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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2018611日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正1として掲載します。

第1報は下記参照。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/8441/

 

 

(2018年7月23日 修正1)

 

その後の北國新聞紙面に、事故当時の詳しい状況などが下記趣旨で掲載されていた。

 

67日)

 

タンクは円筒状のコンクリート製で、工場の1階に設置され、容量約80m3、深さ約5m。


当時、再生紙を作るため、古紙や水、希硫酸、マグネシウムを混ぜて溶かしていた。

現場にはMさんとIさん、別の従業員男性の3人がいた。

 

タンク内に異物が詰まり、点検作業中のMさんが、除去するため、タンク上部にある50cm四方の開口部からハシゴを使って下に降りている際に倒れた。

 

その後、Mさんを救助しようとしたIさんも同様に内部で倒れたことから、従業員男性が別の部署に応援を要請。

他の製造作業を中断して駆け付けたNさんも内部に入って倒れたとみられる。

 

Nさんは、通常は事務職に従事しているが、4日から応援のため、製造現場で勤務していた。

 

消防が3人を救出する際、ガス検知器で硫化水素が検出された。

 

開口部付近に設けられた送風機で換気され、消防の到着時に硫化水素濃度は薄まっていたが、事故発生時は致死量があった可能性がある。

 

3人はマスクを着用しておらず、体の一部はタンクの底に溜まった深さ約20cmの溶液につかっていた。

 

警察によると、タンクの底部から、長さ約100cm、幅約15cmの布のようなものが見つかった。

この布が配管に詰まった可能性がある。

 

N製紙では1995年4月、段ボールの原料液を混ぜる撹拌機に作業員が転落、死亡する事故が起きている。 

 

事故が起きたタンクは30年程度使われているが、今回の事故のように硫化水素が発生したケースは把握していない。

 

タンク内は水と古紙が大半で、硫化水素が検知される状況を同社は想定していなかった。

 

佐野総務課長は、今回の事故は不定期の作業中に発生したとし、「酸欠主任者の資格を持つ従業員は、他の作業現場にはいるが、今回はいなかった」と述べた。

 

【拡散されず致死濃度に】

 

金大物質化学系の千木昌人教授(有機合成化学)は、空気より重い硫化水素が溶剤タンクの底に溜まっていたと推測し、「発生が少量だったとしても、拡散されず、致死濃度に達した可能性がある」と指摘した。

 

千木教授によると、硫化水素の発生には2パターンある。

一つは、硫酸イオンが細菌で還元されるケースで、空気がよどんだ状態で起きる。

溶剤タンクは、物が詰まった状態でよどみ、希硫酸が投入されていたことから、このパターンで発生した可能性がある。

 

もう一つは、硫化物に酸性水溶液を加えた場合で、千木教授は「タンク内の古紙などに硫化物が含まれていたら、希硫酸と反応して硫化水素が発生することも想定される」と説明した。

 

 

68日)

 

鼻を覆いたくなるような異臭が漂うタンクの内側を覗き込むと、倒れた2人の姿がうっすら見えた。

 

「すぐに換気しろ」「危険だ。入るな。」

タンク付近に集まった10人ほどの従業員の叫び声が未明の工場に響いた。

 

現場を目撃し、119番通報した同僚男性(21)が7日、事故当時の緊迫の状況を証言した。

 

同僚男性は、事故が起きたタンクから数10m離れた製造現場で作業をしていた。


「タンクに2人が落ちた。助けてくれ。」

突然の大声に作業を中断し、声のほうに向かうと、すでに10人近くの従業員がタンクの前にいた。

 

騒然とし、腐敗した卵のような臭いが残る現場で、同僚男性はタンクの開口部から下を見た。

「2人が倒れているのが見え、ただ事ではないと思った。」

携帯電話で急いで119番通報した。

 

他の従業員たちは、別の作業所にあった送風機を慌てて現場に運び、タンクの開口部付近に備えて換気に取り掛かった。

 

そんな中、3人目の犠牲者となったNさんが従業員の中を駆け抜け、タンク内に入った。
防毒マスクは着けていなかった。


「倒れている仲間を助んなんという思いが強く、危険を冒してでも助けに行ったんだと思う」と振り返る。

 

しばらくして、消防隊員が到着した。

 

 

610日)

 

同社には、過去に酸欠作業主任者の資格を有する従業員が複数いたが、定年退職などに伴い、現在は1人となっている。

 

石川労働局は、工場内に複数のタンクがある同社の規模からみると、「1人では少ないのではないか」という。

 

 

611日)

 

白山署は10日、司法解剖の結果、3人の死因は、いずれも硫化水素の吸引による急性中毒だったと発表した。

 

3人は、内部に入った直後に意識を失ったとみられる。

 

 

614日)

 

「硫化水素が発生するなんて、本当に知らなかった」

警察の事情聴取を終えたN製紙幹部は、ため息をついた。

 

柴田社長も、「数10年、製紙業をやってきて、硫化水素という言葉を初めて聞いた」と言う。

 

同社は本当に、この有毒ガスを想定していなかったのか。

 

古紙と水が入った溶液に希硫酸を混ぜると硫化水素の発生する恐れがあるというのは、「製紙業界の常識」(金沢市の同業者)だ。

 

同社に30数年勤務した元従業員の60代男性は、「従業員向けの安全会議は定期的に開かれていたが、硫化水素の危険性を教わった記憶はない」と打ち明ける。

 

 

 

 

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20187132214分にNHK岡山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

岡山市が水につかった住宅用に配布した消毒薬を、北区の女性が誤って飲んでいたことがわかり、市では「誤まって飲むおそれがあるので、絶対に消毒薬はペットボトルなどに移し替えないでほしい」と注意を呼びかけている。


岡山市では、今回の豪雨を受けて、自宅が床上まで水につかった住民に消毒薬を配っているが、12日に北区に住む女性が、受け取った消毒薬を誤って飲んでいたことがわかったという。


女性は医師の診断を受け、のどに痛みが残っているものの、入院はしておらず、症状は軽いという。


市によると、女性は受け取った消毒薬を別のペットボトルに移し替えて保管していたということで、岡山市では「誤まって飲むおそれがあるので、絶対に消毒薬はペットボトルなどに移し替えないでほしい。万が一、誤まって飲んだ場合は、速やかに医療機関を受診してほしい」と注意を呼びかけている。

 

