掃で11人一酸化炭素中毒』

http://www.yomiuri.co.jp/national/20170926-OYT1T50006.html 

 

 

9251843分に産経新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

25日午前10時半ごろ、神奈川県横須賀市の海上自衛隊横須賀基地に停泊中のヘリコプター搭載型護衛艦「いずも」の艦内で、海自隊員ら11人が一酸化炭素(CO)中毒になり、病院に搬送された。

横須賀地方総監部によると、いずれも意識ははっきりしており軽症。

 

艦内では午前8時すぎから、民間業者がふん尿をためるタンク内の清掃中だった。

 

作業員1人が体調不良を訴えたため、近くにいた隊員6人と他の作業員4人が助け出そうとして、同じく気分が悪くなった。

全員が病院でCO中毒と診断された。

 

出典

『海自護衛艦「いずも」でCO中毒、11人軽症 横須賀基地』

http://www.sankei.com/affairs/news/170925/afr1709250023-n1.html 

 

 

 

(2017年12月9日 修正1 ;追記)

 

20171261214分に産経新聞から、送風機を動かしていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

横須賀労基署は6日、労安法違反の疑いで、同市の清掃会社「Y社」と男性代表社員(40)を書類送検した。

 

書類送検容疑は、9月25日、ヘリコプター搭載型護衛艦「いずも」のタンク内を清掃する際、携帯式送風機が停止したままガソリンエンジン式高圧洗浄機を作業員に使用させたとしている。

 

洗浄機の排出ガスで作業員4人と海自隊員数人がCO中毒となったとしている。

 

出典

『海自艦清掃事故で書類送検 作業員らがCO中毒 神奈川・横須賀』

http://www.sankei.com/affairs/news/171206/afr1712060029-n1.html

 

 

126135分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

労基署によると、男性代表社員は9月25日、護衛艦内の汚水タンクの清掃でガソリンエンジン式の高圧洗浄機を使う際、送風機を使って作業を行うなど、排ガスで作業員らが一酸化炭素中毒になるのを防ぐ措置を怠った疑いがある。

 

出典

護衛艦「いずも」で清掃中にCO中毒、業者ら書類送検

http://www.asahi.com/articles/ASKD641N6KD6ULOB00Q.html 

 

 

 

 

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20176131134分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

6131855分に和歌山新報から、6131824分にNHK和歌山から、615日付で朝日新聞和歌山全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

13日午前9時ごろ、和歌山市湊の新日鉄住金和歌山製鉄所で「男性が倒れている」と119番があった。

市消防局の隊員が駆けつけたところ、男性従業員(20)が敷地内で倒れており、市内の病院に搬送された。


消防局によると、一時、意識不明となったが、同日午後2時ごろ、病院で意識を取り戻したという。

配管から漏れたガスを吸ったことによる一酸化炭素中毒の疑いがある。

 

警察によると、男性従業員は屋外で1人で施設の配管を点検していた。

男性従業員と無線で連絡が取れなくなったことから同僚が不審に思い捜しに行って、倒れているのを発見したという。

 

製鉄所によると、敷地は約470万m2。

現場は平成21年に火入れを行った新第一高炉で、事故当時は同高炉の定期補修が終わり、作業員3人で立ち上げ作業を行っていたという。

 

男性従業員は、12日午後11時から勤務していた。

高炉の近くの屋外で倒れており、配管内には一酸化炭素など有毒な成分が含まれているという。

 

警察が、詳しく原因を調べている。

 

出典

『新日鉄住金で従業員が意識不明 一酸化炭素中毒か 和歌山製鉄所』

http://www.sankei.com/west/news/170613/wst1706130031-n1.html 

配管点検中に作業員意識不明 新日鐵住金

http://www.wakayamashimpo.co.jp/2017/06/20170613_70296.html 

製鉄所で従業員倒れガス中毒か

http://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/2044212321.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

NHKの映像によれば、高さ20mほどはあろうか、大きな塔のようなものが6本固まって立っていて、そのてっぺん付近にある円筒状のダクト?の側の作業床上に、数人の人が集まっていた。

 

 

 

 

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20174221750分にテレビ朝日から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

