2018年12月3日12時45分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午前9時45分頃、名古屋市瑞穂区のパロマ瑞穂スポーツパークで、テニスコートのクラブハウスの解体作業をしていた作業員から、「複数人が気分が悪いと訴えている」と119番があった。
消防によると、20歳代~50歳代の作業員6人が頭痛やめまい、吐き気などの症状を訴え、病院に搬送された。
いずれも意識はあり、命に別条はないという。
工事を発注した市によると、当時、作業員らは建物をビニールで囲って外壁のアスベストを除去していた。
当時は雨だったため、ビニール内で発電機を稼働させて作業していたという。
警察は、一酸化炭素が発生して作業員が酸欠状態になった可能性があるとみて、原因を調べている。
出典
『アスベスト除去中に酸欠か、作業員6人を搬送』
https://www.yomiuri.co.jp/national/20181203-OYT1T50042.html
12月3日16時50分に中京テレビからは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午前10時前、名古屋市瑞穂区のパロマ瑞穂テニスコートにあるクラブハウスで、アスベストの撤去作業をしていた男性作業員6人が体調不良などを訴え、病院に搬送された。
消防などによると、全員が酸欠とみられ、命に別条はないという。
作業員らは当時、密閉された部屋で発電機を使って作業をしていたということで、警察は、発電機の排気ガスが影響したとみて調べている。
出典
『密閉した部屋で作業の6人、酸欠で搬送 名古屋・瑞穂区』
https://www2.ctv.co.jp/news/2018/12/03/32638/
(ブログ者コメント)
以下は、中京テレビの映像の1コマ。
クラブハウスの側面全体がビニールシートで囲われている。
報道では酸欠の可能性ありということだが、CO中毒の可能性もあるのではないだろうか?
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。