出典

消毒薬の誤飲に注意呼びかけ

https://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/20180713/4020000809.html 

 

 

 

 

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2018751757分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

5日午後3時20分ごろ、東京都台東区谷中のマンホール内で作業員が体調不良を訴えていると、119番通報があった。

 

消防によると、30~40代の男性5人が搬送された。

このうち1人が、一時、意識不明になったが、搬送中に意識を取り戻した。

いずれも命に別条はない。

 

マンホールの周辺で一酸化炭素が検出されており、一酸化炭素中毒の可能性があるという。

 

警察などによると、3人は自力でマンホールの外に避難。

2人はマンホール内の深さ約10mの場所に、一時、取り残され、消防隊員に救助された。

 

当時はマンホール内で浸水対策工事が行われており、警察が当時の詳しい状況を調べている。

 

現場はJR西日暮里駅から西に約300mの、住宅や商店が立ち並ぶ一角。

 

出典

『マンホール内で作業員5人が体調不良 一酸化炭素中毒か 東京・台東区』

http://www.sankei.com/affairs/news/180705/afr1807050031-n1.html 

 

 

752019分にTBS NEWSからは、ガス検電池切れ?という下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察によると、5人は午前8時半ごろから、休憩を挟んでマンホールの中で工事を行っていた。

 

発電機を使って作業していたが、ガス検知器の電池が切れていた作業員もいたということで、警察などが当時の状況を調べている。

 

出典

『マンホールで作業中に一酸化炭素中毒、2人意識不明』

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3413992.html 

 

 

76152分にNHK首都圏からは、換気対策不十分か?など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

マンホールの中で工事にあたっていた作業員が相次いで体調不良を訴え、夜までにあわせて6人が病院に搬送された。


作業員たちは一酸化炭素中毒の可能性があるとみられているが、工事を発注した東京都によると、6人はいずれも命に別状はないという。


この工事は、長さおよそ1kmの下水道管を新設するためのもので、事故当時、作業員たちはおよそ14mの地下で、鉄板を電動工具で削る作業や内部の清掃などを行っていたという。


都によると、マンホールの中では排気ガスの出る発電機を使っていたことから、換気のために送風機も設置されていた。

しかし現場では、業者に求められる酸素濃度の計測を行っていなかったということで、都は、送風機を使った換気対策が十分でなかった可能性があるとみている。


都は、今回の工事を請け負った業者に再発防止に向けた安全対策を求めるとともに、同じような工事を行う業者に注意喚起を行うことにしている。

 

出典

マンホール事故換気対策不十分か

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20180706/0014275.html 

 

 

 

 

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2018622651分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

21日午後8時半ごろ、札幌市厚別区東5条1丁目の食品加工会社「B」の3階建ての工場で、「体調不良の従業員がいる」と工場長から消防に通報があり、消防車など28台が出動した。


警察によると、工場では当時、従業員およそ50人が作業をしていて、このうち1階にいた20代から60代の5人が体調不良を訴えて病院に運ばれたが、いずれも命に別状はないという。
また、残りの従業員も、一時、屋外に避難し、念のため病院で検査を受けているという。


この工場はコンビニ向けの弁当や総菜などを作っていて、消防によると、建物内からは一酸化炭素が検知されたという。


出典

食品工場でガス充満か 5人搬送

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20180622/0000945.html 

 

 

623032分に北海道新聞からは、体調不良者は6人だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

新たに従業員の30代男性が22日、入院し、負傷者は6人となった。

 

警察は、炊飯設備に異常がなかったか、慎重に調べている。

警察や消防は22日、現場検証を行い、調理場の炊飯設備を稼働させて調べたが、不具合は確認されていないという。

 

出典

弁当工場の負傷者6人に CO中毒の疑い 札幌・厚別区

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/202095/ 

 

 

6221819分にNHK北海道からは、体調不良を訴えた人は炊飯室で作業していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

これまでの調べで、体調不良を訴えた6人はガスを使って弁当の米を炊く炊飯室で作業をしていたことがわかった。

会社によると、炊飯室には重さおよそ15kgの小型の釜が200個ほどあったという。


警察によると、炊飯室では高い濃度の一酸化炭素が検出されたということで、6人は一酸化炭素中毒の可能性が高いとしている。


6人は快方に向かっているという。

 

出典

炊飯室で一酸化炭素中毒か

https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20180622/0000960.html

 

 

 

(2018年7月15日 修正1 ;追記)

 

2018623日付の北海道新聞紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。

 

部屋に窓はなく、換気設備が設けられている。

 

 

 

 

 

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20186131121分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

12日午後7時10分ごろ、三重県志摩市阿児町鵜方の料亭Mで、宴会をしていた客から「2人が倒れた」と119番があった。

倒れた客2人と体調不良を訴えた客6人の計8人が病院に搬送されたが、いずれも意識はあり,命に別条はなかった。

 

消防によると、現場からは通常より高い一酸化炭素が検出された。

 

警察によると、客8人は55~79歳の男性。

いろりのある部屋で宴会をし、炭火で海鮮料理を食べていた。

 

当時、部屋では換気扇が回っていたが、外が強風のため空気が正常に循環しなかった可能性があるとみられる。

 

出典

『炭火焼き海鮮料理でCO中毒か 料亭の客8人搬送 三重・志摩』

http://www.sankei.com/west/news/180613/wst1806130037-n1.html

 

 

613日付で毎日新聞中部版(夕刊)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

12日午後7時10分ごろ、三重県志摩市阿児町鵜方の料亭Mで、食事をしていた55~79歳の男性客8人が突然倒れるなど不調を訴え、市内外の病院に運ばれた。

 

室内から通常より高い濃度の一酸化炭素(CO)が検出されており、警察が一酸化炭素中毒の疑いがあるとみて、詳しい原因を調べている。

8人とも意識があり、命に別条はないという。

 

警察や消防によると、8人は午後6時ごろに入店。

1階の個室で酒を飲み、いろりの炭火を使って料理を食べていたという。

 

うち2人が突然倒れ、残り6人も不調を訴え、自分たちで119番した。

店内に他に客はおらず、店員も無事だという。

 

市商工会によると、Mは2010年7月創業で、海鮮料理などを提供している。

 

出典

『CO中毒? 料亭で食事中、8人搬送 三重・志摩』

https://mainichi.jp/articles/20180613/ddh/041/040/004000c 

 

 

 

 

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2018661922分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