22日午前6時50分ごろ、世田谷区玉川のパン店の従業員から、「一酸化炭素中毒かもしれない。2、3人が具合が悪い」と通報があった。

 

警察などによると、当時、店は開店準備中で、パン窯から一酸化炭素が発生したとみられ、30代から40代の従業員ら4人が病院に救急搬送された。

4人の命に別状はないという。

 

10日ほど前には、同じ世田谷区内の別のパン店でも、開店準備中に窯から一酸化炭素が発生したとみられ、従業員が救急搬送されている。

 

出典

世田谷でパン店の従業員搬送 窯からCO発生し中毒

http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000099216.html 

 

 

422830分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

22日午前6時50分ごろ、東京都世田谷区玉川1丁目のパン店で、30~40代の男性従業員4人が体調不良になったと119番通報があった。

 

消防によると、パン店は開店準備中でガス釜を使用しており、店内からは高濃度の一酸化炭素が検出された。

4人とも救急搬送されたが、全員意識があり、命に別条はないという。

 

11日早朝には、世田谷区代田の別のパン店でも4人が体調不良で救急搬送され、調理スペース内から一酸化炭素が検出されていた。

 

出典

パン店で従業員4人体調不良 一酸化炭素検出

http://www.asahi.com/articles/ASK4Q2Q0YK4QUTIL003.html 

 

 

 

※以下は、4月11日に起きた同種事例。

 

20174111154分 テレビ朝日)

 

11日午前7時前、世田谷区代田のパン店から「一酸化炭素中毒の疑いがある」などと、従業員の119番通報があった。

 

警察などによると、店内では従業員6人が働いていて、20代から50代の男女4人が倒れたりめまいがするなどして、病院に運ばれた。

全員、意識ははっきりしていて、命に別状はない。

 

当時、店は開店前の準備中で、パン生地を発酵させる窯から一酸化炭素が発生した疑いがあるという。

 

店は1日にオープンしたばかりで、警察が、一酸化炭素中毒が発生した原因などを詳しく調べている。

 

出典

世田谷のパン店で4人倒れ搬送 一酸化炭素中毒か

http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000098382.html 

 

 

2017411914分 朝日新聞)

 

11日午前6時50分ごろ、東京都世田谷区代田1丁目のパン店の従業員女性から、「店で従業員4人が倒れている」と119番通報があった。

 

警察や消防によると、調理スペースにいた20~50代の店長と従業員の男女計4人が病院に搬送されたが、いずれも命に別条はないという。

 

調理スペース内のパン生地を発酵させる機械から一酸化炭素が検出されているという。

 

出典

パン店で一酸化炭素中毒か 男女4人が搬送

http://www.asahi.com/articles/ASK4C2RZTK4CUTIL003.html 

 

 

 

 

 

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20173302128分にNHK東北NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

33171分に産経新聞から、330日付で河北新報からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

30日午前10時40分ごろ、仙台市宮城野区の東北電力新仙台火力発電所で、26歳と49歳の男性作業員2人がアンモニアガスを吸って気分が悪くなり、病院に運ばれた。

警察などによると、1人が嘔吐し、もう1人が目に違和感を訴えたが、いずれも意識はあるという。

別の作業員が119番通報した。


新仙台火力発電所はLNGを原料としていて、アンモニアは、LNGを燃やした際に出る排ガスに含まれる有害物質を分解するために使っているという。


東北電力によると作業員は、点検のため空にしたタンクの中で作業をしていたが、配管で結ばれた別のタンクからアンモニアが流れ込み、ガスを吸ったとみられるという。
東北電力は、配管の弁が何らかの原因で開いていたとみて調べている。

 

タンクローリーから貯蔵タンクにアンモニアを入れる作業もしていたという。

一方、周辺に設置されたアンモニアの濃度を調べる機械の数値に変化はなく、周辺にアンモニアガスは漏れていないという。

 

出典

別のタンクからアンモニア流入か

http://www.nhk.or.jp/tohoku-news/20170330/5144671.html

アンモニア吸い2人搬送 新仙台火力発電所で点検中

http://www.sankei.com/region/news/170331/rgn1703310007-n1.html 

<新仙台火力>アンモニア吸入2人搬送

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201703/20170330_13064.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

〇「配管の弁が何らかの原因で開いていたとみて調べている」と報道されている件、本当だろうか?

