2018年1月17日17時23分にNHK茨城から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午前11時40分ごろ、茨城県取手市下高井の県道の工事現場で、「作業員の男性2人がマンホールの中で意識を失って倒れた」と消防に通報があった。
消防によると、倒れたのは60代と20代の男性作業員2人で、一時、意識不明の状態になっていたが、警察によると、その後、意識を回復し、命に別状はないという。
また、救助に当たった作業員4人も気分が悪くなり病院に搬送されたが、全員意識はあるという。
警察や消防によると、2人は深さおよそ6mのマンホールの中で、雨を排水するための雨水管を設置する作業を朝から行っていたという。
消防によると、現場からは一酸化炭素などのガスが検出されたということで、警察と消防は事故の詳しい状況を調べている。
現場は、JR常磐線の取手駅から北西に5kmほど離れた、工場や住宅が立ち並ぶ地域。
出典
『マンホール内の2人一時意識不明』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20180117/1070001387.html
1月18日14時53分に産経新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1月17日16時32分に産経新聞からも、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
現場からは一酸化炭素と硫化水素が検出され、2人が中毒症状に陥っていた可能性があるという。
地上で作業していた21~49歳の男性4人も吐き気などを訴えているという。
県や警察によると、現場は県道の建設工事が行われ、6人は歩道となる場所の下に雨水管を設置する作業をしていた。
マンホール内で作業をしていた2人から「助けて」という声が聞こえ、別の2人が脱出させた。
マンホールの直径は約60cmで深さは約6m。
現場では、ほこりを吹き飛ばすためのエンジン式の装置を使っていた。
警察は、この装置から有毒物質が出た可能性もあるとみて、原因を調べている。
現場はJR取手駅から北西に5kmほどで、周辺に工場や住宅が立ち並ぶ。
出典
『マンホールで作業の男性6人負傷 2人が一時意識不明 取手の工事現場 茨城』
http://www.sankei.com/affairs/news/180118/afr1801180038-n1.html
『マンホールで作業の男性6人負傷 2人意識不明 茨城・取手』
http://www.sankei.com/affairs/news/180117/afr1801170038-n1.html
(2018年8月6日 修正1 ;追記)
2018年8月2日20時35分にNHK茨城から、換気せずにエンジンカッターを使っていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
龍ヶ崎労基署は、換気をする措置を取らずに、深さおよそ6mの現場でエンジンカッターを使ったため事故につながったなどとして、工事を請け負っていた守谷市の建設会社を、労安法違反の疑いで書類送検した。
また、作業員を助けようとして一酸化炭素中毒になった45歳の現場責任者についても、作業員4人の安全管理を怠ったとして、あわせて書類送検した。
同署の調べに、この現場責任者は「日ごろからエンジンカッターを使っていたので、作業を禁止しなかった」などと、容疑を認めているという。
出典
『マンホール事故で建設会社を送検』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20180802/1070003503.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。