6日午後1時20分ごろ、栃木県那須町高久丙のホテル「E那須」で、従業員が「吐き気や息苦しさがある」と訴え、119番通報した。

 

ホテル2階の調理場を担当していた従業員5人とフロア担当で調理場と行き来していた従業員1人の計6人が病院へ搬送された。

全員、意識はあり、会話ができる状態だという。

警察によると、その他の従業員や利用客に体調不良を訴えている人はいない。

 

警察は、ガス漏れの可能性などもあるとみて、詳しい原因を調べている。

 

出典

『ホテル従業員6人が体調不良訴える 栃木・那須』

http://www.sankei.com/affairs/news/180606/afr1806060025-n1.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

状況不明だが、CO中毒の可能性も考えられるので、「中毒」カテゴリーに入れておく。

 

 

 

 

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2018662137分にNHK石川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

662028分に毎日新聞石川版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

6日午前4時前、石川県白山市相川新町の「N製紙」の工場の従業員から「男性2人が紙を溶かす溶剤が入ったタンクに転落した」という通報が消防にあった。


消防が駆けつけると、タンクの中には従業員の男性3人が倒れていて、その場で死亡が確認された。


警察によると、亡くなったのはいずれも従業員のMさん(男性、57歳)、Iさん(男性、49歳)、Nさん(男性、27歳)。


はじめにMさんが、タンク内で紙づまりが発生したため、紙を取り除くためタンク内に入って倒れ、その後、助けに行ったIさんとNさんも次々と倒れたという。


タンクは深さ5mほどで、縦横50cmほどの開口部があり、ハシゴを使って上り下りする構造になっていて、当時はタンクに古紙と水と硫酸、マグネシウムを入れ、濃度などを調整する作業を行っていたという。


警察の実況見分では、タンクの底に深さ約20cmの溶液がたまっていた。

消防が駆けつけた際、タンク内には致死量の濃度を下回るものの、硫化水素が発生しているのが確認されたという。


警察などによると、N製紙の工場は24時間体制で稼働していて、従業員は3交代制で勤務をしているという。


死亡した3人は午前0時ごろから勤務し、このうちMさんとIさんの2人は紙の製造を担当する部門の、Nさんは事務部門の従業員だという。


従業員3人が死亡した工場では、6日午後3時前から警察官が訪れ、現場を詳しく調べている。
また、金沢労基署も立ち入り調査を行って、事故の状況を調べている。

 

工場はJR北陸線松任駅の北西約3kmの海沿いにある。

同社は1937年創業。

産業用特殊紙などを製造しており、従業員は70人。

 

出典

製紙工場のタンク内で3人死亡

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/3025317011.html 

『石川 製紙工場、溶剤タンクで作業員3人死亡』

https://mainichi.jp/articles/20180606/k00/00e/040/226000c 

 

 

661610分にTBS NEWSからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

6日午前3時45分ごろ、白山市の「N製紙」の男性従業員から、「紙を溶かす溶剤が入っているタンクで男性が倒れている」と119番通報があった。

 

タンク内では、古紙に水や希硫酸などを混ぜる作業が行われていて、Mさんは古紙に混ざったごみを取り除くため中に入ったところ倒れ、その後、助けに向かった他の2人も相次いで倒れたとみられている。

 

「基本はタンクには入らない。今回は、何らかの異常があったからだと推測している」(社長インタビュー時の回答)

 

現場からは硫化水素が検出されているということで、警察で事故との関連を調べている。

 

出典

石川・白山の製紙工場の溶剤タンクで男性従業員3人が死亡

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3388348.html 

 

 

661957分に産経新聞westからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

同社によると、タンクでは再生紙を作るため、古紙と水、希硫酸を混ぜて溶かしていた。

 

同社では、従業員が中に入って作業することを想定しておらず、マニュアルを作成していなかった。

ただ、従業員に立ち入りの禁止は指示していなかったとしている。

 

事故は6日午前3時半ごろ発生。

従業員のMさんとIさん、男性従業員1人の計3人で作業中、Mさんがタンクに混入した異物を取り除こうとし、中に入って倒れた。

 

救助しようとしたIさんと、近くで別の作業をしていたNさんが内部に入って次々に倒れた。

 

出典

『作業員3人死亡の溶剤タンク、希硫酸など使用…立ち入りマニュアルなし 
 石川の製紙工場』

http://www.sankei.com/west/news/180606/wst1806060088-n1.html 

 

 

672026分にNHK石川からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察や関係者によると、タンクは大きさが約80m3。

中には、溶液をかき混ぜるためのかくはん機が付いているという。

 

警察が6日、タンクの中を調べたところ、紙が溶けたような液体と長さ1mほどの布のようなものが見つかったが、タンク内の配管などに目立った損傷はなかったという。

 

出典

3人死亡 業務上過失致死疑いも

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/3025339311.html 

 

 

68日付で毎日新聞石川版からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察によると、水や希硫酸を混ぜて粘土状になった古紙が詰まりを引き起こした可能性があるという。

 

N製紙によると、タンクに入ることを想定した安全対策マニュアルはなかったという。

 

この点について金沢市内の別の製紙業者は、「再生紙を作る工程でタンクに入る可能性はあり、その際には『送風機で酸素濃度を高める』などと定めたマニュアルを用意している」と話す。

労安法に基づいて酸欠作業主任者を置き、安全性が確保されない場合は作業を中止するという。

 

この業者は、作業で硫化水素が発生する可能性はあると指摘した上で、「物質として(空気より重いため)下にたまりやすく、タンク開口部からのぞいた時には臭いがしないため、『大丈夫だ』と思って中に入ったのでは」と推測。

何より「グループ作業で、何とか仲間を助けようと入ってしまったのかもしれない。自社の安全教育を改めて徹底する」と話した。

 

出典

『白山の製紙会社転落事故 3人死亡 業過致死疑いで捜査 白山署が見分』

https://mainichi.jp/articles/20180608/ddl/k17/040/273000c 

 

 

6101923分にNHK石川から、死因は硫化水素中毒だったという下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察が9日、3人の遺体を司法解剖して詳しく調べたところ、血液中から致死量を超える硫化水素が検出されたことがわかり、3人は、いずれも、硫化水素による急性中毒で死亡したと判断した。


警察によると、当時、工場では古紙と希硫酸それに水を混ぜる作業を行っていて、事故当時、タンク内には非常に高い濃度の硫化水素が発生していたとみられる。

出典

タンク事故 硫化水素で中毒死

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/3025439391.html 

 