弁を閉めただけでは、シート漏れなどでガスが流入する恐れがある。

タンク内部に人が入る場合は、タンクにつながるアンモニアや窒素などの配管に仕切り板を入れる、あるいはダブルバルブを閉めてブロック&ブリードするなどの方法をとっていると思うのだが?

 

〇アンモニアは毒性ガスだ。

十分な安全対策をとっていれば問題はないのだが、それでも、今回のような万一の事態を考え、隣接するタンクの片方に人が入り、片方にアンモニアを受け入れるという作業日程の、どちらかをずらせなかったのだろうか?

 

 

 

 

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2017326211分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

3261657分にNHK熊本から、3261947分に日テレNEWS24からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

26日午前8時頃、熊本県苓北町都呂々(とろろ)のビニールハウスで、近くの農業男性(87)と妻(86)が倒れているのを家族が見つけ、119番した。

救急隊員らが駆け付けたが、すでに2人とも死亡していた。

 

警察によると、死因は一酸化炭素(CO)中毒。

消防によると、ビニールハウスには一酸化炭素が充満していたという。

警察は、最後に目撃された25日夕から夜にかけて死亡したとみている。

 

ビニールハウスは奥行き10m、幅5mで、夫婦が稲の苗床を作る作業場として使っていた。

入り口付近に置かれた金属製バケツに木炭を燃やした跡があり、2人は暖をとっていたらしい。

 

ハウスでは換気は行われておらず、警察は、2人が閉めきった状態で木炭を燃やしたことが原因ではないかとみて、詳しい状況を調べている。

 

現場は、天草空港から南西におよそ8kmの山あいの地域。

 

出典

農業用ハウスで80代夫婦死亡一酸化炭素中毒

http://www.yomiuri.co.jp/national/20170326-OYT1T50074.html?from=ycont_top_txt 

CO中毒か ハウスで2人死亡

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/5005027321.html

ビニールハウスで夫婦がCO中毒死 熊本

http://www.news24.jp/articles/2017/03/26/07357402.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

〇3社中、2社が「木炭」、1社が「木材」と報じていたが、本ブログでは多数決で「木炭」と記載した。

 

〇日テレ映像によれば、奥行き10mということで、さほど大きくは感じられないビニールハウスだ。

 

〇ワカサギ釣りのテント内とか、先日も紹介した「かまくら」内でのCO中毒はタマに報道されることがあるが、ビニールハウス内での事例は珍しい。

そこで、ビニールハウス内での事例が他にないか調べたところ、炭火が原因ではないが、以下の事例が見つかった。

ご参考まで。

 

ビニールハウス内に発生した一酸化炭素で中毒

(職場のあんぜんサイト;厚労省)

 

「発生状況」

 

事業者は所有する約5ヘクタールの農地で、三つ葉等の野菜を生産している。

三つ葉は、3年前より栽培をしており、ビニールハウス(38m×5.4m×2.6m、アーチ状)で、冬期にはハウス内を暖房しながら栽培をしていた。

このハウスは栽培箇所と収穫した三つ葉の加工箇所に区分されている。

 

災害はビニールハウスの栽培箇所で発生した。

災害当日の作業は午前7時ごろから始まった。

栽培箇所では事業者が三つ葉の収穫作業をしていた。

午前10時ごろ事業者は室内の温度調節用温風器の設定温度を5度から12度に変更するため温風器(油燃焼方式)のサーモスイッチを切り替えたとき、ドカンという音がして煙突が飛び、ハウスの天井に当たりビニールを破った。

 

事業者は温風器の運転スイッチを停止にして、煙突の補修をして再び温風器を作動させたところ、煙突の継目から黒い煙が発生した。そこで温風器は停止させた。

その後修理を外部に依頼し、修理を終え、午後5時に再び温風器の運転スイッチを押した。
午後630分に事業者は胸が苦しくなり、その他の者も、頭痛、風邪症状、嘔気を訴えた。

