2015年11月22日12時35分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大阪府貝塚市で2013年8月、遮断機が下りなくなった水間鉄道の踏切内で電車(2両)と乗用車が衝突し、車を運転していた男性(31)が軽傷を負った事故で、大阪府警は、同鉄道の男性助役(50)と電車の男性運転士(59)が適切な安全対策を取らなかったなどとして、業務上過失致傷容疑で12月上旬にも書類送検する方針を固めた。
捜査関係者への取材でわかった。
捜査関係者によると、同鉄道では、事故の約20分前から、今回の現場を含む複数の踏切で「遮断機が動かなくなっている」と、通行人らから通報が入っていた。
同鉄道は内規で、踏切故障の際、職員を現場に派遣すると規定。
しかし、当時、その責任者だった助役は指示を出さず、また、助役から不具合の連絡を受けた運転士も踏切の状態を確認しないまま電車の運行を続け、その結果、13年8月27日午前8時40分頃、踏切が上がったままの「森2号踏切」(貝塚市三ツ松)内に進入してきた車と衝突事故を起こし、車の男性に軽傷を負わせた疑いがある。
車は、前部が大破していたという。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20151122-OYT1T50026.html
(ブログ者コメント)
以下は、5ケ月前の関連情報。
(2015年6月10日13時50分 朝日新聞)
大阪府貝塚市の水間鉄道の踏切で2013年8月、普通電車と乗用車が接触し、車を運転していた男性(30)が軽傷を負った事故で、府警は10日、業務上過失致傷の疑いで同市の水間鉄道本社を家宅捜索した。
府警によると、男性は「遮断機が下りていなかった」と証言。
府警は、遮断機の電気系統などに異常があり、同社が安全対策を怠った疑いがあるとみて、調べている。
同社の兼弘総務部長は、「事故後に調査したところ、警報機や遮断機に異常はなかった。当時も正常に作動していたはずだ」と話した。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASH6B41Y6H6BPTIL00C.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。