2018年12月2日12時25分に山形新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今年の福井国体で、県レスリング協会の担当者が参加申請手続きを誤り、本県選手が出場できなかった問題などで、同協会は1日、山形市で臨時理事会を開き、申請を担当した事務局長の解任と、強化部長が提出した辞任届の受理を決めた。
今回の参加申請ミスは、同協会事務局長がインターネット上のシステムで選手登録申請する際、本県選手団の高校3年男子選手1人の入力が漏れ、この選手が出場できなかった。
また、別の2選手も種目や階級を誤って登録された。
申請作業は事務局長が1人で担当しており、組織としてのチェック機能はなかった。
責任を持って組織改革に当たる必要があるとして会長職留任となった安達会長は、理事会後、記者会見し、「当該選手をはじめ、その家族や指導者に大変な迷惑を掛けたことを深くおわび申し上げる」と陳謝。
「(複数人で確認するなど)当然しなければならないことを怠った」とチェック体制の甘さを認め、出場できなくなった1選手と、本来と異なる階級や種目で出場せざるを得なくなった別の2選手に、改めて直接謝罪に訪れる意向を示した。
理事会では、再発防止策として、選手登録申請する際は、入力者の他、成年、少年の両監督、協会理事長、協会長ら、複数人でチェックする方針を確認したという。
また席上、出席した理事から、数年前の国体でも同様の申請ミスがあったことが報告されたといい、安達会長は、「同じ過ちを繰り返さないよう、(協会)規約などに再発防止策を明記したい」との考えを示した。
出典
『申請ミス、国体出場できず 県レスリング協・会長陳謝、防止策明記へ』
http://yamagata-np.jp/news/201812/02/kj_2018120200028.php
※2選手にも手続きの不備があったという当時の報道は、下記記事参照。
(2018年9月28日 河北新報)
福井国体(主会期29日~10月9日)でレスリング少年男子の山形県代表に選ばれた高校3年の男子選手が、県レスリング協会の登録ミスで出場できなくなった問題で、他の2選手も同協会の手続きの不備で本来とは異なる階級や種目で出場せざるを得なくなったことが27日、協会への取材で分かった。
協会によると、2選手は20代と高校3年の男子選手。
20代の選手は成年男子97キロ級に、高校3年の選手は少年男子グレコローマンスタイルに出場する予定だったが、それぞれ125キロ級とフリースタイルに登録されていた。
いずれも協会の事務担当者が、選手登録に関する文書を十分にチェックしないまま県体育協会に提出していたことが原因。
2選手とも、誤って登録された試合に出場する意向という。
出典
『山形・レスリング協会の国体登録ミス、他の2選手も 異なる階級や種目に出場へ』
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201809/20180928_53016.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
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