 

 

 

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20161126日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正4として掲載します。

第1報は下記参照。

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/6511/

 

 

(2018年5月13日 修正4 ;追記)

 

2018571220分にNHK長崎から、当時の現場代理人は危険を認識していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察は、ガソリン式の発電機を使用したうえ、空気の入れ替えを怠ったことが事故につながったとして、東京の2つの下請け会社の当時の現場責任者2人を、業務上過失致死傷の疑いで書類送検した。


書類送検されたのは、東京・台東区の建設会社、SN建設工業の53歳の社員と東京・北区の防水工事会社、S防水工業の43歳の社員の、合わせて2人。


2人は、ともに下請け会社の現場代理人として安全管理を行う立場で、捜査関係者によると、発電機を狭いトンネル内で使うことが危険だと認識していたことがわかったという。

 

出典

トンネル事故で書類送検

https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagasaki/20180507/5030000578.html 

 

 

571319分に産経新聞westからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

亡くなった男性は当時、水が張った坑内で作業しており、CO中毒で倒れたため窒息死したとみられる。

 

『長崎トンネルCO中毒死亡事故、工事責任者2人書類送検』

http://www.sankei.com/west/news/180507/wst1805070027-n1.html 

 

 

 

 

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20183302040分にNHK福島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

30日午後2時すぎ、新地町にあるフッ素樹脂製品などを製造する「福島N」の工場で、「塩酸ガスが漏れた」という通報が消防にあった。


警察や消防によると、従業員9人が頭や目の痛みを訴えて病院で手当てを受けたということだが、いずれも症状は軽いという。


この工場では、塩酸を製品の洗浄作業に使用していて、30日は、小型のタンクに入れて持ち運び、室内の換気を十分行わないまま、タンクの口を開いたとみられるという。


ガスは空気より比重が重いため、作業をしていた従業員には被害はなかったということだが、気化したガスが排気口を伝って別の部屋に流れ込み、そこにいた従業員がガスを吸ったとみられるいう。

ガスは工場の敷地の外には漏れず、周囲への影響はなかったという。


警察は、工場の関係者から話しを聞くなどして、詳しい状況などを調べている。

 

出典

工場で塩酸ガス漏れ 9人手当て

https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20180330/6050000590.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

排気口といえば、換気扇のように、建屋の上方に取付けられているのが一般的ではないだろうか?

排気口の取入れ口と小型タンクの位置関係が知りたいところだ。

 

 

 

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201822166分にNHK滋賀から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

2日午前10時半すぎ、大手エアコンメーカー「ダイキン工業」の子会社で、草津市にある「ダイキンレクザムエレクトロニクス」の工場から、「作業中だった女性が気分が悪いと話している」と消防に通報があった。


消防が駆けつけたところ、工場内にいた従業員の男女6人が気分が悪いと訴えたため、いずれも病院に搬送した。
このうちの女性1人はめまいや吐き気の症状があったということだが、まもなく回復し、ほかの5人も症状は軽いという。


警察などによると、この工場ではエアコンの室外機に組み込むプリント基板を製造していて、従業員たちは基板に防水のための液体を塗る作業を行っていたという。

警察によると、従業員の1人は通常は回している換気扇のスイッチを入れ忘れたと話しているという。

警察は、換気が不十分だったとみて、現場の状況などを詳しく調べている。


「ダイキンレクザムエレクトロニクス」は、「排気用設備のスイッチを入れ忘れたことが原因です。しっかりと周知し、今後、再発防止に向けて取り組んでいきます」とコメントしている。

 

出典

草津の工場で換気不十分か搬送

http://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/2064953061.html 

 

 

22236分に京都新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

10~50代の派遣社員6人が病院に搬送され、50代の女性が軽度の中毒症状となったが、他の5人に体調の異常はなかった。

 

警察や同社によると、6人は約50mの作業場で、エアコンに使うプリント基板にはけを使って防湿材を塗っていた。

現場責任者が排気ダクトを作動させるのを忘れていたという。

 

出典

有機溶剤吸い6人搬送 滋賀のダイキン系列工場、排気忘れ

http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20180202000127

 

 

22日付でびわ湖放送からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

同社によると、6人は2日午前8時ごろから2時間ほど作業をしていたが、上司が排気ダクトのスイッチを入れ忘れていたため、コーティング剤に含まれる有害物質を吸い込んだと見られている

 

出典

スイッチ入れ忘れ 6人体調不良

http://www.bbc-tv.co.jp/houdou/news/news_today.php 

 

 

 

 

 

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20181171723分にNHK茨城から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

17日午前11時40分ごろ、茨城県取手市下高井の県道の工事現場で、「作業員の男性2人がマンホールの中で意識を失って倒れた」と消防に通報があった。


消防によると、倒れたのは60代と20代の男性作業員2人で、一時、意識不明の状態になっていたが、警察によると、その後、意識を回復し、命に別状はないという。
また、救助に当たった作業員4人も気分が悪くなり病院に搬送されたが、全員意識はあるという。


警察や消防によると、2人は深さおよそ6mのマンホールの中で、雨を排水するための雨水管を設置する作業を朝から行っていたという。


消防によると、現場からは一酸化炭素などのガスが検出されたということで、警察と消防は事故の詳しい状況を調べている。


現場は、JR常磐線の取手駅から北西に5kmほど離れた、工場や住宅が立ち並ぶ地域。

出典

マンホール内の2人一時意識不明

https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20180117/1070001387.html 

 

 

1181453分に産経新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1171632分に産経新聞からも、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

現場からは一酸化炭素と硫化水素が検出され、2人が中毒症状に陥っていた可能性があるという。

地上で作業していた21~49歳の男性4人も吐き気などを訴えているという。

 

県や警察によると、現場は県道の建設工事が行われ、6人は歩道となる場所の下に雨水管を設置する作業をしていた。

マンホール内で作業をしていた2人から「助けて」という声が聞こえ、別の2人が脱出させた。

 

マンホールの直径は約60cmで深さは約6m。

現場では、ほこりを吹き飛ばすためのエンジン式の装置を使っていた。

警察は、この装置から有毒物質が出た可能性もあるとみて、原因を調べている。

 

現場はJR取手駅から北西に5kmほどで、周辺に工場や住宅が立ち並ぶ。

 

