2019年6月25日19時20分にUTYから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午後3時半頃、北杜市や韮崎市など、国中地域の11の市や町で最大14万8200軒が停電し、およそ2時間半後に復旧した。
東京電力が調査したところ、原因は停電の直前に起きた長野県伊那市の送電鉄塔への落雷であることがわかった。
この送電線と直結している南アルプス市上今諏訪の釜無白根変電所で、雷による異常な電流を防ぐ遮断装置が働き、その結果、この変電所から県内16の配電用変電所に電気が流れなくなり、大規模な停電に発展したという。
東京電力では、再発防止策の検討をしていくとしている。
出典
『山梨県内約15万軒 大規模停電 原因は長野県での落雷』
http://www.uty.co.jp/news/20190625/5978/
6月26日18時3分にNHK山梨からは、保護装置が配線ミスで作動したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午後3時半ごろ、北杜市や南アルプス市などでおよそ14万8200戸が停電し、JR身延線が運転を見合わせたり、道路の信号機が消えたりするなど、県内の広い範囲に影響が出た。
この原因について、東京電力は、長野県内の鉄塔に雷が落ち、送電線でつながっている南アルプス市の「釜無白根変電所」の遮断装置が作動して電気の供給が止まったために停電が発生したと説明していた。
しかし、さらに調査を続けた結果、変電所の、異常を感知した場合に電気の供給を止めるよう信号を送る「保護装置」と呼ばれる機器が、誤って作動していたことが分かった。
東京電力によると、この「保護装置」は今年2月に取り替えられたが、配線にミスがあったということで、人為的なミスで停電が拡大した可能性があることが新たにわかった。
東京電力では、なぜ配線ミスが起きたかなど、詳しい原因を調べていて、今回の大規模な停電について「再発防止に努めて参ります」と話している。
出典
『大規模停電は人為的ミスの可能性』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/20190626/1040006876.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。