一酸化炭素中毒を疑い近医を受診し、一酸化炭素中毒と診断された。

休業者数5人。

 

「原因」

 

1.排気煙突内に取り付けられた断熱材が、温風器のバックファイヤーの爆風ではがれ落ち煙突内を閉塞し温風器が不完全燃焼し、一酸化炭素ガスがハウス内に充満したこと。

2.バックファイヤーの原因はメーカー指定の配線方法等を実施していなかったこと。

3.作業者に、作業の安全または衛生に係る事項について教育を行っていなかったこと。

 

「対策」

 

1 ハウス内は密閉度が高いため、換気設備を稼働させ新鮮な空気を取り入れ一酸化炭素中毒を防止すること。

2 温風器の据付に際して、メーカー指定の安全な配線方法を行い、トラブル防止対策を実施すること。

 

http://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzen_pg/SAI_DET.aspx?joho_no=000805

 

 

 

 

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2017323日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第3報修正3として掲載します。

第1報は下記参照。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/6503/

第2報は下記参照

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/6918/

 

 

(2017年3月26日 修正3 ;追記)

 

2017318日付で山口新聞から、現場責任者が書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

3171346分にNHK山口から、318日付で中国新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

下松署は17日、換気装置の点検など安全確認をせず、換気が不十分なまま作業をさせたとして、事故当時の現場責任者だった元請け会社「S社」の男性社員(60)を業務上過失傷害の疑いで書類送検した。

同署によると、容疑を認めているという。

 

容疑は、換気装置の作動状況の点検やトンネル内のCO濃度の測定などを怠り、換気が不十分な状態で作業員に作業をさせた疑い。

 

同署によると、事故当時、坑内にはエンジン式発電機やコンプレッサー、水中ポンプなど計21台の機材が持ち込まれ、うちガソリンが燃料の発電機4台と水中ポンプ1台、軽油で動くコンプレッサー5台の計10台を稼働させていた。

 

出入り口に換気用の送風機を2台設置していたが、動かしていたのは1台だけで、男性は、装置を点検していなかったうえ、CO測定器や酸素マスクを持ち込まず、濃度やトンネル内の風量を一度も測定していなかった。

 

男性は、作業現場が約1.5kmと出入り口から近かったため、「半分程度の換気で十分だろう」と判断。

「工期に間に合わせることで頭がいっぱいで、安全管理がおろそかになっていた。換気装置さえ稼働していれば、事故になることはないだろうと、軽く考えていた」と供述しているという。

 

病院に搬送された9人に後遺症などはなく、昨年11月27日までに全員退院した。

 

工事を発注した県企業局は、今月14日に事故検証報告書を公表した。

県は17日、S社に対し、3月21日から4月20日まで1カ月間の指名停止とすることを決めた。

 

出典

『元請け社員を書類送検 下松トンネルCO中毒事故』

http://www.minato-yamaguchi.co.jp/yama/news/digest/2017/0318/10.html 

下松トンネル事故で書類送検

http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/4064803241.html

『業過傷害疑いで男性書類送検 下松CO中毒事故』

https://www.chugoku-np.co.jp/local/news/article.php?comment_id=327182&comment_sub_id=0&category_id=256 

 

 

 

(2017年11月16日 修正4 ;追記)

 

201711131929分にNHK山口から、対策を取って1年ぶりに工事が再開されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1113200分にYAHOOニュース(テレビ山口)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

事故からおよそ1年となる13日に、施工業者を変えて工事が再開された。

 

作業員たちはトンネルへの入り口で一酸化炭素濃度を測定して安全を確認したうえで、マスクなどを携えてはしごで中に入っていった。

今回の工事から、一酸化炭素の発生を抑える対策として、中に入る作業用の軽トラックを10台から3台に減らしたほか、一部の発電機の使用をやめてリチウム電池を使った蓄電器で動く発電機に切り替えたという。

出典

事故のトンネルで工事再開

http://www3.nhk.or.jp/lnews/yamaguchi/4065575311.html

下松・トンネルCO事故工事再開

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171113-00000003-tysv-l35 

 

 

 

 

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魚田慎二
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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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