出典

『マンホールで作業の男性6人負傷 2人が一時意識不明 取手の工事現場 茨城』

http://www.sankei.com/affairs/news/180118/afr1801180038-n1.html 

『マンホールで作業の男性6人負傷 2人意識不明 茨城・取手』

http://www.sankei.com/affairs/news/180117/afr1801170038-n1.html 

 

 

 

(2018年8月6日 修正1 ;追記)

 

2018822035分にNHK茨城から、換気せずにエンジンカッターを使っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

龍ヶ崎労基署は、換気をする措置を取らずに、深さおよそ6mの現場でエンジンカッターを使ったため事故につながったなどとして、工事を請け負っていた守谷市の建設会社を、労安法違反の疑いで書類送検した。


また、作業員を助けようとして一酸化炭素中毒になった45歳の現場責任者についても、作業員4人の安全管理を怠ったとして、あわせて書類送検した。


同署の調べに、この現場責任者は「日ごろからエンジンカッターを使っていたので、作業を禁止しなかった」などと、容疑を認めているという。

出典

マンホール事故で建設会社を送検

https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20180802/1070003503.html 

 

 

 

 

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20181101228分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

去年6月、水銀を入れた加熱式たばこを会社の元同僚の男性に吸わせて殺害しようとしたとして、大津市のM容疑者(男性、36歳)が殺人未遂の疑いで逮捕された。

 

警察によると、M容疑者は去年6月、滋賀県栗東市に住む30代の知り合いの男性に水銀を注入した加熱式たばこを渡して吸わせ殺害しようとしたとして、殺人未遂の疑いが持たれている。


男性は、M容疑者が以前経営していた会社の同僚で、市内の路上で渡された20本入りのたばこ1箱を翌日にかけてパチンコ店などで10本余り吸ったあと、頭痛やろれつが回らなくなるなど中毒の症状を引き起こして病院に運ばれた。


男性からの届け出を受けた警察が残っていたたばこを詳しく調べた結果、水銀が検出されたという。


警察によると、調べに対し容疑を認め、「1本につき0.3gから0.5gの水銀を注入した」などと供述しているということで、警察は、注入方法や動機などを詳しく調べることにしている。


「加熱式たばこ」は、電池で加熱する専用の器具にたばこを入れて蒸気を吸うもので、煙や臭いが少ないことから、最近、利用する人が増えている。

 

「日本中毒学会」の理事を務める近畿大学医学部の丸山克之講師によると、「水銀」は金属の一種だが、常温では液体の状態のため蒸発しやすく、たばこなどに混入していた場合、熱で蒸気となって、直接、肺に吸い込まれるという。


丸山講師によると、「水銀」は一度に大量に体内に入ると、頭痛や体のしびれのほか呼吸困難などの症状が起こり、量によっては死に至る場合もあるという。


また、少量でも長期間摂取し続ければ、神経や腎臓が傷ついて健康への影響が出るということで、手足のしびれなどの後遺症が残るおそれもあるという。


丸山講師は、「水銀は強い毒性を持っていて、法律でも毒物に指定されている。特に蒸気の形で吸い込んだ場合は、口から入るよりも血管から吸収されやすく、比較的少ない量でも症状が出るおそれがあり、さらに注意が必要だ」と話していた。

 

出典

“加熱式たばこに水銀” 殺人未遂容疑で男を逮捕 滋賀

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180110/k10011283501000.html 

 

 

111170分に東スポからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

被害男性は昨年6月3日に、同県栗東市内でM容疑者から20本入りの加熱式たばこ1箱を手渡されて、翌日までにパチンコ店などで14本を吸ったところ、頭痛や舌のしびれ、味覚障害、ろれつ困難などの障害が出て病院に搬送された。

 

捜査1課によると、「残りの6本を押収して鑑定したところ、20本すべて吸ったなら死に至っていたほどの水銀の成分が検出された」という。

 

葉の詰まったカートリッジ部分に水銀が混入されていた。

入手経路などは、現在、捜査中。

 

事件に用いられた水銀は体温計や水銀灯など身の周りの生活用品に含まれており、入手は比較的容易だという。

 

「水銀は、蒸気になって鼻や口から吸い込んで体内に入るのが最も毒性が強くなり、中枢神経や内分泌、腎臓、肺、脳に障害をもたらして最終的には死に至らしめる。加熱式たばこというアイテムは一番、毒性が強くなるやり方。これまでの調べからM容疑者に特段、専門的な化学知識を持っている経歴は認められず、どうしてこんな方法を思いついたのか」と、捜査関係者も首をかしげる。

 

出典

『元部下に「水銀入り過熱式たばこ」捜査関係者も驚く悪知恵』

https://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/883504/

 

 

112911分にNHK滋賀からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

M容疑者が「水銀が含まれた数種類の電子部品があるのを本で知り、ネットオークションで複数買って、中から水銀を取り出した」などと供述していることが、捜査関係者への取材でわかった。


これまでの調べで、男性が吸った加熱式たばこの吸い殻などには針で開けたような小さな穴が開いていたことも分かっていて、警察は、機器から取り出した水銀をたばこに注入したとみて調べを進めている。

 

出典

“電子部品買って水銀取り出す”

http://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/2064303231.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

本件、事故ではなく事件であるが、水銀中毒の生々しい情報として紹介する。

 

 

 

(2018年2月1日 修正1 ;追記)

 

20181301733分にNHK関西からは、水銀たばこの前に毒入り菓子も食べさせていたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

被告は起訴された内容を認めていて、これまでの警察の調べに対し、「男性を懲らしめるために、インターネットや本などでいろいろな方法を調べ、まず毒物を入れた菓子を渡して食べさせた。うまくいかず、しだいに殺害しようと思うようになった」などと供述していることが、捜査関係者への取材でわかった。

 

被害を受けた男性も、1月10日に、NHKの電話取材に応じた際、加熱式たばこの以前にも不審な菓子を渡されたと証言していた。
男性は、「水銀の前から毒を盛っていたと言われた。ソフトキャンディーを渡されることがあって、青りんごの味のはずだったが、なぜかすべてがオレンジ色をしていた。そのまま食べてしまったが、怪しいと思い問い詰めていくと『毒性の強い黄色の絵の具を、スプレーの先端から入れた』と言われた」と話していた。

 

出典

たばこに水銀の男“菓子にも毒”

http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20180130/4834171.html

 

 

