







2019年6月23日11時52分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
和歌山県立自然博物館(海南市船尾)は22日、大水槽で展示していた魚が60匹程度、大量死したと発表した。
アジ類が中心で、水槽にいた個体の3分の2にあたる。
細菌やウイルスに感染し、病気を発症したことなどによるといい、同館は「今後、このようなことがないよう、展示飼育や管理について細心の注意を払う」としている。
大水槽以外の魚には影響がないという。
同館によると、昨年末、ろ過ポンプが故障。
修理して先月末に動かし始めたが、今月初旬から病死する魚が続出した。
ポンプの配水管に菌などが付着し、増殖したとみられる。
「死んだのは高齢の個体。季節の変わり目で環境も不安定で、一気に感染が広がり、病状が悪化した」と説明している。
サメ類やエイ類など、生き残った3分の1については、菌のすみかとなる水槽底の砂を除去したり薬剤を投与したりして、病状は安定している。
同館は、餌やりの様子の公開などを中止。
大水槽の環境が安定した後、漁協や他水族館などにも協力を仰ぎ、来月初旬をめどに新たな魚を入れるという。
出典
『アジ類中心に、大水槽の魚大量死 和歌山県立自然博物館』
https://mainichi.jp/articles/20190623/k00/00m/040/032000c
(ブログ者コメント)
当該記事中、関連トラブルとして下記記事にジャンプできるようになっていた。
県水産研究所は、飼育する高級魚のアカムツ(ノドグロ)の稚魚1万3000匹のうち、約85%にあたる1万1000匹が死に、2016年から始めた繁殖のための放流を今年は断念すると発表した。
同研究所によると、ふ化した稚魚が昨年12月に約6000匹、今年1月に約5000匹が、それぞれの水槽内で全滅していたのが見つかった。
施設の水槽に海水を送るポンプが昨年12月から不調だったという。
このため、通常よりも水槽内に送り込まれる空気圧が高まり、窒息死したとみている。
生き残ったのは2000匹と少なく、繁殖が見込めないと判断。
今年の放流を見送った。
今後、同ポンプを早急に整備し、空気圧をモニタリングする計測器を導入して対応する。
同研究所は13年から、人工授精させた稚魚を増やす研究を続けてきた。
担当者は、「原因を究明して再発防止に努める。さらなる飼育技術向上を目指す」と、来年度の放流に意欲を燃やす。
『アカムツ 稚魚、放流断念 ポンプ不調で大量死 県水産研究所 /富山』
https://mainichi.jp/articles/20190130/ddl/k16/040/222000c
上記ノドグロ事例に関し、2019年1月26日9時2分に朝日新聞からは、水中の空気過飽和によるガス病だったという下記趣旨の記事がネット配信されていた。
人工授精して育てた高級魚ノドグロ(標準和名アカムツ)の稚魚を放流している富山県農林水産総合技術センター水産研究所(滑川市)は、今春の稚魚の放流を中止すると発表した。
放流予定だった稚魚約1万1000匹が全て死んだため。
2013年に世界で初めてノドグロの人工授精に成功した同研究所は、16年から計約8万9000匹の稚魚を放流してきた。
同研究所によると、昨秋に富山湾や新潟県沖で捕獲したノドグロから採取した卵を孵化させ、計約1万3000匹の稚魚を育てていた。
しかし、昨年末~今月初めに約1万1000匹が死んだ。
残る2000匹は種苗生産技術の研究に使うため、今年の放流は中止にしたという。
死んだ稚魚は、水に溶け込んだ空気が過飽和状態になった時に魚の血管内などに気泡が生じる「ガス病」になったという。
同研究所は、稚魚を飼育する水槽に海水を送り込むポンプや配管に隙間ができ、空気が過剰に水に溶け込んだとみている。
同研究所の田子所長は、「今回の事故は大変残念。教訓にしたい」と話している。
出典
『人工授精ノドグロ、稚魚1万匹全て死ぬ 今年の放流中止』
https://www.asahi.com/articles/ASM1T43JCM1TPUZB006.html


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。