13185分に読売新聞からは、本を読んで手口を思いついたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

捜査関係者によると、M容疑者は手口について「本を読んでいて思いつき、インターネットで調べた」と供述。
ネットで購入した電気部品から水銀を取り出し、市販の加熱式たばこに混ぜていたという。

 

出典

『加熱式たばこに水銀「本を読み思いついた」』

http://www.yomiuri.co.jp/national/20180131-OYT1T50011.html 

 

 

 

 

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20171230932分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

29日午後3時55分頃、愛知県刈谷市東境町のマンホール内(深さ2.35m)で、清掃作業員の男性が倒れていると、同僚から119番があった。

 

駆けつけた消防隊員が男性を救助したが、間もなく死亡が確認された。

現場では硫化水素が検知され、警察は死亡との因果関係を調べている。

発表によると、亡くなったのは同県豊明市の会社員Iさん(男性、41歳)。

 

警察や市によると、この日、「マンホールから水があふれている」との通報を受け、市職員とIさんら作業員3人の計4人が現場に向かった。

 

下水道管の詰まりが原因とわかり、Iさんが清掃作業のために内部を写真撮影しようと、マンホールから下水道管に入ったという。

1分後に市職員が声をかけても返事がなかったため、マンホールをのぞいたところ、ぐったりとしているIさんを見つけた。

下水道管から強い異臭がしたため、消防隊員が調べたところ、硫化水素が検知されたという。

 

出典

マンホール内で作業員死亡、硫化水素を検知

http://www.yomiuri.co.jp/national/20171230-OYT1T50006.html 

 

 

201712292145分に毎日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

市職員の男性も気分が悪いと訴え、病院に搬送された。

 

中を確認しようと1人でマンホールに入ったIさんが出てこないため、捜していた市職員が下水道内でうずくまっているのを発見した。

 

内部には腐卵臭のような臭いがしていたといい、警察が原因を調べている。

 

出典

『作業員死亡 下水道清掃の41歳男性 愛知・刈谷』

https://mainichi.jp/articles/20171230/k00/00m/040/108000c 

 

 

12292130分にNHK東海からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

市の職員は自力で外に出て、意識はあり、命に別状はないという。


現場は伊勢湾岸自動車道の刈谷ハイウェイオアシスの近くで、警察によると、マンホールの中で硫化水素が検知されたという。

 

出典

下水管内で作業していた男性死亡

https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20171229/4027271.html

 

 

12311114分に読売新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

県警刈谷署は30日、亡くなった会社員男性(41)の死因は硫化水素中毒の可能性が高いと発表した。

 

一方、作業を委託した刈谷市が事前の硫化水素濃度測定を業者側に指導していなかったことも判明。

男性は測定せずマンホールに入ったとみられ、同市は「再発防止に努めたい」としている。

 

市によると、「マンホールから水があふれている」との通報を受け、29日午後3時30分頃、市職員1人と作業員3人の計4人が現場に到着。

交通誘導などで市職員ら3人が現場を離れている間に、男性が下水道管内の写真を撮影しようと、1人で別のマンホールから入ったといい、数分後に現場に戻った作業員が、男性がマンホール内で倒れているのを見つけた。

 

救急隊員が内部の硫化水素濃度を測ると、致死濃度の700ppmを大幅に上回る10000ppmに達していたという。

 

出典

『マンホール作業員死亡、硫化水素測定を指導せず』

http://www.yomiuri.co.jp/national/20171231-OYT1T50018.html 

 

 

1231100分に中日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

警察などによると、Iさんは清掃作業の準備のため1人で深さ2.4mの下水道内に入り、写真撮影などをしていて、急に倒れた。

 

市によると、マンホール内を測定したところ、人体への許容濃度(10ppm)の約1000倍の硫化水素が検出された。

 

市が当時、現場にいた同僚の作業員2人と市職員に聞き取ったところ、ガス検知器は作業車内にあり、Iさんは検知器を持たずにマンホールに入ったことが分かった。

市は30日、マンホールでの作業前に義務づけられている硫化水素の濃度測定が行われていなかったとみられると発表した。

 

出典

硫化水素の測定、清掃前に行わず 刈谷で作業員死亡

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2017123190095338.html 

 

 

 

 

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201712141750分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

14日午前11時ごろ、神戸製鋼所加古川製鉄所(兵庫県加古川市)で、高炉で作業をしていた社員2人が病院に運ばれた。一酸化炭素中毒による症状とみられる。

30歳の男性と28歳の男性がともに軽症。

 

警察によると、2人は高炉でコークスや鉄鉱石などで鋼を造る作業をしていた。

配管が詰まったため取り除こうとしたところ、30歳の男性が倒れ、28歳の男性が近くにいた同僚に知らせたという。

 

警察は、何らかの原因で一酸化炭素濃度が上昇したとみて、業務上過失傷害の疑いで調べている。

 

2人とも、一酸化炭素の吸入を防ぐマスクはしていなかったという。

同社は、「設備に異常はなく、手順に誤りがなかったか調査する」としている。

 

出典

『神鋼加古川製鉄所で一酸化炭素中毒か 2人軽症』

https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201712/0010817572.shtml

 

 

 

 

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20171271920分にNHK岐阜から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

7日午前9時ごろ、各務原市の那加第二小学校で、給食の調理室の外側に設置してあったガスボンベを業者が交換する際にガスが漏れ、給食の調理を行っていた調理員4人が吐き気と頭痛を訴えた。

また、調理室の近くの校舎にある3年生の教室では、ガスの臭いがするとして児童らが隣の教室に避難し、このうち女子児童1人が頭痛を訴えた。

体調不良を訴えた5人は、一時、病院で手当てを受けたが、その後、回復したという。


市教委によると、ガスボンベは市内のガス業者が1人で交換していたが、ホースで連結されているほかのボンベの口を閉め忘れた上に、ホースの逆流防止弁が機能しなかったため、数10秒間ガスが漏れ出したとみられるという。


業者は、市内のほかの小中学校のガスの交換も請け負っているということで、市教委は安全確認の徹底を指導した。

出典

小学校でガス漏れ 児童ら手当て

http://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/3083395911.html 

 

 

127218分に東海テレビからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

調理場に併設された部屋にあるガスボンベを交換中、ガス管の接続部分のバルブを閉め忘れ、LPガスが漏れ出した。

 

業者の男性はガスの臭いに気付き、すぐにバルブを閉じたが、数10秒にわたってガスが漏れた。

 

当時、調理場では火を使って給食の準備が行なわれていた。

 

出典

『小学校で調理場近くからガス漏れ 児童ら5人頭痛訴え 当時調理場で火使い給食準備中 岐阜』

http://tokai-tv.com/tokainews/article.php?i=40688&date=20171207 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

NHKの映像によれば、容器置場には「貯蔵量50kg×50本」と掲示されていた。

 

 

 

 

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20171114819分に静岡新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1113202分にNHK静岡からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

13日午前11時半ごろ、富士市依田橋の国道1号バイパス高架下作業通路で、高架橋の補修作業をしていた男性作業員3人が倒れた。

 

このうち、いずれも40代の2人が意識のない状態で病院に搬送され、その後、1人は意識が回復したもよう。

20代の作業員は病院に搬送されたが、命に別条はないという。
警察によると、3人は焼津市に本社がある建設会社の従業員。

 

40代の2人は、高架下の高さ約10mの位置に設置された板張りの通路がある区画で、ガソリンや発動発電機を使用し、塗装の剝離作業をしていた。

20代の作業員は遅れて現場に行き、2人が倒れているのを発見した後に倒れたとみられる。

 

現場の通路は換気がしにくい構造で、3人は一酸化炭素中毒の可能性があるという。

 

現場では、同日午前9時半ごろから作業が行われていた。


警察は事故原因などを調べている。

 

出典

作業員3人倒れる 富士の高架橋、1人意識不明

http://www.at-s.com/news/article/social/shizuoka/426498.html

橋げた作業の作業員3人倒れ搬送

http://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/3035670311.html

 

 

1114日付で朝日新聞静岡版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

20代の男性が遅れて現場に到着したところ、2人が倒れているのを見つけた。

会社関係者に連絡した後、自らも体調不良を訴えたという。

 

 

 

 

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20171025759分に福島民友から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

1026日付で朝日新聞福島中会版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

24日午後3時50分ごろ、11月4日に開通を控え工事中の福島市飯坂町中野の東北中央道中野トンネルで、工事現場の監督者から「男性3人がガスを吸い、トンネルの中で倒れている」と119番通報があった。

 

消防などによると、同トンネル脇の工事用トンネルで作業中だった男性3人が同市の病院に運ばれた。

3人とも一酸化炭素(CO)中毒の可能性が高いものの、命に別条はないという。

 

3人は、いずれも田村市の30代男性と60代男性2人。

30代男性と60代男性の1人は、トンネル内に駐車していた車内で意識がもうろうとした状態で、別の60代男性は車外で倒れていたという。

 

現場に駆け付けた工事関係者が3人をトンネルの外へ運び出し、119番通報した。

近くには発電機があり、車のエンジンがかかったままだったという。

 

トンネルを管理する福島河川国道事務所と工事の元請け会社によると、工事用トンネルは高さ、幅がともに約5mで長さは約100m。

 

3人は、工事用トンネルを埋め戻すため、コンクリートを受け止める木枠をはめ込む作業中だった。

トンネルをふさぐ作業のため空気の流れが悪くなった可能性があるという。

 

同事務所は、「工事用トンネルでの事故。本道は開通に支障がない状態と認識している」とした。

 

元請け会社は福島民友新聞社の取材に、「しっかり対策を取っていれば起こらない事故で、重く受け止めている。真摯に対応したい」とした。

 

出典

工事用トンネル3人倒れる CO中毒か、東北中央道・中野トンネル

http://www.minyu-net.com/news/news/FM20171025-214781.php

 

 

1024214分にNHK福島からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

3人は当時、建設中の自動車専用道路のトンネルの近くにあるトンネル状の通路で、車両を動かすなどの作業を行っていて、消防によると、消防隊員が現場に駆けつけた時、トンネルの中の一酸化炭素の濃度が外よりも高かったという。

 

東北中央自動車道は、福島県の相馬地方を起点に山形県の内陸部を通り、秋田県の横手地方に至る全長268kmの自動車専用道路で、現場はこのうち、来月4日に開通する予定の福島市と米沢市を結ぶ区間にある。

 

出典

道路工事現場で作業員3人倒れる

http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/6055101171.html

 

 

1025日付で河北新報からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

ライトバンのエンジンや発電機が作動したままで、一酸化炭素中毒の疑いがあり、警察が原因を調べている。

福島河川国道事務所によると、本線のトンネルにつながる作業用通路を通路側からふさぐ工事の担当で、当時は3人とも車内にいたとみられる。

出典

<東北中央道>作業用通路で一酸化炭素中毒か、3人搬送 福島・飯坂

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201710/20171025_63024.html

 

 

1028日付で朝日新聞山形版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

照明用の発電機を動かしていたが、換気が不十分だったために、一酸化炭素の濃度が上昇したとみられる。

 

 

 

 

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20171022日付で毎日新聞群馬版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

20日午後5時半ごろ、渋川市北橘町真壁の地下にある取水トンネルで、清掃作業中の男性3人が意識もうろうの状態となり、救急搬送された。

うち1人が意識不明の重体。残り2人は軽症。

 

県警は、一酸化炭素中毒の可能性もあるとみて調べている。

 

県警によると、作業していたのは、沼田市の土木作業員のTさん(男性、68歳)と吉岡町の会社員の男性(50)、安中市の土木作業員の男性(73)の3人。

このうちTさんが意識不明の重体。

 

トンネルは地下6~7m。

ガソリンなどで動く発電機につながれた高圧洗浄機を使って、内壁を清掃していたという。

 

出典

『一酸化炭素中毒か トンネル清掃の3人を救急搬送 1人重体 渋川』

http://mainichi.jp/articles/20171022/ddl/k10/040/017000c 

 

 

10231034分に産経新聞からは、Tさんが死亡したなど、下記趣旨の下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

群馬県警は、23日までにTさん(68)が搬送先の病院で死亡したと明らかにした。

一酸化炭素(CO)中毒の疑いがあり、死因を詳しく調べる。

 

県警によると、Tさんは20日午後、トンネル内に発電機を置き、高圧洗浄機を使って清掃作業をしていた際に意識がもうろうとなり、搬送された。

一緒に作業をしていた男性2人も軽症。

 

出典

『トンネルで清掃中に重体、作業員の男性が死亡 群馬 一酸化炭素中毒か』

http://www.sankei.com/affairs/news/171023/afr1710230025-n1.html

 

 

 

(2018年3月24日 修正1 ;追記)

 

20183231917分にNHK群馬から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

去年10月、渋川市にある地下トンネルの中で、換気を十分しないままガソリンを燃料とする発電機を使い、清掃作業をしていた3人が一酸化炭素中毒になり、このうち当時68歳の男性が死亡した。


前橋労基署は、この事故を調べた結果、工事を請け負っていた吉岡町の建設会社の「I組」と現場の安全管理者の51歳の工事課長が作業員の健康被害を防止する措置をとらなかったとして、労安法違反の疑いで書類送検した。

 

出典

労災死亡事故で書類送検

https://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/20180323/1060001509.html 

 

 

324日付で朝日新聞群馬全県版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

前橋労基署によると、社員3人がエンジン式の高圧洗浄機を使って清掃作業をする際、自然換気が不十分なのに、換気などの安全対策を講じなかった疑いがある。

 

 

 

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20179252047分にNHK首都圏から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

92693分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

神奈川県横須賀市にある海上自衛隊の基地に停泊している護衛艦「いずも」の艦内で、清掃作業をしていた作業員のほか隊員あわせて11人が一酸化炭素中毒になり、病院に運ばれた。
海自によると、全員意識はあり、命に別状はないという。

海自によると、25日午前10時半ごろ、横須賀市にある海上自衛隊横須賀基地に停泊していた護衛艦「いずも」の艦内で、汚水タンクの清掃にあたっていた民間の作業員1人が気分が悪くなったと訴えたという。


この作業員を艦の外に出そうとした別の作業員4人と自衛隊員6人も気分が悪くなり、あわせて11人が基地内にある病院に搬送されたという。

11人は一酸化炭素中毒と診断されたが、全員意識があり、命に別状はないという。
海自で、11人が一酸化炭素中毒になった原因などを調べている。


護衛艦「いずも」は、艦橋を甲板の片側に寄せた空母のような形が特徴の、全長およそ250mにおよぶ、海上自衛隊で最大級の艦艇。


現在、修理中で、今回の清掃作業もその一環として行われていた。

当時、タンク内には送風機で空気を送り込んでいたという。

 

出典

護衛艦で11人が一酸化炭素中毒

http://www.nhk.or.jp/shutoken-news/20170925/0000985.html 

『護衛艦「いずも」、清掃で11人一酸化炭素中毒』

http://www.yomiuri.co.jp/national/20170926-OYT1T50006.html 

 

 

9251843分に産経新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

25日午前10時半ごろ、神奈川県横須賀市の海上自衛隊横須賀基地に停泊中のヘリコプター搭載型護衛艦「いずも」の艦内で、海自隊員ら11人が一酸化炭素(CO)中毒になり、病院に搬送された。

横須賀地方総監部によると、いずれも意識ははっきりしており軽症。

 

艦内では午前8時すぎから、民間業者がふん尿をためるタンク内の清掃中だった。

 

作業員1人が体調不良を訴えたため、近くにいた隊員6人と他の作業員4人が助け出そうとして、同じく気分が悪くなった。

全員が病院でCO中毒と診断された。

 

出典

『海自護衛艦「いずも」でCO中毒、11人軽症 横須賀基地』

http://www.sankei.com/affairs/news/170925/afr1709250023-n1.html 

 

 

 

(2017年12月9日 修正1 ;追記)

 

20171261214分に産経新聞から、送風機を動かしていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

横須賀労基署は6日、労安法違反の疑いで、同市の清掃会社「Y社」と男性代表社員(40)を書類送検した。

 

書類送検容疑は、9月25日、ヘリコプター搭載型護衛艦「いずも」のタンク内を清掃する際、携帯式送風機が停止したままガソリンエンジン式高圧洗浄機を作業員に使用させたとしている。

 

洗浄機の排出ガスで作業員4人と海自隊員数人がCO中毒となったとしている。

 

出典

『海自艦清掃事故で書類送検 作業員らがCO中毒 神奈川・横須賀』

http://www.sankei.com/affairs/news/171206/afr1712060029-n1.html

 

 

126135分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

労基署によると、男性代表社員は9月25日、護衛艦内の汚水タンクの清掃でガソリンエンジン式の高圧洗浄機を使う際、送風機を使って作業を行うなど、排ガスで作業員らが一酸化炭素中毒になるのを防ぐ措置を怠った疑いがある。

 

出典

護衛艦「いずも」で清掃中にCO中毒、業者ら書類送検

http://www.asahi.com/articles/ASKD641N6KD6ULOB00Q.html 

 

 

 

 

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20176131134分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

6131855分に和歌山新報から、6131824分にNHK和歌山から、615日付で朝日新聞和歌山全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

13日午前9時ごろ、和歌山市湊の新日鉄住金和歌山製鉄所で「男性が倒れている」と119番があった。

市消防局の隊員が駆けつけたところ、男性従業員(20)が敷地内で倒れており、市内の病院に搬送された。


消防局によると、一時、意識不明となったが、同日午後2時ごろ、病院で意識を取り戻したという。

配管から漏れたガスを吸ったことによる一酸化炭素中毒の疑いがある。

 

警察によると、男性従業員は屋外で1人で施設の配管を点検していた。

男性従業員と無線で連絡が取れなくなったことから同僚が不審に思い捜しに行って、倒れているのを発見したという。

 

製鉄所によると、敷地は約470万m2。

現場は平成21年に火入れを行った新第一高炉で、事故当時は同高炉の定期補修が終わり、作業員3人で立ち上げ作業を行っていたという。

 

男性従業員は、12日午後11時から勤務していた。

高炉の近くの屋外で倒れており、配管内には一酸化炭素など有毒な成分が含まれているという。

 

警察が、詳しく原因を調べている。

 

出典

『新日鉄住金で従業員が意識不明 一酸化炭素中毒か 和歌山製鉄所』

http://www.sankei.com/west/news/170613/wst1706130031-n1.html 

配管点検中に作業員意識不明 新日鐵住金

http://www.wakayamashimpo.co.jp/2017/06/20170613_70296.html 

製鉄所で従業員倒れガス中毒か

http://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/2044212321.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

NHKの映像によれば、高さ20mほどはあろうか、大きな塔のようなものが6本固まって立っていて、そのてっぺん付近にある円筒状のダクト?の側の作業床上に、数人の人が集まっていた。

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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